眠れるアンナ・O(新潮文庫)

眠れるアンナ・O(新潮文庫)

友人二人が刺殺された現場近くで、アンナはナイフを手にしたまま昏睡状態に陥ってしまう。以来四年間、容疑者とされたまま眠り続けていた。睡眠が関連する犯罪の専門家ベンは、彼女に刑事責任を問うために覚醒させる任務を受ける。だが、アンナが目覚めたとき、事件は思わぬ方向へと転がり落ち……。目に映る真相が幾度も覆される驚異のクライマックス。全英の話題をさらった超弩級のデビュー作!(解説・三橋曉)

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眠れるアンナ・O(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    超★5 四年間も眠り続ける容疑者を目覚めさせよ!彼女は事件に関係していたのか… #眠れるアンナ・O

    ■あらすじ
    心理学者で睡眠が関わる犯罪が専門のベンは、ある日上司から内密に呼び出される。かうてに発生した刺殺事件の容疑者の治療を引き受けなくてはならなくなった。

    容疑者の名前はアンナ・オグルヴィ。

    0
    2025年08月13日

    Posted by ブクログ

     二人の人間が刺殺された事件で最重要容疑者となったアンナ・オグルヴィ、通称〈アンナ・O〉は、発見直後には深い眠りについていて、以来、四年近く目覚めることなく眠り続けている。殺人罪として起訴したいという思惑が絡んで、睡眠による犯罪の専門家であるベネディクト・プリンスは、彼女を目覚めさせるために、治療を

    0
    2025年08月05日

    Posted by ブクログ

    夢遊病、生存放棄症候群という現実にも存在する難病をテーマに繰り広げられるミステリー。

    眠り姫ことアンナが本当に殺人を犯したのかを、犯罪心理学者のベンが解明していく展開。

    聖書や哲学色強めの作品で人によってはそこがむしろ読みにくさを助長してしまう。
    私はそういう作品が好きなので、個人のアイデンティ

    0
    2025年10月06日

    Posted by ブクログ

    友人2人が殺害された現場近くで、昏睡状態で発見されたアンナ・オグルヴィ。生存放棄症候群と診断された彼女を目覚めさせるために指名されたのは、犯罪心理学者のベネディクト・プリンスだった。彼は独自のアプローチでアンナを目覚めさせることに成功するが……。
    単純なフーダニットのプロットに、あんなことやこんなこ

    0
    2025年09月23日

    Posted by ブクログ

    非常に読みやすく600ページもあるのにテンポ良く進みました。ラストはびっくり!だけど、こんなにうまくいくかなあ、、と疑問符わきまくり。途中の展開にも、ここまでひねらないといけなかった?という印象。なかなかこういう展開はないかなあ、とは思ったけれど、もう少し前半整理してくれても。精神医学の講義聴いてる

    0
    2025年08月19日

    Posted by ブクログ

    アンナ・オグルヴィは将来を嘱望された25歳の雑誌編集長。4年前のある夜、雑誌社を共同で経営していた同僚2人が刺殺され、その現場近くで、ナイフを手にしたまま深い睡眠に落ちていたアンナが発見され、以来彼女は眠り続けている。タブロイド紙に 〝眠り姫〟と呼ばれたアンナの症状は、神経学者には「あきらめ症候群」

    0
    2025年08月13日

    Posted by ブクログ

    何とも冗長な小説。
    作者はこの小説がデビュー作らしいが、自分の文章に酔っているかのように余分な描写が多い。読んでいるうちにフラストレーションが高まるのと反比例して評価がどんどん下がった。一応ミステリーにはなっているので3点つけたが、実感としてはそれ未満。

    結末にしても、読んでいてトリックの全ては分

    0
    2025年11月13日

    Posted by ブクログ

     タイトルを見た時、クセのある作品だろうと思ったら、やっぱりそうだった。
     ダラダラと長いと他の人が言っていたけど、そのとおりで、飛ばし飛ばしで読んだ。繰り返しも多い。最後の数ページは無理な設定の言い訳に費やしている感じを持ってしまう。
     登場人物も少ないので、犯人は途中でそうかも?と思った。

    0
    2025年11月01日

    Posted by ブクログ

    不確かな記憶による自己同一性の揺らぎとか、自由意志の存在を前提とする法律の限界とか、精神疾患を治療することの難しさとか、物語そっちのけで考え事しながら読み終えた

    地の文が絶妙に入ってきづらかったからか、いまいち没入感がなかった。
    二転三転する感じは楽しかったけれど、なぜか初っ端から犯人と決めつけて

    0
    2025年09月13日

    Posted by ブクログ

     う~む…でした。

    約700ページ、すごく先が気になるでもなく、ただ、ここまで読んだからという意地で読み終えた感じでした。

     最後のどんでん返しは面白いとは思うのですが、やりとりや関係が複雑なのと専門的な内容が多すぎて(私的に)面白いというより、教科書を読んでいるような気持ちになる時もありました

    0
    2025年08月22日

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