坂木司のレビュー一覧

  • 女子的生活(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    心強く生きてる主人公だから読んでて清々しかった。好きなものを大切にして、周りから理解されなくても自分のことを卑下せずやりたいことを突き通すのカッコい〜〜たのし〜〜ってなる。
    元気出したい時に良い。

    0
    2024年05月12日
  • ウィンター・ホリデー

    Posted by ブクログ

    「ワーキングホリデー」の続編。

    ぎくしゃくしながらの親子関係の構築、という基本線は踏襲しつつ、子供が思春期の入り口らしいこじらせの気配を漂わせ始めたり、母親の存在感が増してきたりと着実に話が進んでいます。基本的に不器用ながらも善人たちの物語なので(特にコブちゃん!)、ほっこりしながら気軽に読める作品です。

    初詣の辺りで深読みしすぎて嫌な展開が脳内をよぎりましたが、完全な思い過ごしで安堵しました(笑)。

    0
    2024年04月29日
  • シンデレラ・ティース

    Posted by ブクログ


    主人公のサキが、いつも一生懸命で周りの人を大切にできる性格だから、読んでいて私の心も暖かくなりました。
    そして、歯科医院のスタッフの患者さんへの思いも素敵です。
    歯科に対する知識も増えて、読者を前向きにさせてくれる、ほのぼのしたお話でした!

    0
    2024年04月20日
  • ホテルジューシー

    Posted by ブクログ

    うわーん、泣いちゃう。
    余白。余白だよな。「てーげー」の気持ち。
    それを持たないと。
    坂木司の書く主人公は、どれだけおせっかいでもイライラしない。
    頑張り屋さんで、心の声をたくさん聞かせてくれるから。
    私にはできないことばっかりだ。
    できるようになりたい。うわーん。ていうかオーナーのようになりたい。ふにゃふにゃした人になりたい。私はきついし、圧が強いし、芯がぶれてるし。きつい。

    0
    2024年04月19日
  • 動物園の鳥 ひきこもり探偵シリーズ3

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    引きこもり探偵シリーズ第三弾。「自分が人の悪意から救うべき者、あるいは救えなかった贖罪として。守っているふりして相手にすがっているのだ」滝本よく言ってくれた。自分に病弱な妹がいるからわかったんだね。「僕を手放しで必要としてくれる人の手をとって。その人に支えられて。そうやって生きてきた。」青空の卵を読んだ時、引きこもりの鳥井だけじゃなく坂木も救えないと思ってたから続きを読むか迷ったのだが、読んでよかった。「外は小雨で、薄暗い。誰かに顔を見られたくない人間が出歩くには、最高の天気だ。そしてノックの音が響いた」

    0
    2024年04月05日
  • うまいダッツ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     書店で見かけたとき、タイトルよりも帯にある「うまい棒」の4文字が目立っていた。『和菓子のアン』シリーズを手掛ける坂木司さんの新刊は、全5編に誰でも食べたことがある有名菓子が登場する作品集である。

     某高校に存在する緩-い部活動、その名も喫茶部。1年生のあるグループは、普段は部室で持ち寄ったおやつを食べるだけ。そんな彼らに、「うまい棒」にまつわる噂話が持ち込まれる。「うまい棒」一本で世界の秘密がわかる?

     「うまいダッツ」。大真面目に噂を検証するべく、週末のショッピングモールに集う面々。噂の真相は、至って真面目なのだった。「チロル・ア・リトル」。本作中では嫌な話。高校生に難題を処理させるな

    0
    2025年02月13日
  • 仔羊の巣 ひきこもり探偵シリーズ2

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ひきこもり探偵シリーズ第二弾。「誰にもなつかない動物のオンリーワンであることを、杖にしてすがっているのか?」鳥井も坂木も救われないと思ってたことを滝本が言ってくれた。少しずつ関わる人も増えてきて状況がかわるだろうか?「目の前に相手がいなくても、その人のことを思いやったときから友達なんだよ」おばあちゃんの言葉も心に響いた。「困ってる相手に伝えればいいんだよ。」ひとりじゃない。そう教えてあげること。同じ時間を生きている人々。その人たちすべてが、どうぞ幸福な一瞬を誰かと分かち合うことが出来ますように。沁みる。

    0
    2024年04月01日
  • 動物園の鳥 ひきこもり探偵シリーズ3

    Posted by ブクログ

    ひきこもり探偵完結編。

    第一弾、第二弾はさくさくっと読みましたが、第三弾の今作は、引き込まれるように読みました。

    清々しい終わり方でした。

    ただ、どちらかというと自分は松谷さんタイプで…。でもここで凹んでしまってはこの本を読んだ意味がありませんよね!自分を大事に、大切な人を大事に!

    0
    2024年03月25日
  • おやつが好き お土産つき

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    もともとエッセイは苦手だったのだけど、久しぶりに薦められて読んでみたら面白い!

    どのページもきらきらしたおやつでいっぱいで、筆者のおやつへの想いがあふれていて、ページをめくるたびに幸せな気分になれる。「おやつ」の表現もすごくよかった。おやつを楽しみにしている様子もすごく伝わってきた。

    だけど、どの「おやつ」も描写を読むだけでは想像できなくて、とにもかくにも実物を見て食べたくなった。


    そして何よりも、「エッセイは現実の話だから、SFやミステリのフィクションを超えることはないだろう」なんて思いこんでいたのだけど、こんなにワクワクしながらページがめくれるとは!また、読んでみなくちゃ。

    0
    2024年03月21日
  • おいしい旅 初めて編

    Posted by ブクログ

    旅と、食の思い出にまつわるエトセトラ。”初めて”と副題にあるだけあって、非日常。旅に出るきっかけもひとそれぞれ。
    下田に行ってみたくなった。
    台湾へは派遣で働いている彼女が一人旅、のはずが会社のお使いもする羽目に。
    函館はカフェめぐり。函館の話の内容は重たかったけれど、カフェには行ってみたいな。NHKの”ふるカフェ系 ハルさんの休日”を思い出した。
    糸島の彼女たち。出かける前の後ではさぞ印象が変わったことだろう。

    0
    2024年03月13日
  • ホテルジューシー

    Posted by ブクログ

    正義感を振りかざす主人公には共感できないし、読んでてちょっとモヤっとする。でもやっぱり沖縄はいいなぁ、沖縄行きたいなぁと思える作品。

    0
    2024年02月29日
  • エール!(2)

    Posted by ブクログ



    お仕事小説アンソロジー
    「エール!」第2段

    ●職業:スイミングインストラクター
    作品名「ジャグジー・トーク」
    作者:坂木司
    キッズスイミングのインストラクターがスクール後に入るジャグジーでのトーク。子供に教えるには何が大切なのか?やはり子供が好きなことが必要みたい。

    ●職業:社会保険労務士
    作品名「五度目の春のヒヨコ」
    作者:水生大海
    事務のおばちゃんからヒヨコと呼ばれる、なりたての社労士雛子。いろんな壁にぶち当たりながら成長してゆく。頑張れ!

    ●職業:宅配ピザ店店長
    作品名「晴れのちバイトくん」
    作者:拓未 司
    扱い辛いバイトのクルーのピンチに体を張って助ける女性店長、人を使うこ

    0
    2024年02月28日
  • 鶏小説集

    Posted by ブクログ

    鶏料理を軸にいろいろな人の視点でつなぐ連作短編集。あれ?さっきちょろって出てきた人だ!となると、次は次はとどんどん読み進められます。シリアスなところもあるけれど、暗くなりきってないというか、小さく光は見えるなって印象。それが良かったです。みんな良い人っのは違うけれど、悩む姿にみんな生きてるって思えた。やはり坂木司、好きです!

    0
    2024年02月18日
  • 肉小説集

    Posted by ブクログ

    ほんタメ!で紹介されたのをみて読んだ。
    豚の表紙が良い!

    アメリカ人の王様良かった!
    自分とは趣味が全然違うからと言って合わない、嫌いになるということではない。

    アメリカ人と思う、王様だと思うことで他人を受け入れることができる。
    でも歩道の真ん中で土下座はしないようにする笑

    肩の荷(+9)も良かった!
    上司との関係も、部下との関係も最高。
    信頼し合えているのが伝わった。
    正直に、誠実に、嘘はいつか返ってくる!

    ほんの一部も終わり方がオシャレだった。

    ほっとできる短編でめちゃくちゃ読みやすかった。
    鶏バージョンも読みたい。

    0
    2024年02月18日
  • 青空の卵 ひきこもり探偵シリーズ1

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    困っている人をほっとけない坂木司が自称引きこもりの友人鳥井真一に相談しながら謎を解いて行く。女だからという理不尽で傷ついた巣田さんが今回は加害者だった夏。バイク事故で目が不自由になった塚田くんをつけていた犯人を解決した秋。冬の贈り物を栄三郎が簪に作り変えた。春の子供で親子関係を見つめ直した。和菓子のアンを読んだ時、女性だと思っていた著者。デビュー作を読んでみた。「人に話すほどのことでもない小さな不幸を溜めすぎ落ち込んでいる自分を恥じ泥沼にはまりこんでしまう」なんて繊細なんだろう。続きを読むか迷ってしまう。

    0
    2024年02月16日
  • 何が困るかって

    Posted by ブクログ

    これは割とキモい。そして意味不明なのも多くて。それがむしろ恐怖を煽る面もあってますますキモい。
    鍵のかからない部屋なんてホラー感が最高だし、都市伝説も胸糞悪いこと限りなし。いや勝手にこの人の作品に期待していた?感じからのギャップがもう突き落とされるようでまさにギャップ萌えではなかろうか。
    表題作みたいになにか裏があるのかなぁと勘ぐりたくなるような意味不明さのものもあるけど、適当に読んで勝手に妄想するのがいとをかし、てな。

    0
    2024年02月13日
  • おやつが好き お土産つき

    Posted by ブクログ

    読んでたら久々に近所の和菓子屋さんのお菓子が食べたくなって駆け込んだのでした。
    黄身しぐれ最高。
    あと二人静は私もふたりしずかだと思ってました。
    ににんしずかなのかー!
    これすごく好きなお菓子です。落雁の中の至高。

    0
    2024年01月31日
  • おいしい旅 初めて編

    Posted by ブクログ

    「アミの会」のアンソロジー。
    『初めて編』ということで、七編のストーリーは、初めて訪れる旅先での初めての食べ物が登場する。

    料理が美味しそうだったのは、乗り鉄・食べ鉄にも嬉しい「下田にいるか」坂木司さん。なんと言っても下田なら行けそう!と思えるのが嬉しい。観光も楽しそう。

    もうひとつは、サハリンでのロシア料理がたっぷりの「地の果ては、隣」永嶋恵美さん。初めて読む作家さん。作中では、既にロシアとウクライナの戦争の気配が描かれていて、今は…まだ、いつになったらロシアに旅行に行こうと思えるのかわからないけれど。

    コロナ禍のあと、旅に出る物語が描きにくくなっただろうと思うけれど、むしろ、だからこ

    0
    2024年01月27日
  • ホテルジューシー

    Posted by ブクログ

    止まるのが苦手で常に動いていないと死んじゃうマグロのような性格のヒロが自分と重なった。数々の沖縄料理が出てきて読んでいるとお腹がすいてきた。しっかり者のヒロと少しだらしのないオーナー代理はお互いに足りないところを補っていてナイスコンビだと感じた。≠では、ヒロの失言にオーナー代理がまさかビンタするなんて予想しなかったので驚いた。様々な夫婦の形があるのだと感じた。

    0
    2024年01月18日
  • 短劇

    Posted by ブクログ

    ネタバレ


    YouTubeで紹介されていたのをきっかけに初めて坂木司さんの作品を読みました。

    短編で読みやすく、世にも奇妙な物語といったお話は読んでいて楽しかったです。

    個人的には、ケーキ登場が色んな人の思いが交錯しているのが面白かったです。
    星新一のショートショートを思い出す作品でした。

    0
    2023年12月06日