あらすじ
有罪判決を受け警察官を辞め、探偵の手伝いをするようになった麻生龍太郎。温泉芸者として流転の生活を送っているという元妻を探して、初雪がちらつくなか、麻生は新潟の山間の温泉町にやって来た。寂れた温泉街で聞き込みを始めた矢先、この町の有力者から資金を受けていたという男が失踪し、直後、宿の女将が何者かに殴られ重傷を負った。この町で何が起きているのか? そして、動揺する麻生の前に、妻を連れ去った男――山内練が現れた……。
『RIKO』、『聖なる黒夜』から連なる麻生龍太郎シリーズ、23年ぶりの長編刊行!
2026年12月頃、続編刊行予定。
著者作家生活30周年記念作品。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
『聖なる黒夜』シリーズの23年ぶりの続編!
本編を再読しないままに読むことになったので、内容を覚えているか少し不安だったけれど、読みだしたら徐々に思い出してきたため、まったく問題なしでした。そして、麻生と練の関係がやはり好きすぎる。練登場以降は、夢中になって一気呵成に読んでしまった。愛なのか憎しみなのか、縺れに縺れた執着たまらんです。拗らせすぎか。
続きに大いに期待! そのためにも、作者さまには生きのびてもらわねば…一読者の私も生きる。
Posted by ブクログ
終盤を読んでタイトルに納得。
印象に残りすぎたセリフとシーン
※軽いネタバレ注意
「来ちゃった」
→彼女のようなセリフで現れる練可愛い。
テンションがおかしくなり数十分読めなくなる。
「ただ、あんたにだけ興味がある」
→男も女にも興味がなく麻生さんにだけ執着している。
「心が壊れるのは、壊れてしまわないと死ぬしかなくなるからなんだ」
→わかりみが深い
みんなでカレーうどんを食べる。私も食べたい
「あの男はわたしに執着しています。まるで邪恋です」
→突然の告白
「嵐が過ぎ去ったあとに見つけたとしたら」 「見つけた?何をですか」
「花ですよ」
花=練?!
ただかわいい。愛おしい。と、は?!
Posted by ブクログ
ずっとずっと待っていた「聖なる黒夜」の続編。
元妻の消息を追いはじめた麻生の周りで事件が起こる。道を違えたはずの練が、趣味だといいながら麻生にまとわりつくのが哀しくも嬉しい。ふたりの間には運命のなかで引き裂かれても寄り添いたがる魂がある。嵐のあとに残った花を、ただ愛しいと思う麻生。他人にではなく、練に言ってやってよ
Posted by ブクログ
23年ぶりの麻生龍太郎長編。
もうそんなに経ったのか…
そもそも最後探偵になったところまでしか覚えてなかったけど、まさか服役していたとは…
服役を終えた麻生は出て行った元妻の手がかりを探しに新潟の山間にある温泉地へ。
そこで待っていたのは、暴力団と関係のある人物の殺人事件。
もう警察でも探偵でもない麻生だったが、温泉街で出会った人々との人生話から、犯人の人物像に迫っていく…
23年ぶりでもしっかり重厚なミステリーでほっと一安心。
いろいろ忘れてしまったこともあるが、練を始め、続々と久しい名前が上がれば、シリーズへの愛着心も再燃する。
そんなに期間が空いた感じがしないのは、初出が電子書籍で2009年から連載されていたせいなのか、前作からの無理なつながりが感じられかった。
これで第一部。
まだ回収されてないことがあるので、12月に予定されている第二部の刊行が楽しみ。
Posted by ブクログ
過去のある男女が
ひなびた温泉街で出会い
事件が起きって話しだけど
舞台の日本海側の冬
海の色を灰色だと
知らない人はピンと来ないかも
私は 鉛色の空と海が冬の日本海の印象
主人公が
23年ぶりに帰ってきました
12月の続編楽しみ
Posted by ブクログ
嵐が去ったあとに残った、小さな花。
・麻生の表現する練が素敵だなと思った。それは愛さずにはいられないよな〜。
早く続きが読みたい、、
Posted by ブクログ
警察官を辞めて逃げていなくなった元嫁を探している現在探偵の手伝いをしている麻生
最後に元嫁玲子がいたと聞いた新潟の山間の温泉にやってきた
そして殺人事件が起きた
同じ宿に泊まっていた鈴木という男がいなくなったと鈴木の妻が騒ぎ麻生から妻を連れ去った山内が現れた
それぞれが抱える秘密
山内と麻生の関係
Posted by ブクログ
山内練と麻生龍太郎のお話の、数十年?ぶりの続編でした。
鄙びた温泉旅館と温泉街が舞台で、でてくる料理とか酒ばっかり飲んでる登場人物たちとかモロ好みで、たいへん楽しく読めました。つかず離れず、ってかんじの練と麻生なんですが、決着するんでしょうか?練の冤罪は晴れるんでしょうか?、ってか練も麻生も、いったいいくつなんだよってかんじです。
とはいえ、二人の行く末が気になるので、続き出たら必ず読みます。
Posted by ブクログ
麻生龍太郎シリーズ。
警察官をやめ、探偵の手伝いをしている麻生は、温泉芸者をしているという元妻を探しに新潟の温泉町にやって来た。
聞き込みを始めた矢先、同じ宿にいた男が失踪し、翌朝、宿の女将が何者かに殴られて重傷を負う。
元妻を探す筈が、そのうち元妻を連れ去った山内練が現れて…。
彼らは、失踪した男が殺されていたのを発見し、事件を無視できなくなる。
雪が舞う温泉町の情景が目に浮かぶほどの描写だった。
事件が緩やかに解決していくと感じてしまうのは、麻生の語りが穏やかで優しくもあるからだろうか。
気がつくと誰も酷い状態にならずに終息しているといった感じだった。
孤独と悲哀を感じるのは、海が灰色だからなのか。
Posted by ブクログ
麻生と練の話がまた読めるとは!
忘れてしまっている部分も多かったけど、やっぱりこの2人は離れられないなあ。
まだ続くようなので楽しみに待とうっと。