池田真紀子のレビュー一覧

  • ソウル・コレクター 上

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    リンカーン・ライムの従兄弟が殺人容疑で逮捕された。果たして…

    僅かな痕跡、証拠から真犯人に迫るリンカーンとアメリア。個人情報から個人の運命が他人の手により捜査されるネット社会の恐怖。相変わらずリンカーンの推理の斬れ味はすごい。

    果たして犯人の正体は…

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    2012年10月22日
  • 魔術師 下

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    魔術師と名探偵の一騎打ちはジェットコースターのように展開する。ストーリーもさることながら、サックスの巡査部長昇進試験の顛末やイルージョニストの見習いカーラの母親への想い、師匠との関係を描くエピソードも良くできている。文庫本裏表紙の紹介文にある「最高のどんでん返し」という宣伝文は余計なお世話。このシリーズはどんでん返しがあるのはデフォルト。池田真紀子の翻訳はもはや名人芸の域と思っている。未読の人は幸せ。しかし、やはりライムシリーズは第1作のボーンコレクターから読むべきだろう。

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    2012年05月14日
  • 魔術師 上

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    動機不明の連続殺人犯「イルージョニスト」とリンカーン・ライムの一騎打ちを描く。面白い。このシリーズは1年に1冊(上下巻)読むことに決めている。読み始めると、他のことに手がつかなくなるのと、シリーズ全てを読み終えるのがもったいないから。どの巻にも魅力的な脇役が出てくるが、今回はコカイン中毒のイルージョニストの卵。ライムと彼女のマジック談義が楽しい。とにかく話の先が読めない。

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    2012年05月06日
  • スリーピング・ドール 下

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    文庫は「上・下」で別々登録になっちゃうのか…。
    サテ。ジェフリー・ディーヴァーです。最早,翻訳ミステリでは間違い無い。としか云いようが無い。

    ところでこちらはリンカーン・ライムのシリーズではなくてたぶんスピンアウトのキャサリン・ダンスのモノ。こちらもシリーズ化するんですかね?

    ジェフリー・ディーヴァーの本は必ず,「この事件はだいたいコレで解決?」みたいな段になってまだ本のページ数が相当に残ってるんだよ。ドレもそうだがコレもそう。楽しめるコト請け合いデス。

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    2012年05月04日
  • 魔術師 上

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    ニューヨークを舞台に連続見立て殺人が発生。犯人は早変わりや脱出マジックなど、ありとあらゆる手法を駆使する超一流イリュージョニスト。ライム達警察側は次から次へと仕掛けられる、犯人の誤導によって事件の核心に迫ることができない。犯人は何故マジックショーになぞらえて殺人を行うのか。いったい、ライム達はこの邪悪なる連続殺人を阻止し、犯人の真の姿を突き止められるのか!?

    人気シリーズであるリンカーンライムシリーズの第五長編。上巻では次から次へと事件が起こる。ついにはライムまでも襲われてしまう。犯人の誤導の意図をいかにくみ取れるかが推理のポイント。

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    2012年03月15日
  • スリーピング・ドール 下

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    ジェフリー・ディーヴァーの"リンカーン・ライム"シリーズのスピンアウト。人が無意識にとる動作から嘘を見抜く尋問のスペシャリスト、キャサリン・ダンスが活躍するシリーズ。
    カルト集団を率い、一家惨殺事件を起こした犯人が、脱獄に成功。
    彼を追うキャサリン・ダンスとの、一進一退の攻防が始まります。

    脱獄したダニエル・ペルは他人をコントールする天才。一方のキャサリン・ダンスは嘘を見抜く天才で、その2人の才能のぶつかり合いがこの作品の一つの魅力になっています。
    脱獄犯であるダニエルを見ていると、以前に読んだオウム真理教信者の手記『アンダーグラウンド』を思い出しました。
    寂しさ、心のす

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    2012年02月18日
  • スリーピング・ドール 上

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    捜査官キャサリン ダンスが収監されたカルト集団リーダーのペルを尋問し直後に脱獄。カルト集団の元メンバー、唯一の生き残りの少女、応援のFBI捜査官、リンカーンライム、様々な人物が交錯してスピーディに回り始めます。当然どんでん返しも。次回作も読みたいっ。

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    2012年02月05日
  • 12番目のカード 下

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    何回も良い意味で予想を裏切る期待通りの展開。
    人種差別という難しいテーマを持ち込むだけでなく、140年前の事件と現在進行形の事件、また警察の目を逸らすための事件など複雑に絡み合いながら進んでいく。
    こいつが実は真犯人じゃないかと素人ながら推理したりしてみても、簡単に裏切られ、なんだこっちか?と振り回されながら読み終えました。
    やはり、リンカーン・ライムはすごい。
    登場人物それぞれが生き生きと表現されているのもポイントが高い。
    早く続編が読みたい(^^)/

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    2012年02月01日
  • わたしを宇宙に連れてって―無重力生活への挑戦

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    宇宙旅行において、一番厄介なのは人間である。
    うーん、ちょっと下品なところはあるが、そもそも、現実に起きていることなんだよな。
    むっちゃ面白かった。

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    2012年01月19日
  • 魔術師 上

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    リンカーン・ライムシリーズ第5段。今回は更なる強敵がライムの間近まで!!手に汗握る展開と、もはや公然とラブラブするサックスとライムにドキドキ(笑)早く続き読まないと!!

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    2012年01月08日
  • 石の猿 上

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    リンカーン・ライムシリーズ4作目。スリリングな展開もドキドキだけど、リンカーンがずっと焼きもちやいてて可愛いのもドキドキです(笑)ツンデレおっさんめ(笑)

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    2012年01月02日
  • わたしを宇宙に連れてって―無重力生活への挑戦

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    一見華やかな宇宙旅行に隠された、凄まじいまでの労力の記録。死体や霊魂、セックスなど、ちょっと変わったテーマでの突撃取材を得意とするメアリー・ローチの新作は意外なことに宇宙開発だった。

    宇宙開発関連というと、どうしても技術開発などのテクノロジー関連の話が中心になりがち。でも、ローチの関心はロケットや人工衛星にはなかったみたいで、宇宙に飛び出す人間に向けられてる。宇宙飛行士に向いている特性とは?宇宙空間での入浴って?トイレはどうなってるの?宇宙空間で船酔いしたらどうなる?無重力に長時間晒されると人の体はどうなるんだろう?そんな疑問をNASAやJAXA(!)にぶつけて、お得意の突撃取材を敢行。

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    2011年12月22日
  • スリーピング・ドール 上

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     カルト集団のリーダーで、一家惨殺事件を起こした男が脱獄した。
     追うのは、尋問とキネシクス(ボディランゲージ分析)の専門家、キャサリン・ダンス。
     リンカーンライムシリーズからのスピンオフの1作目。

     ディーヴァーはすごい。
     最初の留置場での尋問から始まって、追い詰めたり逃げたり、そしてどんでん返しと、息をつく間もない展開だった。
     最高に、エキサイティングな作品といえるだろう。

     と、同時に思った。
     テレビドラマ化を考えてるのだろうかと。

     非常に資格的なのだ。
     ま、それが妨げになっているわけじゃないけど、リンカーンライムシリーズが、彼の安楽椅子探偵的な部分のせいか非視覚的だと

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    2011年12月15日
  • エンプティー・チェア 下

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    ライムとアメリアのもどかしい関係も気になるけど、今回はそのふたりが追うものと追われるものに…。
    しかも舞台はいつものタウンハウスじゃないし、周りは敵?だらけ。何回もだまされたー

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    2018年01月10日
  • 石の猿 下

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    証拠を集め分析し、犯人を追い詰めてゆくという地味な捜査手法と派手なストーリー展開との対比がこのシリーズの面白さだろう。中国人刑事とライムのやり取りでのほどよいユーモアや、中国人の価値観の描写もよい。池田真紀子の翻訳も自然。個人的にはコフィンダンサーが一番面白いと思ったが、本書も文句のつけようがない傑作。

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    2011年09月04日
  • 石の猿 上

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    極悪非道の蛇頭ゴーストとライムの対決を描くシリーズ4作目。とにかく、面白く、一気に上巻を読んだ。チャイナタウンの情景、密航者たちの事情、サックスの内面の描写が作品に奥行を与えている。登場人物のリストは、少しネタばれを含むので、要注意。

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    2011年09月02日
  • 魔術師 上

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    今回はイリュージョンがテーマ。馴染みはないけど、そのテクニックと発想に引き込まれます。ライムもついに!?と思ったが‥

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    2011年03月08日
  • 石の猿 上

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    前半は多少長い感はあったけど、後半になり必要だったと思いました。
    またニューヨークにもどって来たので、懐かしの登場人物が活躍。デルレイどうなる?!

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    2011年02月24日
  • ウォッチメイカー 下

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    もちろん、期待は裏切られなかった!ですよ。でも、やっぱりやり過ぎ感は残るなあ。せっかく緻密に組み立てられているのに・・・。二転三転するたびにリアルじゃなくなっていくんですよ。著者にとって本の厚さが敵でもあるな。読者は残りのページがあるとまだなにか仕掛けあると思うもの。
    でも読後感は爽やかだったな。

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    2019年01月16日
  • 石の猿 上

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    ■0836.
    <読破期間>
    H20/5/7~H20/5/27

    <本の内容>
    中国の密航船が沈没、10人の密航者がニューヨークへ上陸した。
    同船に乗り込んでいた国際手配中の犯罪組織の大物“ゴースト”は、
    自分の顔を知った密航者たちの抹殺を開始した。
    科学捜査の天才ライムが後を追うが、ゴーストの正体はまったく不明、
    逃げた密航者たちの居場所も不明だ—
    果たして冷血の殺戮は止められるのか。

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    2010年04月09日