池田真紀子のレビュー一覧
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普段はそんなことしないんですけどね
今回ばかりは「解説」から読み始めました
これはほんとわいの個人的意見ですけど、やっぱり「解説」から読み始めるのは邪道だと思うんですですよ
まぁ「邪道こそ我道よ」と思う方は好きにして頂ければいいんですが、なぜ「解説」は一番最後なのか?考えればすぐわかりますよね
一番最後に読んで欲しいからです
エンドロールから映画見る人いますか?
しかし、今回ばかりは信念を曲げて「解説」から読み始めました
なぜか?
いや、イザベラ・マルドナードって誰よ!なんでジェフリー・ディーヴァーと組んでるのよ?!
で、結局イザベラ・マルドナードは元FBI捜査官の新進気鋭のサスペ -
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ネタバレジェフリー・ディーヴァーの新作だったので。
あのジェフリー・ディーヴァーが、
警察で実際に20年以上働いていた女性と共著で、
新しいシリーズを書き始めた、
とあっては興味をそそられないほうがおかしい。
国土安全保障捜査局の捜査官サンチェスは
大学生の妹を襲った、手首に蜘蛛のタトゥーをもつ男をつきとめるため、
「侵害行為」について教える大学教授であり、
セキュリティコンサルタントであるジェイクに助けを求める。
いや、四年前の借りを返してもらいに。
当然二人がタッグを組んでスパイダーを追うのだが、
いかにも、に匂わせた四年前の二人の身体的接触が、
FBI捜査官だったサンチェスがジェイクを逮捕 -
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再読。なんでこんなに面白いんだ。一つ一つの情景が脳内で克明に映像となって流れる。映画みたい。
彼女たちはなんの落ち度もなく困難な状況に置かれ続けて、必死に生きている。そのことに改めて胸を打たれ、大袈裟でなく、自分も真剣に生きなければと奮い立たされた。
例えば大阪に着いて間もない頃、ソンジャがハンスからもらった懐中時計を質屋に売りに行くシーン。
ソンジャは本当は不安や焦りを内心に抱きながら、冷静に、落ち着いて、誇り高く交渉し、生き抜くためのお金を得た。
ちょうどそのシーンを読んでいたのは、通勤電車の丸の内線社内。霞ヶ関駅に着いて、本を閉じ、いつものように階段を駆け上がりながら、なんだか胸がいっ -
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ジェフリー・ディーヴァー、イザベラ・マルドナード『スパイダー・ゲーム』文春文庫。
ジェフリー・ディーヴァーが元法執行官のサスペンス作家イザベル・マルドナードとタッグを組んだ『捜査官カーメン・サンチェス&ジェイク・ヘロン教授』シリーズの第1作。
600ページを超える長編。
『リンカーン・ライム』シリーズ以外では久し振りに面白い作品であった。
読者には前半から犯人の名前が伝えられているのだが、作中で事件を追う主人公の2人は僅かな手掛りから少しずつ犯人に迫っていく。
そして、主人公の2人なのだが、元FBIの国家安全保障省の捜査官カーメン・サンチェスの捜査に、ハッキングや権利侵害事案のエキス -
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★5 捜査官とハッキングのプロが凶悪犯に挑む!世界レベルのミステリーに痺れる #スパイダー・ゲーム
■あらすじ
大学生のセリーナがコーヒーショップでレポートを作成していると、蜘蛛のタトゥーを入れた男に話しかけられる。イケメンながらも怪しんでいたセリーナだったが… その後、彼女は襲われてしまうのだ。さらにその犯人は、前日にも男性を殺害したことも判明する。
国家安全保障省の捜査官であるサンチェスは、妹のセリーナが襲われたことに憤慨、彼女を守るために自らも捜査に乗り出すことを決意する。
しかし犯人は犯行現場に痕跡を残さないという強敵… そこでハッキングのエキスパートであるヘロンに協力を求めるの -
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ネタバレどの人の挫折も壮絶だった。差別がもたらした失意。挫折や失意などの言葉では足りない。
差別されると、相手をクソと思いつつ、差別からどうしても逃れたいと思う。特に子どもには同じ思いを絶対に経験して欲しくない。
この物語は誰に向けて書かれたのだろう。日本や日本人を単純に糾弾したわけではない。在日コリアンとして生きる哀しみ、苦しさを書いたのだろうか。
ノアの自殺は痛切だった。思い出すだけで息が止まる。涙が滲む。
ソロモンとフィービーの別れも悲しかった。ソロモンの解雇も。
殉教したイサクだけが救いだ。
そして、ハンスを通してある意味カネが全てであることも感じた。 -
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超★5 四年間も眠り続ける容疑者を目覚めさせよ!彼女は事件に関係していたのか… #眠れるアンナ・O
■あらすじ
心理学者で睡眠が関わる犯罪が専門のベンは、ある日上司から内密に呼び出される。かうてに発生した刺殺事件の容疑者の治療を引き受けなくてはならなくなった。
容疑者の名前はアンナ・オグルヴィ。彼女は二人を刺殺された現場の近くでナイフを手にして発見されるが、その後四年もの間ずっと眠り続けているのだった。責任を問えるか見極める必要があるため、彼女を目覚めさなければならない。
ベンはアンナを治療するにあたり、彼女の家族、過去、事件などを調べていくのだが…
■きっと読みたくなるレビュー
超★ -
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二人の人間が刺殺された事件で最重要容疑者となったアンナ・オグルヴィ、通称〈アンナ・O〉は、発見直後には深い眠りについていて、以来、四年近く目覚めることなく眠り続けている。殺人罪として起訴したいという思惑が絡んで、睡眠による犯罪の専門家であるベネディクト・プリンスは、彼女を目覚めさせるために、治療を行うことになる。政治家の母を持つアンナ・Oの罪の有無をめぐっては世論が対立している。果たして彼女は殺人鬼なのか。そして彼女が執拗に調べていた事件とは――。
というのが本書の導入になるでしょうか。なんという魅力的な導入、そしてどこに行き着くか分からない終盤の衝撃的な展開。ここまでやるのか、と感動を -
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在日コリアンは韓国では日本人扱いされ、日本では外国人扱いをされる。故郷がない。
という言葉にとても納得した。
そのような扱いを受けるのは彼らが日本へ渡ってきた頃からずっと変わっていない。
現在4、5世などが増えていくにつれ、かつての1世や2世などが持っていたアイデンティティや帰属意識などは確実に薄れていっているように思う。
自分は何人なのか、と読後より考えるようになった。
母語は日本語であり一生を日本で暮らしてきた私にとって、自分は韓国人だといえるのか。だからといい日本人ともいえない。
今まで自分が何人なのかをキッパリと答えられない自分を正直恥じていた。しかしこの本を読んで、在日コ -
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日韓併合から太平洋戦争を経て現在にいたるまでの、在日コリアン4世代にわたる物語である。まず、知識として、在日コリアンの歴史、生活、考え方について知ることができた。パチンコがコリアンが発展させた産業であること、在日コリアンの国籍など知らないことがたくさんあった。
そして、祖国を追われた外国人としてのアイデンティティのありかたが、1世から3世にいたるまで変化していくありさまが非常に鮮明にえがかれていることがなによりも印象的であった。貧しさ、そして、娘の妊娠のために、娘を異国におくりとどけることをだまって見送るしかなかった0世、貧しさと不義、愛する子供のためにただ働き続けるしかなかった1世、在日とし -
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昨年、釜山に行ったときに影島を訪れた。限られた土地に所狭しと住宅が立ち並び、ここに朝鮮戦争で攻められ避難してきた住民たちが肩を寄せ合って暮らしたのだという話を聞いた。
在日朝鮮人―日本が1910年に韓国併合を実施し、1948年にサンフランシスコ平和条約が発効するまで、韓国から日本に渡ってきた人々とその子孫は特別永住者としての地位が与えられた。朝鮮半島では地勢的影響から、長く他国の占領下に置かれまた東西冷戦の分断最前線として経済発展が抑制されてきた。
貧困にあえぐ人々は着の身着のままで日本に渡り、言語も通じないままバラック小屋のような不衛生な住環境で暮らして日銭を稼ぎながら生きてきた。そのバ