池田真紀子のレビュー一覧

  • 世界中の女子が読んだ! からだと性の教科書

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    楽しく読む、と言うよりも本腰入れて、根気強く読む本でした。内容が豊富で、性に関する適切な情報が分断に盛り込まれており、大学生の時に読みたかったなぁと思いました。高校生や大学生に是非とも読んでほしい、もしくは教員に是非とも読んで子供達に教えてあげてほしいと切に思いました。

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    2021年02月07日
  • 魔術師 下

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    リンカーン・ライムシリーズ第5作目下巻。

    イリュージョニストに勝る犯罪者なんていないんじゃないか、、、
    本気で狙われたら命なんていくつあっても足りない。
    と感心した。

    あと、サックスに対する仕打ち。
    権力をかさにきる人間は嫌いだ。

    しかし終わりよければ全てよし!

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    2021年01月24日
  • スティール・キス 下

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    エスカレーターの不具合は故意に仕掛けられたものと判明、事故は機械を凶器に変えた殺人だった。連続殺人犯の動機は謎に包まれたまま、見習い捜査官をチームに加えライムは真相を追求する。刑事アメリアを狙う狂気の目……真犯人は一体誰なのか?

    無条件で楽しめるシリーズは最高です。
    お得意の捻りは、今回はさほどあざとく感じませんでした。

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    2020年12月28日
  • 幼年期の終わり

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    個から全への進化の話。

    最後の章の「絶望と希望」「破壊と創造」感が素晴らしい。

    訳が良く、とても読みやすかった。


    「ジャンは昔から優れたピアニストだった。そしていま 、彼は世界最高のピアニストだった。」

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    2020年12月28日
  • スティール・キス 上

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    NYのショッピングセンターでエスカレーターが誤作動を起こし、通行人の男性を巻き込んだ!刑事アメリアは必死に救助するが男は痛ましい死を遂げ、あげくに捜査中の犯人を取り逃がしてしまう。リンカーン・ライムに助けを借りたいが、彼は市警を辞めてしまっていた。一方のライムは、民事訴訟でこの事故を調査し始める―。

    シリーズ第12作。前作は未読。身近なハイテクが凶器になりうるとは。着眼点が素晴らしい。下巻に続く。

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    2020年12月26日
  • ボーン・コレクター(下)

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    リンカーン・ライムシリーズ第1作目下巻。
    海外ものは翻訳のせいで読むのに手こずって時間がかかったけど、この下巻の途中からまさに話がジェットコースター!
    夢中で読み切ってしまった。

    シリーズ物なので、次の第二弾も読みたくなった。

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    2020年12月11日
  • ボーン・コレクター(下)

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    映画版が好きだったので、Twitterのフォロワーさんに教えてもらって原作も読んでみた。
    上巻は人物の関係性をじっくり構築しながらも、見えない犯人との戦い、そして下巻に入ってから少しずつエンジンがかかっていき、畳みかけるような終盤の展開に全部持って行かれた。
    面白かった!!
    特に下巻が素晴らしく、一気に読んでしまった。
    リンカーン・ライムとアメリア・サックスの関係性がまだ1巻なのにもう最高のコンビで参った。
    軽快な会話のやり取りの中でリンカーンの毒舌だけど極たまに親しい溢れる温かさも、アメリアの相手への信頼から発生する優しさも、どれもとても良かった。
    2作目がとても良いと教えてもらったので、こ

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    2020年12月08日
  • スティール・キス 下

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    ジェフリー・ディーヴァー『スティール・キス 下』文春文庫。

    下巻。エスカレーター故障の原因が作為的なものであることが明らかになり、犯人の未詳40号はさらなるテロを引き起こす……

    あらゆる機械がネットワークに縛られる現代の仕組みを根底から覆すような犯罪を犯す未詳40号の狙いは……

    『ボーン・コレクター』以来、リンカーン・ライムに降り掛かる命の危険とディーヴァーにしてはありふれた急展開、謎を引きずる結末。色々詰め込まないと面白いストーリーが維持できなくなってしまったのか。

    ラストにリンカーンがアメリアに頼んだこととは……

    本体価格920円
    ★★★★

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    2020年12月05日
  • スティール・キス 上

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    ジェフリー・ディーヴァー『スティール・キス 上』文春文庫。

    リンカーン・ライム・シリーズ第12弾。

    NY市警察から依頼される事件捜査を辞めたリンカーン・ライムと刑事として難事件を追い続けるアメリア・サックスとの間に見えない深い溝が……

    今回は余りにも都合良すぎる展開のような気がする。リンカーンとアメリアを引き離したり、くっつけたりと忙しいね。二人の恋の行方よりもミステリーを存分に味わいたい。勿論、高いレベルの作品であることには間違いない。

    ショッピングセンターで殺人犯・未詳40号を後一歩のところまで追い詰めたアメリア・サックスはエスカレーター事故に巻き込まれた通行人の男性を救出しようと

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    2022年12月27日
  • 幼年期の終わり

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    はじめてのSF作品。
    新しい発想の幅が広がる感じがした。

    普段考えない領域の物語で、その思考したことないわーということがどんどん出てくる。
    なるほど、となったり、なんでそうなった?となったり…。
    普段の生活に落とし込んだら役立つ発想がたくさん転がってた。
    そこからいろんな発想も生まれた。

    SFってリアルとフィクションと理想と希望と未来と、いろいろ混ざってて面白いんだなーと思った。

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    2020年11月20日
  • コフィン・ダンサー 下

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    ネタバレ

    このミス海外編2001年版10位。ご存知リンカーン・ライムシリーズ2作目。推理、アクション、ロマンスとエンタメ要素満載の大型娯楽小説。もちろんミステリーであり、リンカーン・ライムと殺し屋の推理合戦がみどころ。殺人事件の目撃証人達殺害を請け負った殺し屋が凄い勢いで処理していくんだけどその超人的な行動で捕まりそうになりながらしらーと逃亡して犯行を重ねていく。結局目撃証人3人中2人が殺されてしまうが最後の一人は守って犯人も捕まえて終わる。これって警察完全に負けてますね。犯人が実はもう一人いたり、殺人犯を雇った黒幕や動機が意外だったりと終盤はどんでん返しの連続で何がなんだかわかりません。あと、犯人と被

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    2020年11月11日
  • 魔術師 下

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    ネタバレ

    序盤から匂わせといたやつは何もなく、逆にあからさまなものはそのまま実行されるという、読者心理をついた作品。

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    2020年11月03日
  • 世界中の女子が読んだ! からだと性の教科書

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    やっと読めた〜!!!!

    「自分の身体について決める権利を他人に渡してはいけないこと」「困ったとき迷ったとき助けてくれる、自信をくれるのは知識であること」を大切な子どもたちに伝えていきたいな.....

    発見がたくさんあったのでまとめる!

    ①月経は我が身を守るためにある
    生徒から「なんで女子ばっかり辛い思いするの....」「生理辛いから男に生まれてきたかった!」って聞くたびにもどかしかったけど.....。生理には、「攻撃的で侵略的な胎児から母体を守るため(子宮内膜が、栄養を奪う胎児からの侵略を防ぎ、母体分の栄養も確保するための防護壁となっている)」「遺伝子に異常がある子を出産せず貴重なエネル

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    2020年10月22日
  • ポーカー・レッスン

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    裏切りが心地いい、楽しい短編集。読み返したくなる中毒性のある物語多数。どんでん返しが来るんでしょ、て思ってても作者の術中にはまってしまうってすごい。
    「通勤列車」「恐怖」「ポーカー・レッスン」「36.6度」が特に好き。「コピー・キャット」もいいな。

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    2020年10月07日
  • ゲームウォーズ(下)

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    上巻から引き続き面白い。
    ゲームが終わった後も想像がかき立てられるいいお話だったな。日本へのオマージュに溢れてて最後まで良かったです。

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    2020年09月19日
  • ゲームウォーズ(上)

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    80年代オタク知識が読むだけで身につく最高にクールな一冊。
    近未来の話ですが、なろう系の先駆けな感じですね。

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    2020年09月13日
  • ゲームウォーズ(下)

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    映画、レディプレイヤー1が思ったより面白かったので原作読んで見た。

    原作より、面白い。

    オタクによるオタクのためのSF。ヴァーチャル空間でのアバター。その世界の最高の力を得るための戦い。

    日本だとラノベっぽくなるのだろう。

    問題は、そう言うことに全く興味ない人にも面白いかどうかなのだが、余計な心配なのだろうな。

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    2020年09月10日
  • ゴースト・スナイパー 下

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    リンカーン・ライム シリーズ10作目。外れのないシリーズですが、本作はちょっとインパクトが弱い感じもしました。そのせいで、5年前に既に読んでいたことを途中まで気づきませんでした。でも、最後の最後まで楽しめ、ボケるのも悪いばかりではないと思いました。

    ただ、今回は過去の作品に比べると犯人に魅力がなく、二転三転するストーリー展開もちょっと遠慮がちだったような気もします。
    しかし、お勧めのシリーズ。未読の方は1作目の「ボーン・コレクター」から読むのがマストです。


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    2020年09月02日
  • スリーピング・ドール 下

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    ネタバレ

    驚愕のどんでん返しの名手にしては、いささか物足りなさの残る真相だ。
    キャサリン・ダンスの「人間嘘発見器」の手腕も、今回はあまり発揮されていない。
    何より、タイトルにもなっている少女がそれほど大きな鍵を握っているわけでもないのが、タイトル負けというか。
    キャサリン・ダンスというヒロインは魅力的だけどね。

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    2020年08月10日
  • 007 白紙委任状(下)

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    007ファンかジェフリー・ディーヴァーファンが読むであろう本。私は後者。

    「ジェームズ・ボンド」については、映画をチラホラ見て、役者が代わっていくも「ショーン・コネリー」のイメージが強いです。
    近年のスパイ像からすると、やや現実離れした派手なスタイルのスパイという印象
    (近年の007は観てない)

    あとは「ニンテンドー64」のゲーム版で武器を持たず「チョップ」のみで相手を仕留める闘いを友人と狂った様にやっていた思い出があるくらい。

    ジェフリー・ディーヴァーといえば安楽椅子探偵「リンカーン・ライム」シリーズ
    私はマーク・グリーニーの「暗殺者グレイマン」シリーズも好きで
    「探偵モノ」「冒険モノ

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    2020年06月29日