池田真紀子のレビュー一覧
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読書備忘録1019号。
★★★★★。
サバイバリストで懸賞金ハンター、コルター・ショーシリーズ第4弾。
今回面白いのは、いつも人を探す立場のコルターが、探される立場でもあるという点。
もちろんディーヴァーですから、帯にあるように一筋縄ではいかないストーリー展開!どんでん返しの連続技!
面白くないはずがない!
物語の出だし。とある廃墟の倉庫で如何わしい取引がされている。
取引物はSITとやら。なんじゃいこれ。
携帯型原子炉SMRとかいうものがある。持ち運び可能?ということは悪意をもってウランを取り出して軍事利用することが可能!それを防ぐために取り出そうとしたらウランを無害な化学物質に変質さ -
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一気に読んじゃった感。サスペンスでもミステリーでもないのに先が知りたくて仕方ない感じ、久しぶりに味わった。あらすじも何も知らないで読んだのだけど、思いの外、日本がフューチャーされてたのも親近感が湧く。アメリカのコアなゲーマーに取っては日本のゲームデザイナーですらスラスラ名前が挙がるんだ。びっくり。
友情の話なんだな、と解釈した。仕事の話でもあるけれど。下手に帯とかキャッチを読んでたらかえって読まなかったかもしれない。ちょっと私は起承転結を求めすぎるところがあるけれど、これはそういう話じゃない。どちらかというと心の栄養とか表現される様な物語かも。
読み終わったあとのこの感じを言語化するのがとても -
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この小説もまたゲームのようだ。
読破まで1ヶ月強かかってしまった。少しずつ少しずつ読んでようやくゲームクリアとなった。サム、セイディ、マークスと夏を満喫した。
読み終えてみると作品そのものがシリーズもののゲームだったように感じる。
各キャラクターに成長や変化があるのはもちろん、前章で出てきた伏線が回収されたり、ニヤリとする対比や繰り返しがあったりして、このゲームは2周目3周目の周回で気づくこともたっぷりありそうだ。ひょっとしたらイースターエッグ(隠し要素)もあるかも…
休みをとってガーッとプレイするのもいいけど、一つ一つの街をゆっくり時間をかけて攻略するのもいいもんだ。そしてそういう楽 -
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これは、想像の上を行く展開でした。
ライムが追うウォッチメイカーの事件と、サックスが追う腐敗警官の事件。
この二つが交差することは予想できましたが、思った以上に正面から交じり合っていました。
ウォッチメイカーとその相棒。
最初から、完璧主義の犯罪者が相棒には選ばないような人だったので、そのうち分裂するだろうとは思ったものの、その破局は早めに訪れ、早々にウォッチメイカーの正体は割れ…と思ったら、あんな展開になり…。
確かにいつもの展開から考えると、ああなってこうなるよね、と思ったら、ああなってこうなった後さらにそうなるわけですか!
でも、それはまだ本命というわけではなく。
北欧のミステリな -
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読書備忘録1015号。
★★★★★。
そりゃ5つですよ。
だって、ウォッチメイカーですよ。
だって、シリーズ16作目ですよ。
ニューヨークの高層ビル建設現場でクレーンが倒れる。
政治団体から犯行声明が出る。
上級市民だけが嬉しい高層ビルの建設は即時停止し、パンピー向けの公営住宅を手厚くしろと!
そしてこの要求が飲めなければ24時間後に再びクレーンを倒すという犯行予告。
建設ラッシュに沸くニューヨークでは無数のクレーンが稼働している。
次に斃されるのはどこの現場だ!
更にクレーンが次々に倒れたら!
史上最大の危機に晒された市長はライムに捜査を委ねる!
一方のライム。
宿敵ウォッチメイカーこと -
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ネタバレ蜜蜂
蜜蜂の謎の失踪というニュースを見たことがあると思います。
ある日急に何の前触れも無く蜜蜂がいなくなってしまう。そして、その行く先もわからず、死骸も見つからない。
原因として農薬説やホルモン異常説、地球温暖化説などいろいろと推測されていますが、真の原因はわかっていない。
そんな蜜蜂を巡る、過去・現在・未来の3つの物語が平行して描かれます。
過去は、養蜂用の巣箱を考案した男一家のお話、現在は、養蜂家一家のお話、未来は蜜蜂の絶滅により、衰退した人類社会の中で受粉労働者として働く女性の一家のお話。
この3つのお話しが、エンディングで見事に一つの物語を紡ぐという見事な構成です。
何より、人類が衰 -
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在日でもなく、この時代の日本に暮らしたわけでもない著者が、なぜここまでの物語を書けたのか。それが不思議でならない。そこにまず驚きを感じながら読み進めた。
多くは事実に基づいているのだろうが、物語である以上フィクションも相当混じっているはずだ。それでも破綻することなく、最後までぐいぐい読ませる。四世代にわたる家族の物語を丁寧に描きながら、一人ひとりのキャラクターがしっかり立っている。
女性主人公には、正直なところ、ややいらだつ場面もあった。なぜそこでその行動を取るのか、と。ただ、それが母親というものなのだろうとも思う。
大河ドラマのような壮大な物語でありながら、同時に、紛れもなく実在した歴史の -
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面白かったのでほとんど一気に読んだ!
家族四代記だから、上巻に比べて下巻の登場人物が多いったら。
眠れない夜にそのひとりひとりを思い出してみたりして楽しかった笑
これ、著者が英語で書いたものの、日本語訳なんだね。てっきり韓国の文学だと思っていたけど、巻末の解説を読んで、納得しました。
なんにせよ本当に面白いのでおすすめします。
「パチンコ」ってタイトルが、俄然生きてくる下巻。
コ・ハンスの心情、内心の葛藤、本心なんかも、知りたかったな。
地味で強情なソンジャも、
高潔でザ・聖女なキョンヒも、
現実に生きるヤンジンも、
モーザスの妻裕美もみんな知り合いのように思える。
そしてノア。繊 -
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特に美人でもないし取り柄もないけど、努力家のがんばりやで強情な女の子が、なぜか周囲のいろんな長身イケメンにモテる話って、少女漫画にはありふれすぎていてもうお腹いっぱいなんだけど、
この小説は完全にそのパターンかと思いきや、ギリギリのラインで読ませてくれる力があった!(もしくは、私自身の内面の問題がいくばくか解決していたのかもしれない)
舞台が韓国の釜山と、大阪の生野区っていうところも良かった。どっちも興味があったりよく知ってたりする。
いやでも実際は生野区全然知らなくて、帰省中に鶴橋に行きたかった。今回は行けなかったけど。
ずっと心にひっかかっていた、差別が生まれた歴史や経緯について、当 -
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「いまもゲームやるよね?」と聞かれたら「もちろん」と答えられる程度には、いまもプレイしていますし、この本に出てくるゲームは結構プレイしているものが多くて、それぞれの時代を懐かしく思い出したりしました。
特にスーパーマリオや、MGS、GTAとかは特に印象深かったな。ただ、2001年にオンラインゲームはかなり早いよねと思ったりしたけど、これは日本にいたからそう思うのかもなぁ。
『トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー』は小説としてはそれなりに紙幅の太い部類に入るんじゃないかと思うんだけど、この長さだからこそ確り登場人物が描かれて発生するイベントでいちいち心を動かされることになる。主