池田真紀子のレビュー一覧

  • ウォッチメイカー 上

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    どんでん返し、どんでん返し、どんでん返し。
    緻密な計画を練って挑んでくるウォッチメイカー(犯人)の、次の行動を読んで追い込んでいくライムたち。

    このシリーズの他の作品も読んでみたくなりました。

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    2019年02月12日
  • スキン・コレクター 下

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    ジェフリー・ディーヴァー『スキン・コレクター 下』文春文庫。

    下巻。スキン・コレクターの凶行を止めようとするリンカーン・ライムとアメリア・サックスの周囲に犯人の魔の手が忍び寄る……不気味な犯人の凶行は連続殺人だけに留まらず……

    巧みなプロット、予想もしなかった展開。見事にディーヴァーの術中にはまってしまった。そういうことであったか。二重、三重の仕掛けとは畏れ入った!

    さすがは『このミス』1位というだけの読み応えのある傑作ミステリーだった。

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    2018年12月26日
  • スキン・コレクター 上

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    ジェフリー・ディーヴァー『スキン・コレクター 上』文春文庫。

    2016年に『このミス』1位を獲得したリンカーン・ライムシリーズの上巻。

    不気味な連続殺人犯の凶行が描かれる上巻をあれよという間に読み終えた。それだけ面白い作品なのだ。

    女性の肌に毒針で刺青を刻むスキン・コレクター……犯人の名前はビリー・ヘイブンであることが最初から読者に明らかにされるのだが、全くもって動機や目的が見えて来ない。不気味な犯人にリンカーン・ライムとアメリア・サックスが挑む。

    恐らく全てが明らかにされるであろう下巻に急ぎたい!

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    2018年12月25日
  • ウォッチメイカー 下

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    【残忍な手口で殺された二人の男。現場には不気味な置き時計と、"ウォッチメイカー"と名乗る者からの詩が残されていた。捜査の結果、犯人は店から同じ時計を10個購入していたことが判明。残る8人の殺害を阻止するため、ライムは尋問のエキスパート、キャサリン・ダンスとともに犯人を追う。一方、刑事に昇格したアメリアは、ある会計士の殺人事件を捜査していたが、事件の裏には腐敗した汚職警官の影が……。】

    シャーロック・ホームズにはモリアーティ教授。明智小五郎には怪人二重面相。かの名探偵には、永遠のライバルとも呼ぶべき宿敵がいました。
    そして遂に、ライムを翻弄する、シリーズ最強の宿敵が登場しま

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    2018年12月02日
  • ウォッチメイカー 上

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    【残忍な手口で殺された二人の男。現場には不気味な置き時計と、"ウォッチメイカー"と名乗る者からの詩が残されていた。捜査の結果、犯人は店から同じ時計を10個購入していたことが判明。残る8人の殺害を阻止するため、ライムは尋問のエキスパート、キャサリン・ダンスとともに犯人を追う。一方、刑事に昇格したアメリアは、ある会計士の殺人事件を捜査していたが、事件の裏には腐敗した汚職警官の影が……。】

    シャーロック・ホームズにはモリアーティ教授。明智小五郎には怪人二重面相。かの名探偵には、永遠のライバルとも呼ぶべき宿敵がいました。
    そして遂に、ライムを翻弄する、シリーズ最強の宿敵が登場しま

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    2018年12月02日
  • ウォッチメイカー 下

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    ネタバレ

    シリーズ第7弾。不気味で残酷な犯人がいてそれに挑むライムたち。サックスの父親のことや過去のこととかプラスキーの成長とかもあってシリーズとしての面白さも充分。証拠から結論を出し、解決かと思ったらまだその奥に隠されたものが見えて終わりがなかなか見えてこない。この二転三転する展開が素晴らしい。強引さは全く感じられずにスムーズに読めるしなんといってもどんでん返しのキレがいい。7弾までの最高傑作。

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    2018年11月15日
  • フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ〔中〕

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    とんでもなく傲慢で怪しい男、クリスチャンの印象が少しずつ変化していく。時に遠ざかろうとするアナを引き止めようとするクリスチャンが切なく感じる瞬間も…過去に一体何が?下巻へ!!

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    2018年11月08日
  • 石の猿 上

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    メモ
    だんだん登場人物の名前を頭に入れることに慣れてきた!
    中国の方って確かにそうだなぁ、、と思うことも多々あって入ってきやすかった。

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    2018年10月20日
  • エンプティー・チェア 下

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    メモ
    これどうやったって駄目でしょう。
    これシリーズ物だから大丈夫になるのはわかっているのに、どうやったって不可でしょうと思った。

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    2018年10月20日
  • エンプティー・チェア 上

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    メモ
    登場人物の名前が覚えられないことに加え、外国の地図まで出てきて難解。
    リンカーン・ライムの手術のために訪れた、不慣れな土地で捜査をする主人公たち。
    虫の描写にぞわぞわ。

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    2018年10月20日
  • ゲームウォーズ(下)

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    ネタバレ

    レオパルドンどんだけ好きなんだよ!


    映画が気に入ってから小説を読んだけど、それぞれの良さを感じることが出来た。

    表現が異なっていても、根っこが同じなので良かった!
    (映画版、だいぶアレンジされてたけど、流石、原作者が「共同脚本」なだけあって、魂は同じだった。

    熱い&濃い!!!

    ウルトラマンの出てくるこっちのラストバトルも映像特典で見たかったわ(^^;

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    2018年10月14日
  • ゲームウォーズ(上)

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    映画がとても気に入ったので購入。
    映画冒頭のレースな原作では無いよっ!ってのはパンフで見て知っていたが、これはこれで濃い!とても濃い!よくもまあ、これを薄めずにハリウッドの文脈が許容する形態に落とし込んだモノだなあと映画の脚本を再評価した。

    あと、出版社が「レディ・プレイヤー1」じゃ意味分かんねえだろっ!って、苦悩して、この変な邦題つけちゃったんだろうなあとも思ったw

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    2018年10月14日
  • ウォッチメイカー 上

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    「おいおいどこまで面白くしてくるんだよぉ!」とひーひーいいながら一気読み。シリーズ7冊目になっても騙して、騙して、騙してくる。犯人わかってるのにここまで目が離せない展開にひれ伏すのみ。続編も期待してしまう幕引きも最高です。
    今回初登場のキネシクス(動作心理学)のエキスパート、キャサリン・ダンスがマンネリしがちな捜査展開に変化をつけてます。彼女のスピンオフも読む。

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    2018年10月11日
  • ゲームウォーズ(下)

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    映画の原作。大筋は一緒。ところがエッグを探す行程が全然違う。キングコングもシャイニングも出てこない。それなのに無茶苦茶面白い。
    小説ではウルトラマン大活躍。これ映像で見たかったなぁ〜。

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    2018年10月09日
  • ウォッチメイカー 下

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    いやー、犯人捕まったなぁ〜
    …えっ!?ええっ?何で?
    まだ数百ページ残ってる…
    知能犯 対 探偵の最高峰

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    2018年10月06日
  • 蜜蜂

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    ネタバレ

    いやー、驚いた。なんだこれはー、と驚いた。

    ウィリアム(1853年/イギリス)、ジョージ(2007年/アメリカ)、タオ(2098年/中国)の3つのパートから成る。
    ディストピア小説としての重さ、物語としての大きさ、蜜蜂の意味、3つのパートが重なっていくところ、などもさることながら、3つそれぞれの家族物語に揺さぶられ、心の奥まで打ちのめされる。

    ”ウィリアム”では、父子(特に娘との)関係と研究者の悲哀。
    ”ジョージ”は父と息子。そして養蜂家の、なすすべもない自然への無情、非情。
    ”タオ”では、母と幼子。夫。蜜蜂がいなくなっている世界。
    希望は見いだせるのか。

    いやー、まいったまいった。

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    2018年09月15日
  • ウォッチメイカー 下

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    物語が進むにつれて、事態は二転三転と移り変わり続ける。しかも突拍子も無い不要な展開ではなく、全て一つのテーブルに素晴らしく積み立てられているのである。

    止まることなく展開し続ける物語に一気に読み進めてしまった。

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    2018年07月23日
  • スリーピング・ドール 上

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    【重き全き沈黙】厳戒態勢下で起きたカルトのリーダーの脱獄劇。人の心を操ることに長けた彼を再度捕らえるため,尋問のスペシャリストであるダンスは数少ない手がかりを結びつけていくのであるが,浮かび上がってきたのは,見知らぬ女の共犯者の姿であった......。著者は,リンカーン・ライムのシリーズ等で知られるジェフリー・ディーヴァー。訳者は,著者の作品の翻訳を一貫して担当している池田真紀子。原題は,『Sleeping Doll』。

    ミステリーとしての側面以上に,いわゆる「刑事モノ」として楽しむことができた作品でした。登場人物が織りなす人間関係の捌き方が非常に手際良く,スッと小説世界に身を浸すことができ

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    2018年06月13日
  • ゴースト・スナイパー 上

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    リンカーンシリーズ。
     バハマで反米運動家が殺害される。超長距離狙撃による暗殺だった。

     現場がバハマってだけで、面倒なのに、地方検事補が、それは非合法暗殺事件で追訴したいから力をかせと乗り込んでくる。

     この検事補ローレル女史が、いい。
     なんか、最初すごい嫌なヤツで、サックスはつんつんしているのだけど、最後に向かってすごく人間らしくなる。その人間らしさが出てくる過程が、リンカーンチームの個々を尊重しながらつながりを大事にするっていう雰囲気にのまれながら抗いながら一枚一枚ベールをはいでくようで心にくい。
     うん。生まれながらにつんつんしている人はいない。
     自分がちゃんと尊重されるとわか

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    2018年06月03日
  • ゴースト・スナイパー 下

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    リンカーンシリーズ。
     バハマで反米運動家が殺害される。超長距離狙撃による暗殺だった。

     現場がバハマってだけで、面倒なのに、地方検事補が、それは非合法暗殺事件で追訴したいから力をかせと乗り込んでくる。

     この検事補ローレル女史が、いい。
     なんか、最初すごい嫌なヤツで、サックスはつんつんしているのだけど、最後に向かってすごく人間らしくなる。その人間らしさが出てくる過程が、リンカーンチームの個々を尊重しながらつながりを大事にするっていう雰囲気にのまれながら抗いながら一枚一枚ベールをはいでくようで心にくい。
     うん。生まれながらにつんつんしている人はいない。
     自分がちゃんと尊重されるとわか

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    2018年06月04日