白井聡のレビュー一覧
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資本はひたすら増殖を目指す。
まるで癌細胞のようじゃない?
増え続けること自体が目的。
昔読んだダイエーの本、
売上1兆円達成の記念イベントを
催したとき、
会長がバチで大太鼓を叩くと
太鼓の皮が破れ、
中に仕込んであったのが
新しい大太鼓。そこに書かれていた
スローガンが、
次の目標は売上2兆円 だったという
演出が、描かれていました。
また、京セラが売上1兆円を達成した後の
創立何十周年かの記念行事の際、
今後の新しい目標を
「世界から
「ザ カンパニー」と呼ばれるグループを目指す」
と掲げ、それだけでは
社員の共通な理解が形成できないから、
具体的な実現目標として
「売上3兆円、利益 -
Posted by ブクログ
最初から2/3ほどは資本論で定義された重要な概念についての解説、最後の1/3で資本論の視点からこれまでの歴史を見直して、現代社会を分析する
最初はとにかく読みづらい 書かれている日本語も分かりづらい 新出の概念は別の資料にあたって調べないと理解できない
少し進んでは戻って読み直して、やっと理解できた気持ちになれる(本当に理解できているかどうかはおぼつかない)
それでも、頑張って読んだ価値はあったと思う
物事を見る視点が一つ増えた気がする
バブル期の経済活動が異常だった、という意識があり、意識的無意識的に節約節制を心がけていたが、それが新自由主義的な文化を前提とした意識活動だったという視点 -
Posted by ブクログ
新自由主義がもらたす、人間の骨抜き化。
以下メモ
・剰余価値の生産方法の変革(=新自由主義/ネオリベラリズム)で、包摂の度合いが高まり魂の包摂も広がる
・新自由主義改革によって資本家は肥え太り、労働者は戦後獲得してきた権利(終身雇用、企業における共同体主義「社員は家族だ!」)を次々と失った
・新自由主義は、人間の魂を、感性、センスを変えた。←新自由主義自体が文化になっているから。
❌「わたしはスキルがないから価値が低いです」
→魂までもが資本に包摂された状態
・人間の基礎価値を信じることが大切。
「私たちはもっと贅沢(=豊かさ)を享受していいのだ」 -
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Posted by ブクログ
【感想】
『資本論』は、資本主義経済を批判的に考察したマルクスの著作である。
資本論が刊行されてから150年近く経つ今、当時よりも一層ラディカルに資本主義が進行している。もちろん弊害も多発しており、そうした「現代社会の暗部」にフォーカスを当てながら、マルクスの論を再考していくのが本書の目的だ。身近な例を持ち出しながら資本主義の欠点を挙げ、その問題は150年以上も前にマルクスによって記されていたことを振り返りつつ、今後の人間の在り方を洞察していく。『資本論』の解説本というよりは、現代社会に潜んでいる資本主義の欠点を具体的にピックアップし、それに資本論はどういう答えを出していたかを紹介する「教本」 -
Posted by ブクログ
オーディオブックで拝聴。
20世紀で終わったと思ってたマルクス主義。だが資本主義の仕組みを紐解いたマルクスの資本論は、新自由主義隆盛の現代であっても、色褪せない部分があるというのはよくわかった。
難解な資本論を現代のグローバリズムの課題と照らし合わせながらわかりやすく説明しているのがこの本の凄いところだと思う。
とはいえ筆者も資本論のすべてをこの本で説明できているわけではなく、意図的にピックアップして取り入れているとも言っているので、これを読んで資本論をわかった気になってはいけないのだろう。
いや、それにしても資本主義(資本制)って本当に複雑で制御不能な代物なんだなと痛感。
ただ -
Posted by ブクログ
日本戦後史論 内田樹×白井聡
白井氏の提唱する永続敗戦レジームなどの新しい概念があり、面白かった。日本は、歪な戦後史を辿っているという認識のもと、現代の諸問題を読み解いていく。戦後、アメリカの冷戦対応に伴い、日本は戦前の官僚体制を温存したまま、戦後を迎えた。そして、東条英機をはじめとする戦犯の首を挿げ替えただけで統治機構を温存させたまま戦後レジームが形成される。その際、白井氏が「敗戦の否認」と呼ぶような、敗戦へのごまかしを進めてきた。ごまかしとは何かと言えば、日本は米国に負けたという感覚を少しずつ減らしていくというもの。これはなるほどなとも思ったのであるが、普通、戦争に負ければ臥薪嘗胆として -
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Posted by ブクログ
"かつて、「戦前の国体」が崩壊の最終過程を驀進していたとき(つまり、十五年戦争の末期)、特権階級以外の国民の命は限りなく粗末に扱われ、あたかもそれは如何様にも処分可能なモノであるかのようだった。
今日、それと全く同じ状況が生じているわけではもちろんない。(略)" 180ページ
ここを読んで、ヒーっとなった。「全く同じ状況が生じている」ではないか。
そうか、今は「戦後の国体」の崩壊の最終過程なのだな。そのことは何回も別の箇所で書かれている。「戦後の国体」が崩壊するのは良いのだけれど、その後に何が現れるのか。最悪なモノの後には、よりマシなものが現れて欲しいのだが。なんか -
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ネタバレ武器としての「資本論」。 昨年出版された際に丸善で平積みされている際の真っ赤なカバーと強いメッセージ性を感じられるタイトルですごく気になっていた本。 気になった瞬間には、ちょっと難しそうだな、と自分の弱さが出てしまって手が伸びなかったのですが、今年のゴールデンウィークまとめ買いの際に改めて購入した本。 難しかったけれど、読んでよかった。
マルクス「資本論」という難しい書籍を、著者独自の観点で解説してくれている本。 第1講 「本書はどんな『資本論』入門なのか」 の部分にわかりやすくまとめられているので、いきなりですが抜粋引用です。
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私なりの『資本論』の読み方、「