池田真紀子のレビュー一覧
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ネタバレジェフリー・ディーヴァーの新作だったので。
コルターが主人公の短編は面白くない訳ではないが、
長編を読み慣れてるので物足りない感じ。
「ターニングポイント」は不思議な感じがした。
途中でふと、連続殺人犯をおびき出すためのもっとも効果的な「餌」は、
模倣犯だろうなと思いついた。
ストーリー展開から推理したわけではないし、
真相が分かった訳でもないし、
主人公の正体に気づいたわけでもないのに、ふと。
これも作者の凄さなのだろうか。
「被害者クラブ」の起承転結が逆転したような、
主人公の刑事が代理で捜査を始めた時には、
既に被害者側の復讐が終わっていたという話も面白かった。 -
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ネタバレジェフリー・ディーヴァーの新作だったので。
短編集で電子版のみだったのを、日本の読者のために訳し書籍化したらしい。
ありがたい。
もちろんリンカーン・ライムのお話もあるし、それぞれ面白かったが、
一番は「麗しのヴェローナ」。
ヴェローナとはロミオとジュリエットの舞台なので、
恋に落ちるふたりが主人公のお話。
ふたりは別々の犯罪組織のボスの娘と息子で、
父親たちはさらに別の犯罪組織のボスの死をきっかけに
その縄張りに食い込もうとしている最中に、
葬式の日に近くのバーで出逢って一目ぼれをしてしまう。
だが、もちろん悲しい結末のラブストーリーではなく、
「組織」の世代交代の話だった。
恋に落 -
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連邦捜査官サンチェスの妹が殺されかけたことをきっかけに、サイバー犯罪専門家のヘロンとともに、クモの刺青のある犯人を追うというお話し。
600ページを超える長編ですが、冒頭から面白くて一気読みでした。犯罪捜査ものですが、犯人の視点も描かれており、それぞれの状況と心情が読めるので、物語の展開が理解しやすかったです。ただ、警察側の事情が細かくて、やや読みにくい部分も。
サンチェスとヘロンの背景が、物語の展開を邪魔することなく語られていくので、そこはさすがだと思いました。正義感のかたまりのサンチェスと、犯罪行為ありきでマイペースのヘロンが、今後どのような関係になっていくのかも楽しみです! -
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X、Facebook、Threads、スポーツナビ、Yahooニュースなど、ちょっとした時間になくなんとなく開いてしまっていたアプリをさっそくスマホからアンインストールした。
アンインストールして数日経つが日常生活にはまったく支障がないので、これらのアプリをいかに目的もなく、ちょっとした間を埋めるためだけに使ってたのだと気付いた。
これだけでスクリーンタイムが1時間以上減った。ちょっとした間の合計時間が1時間以上というのが恐ろしい…。
インスタグラムやLINEはまだ残ったまま。とりあえずインスタグラムは1日10分しか使えないように設定して様子見。 -
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リンカーン・ライムシリーズのジェフリー・ディーヴァーと元法執行官のイザベラ・マルドナードの共著作品。
共著という事で、リンカーン・ライムシリーズとは異なるリズムで物語が進みます。連邦捜査官のカーメンと、セキュリティコンサルタントの大学教授ジェイクのコンビが、サイバー空間の闇の中から犯罪すれすれの行為で(ってか、犯罪行為で?)犯人に迫る証拠を掴んでいくんですが、リンカーン・ライムシリーズはどちらかというと静の印象ですが、こちらの作品は動の印象です。
女性と男性という組み合わせはリンカーン・ライムシリーズと同じですが、全く異なる物語に仕上がっています。シリーズ化もされ、且つ、映像化もされるよう -
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最初は正直、何が起きているのかよく分からないまま読み進めていた。語り手は支離滅裂、場面は断片的で、ファイト・クラブがいつの間にか組織化し、強襲集団のようになっていく展開。それでも読み進めるうちに、この「分からなさ」自体が、この小説の読書体験なのだと感じた。
強く印象に残っているのが、ハッセルに銃を突きつけ、獣医になりたいという夢を聞き出し、「それに向かって生きろ」と言い放って解放する場面。暴力的で危険な行為であることは間違いないのに、その言葉だけを切り取ると、私たち自身に向けられているように感じられる。
人は誰でも、「今ではない」「まだ時間はある」「いつかやる」と言い訳を重ねながら、本当にや -
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『わたしが自分の道を歩んでいるように、あの子は自分の道を歩んでいる。世界はもう、ずっとわたしなしで進んできた。わたしはあの子に命を与えた。それは大きな贈り物だ。それは無の反対だ。そして無の反対は、"何か"ではない。すべてだ』―『第五部』
原題は「Mars Room/火星部屋」。サンフランシスコのストリップ小屋の名前。直訳あるいはカナ起こしでは余り人の目を引き付けないと誰かが考えたのだろう。ただ、読み通してみるとそれだけでは何の感情も惹起しない固有名詞が持ち得る意味が染みて来る。それはただの場末の店の名前。店の従業員も客も世間の枠組みからこぼれ落ちている人々。そこへ集まる目 -
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★★★★★ 韓国から日本に渡った一人の女性、彼女の人生で絶えることなく続く苦労と小さな幸せと愛。人生はパチンコの如く。負けると決まっている勝負、なのに続けてしまう。力強いエピック。
★★★★★ Life of a Korean woman who survived all the difficulties the life threw at her. And about her beloved ones, Korean or Japanese. Life is a Pachinko. It’s not fair. You’re bound to lose. But you keep play -
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