池田真紀子のレビュー一覧

  • デジタル・ミニマリスト 本当に大切なことに集中する

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    ①買った時のこと
    その時は多分ゲームにはまっていて、仕事や勉強がなかなか手につかず、「自分、これではこのままダメだ」というところで気になって買った記憶があります。
    実際にそこから1年間、SNSを制限しました。制限するといっても「寝る前や朝は触らない」という程度でしたが、そこからかなり自分のしたいことができるようになった感じはあります。

    ②この本の内容
    1. スマホ依存とは何かという解説や、依存から断ち切るための演習がありました。
    2. 衝撃的だった一節に「企業はあなたの時間を奪い、お金にしている」という言葉がありました。これは本の中に画像として載っていたものですが、当時はかなりびっくりして、

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    2026年05月24日
  • トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー

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    人生のぜんぶが詰まってる本!!!!
    ゲームを作る3人のお話。あらすじではサムとセイディの話って書かれると思うけど、これはマークスも含めた3人の話。

    人生はゲームみたいに結末が決まっていて、そこに至るまでの選択の繰り返しなのか?それとも何も決まっていないかな?

    起きてしまったこと、どうやったら起こらなかっただろう?って、頭の中で過去に戻って、どの岐路でどの違う選択をしていたら防げただろう?って考えても、行き着く結果は変わらないと思ったことがあるから、前者なのかもしれないな。

    別離してしまった誰かを思うとき、私の中には枯れそうで枯れない雑草がある、といつも思う。この本の中に書かれてあった「愛

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    2026年05月20日
  • 幼年期の終わり

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    後半の展開は、序盤の予想を大きく覆す。

    ストルムグレン国連事務総長とカレランのほんのりとした友情とか、ウェインライトの合理性とかを見せられると、まぁ言ってみればそのあたりの人類とオーヴァーロードの友情とかが最後のピースになるのかなぁ、と思いきや、とんでもないスケールの展開。

    こんなにスケールが大きいのに、読後のこの寂量感はなんでしょう。
    人類への鎮魂の感情であるとともに、オーヴァーロードに感じる果てしなき哀愁なのかも知れない。
    オーヴァーロードこそ、ニーチェの言う超人なのだろう。解脱できないと知りながら、それでも前を向き進歩を止めない。

    この話、大前提として、全く理解すらできない知性が存

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    2026年05月19日
  • サプライズ・エンディングス 嘘

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    ネタバレ

    ディーバーの長編は好きでいつも手にしている。短編はその話の筋に入り込むまで大変なのでイマイチ〜と思っていたけれど、この本に出会えて先入観が変わった。
    「嘘」というワードからネガティブな暗い陰湿な…予想をしていたけれど、続け様に四作読んでみて一種心地よさにため息ついてしまう。ハラハラさせられたけれど人間って思ったよりもイイ!と感じさせられた。

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    2026年05月17日
  • サプライズ・エンディングス 嘘

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    ネタバレ

    ジェフリー・ディーヴァーの新作だったので。

    コルターが主人公の短編は面白くない訳ではないが、
    長編を読み慣れてるので物足りない感じ。

    「ターニングポイント」は不思議な感じがした。
    途中でふと、連続殺人犯をおびき出すためのもっとも効果的な「餌」は、
    模倣犯だろうなと思いついた。
    ストーリー展開から推理したわけではないし、
    真相が分かった訳でもないし、
    主人公の正体に気づいたわけでもないのに、ふと。
    これも作者の凄さなのだろうか。

    「被害者クラブ」の起承転結が逆転したような、
    主人公の刑事が代理で捜査を始めた時には、
    既に被害者側の復讐が終わっていたという話も面白かった。

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    2026年05月23日
  • サプライズ・エンディングス 罠

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    ネタバレ

    ジェフリー・ディーヴァーの新作だったので。

    短編集で電子版のみだったのを、日本の読者のために訳し書籍化したらしい。
    ありがたい。

    もちろんリンカーン・ライムのお話もあるし、それぞれ面白かったが、
    一番は「麗しのヴェローナ」。
    ヴェローナとはロミオとジュリエットの舞台なので、
    恋に落ちるふたりが主人公のお話。

    ふたりは別々の犯罪組織のボスの娘と息子で、
    父親たちはさらに別の犯罪組織のボスの死をきっかけに
    その縄張りに食い込もうとしている最中に、
    葬式の日に近くのバーで出逢って一目ぼれをしてしまう。
    だが、もちろん悲しい結末のラブストーリーではなく、
    「組織」の世代交代の話だった。

    恋に落

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    2026年05月10日
  • サプライズ・エンディングス 嘘

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    どの場面も面白い。
    長編のひとだと勝手に思っていたが、短編でもしっかりと始まり終わる。そして、面白い。

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    2026年04月26日
  • 幼年期の終わり

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    大好きな異星人とのファーストコンタクト物の中でも、基礎中の基礎だと思っている作品。何度も読み返した。初めて読んだ時はオーバーロードの姿に衝撃を受けた。それはもう、何年もかけて信頼を築かないといけないと、人間に受け入れて貰えないはずだと。
    旧エヴァンゲリオンが影響を受けたという噂を聞いて、買った思い出。ある設定やラストシーンがほのかに旧劇っぽく、表現が壮大で感動を覚える。
    ハヤカワ文庫SF版も欲しいところ。

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    2026年04月26日
  • パチンコ 下

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    人生にやり直しがきくなら、もう少しだけお風呂に浸かっていていいと言い、寝る前にもう一つだけお話を読んでやりたかった。エビフライを皿に山盛りにして食べさせてやりたい。

    今の貴重な子供と過ごす時間を大切にしたいと思った。

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    2026年04月20日
  • パチンコ 上

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    戦争の時代を生きた人、故郷がどこにもない人、民族としてのアイデンティティを持てない人、差別を受けてきた人を知り、
    今の自分は恵まれていると思った。
    人間いつの時代も平等ではないけれど、
    その中で、境遇を僻むことなく懸命に生きたいと思った。

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    2026年04月20日
  • スパイダー・ゲーム

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    連邦捜査官サンチェスの妹が殺されかけたことをきっかけに、サイバー犯罪専門家のヘロンとともに、クモの刺青のある犯人を追うというお話し。
    600ページを超える長編ですが、冒頭から面白くて一気読みでした。犯罪捜査ものですが、犯人の視点も描かれており、それぞれの状況と心情が読めるので、物語の展開が理解しやすかったです。ただ、警察側の事情が細かくて、やや読みにくい部分も。
    サンチェスとヘロンの背景が、物語の展開を邪魔することなく語られていくので、そこはさすがだと思いました。正義感のかたまりのサンチェスと、犯罪行為ありきでマイペースのヘロンが、今後どのような関係になっていくのかも楽しみです!

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    2026年04月15日
  • パチンコ 下

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    ネタバレ

    日本で生まれて日本で暮らしてるのに満足に住むところや働くところも決められないなんて苦しい‥キリスト教への信仰で救われてる面も苦しめられてる面のあるのでは‥虐げられてきたからこそ家族の結びつきが強いんだなあ

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    2026年04月03日
  • デジタル・ミニマリスト スマホに依存しない生き方

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    X、Facebook、Threads、スポーツナビ、Yahooニュースなど、ちょっとした時間になくなんとなく開いてしまっていたアプリをさっそくスマホからアンインストールした。
    アンインストールして数日経つが日常生活にはまったく支障がないので、これらのアプリをいかに目的もなく、ちょっとした間を埋めるためだけに使ってたのだと気付いた。

    これだけでスクリーンタイムが1時間以上減った。ちょっとした間の合計時間が1時間以上というのが恐ろしい…。

    インスタグラムやLINEはまだ残ったまま。とりあえずインスタグラムは1日10分しか使えないように設定して様子見。

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    2026年03月28日
  • ウォッチメイカー 下

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    久しぶりにハラハラドキドキする推理小説を読んだ!
    かなり綿密で複雑な話なので集中しないと訳わからなくなるけどそこがおもしろい

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    2026年03月28日
  • ウォッチメイカー 下

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    んー!!!!なんておもしろいんだ!
    次々変わる展開に、頭が追いつかないけど、それが良い。笑
    上下巻だったけど、さくさくいけました。

    シリーズものとは知らず、ウォッチメイカーから見始めたけど、ここから読んでも問題なかった。次は一巻のボーンコレクターに行きます。
    読むものがたくさんあって楽しい!

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    2026年03月26日
  • スパイダー・ゲーム

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    リンカーン・ライムシリーズのジェフリー・ディーヴァーと元法執行官のイザベラ・マルドナードの共著作品。

    共著という事で、リンカーン・ライムシリーズとは異なるリズムで物語が進みます。連邦捜査官のカーメンと、セキュリティコンサルタントの大学教授ジェイクのコンビが、サイバー空間の闇の中から犯罪すれすれの行為で(ってか、犯罪行為で?)犯人に迫る証拠を掴んでいくんですが、リンカーン・ライムシリーズはどちらかというと静の印象ですが、こちらの作品は動の印象です。

    女性と男性という組み合わせはリンカーン・ライムシリーズと同じですが、全く異なる物語に仕上がっています。シリーズ化もされ、且つ、映像化もされるよう

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    2026年03月15日
  • ポーカー・レッスン

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    私はサスペンス作家であって、哲学者でも精神分析医でもない。興味があるのは、ストーリーテリングに関わる恐怖だけだ。
    ──ジェフリー・ディーヴァー

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    2026年02月15日
  • ファイト・クラブ〔新版〕

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    最初は正直、何が起きているのかよく分からないまま読み進めていた。語り手は支離滅裂、場面は断片的で、ファイト・クラブがいつの間にか組織化し、強襲集団のようになっていく展開。それでも読み進めるうちに、この「分からなさ」自体が、この小説の読書体験なのだと感じた。

    強く印象に残っているのが、ハッセルに銃を突きつけ、獣医になりたいという夢を聞き出し、「それに向かって生きろ」と言い放って解放する場面。暴力的で危険な行為であることは間違いないのに、その言葉だけを切り取ると、私たち自身に向けられているように感じられる。
    人は誰でも、「今ではない」「まだ時間はある」「いつかやる」と言い訳を重ねながら、本当にや

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    2026年01月11日
  • 終身刑の女

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    『わたしが自分の道を歩んでいるように、あの子は自分の道を歩んでいる。世界はもう、ずっとわたしなしで進んできた。わたしはあの子に命を与えた。それは大きな贈り物だ。それは無の反対だ。そして無の反対は、"何か"ではない。すべてだ』―『第五部』

    原題は「Mars Room/火星部屋」。サンフランシスコのストリップ小屋の名前。直訳あるいはカナ起こしでは余り人の目を引き付けないと誰かが考えたのだろう。ただ、読み通してみるとそれだけでは何の感情も惹起しない固有名詞が持ち得る意味が染みて来る。それはただの場末の店の名前。店の従業員も客も世間の枠組みからこぼれ落ちている人々。そこへ集まる目

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    2026年01月07日
  • ボーン・コレクター(下)

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    半身不随のリンカーン・ライムが連続誘拐事件の解決に挑む安楽椅子探偵小説の後半。最終章の事件の真相に迫るところは息を飲む展開で物語に引き込まれる。次回作に続く結びもさすが。

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    2025年12月30日