池田真紀子のレビュー一覧

  • トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー

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    〜明日、また明日、そしてまた明日と、
    記録される人生最後の瞬間を目指して、
    時はとぼとぼと毎日歩みを刻んで行く。
    そして昨日という日々は、阿呆どもが死に至る塵の道を
    照らし出したにすぎぬ。消えろ、消えろ、束の間の灯火!
    人生は歩く影法師。哀れな役者だ、
    出番のあいだは大見得を切って騒ぎ立てるが、そのあとは、ばったり沙汰止み、音もない。
    白痴の語る物語。何やら喚きたててはいるが、
    何の意味もありはしない。〜


    ちくしょう、シェイクスピアめ!

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    2025年01月16日
  • トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー

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    いやー、おもしろかったぁ…。偶然出会った本で読み終わったあとこんなふうに思えるのは年に2-3回あるかどうかだと思っているけど、それに1月早々出会ってホクホクした気持ち。

    物語の前半の舞台は、アメリカ東海岸のボストンはケンブリッジエリア。1990年代、子供の頃の親友であるハーバード大の男子学生サムとMITの女子学生セイディは再会を果たし、ある夏一緒にゲーム開発をする。男女だけど2人は友達。恋人にはならない。恋よりも愛よりも濃い信頼で結びついた2人は、バディとしてゲームを開発し、成功を目指す。

    一方は足が不自由なアジア系、もう一方は裕福なユダヤ系。そして彼らを支援しのちにプロデューサーになるの

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    2025年01月11日
  • トム・ゴードンに恋した少女

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    ハイキング中にコースを外れた9歳のトリシア。アメリカの森は深いのだろうな…
    食料は少なく子供の知識で何ができるのか…
    だけど彼女はくじけない。人がいると信じた方向を目指して歩く。彼女に力を与えているのは何だろう…

    本の中で数日がたったころ、ベートーベンの交響曲第九番の演奏会にコーラスで参加した。
    世界中のトリシアを応援する気持ちで歌った。
    全ての人々は兄弟なんだよ みんなが君を守りたいと思っているよ!!

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    2024年12月31日
  • 魔術師 下

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    魔術師はあの手この手でライムを欺こうとし、ライムはそれに翻弄されながらも魔術師を出し抜こうとする。最後に勝つのはどちらなのか…。特に後半の騙し騙されの連続は読んでる途中に★5を確定させるに十分だった。

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    2024年12月26日
  • カッティング・エッジ 下

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    今回もディーヴァーの作品には驚かされた。真相がどこにあるのか毎回わからず騙される。事件に関わってしまったヴィマルの家族との関係も気になってしまう。そして、最後はやっぱりそうなるかというお約束の展開で幕を閉じる。

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    2024年12月16日
  • スキン・コレクター 下

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    ネタバレ

    セス・マッギンがビリー・ヘイヴンだったという展開だけでも十分★5を付けられる作品だったが、ここに来てやはり出てきたウォッチメイカーことチャールズ・ヘイルが組み立てた計画の歯車の1つに過ぎなかったという真相の驚きと言ったら他の名だたる名作と比べても引けを取らないと言える。

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    2024年11月28日
  • ウォッチメイカーの罠

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    ジェフリー・ディーヴァー。リンカーン・ライムシリーズ。クレーンが倒れ、死傷者がでた、はじめは事故かと思われたが、事件の10分前に市に脅迫メールが届いていた。犯人の要求は到底受け入れられない。しかもその影には因縁の相手ウォッチメイカーがいる
    久しぶりのリンカーン。今回はどんでん返し度は控えめで、普通の警察小説だったが十分面白い。最後にまた新たな敵役が現れ、期待が膨らむ

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    2024年11月22日
  • パチンコ 下

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    ネタバレ

    在日コリアンがベースにはなっているけれども、それはあまり重要ではなく、どちらかと言うとアジア版のアンナ・カレーニナ。燃えるような恋、幸せな家庭、別れ、子供、自殺、死別、といった人生で起こることが詰まっている本。パチンコというタイトルが勿体無い気はする。

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    2024年11月17日
  • トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー

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    話に出てくるどのゲームのアイデアも本当に魅力的!
    ゲーム化して!と願うものばかり。
    そして、ゲームのクリエイターさんのイマジネーションに驚くばかり。才能。

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    2024年11月16日
  • ウォッチメイカーの罠

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    久しぶりのリンカーンのシリーズ。因縁の相手、ウォッチメイカーが登場。
    いくつもの要素が交錯しながら、逆転また逆転と、段々と真実に近づいていく、読み手を裏切らない展開はいつもどおり素晴らしい。翻訳文もきっと自分にあっているのか、二段組みの長編も一気に読み切ってしまいます。
    驚きの結末、今後の展開も予想させるような・・・。

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    2024年11月13日
  • ウォッチメイカー 下

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    桟橋の端に残された月が描かれた置時計と血溜まり。
    同日、路地で倒れた男の喉は40キロ近い金属のバーで潰されそばには同じ時計が置かれていた……。
    時計に異常な執着を見せる男の目的とは。シリーズ7作目

    海外ミステリといえばディーヴァー。間違いなく読みやすい上に面白いから、読む時の安心感が半端ない。
    今作は過去作との繋がりもあり、最高。
    まさかここであの事件のあの人たちが出るとは思わなかった!サイコウかよー!!!

    今作登場した人間嘘発見器のキャサリン・ダンスは私的イチオシのキャラ→どうやらスピンオフ作品がシリーズ化されているらしい。楽しみが増えた〜!!

    リンカーン・ライムは今作もツン強めのツン

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    2024年11月06日
  • エイリアス・エマ

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    ネタバレ

    何気なく書店で買った本ですが、当たり。
    ルメートルに続いて読みやすい日本語訳で、個人的にオススメです。
    保護対象のマイケルがたまにやらかしてエマの足を引っ張ってヤキモキさせられるけど、それがかえって非日常に巻き込まれた一般人の描写にリアルさを加えてくれてます。
    目的地へ移動するまでの間にタフになっていき、絆が芽生えていく2人が今後交わらないことが、互いにとって幸福であり、不幸でもあります。

    個人的に、マイケルを送り届けた後の展開のほうがドキドキしました。スカッとする結末を迎えるのか、それともエマや<エージェント>にとって大きな不幸が訪れるのか。
    この感覚に陥ったのは、マイケルの保護が完了する

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    2024年11月05日
  • ウォッチメイカー 下

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    ここまで綿密に犯罪計画を練った狡猾な犯人も、ここまで証拠を科学的に徹底的に分析して犯人の計画を阻んだ探偵もいなかっただろう。こういう犯人は大好きだ。

    続編が出ているのは知っていたので「ウォッチメイカーは捕まらんのやろうな」とは思っていたが、それを差し引いても大黒字になるほど面白かった。上下巻に別れているからこそ、あの時の驚きはより大きかった。

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    2024年10月27日
  • ウォッチメイカーの罠

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    ★5 最強の宿敵がニューヨークに現れる!世界トップレベルのプロットに痺れる #ウォッチメイカーの罠

    ■あらすじ
    ニューヨークの高層ビル建設現場、大型クレーンが倒壊して死者がでる大事故が発生してしまう。その後犯人から、富裕層向けの建設を中止せよという脅迫が届き、科学捜査官リンカーン・ライムに捜査依頼がされる。捜査を進めると、どうやら犯人は最強の宿敵、ウォッチメイカーということがわかり…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    ★5 安定の面白さ、エンタメ書かせたら世界トップレベルですね。

    今回もリンカーン・ライムと科学捜査チームが大活躍。緻密かつ適正、迅速かつ大胆な捜査に胸が躍っちゃうんですが、本作

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    2024年10月19日
  • ウォッチメイカーの罠

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    文句なしの大傑作!
    ウォッチメイカーとの対決はどれも胸躍るものだったけれど、本作は読んでも読んでも謎が湧いてきて、最後のページまで楽しめること請け合い。最高。

    ジェフリー・ディーヴァーの作品は、いつも読む前に「騙されないぞ」と心してかかるのだが、読み進めるうちにストーリーに没頭してしまい、騙されないぞとか思っていたことを忘れてしまう。
    忘れたころに「ハッ」としたときには、すでに……ということが多い。学習しないわたし。
    でも、その騙されるのが気持ちいいのだ。

    本作で嬉しかったのは、訳者あとがきでも触れられている我らがプラスキーの活躍。
    いつもライムに「ルーキー(新人)」って呼ばれてたのに!い

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    2024年10月12日
  • ウォッチメイカーの罠

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    リンカーン・ライムVSウォッチメイカー!
    もうこれだけで読まずと★5のシリーズ第n弾!(調べる気なし)

    でも一応読みました!
    ★5でした!
    一応読んで良かった!

    リンカーン・ライムシリーズで一番好きな登場人物と言えばライムの弟子ニューヨーク市警巡査ロナルド・プラスキーなんですが、今回はなんとライムから正式な後継者として指名されます
    すげー!すげーよロナルド。゚(゚´Д`゚)゚。

    そして後継者の名に恥じない大活躍!
    行動力が凄まじいのよ
    んでライムとは正反対に熱いのよ
    でも相変わらずちょっぴり間抜け
    でもそこが好き

    ウォッチメイカーとの最後の対決と銘打たれた今作
    読む前からええええ!そん

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    2024年10月06日
  • トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー

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    ネタバレ

    面白くて550ページ一気に読み進められた。
    プログラミングやゲーム作りなどの天才たちの物語を読むのが好きで、この作品もすぐにハマった。
    全体的にフェミニズムやジェンダー、人種、障害、そしてインターセクショナリティといったものに関する描写が多く、それらに関心のある方にもお勧めできる作品。
    特に婚姻制度についての言及やセイディの態度、セイディとサムは一度も恋愛的な関係にならなかったけれど、お互いに誰よりも深く結びついていたことがすごくよかった。
    作中に出てくるゲームはほとんどやったことがない(名前は知っているのも多かった)くらいゲームには疎いけどとても楽しめたし、セイディとサムが作ったゲームをプレ

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    2024年09月29日
  • ウォッチメイカーの罠

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    プラスキーが大活躍。帯には'最後の頭脳戦'とあるけれど、また逃げられるんじゃないの?とか思いつつ、、一気読みです。

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    2024年09月25日
  • コフィン・ダンサー 下

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    (下巻でもやっぱり)
    パーシーをブン殴りたくなり、アメリアにいたっては羽交締めしてビンタしたくなること度々。
    そんなジャジャ馬娘たちですが、バッチバチに「しごでき」女子を見せつけて読者を魅する活躍をします。
    物語は前作同様どんでん返しの連続で、犯人はコイツ黒幕はアイツ、オチはこうなる…なんて予想はバンバン覆され、いくつも敷かれていた伏線に気付き「え"っ?!ちょっと待ってよ!」と回収される前に何度もページを遡って確認しに行きたくなります。な る は ず!!

    ちなみに、
    今作初登場(次回作以降レギュラーになるのか未読なので分からないけど)のローランド・ベルに当てはめる脳内配役はマッツ・

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    2024年09月08日
  • ボーン・コレクター(下)

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    1997年(日本では1999年)に刊行され、その後に映画化ドラマ化もされたようです。

    リンカーン・ライムシリーズ(というかジェフリー・ディーヴァー作品)お初でしたので、このスリリングなジェットコースターサスペンスを素直に楽しめました。次から次にドキドキハラハラして「怖い!怖い!」「えーっ!?」「マジかよっ?!」の連続。
    細かに差し込まれる横道エピソードが、そこに繋がるのかという伏線回収。
    アクションありのスリルサスペンスモノが好き、鑑識、科捜研モノが好き、安楽椅子探偵モノが好きな人にオススメ。

    25年の時を経て初読したシリーズが、現在、15作も刊行(昨年最新作が本国で発表されてるらしい)さ

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    2024年08月30日