白井聡のレビュー一覧

  • コモンの「自治」論(集英社シリーズ・コモン)

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    流し読み。当事者として正しい情報と相互対話を通して自律して生きていくことは大事だよね、という。理想としてはそうだけど。

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    2025年07月30日
  • ニッポンの正体2025 世界の二極化と戦争の時代

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    ネタバレ

    とにかく日本のこと、世界のことを知らなすぎるので、勉強しようと思って読んでみました。
    もちろん、ちょっと寄っているから、鵜呑みにはしていけないが、本で読むときちんと考えることができる。ネットでの情報だと断片的なものをただ啄んでしまうので。その意味でももっと勉強していかなければ。

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    2025年07月17日
  • 今を生きる思想 マルクス 生を呑み込む資本主義

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    たいへんコンパクトなマルクスの思想の入門書です。

    もっとマルクスの思想の現代的な意義にかんする議論に振りきった内容を予想していたのですが、商品形態論や剰余価値論など、マルクス経済学の基礎にかんする説明に、思った以上に多くの紙幅をついやしているように感じました。

    もちろん現代においてマルクスを読むことの意義にかんする著者自身の意見も、とりわけ最終章ではかなり踏み込んで語られています。資本主義における疎外が労働者の搾取だけでなく、人びとの考えかたにまでひろくおよんでいることを指摘し、そのことがもたらす閉塞感の正体をついて読者の考察をうながしています。ただそれでも、思いのほか正統派のスタイルの入

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    2025年06月26日
  • コモンの「自治」論(集英社シリーズ・コモン)

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    不登校の男の子と古着屋の店長の話から、「小さくてバラバラな店が町に無数にあるからこそ、システムからこぼれおちる差異にあふれた人たちの問題に関与しうる」という部分がとてもグッときた。

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    2025年04月11日
  • 今を生きる思想 マルクス 生を呑み込む資本主義

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    “フォーディズムが終焉したいま、労働者が資本に協力したところでその見返りはない。にもかかわらず、労働者による資本の論理の内面化が進行する。実際は資本に奉仕しているにすぎないのに、自分は自由で進歩的であるかのように思い込む心性が蔓延する。そのとき包摂されているのは、人間の精神である”

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    2025年04月01日
  • 増補 「戦後」の墓碑銘

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    本書は1977年生で、レーニンを専攻する気鋭の政治哲学者である白井聡氏が『週刊金曜日』などに掲載したものや、書き下ろしの論考を一冊にまとめたものです。白井氏が提唱する「永続敗戦レジーム」の発展形です。




    本書は1977年生で、レーニンを専攻する気鋭の政治哲学者である白井聡氏が雑誌『週刊金曜日』に発表した時事評論を中心に、あらたに書き下ろした論考や白井氏が世に出るきっかけとなった、『永続敗戦論』(太田出版)で受賞した石橋湛山賞を受賞した際の記念講演を書き起しなども収録されており、白井氏が提言する「永続敗戦レジーム」の発展形といった内容に仕上がっております。

    僕は白井氏の書いたものにはほぼ

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    2025年02月15日
  • 撤退論

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    衰退する日本をいかに撤退させるかについて、多様な論者たちが論じる一冊。
    サンクコスト、責任追及、同調圧力・・・撤退判断を妨げる要因はいくらでもあるが、どこで撤退の決断に踏み切るのか。
    最後の論者である平川氏の「撤退とは、行くか戻るかの二者択一ではなく、パラダイムシフトなのだ」というメッセージが一番ささった。

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    2025年02月10日
  • ポストコロナ期を生きるきみたちへ

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    コロナ下で思う事はそれぞれの人に沢山あったなと思い出させる本。
    エッセンシャルワーカーありがとうとメディアで流しつつ、近づくなと差別する。大事といいながら低収入を改善しようとしない。ありがとうと言っておけばこき使っていいと思ってるよね。これからは少子化でエッセンシャルワーカーがますます減ってくる。その際にどうするのかな。

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    2025年01月11日
  • 未完のレーニン 〈力〉の思想を読む

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     学生時代、ソ連の威光はだいぶ落ちていたが、レーニンは毀誉相半ばしており、ロシア革命への興味から、『国家と革命』も『何をなすべきか?』も読んだのだが、今回本書を読んでみて、いかに読めていなかったのかを痛感した。

     著者は、この2つの著作を精緻に読み解くことによって、レーニンの思想、国家・革命についての考え方を丁寧に辿っていく。決して読みやすくはないが、著者は一つ一つ順を追って論を進めていくので、諦めることなく読み進めていけば、これまで思いもよらない新しい地平に連れて行かれる。

     ただ、第3章、第4章ではフロイト思想との関係が論じられるのだが、抑圧されたもの、<死の欲動>についての議論は、正

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    2024年09月11日
  • 資本主義とお金のしくみがゼロからわかる! マルクスの資本論 見るだけノート

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    お金の勉強をしている最中なのと、資本論はよく耳にするのに中身を知らないと思ったのが本書を手に取るきっかけでした。資本論自体をいきなり読むのは数ページで挫折しそうで怖かったのでまずはこの本から選びました。全体像は漠然と捉えられて読みやすかったし個人的にはよかった。
    よく知ってる人からすれば、これでわかった気になるなと言われそうですが、ここから他の方の本も読んでいけそうなので入りとしては悪くないんじゃないかなと思いました。

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    2024年07月09日
  • 鈴木邦男の愛国問答

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    著者は本書では先進的な事を言っている訳でも、複雑な事を分かり易く噛み砕いている訳でもない。シンプルな事をそのままぶつけているだけだ。

    それでも著者の思いが感じられる理由として、右翼の旗は掲げつつもその延長線上に何か釈然としないものがあれば立ち止まり周りを眺め、納得出来るものがあればそれがいかに左翼の持ち物であっても採り入れる、懐の深さが挙げられると思う。

    やがては著者一個の愛国心として確固たるものとなっていく。右翼でもなく左翼でもない、鈴木邦男のこころ(一種の保守正道とも言えようか)が本書に書き連ねられている。

    ふたば書房紫野店にて購入。

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    2024年06月16日
  • コモンの「自治」論(集英社シリーズ・コモン)

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    2024.04.20 読み応えがあった。コモンの自治が難しいという現実と、その一方で高い可能性があることを学ぶことができた。自分も実践しなければならない。

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    2024年04月20日
  • 新しい戦前 この国の“いま”を読み解く

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    いつも通りの内田・白井節。物おじせずに真っ当なことを言っている。中国とは軍事力で対抗できないからアメリカ一辺倒にならずに付き合うべきとか、やっぱり時流に流されずにちゃんと考えることの重要性に気がつかされる。
    しかし、彼らも自覚しているだろうけど、このように主張しているだけではジリ貧なので、別の戦略・戦術も必要なんだと思う。

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    2023年11月21日
  • 新しい戦前 この国の“いま”を読み解く

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    今回まとめて読んだ新書群は、ほとんど自分が書店で選んで入手したってこともあるんだろうけど、驚くほど似た主旨のものばかりになってしまった。興味の対象だから仕方ないとはいえ、もっと多方面的に選書しないとって、ちょっと反省。それはさておき、本書も内田印の安心の一冊。新たな戦前よろしく、もはや新たな戦中って主張にはドキッとしたけど、言われてみれば…ってところ。何を言ってもどうしようもないなら、いっそ行き着くところまでっていう、加速主義も確かに分からんこともないんだけど、やっぱり自分としては、あくまで内田さんの言うような、ソフトランディングを期待してしまいます。中高一貫でキャラが固定、体育座りは自分を縛

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    2023年09月07日
  • ポストコロナ期を生きるきみたちへ

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    2020年、COVID-19が席巻した世界では次々と社会の歪みが露呈した。そのコロナ期とポストコロナ期に、次世代の若者たちがどう生きるべきかを内田樹をはじめとした様々な年代の言論人たちが語る。

    内田さんが声をかけて集まった様々な分野の今をときめく著名人たちがコロナとコロナ後の世界をテーマに執筆しました。内田さんのセレクトだけあってみんなけっこう尖っていて(偏っていて)どれも読み応えのある内容でした。中学生向きということで平易な文章で一編が短いのも読みやすくていいと思います。そしてみんな分野が違うので、コロナ期というものを違う角度から見ているのも面白い。また、分野が違っても結局、多くの著者が今

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    2023年08月11日
  • 撤退論

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    少子高齢化社会でも経済成長を続けることは、お米が足りないのにおにぎりをもっと作れって言ってるようなものなのかな。無理よね。
    まず、無理を認めること。
    それから、資本主義社会の外の世界があることを知り、体験し、その世界の間でバランスをとっていくことが鍵だと思った。


    ・大切なことを持続させるために、我々はこれまでの手法からの撤退を学ぶべきなのである。
    ・社会の内と外、此岸と彼岸、文明と自然、常識と非常識などなど、二つの原理を行ったり来たりすることで、問題を「なんとなく」暫定的に解決する。これが地に足を着けることである。
    ・現代における下野とは、他社のニーズを全く気にせず、とにかく徹底的に主観を

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    2023年06月17日
  • 撤退論

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    撤退論。例によって内田樹から寄稿依頼された面々が思い思いに「撤退論」を論ずる。勢い、流れで私も持論を述べたくなるが、テーマ幅広し。一人一人に割かれるページ数が少なく浅い。興味深いのだが〝好奇心のインデックス“程度の本だ。

    切り口がそれぞれ。女性疫学者の三砂ちづるが、撤退の英訳withdrawalを、これは膣外射精という意味にもなるが、人口問題に絡めた性行為の撤退として私感を述べていた。少子化問題に対し、避妊を教育する自らへの疑問、近代化され、そもそも性行為の数が減っている事への警鐘。映画やドラマは見るもので、情報化・計画社会により、日常の起伏が減るように、恋愛や性行為がバーチャルのファンタジ

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    2023年04月02日
  • 今を生きる思想 マルクス 生を呑み込む資本主義

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    感想
    なぜ今マルクスか。小難しい経済理論をこねくり回した訳でない。地球規模での厄災を予見し人類に警告を与えた。それが今実現しようとしている。

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    2023年02月18日
  • ポストコロナ期を生きるきみたちへ

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    中高生を想定読者とした、現在30代〜70代の20名からのメッセージ。今回のパンデミックであらわになった日本社会の欠陥について、こんなに不出来な社会を後続世代に遺すことになってしまった責任を感じ、補正しきれなかった悔しさがにじむ。

    世代が変わると考え方や行動も変わる。是非、現状を反面教師として欲しいです。

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    2023年01月05日
  • 撤退論

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    内田師範のお話以外あまり面白くありませんでした。面白くないのは、たぶん、書いてる人たちの表現力が頭良すぎて何がいいたいのかケムに巻かれたような気持ちになるからかもしれません。

    わかりやすすぎるのも、あれだし難解すぎるのもちょっと。

    正直に申し訳ございません。

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    2023年05月25日