池田真紀子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今までの犯罪者と違って、マジシャンとかイルージョニストが相手では、消えちゃうし、化けちゃうし、想像すらつかない難しい相手だ。
私も小さいころと数年前にサーカス(笑)観に行ったけど、目の前でマジックって見たこともないなぁ。
せいぜいテレビで観たくらい。
いつも以上に今回は先が読めなかったわ。
さすがにリンカーンもやり難かったでしょうねぇ~
それにしても、自分の復讐のために全く関係のない人が犠牲になるなんて、心底腐りきってるわね。
やはりマジックは楽しませるためのものでなくてはね。
私は大掛かり脱出だのなんだのより手先のマジックの方が好きだな(笑) -
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Posted by ブクログ
今回の中国の密航者の漢方医、ジョン・ソンがアメリアに漢方薬を渡したり、東洋医学での診断の部分は興味深かった。
以前我々女性の更年期障害は西洋医学では「更年期障害だから」と片づけられてしまうけれど、東洋医学では必ず原因となる部分があるのだと記事で読んだことがあった。
また漢方薬も長きにわたって飲んでいたので、リンカーンが「臭い」と言うくだりでは笑ってしまった。
我が家も家族の分何本も煎じて作っていたので、「臭い」と言われていた(笑)
また、密航者の一人中国の刑事ソニー・リーとリンカーンの二人の関係が楽しくてほのぼのとしてとっても好きだわ。
風水のこととか、中国の格言とかって深いねぇ。
ドキドキ -
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Posted by ブクログ
十六の短編を収録したミステリー
思った以上に完成度の高い短編が多くてうれしい驚きでした。ページ数も3、40ページほどのものがほとんどなので、気楽に読めるし、どんでん返しをたくさん楽しみたい、という方なら一気に読んでもいいと思うし、一話一話気が向いたときに読んでいくのもいいかもしれません。
苦い結末の物も多いのでイヤミス好きの方にもお勧めできそう。またそういう結末のものが大勢を占めるので時たま紛れている、爽やかな結末の作品がまた引き立っています。
特によかったのは『ジョナサンがいない』『三角関係』どちらも見事にやられてしまいました。
『被包含犯罪』はリーガルものの面白さに加えラストシーンの -
Posted by ブクログ
やはり、読み始めたら、他のことが出来なくなった。「なるほど、こう来たか」と思うところが、何度もある。ストーリーの面白さもさることながら、今回はライムのセリフにユーモアの要素がたぶんに加わり、それも楽しめた。「人はなぜかかならず自分の最大の弱点を最大の武器と勘違いして攻勢に出たつもりになる」とライムが得意げに言うシーンは笑えた。140年前の解放奴隷の事件で、なぜ少女の命が狙われるのか、なぜ12番目のカードが犯行現場に残されたのかが、非常にしっくりとした状態で解き明かされる。読後の開放感は心地よい。また、池田真紀子さんの訳も自然。名人芸の域ではないだろうか。文句なしの★5個。
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Posted by ブクログ
ネタバレ〈リンカーン・ライム〉シリーズ第5弾
舞台奇術さながらの連続見立て殺人が発生!
リンカーン・ライムが超一流の"魔術師"に挑む
2004年度「このミステリーがすごい!」第2位
ニューヨークの音楽学校で殺人事件が発生。
犯人は人質を取り学校ホールに立てこもる。
まもなくのパトロール警官が犯人を追いつめるも、囚人環境の中犯人は消え去った。
――これは”消された男”だ。
現場の証拠から犯人にはマジックの修行経験があると考えたリンカーン・ライムは、
イリュージョニスト見習いの女性、カーラに協力を要請する。
カーラの”誤導”に思わず唸るライム。
そして連続する殺人および殺人未遂事件。 -