池田真紀子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレジェフリー・ディーヴァーの短編集だったので。
リンカーン・ライム、キャサリン・ダンスと
有名どころも登場して面白かった。
ジョン・ペラムが主人公の作品は読んでいないので、読まないと。
実在の事件を元ネタとした、と著者前書きに書かれていた「ゲーム」は、
読んでいる途中で既読の「狂気の詐欺師一家」の事件だと気が付いた。
実際の話を知っていても、もちろんそのとおりではなく、
面白い、しかも心温まる展開になっていて良かった。
キャサリン・ダンスが事件解決後に会う人物を、
重要人物と思わせておいて、
世紀の巨大タコなのは面白かった。
彼女の子供たち、といっても娘の方だけかもしれないが、熱望していて、
45分も待たされたとあっては、充分、”重大事項”だと思う。 -
Posted by ブクログ
鉄板中の鉄板、ディーヴァーの短篇集。今回も期待通りに楽しめた。「著者まえがき」からすでに面白い。長篇とはまた違う短篇の書き方を、もし自分が「名犬ラッッシー」を書くならと、例を挙げて説明している。これが実にディーヴァーの短篇の持ち味をよく表していると思った。「はらわたまでねじ切れそうなひねり(ツイスト)にサプライズ、意表を突く展開を武器に、読者の急所にずばり斬りこむ」まさにその通りの六篇を堪能しました。
「フルスロットル」
キャサリン・ダンスもの。これが一番良かったかな。仕掛けがあると重々わかっているのに、えー、今回ばかりはダメなんじゃないの?とハラハラドキドキ、作者の掌の上で踊りまくり。二度読みもまた楽し。
「ゲーム」
結末はこうであろうと一部は見当がつくけれど(ディーヴァーの愛読者なら皆そうだろう)、そこに至る道筋は全く見えない。そうか、そういうことかと納得して満足。
「バンプ」
これは楽しい。人が死なないし。ポーカーをする人ならなおさら楽しめるのでは。
「教科書通りの犯罪」
リンカーン・ライムもの。面白いんだけど、犯人にちょっと違和感あり。いや、面白いんだけど。
「パラダイス」
まえがきでディーヴァーが「自分では過去ベスト級のエンディングの一つだと思っている」と書いている。おお、期待度はマックス!だったのだけど…。そのワクワクが強すぎたのか、うーん、そこまで「うっちゃられた感じ」はなかったような。ただ、六作のなかでもっとも映像的で、映画にしたらすごく映えるだろうと思った。そう、この短篇集、オムニバス映画にしたらいいのに。絶対見る!
「三十秒」
珍しくちょっぴり政治がらみ。読者の思いこみを利用したサプライズがお見事。この一篇だけは映像にはしにくいだろうなあ。 -
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ディーヴァーは変わった? 最近作の『魔の山』などの一匹狼主人公コルター・ショーは、初期シリーズ主人公のロケ・ハンター、ジョン・ペラムのようにダイナミックな移動を嫌わないキャラクターだが、まさか本シリーズのリンカーン・ライムまでが、『ゴースト・スナイパー』でのバハマに続いてイタリアにまで移動して活躍してくれるとは!
しかもバハマは近距離の一部移動だったけれど、まさかイタリアはナポリにまでやって来て、現地の捜査陣と組んでの科学捜査で活躍してくれるなんて予想外もいいとこだ。
現地で起用される準ヒーローが、少しおとぼけキャラではありながら純朴極まりない好感度満点の森林警備隊巡査エルコレ。このキャラが従来のシリーズのパターンを打ち破ってくれる純朴さで、凄く良い。
しかも文庫版は、下巻にサービス短編が付いていて、イタリアでの捜査の後のリンカーンとアメリアの結婚旅行と、そこにまで勃発する事件、さらには電話での登場だが、すっかりリンカーンの現地相談役みたいになったエルコレ!
全体に殺伐としていない空気も本作の特徴である。音楽好きの犯罪者役もいつもと違って憎みきれないところがあって、現地捜査陣や風光明媚な舞台装置など、本シリーズにはあまり見受けられなかった穏やかさが感じられる。
むしろヨーロッパならではの地勢的な背景を元にした移民受け入れ政策、そこに発する様々な問題など、現実の国際事情や警察組織のアメリカとの差異など、いつもならざる作品の個性が出て興味深く、シリーズ中相当に個性を発揮してくれた作品であるように思う。
いつものスリリングな語り口と異なる部分へのご批判もあろうが、長らく続いているシリーズだけにこの変化球はぼくにはとても有り難かった。またどこかで純朴な南イタリアのエルコレと再会できる日を楽しみにしたい。 -
Posted by ブクログ
ディーヴァーは変わった? 最近作の『魔の山』などの一匹狼主人公コルター・ショーは、初期シリーズ主人公のロケ・ハンター、ジョン・ペラムのようにダイナミックな移動を嫌わないキャラクターだが、まさか本シリーズのリンカーン・ライムまでが、『ゴースト・スナイパー』でのバハマに続いてイタリアにまで移動して活躍してくれるとは!
しかもバハマは近距離の一部移動だったけれど、まさかイタリアはナポリにまでやって来て、現地の捜査陣と組んでの科学捜査で活躍してくれるなんて予想外もいいとこだ。
現地で起用される準ヒーローが、少しおとぼけキャラではありながら純朴極まりない好感度満点の森林警備隊巡査エルコレ。このキャラが従来のシリーズのパターンを打ち破ってくれる純朴さで、凄く良い。
しかも文庫版は、下巻にサービス短編が付いていて、イタリアでの捜査の後のリンカーンとアメリアの結婚旅行と、そこにまで勃発する事件、さらには電話での登場だが、すっかりリンカーンの現地相談役みたいになったエルコレ!
全体に殺伐としていない空気も本作の特徴である。音楽好きの犯罪者役もいつもと違って憎みきれないところがあって、現地捜査陣や風光明媚な舞台装置など、本シリーズにはあまり見受けられなかった穏やかさが感じられる。
むしろヨーロッパならではの地勢的な背景を元にした移民受け入れ政策、そこに発する様々な問題など、現実の国際事情や警察組織のアメリカとの差異など、いつもならざる作品の個性が出て興味深く、シリーズ中相当に個性を発揮してくれた作品であるように思う。
いつものスリリングな語り口と異なる部分へのご批判もあろうが、長らく続いているシリーズだけにこの変化球はぼくにはとても有り難かった。またどこかで純朴な南イタリアのエルコレと再会できる日を楽しみにしたい。 -
Posted by ブクログ
テクノロジーに生活を奪われないための方法を学ぶことができる。
ズバリその答えが本書のタイトルにもあるように「デジタルミニマリストになり、本当に大切なことに集中する」である。
具体的に
・30日間SNSなどのマストではない時間を奪うテクノロジーをリセットする
・楽しくてやりがいのあることを探す
・30日後、テクノロジーを元通りにし、メリットを再考する
試しにInstagram、Facebookをスマホ画面から消し、Youtubeをホーム画面から離れた場所に移動させ、生活してみた。
最初はいつもの癖で、スマホ画面を開くがいつも触っているアプリがないことに気づく。
それを続けると別にSNSがなくても良いことに気づくと同時に眠る時に目の疲れが半減していることに驚いた。
浮いた時間は家族や読書、映画の時間に充てることができている。
随時知人の状況を把握できなくても大きく困ることはない。それ以上に価値のある時間を過ごすことができている。
現代人にとって必要な考え方を手に入れた。