池田真紀子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
十六の短編を収録したミステリー
思った以上に完成度の高い短編が多くてうれしい驚きでした。ページ数も3、40ページほどのものがほとんどなので、気楽に読めるし、どんでん返しをたくさん楽しみたい、という方なら一気に読んでもいいと思うし、一話一話気が向いたときに読んでいくのもいいかもしれません。
苦い結末の物も多いのでイヤミス好きの方にもお勧めできそう。またそういう結末のものが大勢を占めるので時たま紛れている、爽やかな結末の作品がまた引き立っています。
特によかったのは『ジョナサンがいない』『三角関係』どちらも見事にやられてしまいました。
『被包含犯罪』はリーガルものの面白さに加えラストシーンのかっこよさが光ります。
『ウィークエンダー』『ひざまずく兵士』は後味の悪さがなんとも言えず好みです。
『クリスマス・プレゼント』は中編ほどの長さがあるだけあって、スピード感もある作品です。リンカーン・ライムなどの登場する作品となっているので『ボーン・コレクター』など彼らの登場するシリーズ作品を読んでからだと楽しさも倍増すると思います。トムのキャラはやっぱりいいなあ。
英国推理作家協会賞最優秀短編賞受賞作『ウィークエンダー』収録
2007年版このミステリーがすごい!海外部門2位 -
Posted by ブクログ
やはり、読み始めたら、他のことが出来なくなった。「なるほど、こう来たか」と思うところが、何度もある。ストーリーの面白さもさることながら、今回はライムのセリフにユーモアの要素がたぶんに加わり、それも楽しめた。「人はなぜかかならず自分の最大の弱点を最大の武器と勘違いして攻勢に出たつもりになる」とライムが得意げに言うシーンは笑えた。140年前の解放奴隷の事件で、なぜ少女の命が狙われるのか、なぜ12番目のカードが犯行現場に残されたのかが、非常にしっくりとした状態で解き明かされる。読後の開放感は心地よい。また、池田真紀子さんの訳も自然。名人芸の域ではないだろうか。文句なしの★5個。
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Posted by ブクログ
ネタバレ〈リンカーン・ライム〉シリーズ第5弾
舞台奇術さながらの連続見立て殺人が発生!
リンカーン・ライムが超一流の"魔術師"に挑む
2004年度「このミステリーがすごい!」第2位
ニューヨークの音楽学校で殺人事件が発生。
犯人は人質を取り学校ホールに立てこもる。
まもなくのパトロール警官が犯人を追いつめるも、囚人環境の中犯人は消え去った。
――これは”消された男”だ。
現場の証拠から犯人にはマジックの修行経験があると考えたリンカーン・ライムは、
イリュージョニスト見習いの女性、カーラに協力を要請する。
カーラの”誤導”に思わず唸るライム。
そして連続する殺人および殺人未遂事件。
新たな現場でも”マジックショー”を思わせる痕跡を残す魔術師に対する捜査は難航する。
そして訪れるライムへの危機。
これほどまでにライムを追い詰めた敵はいなかったのではないだろうか。
終盤ではアメリア・サックスによる事情聴取のシーンがあり、これはライムとの立場を逆転させるだけでなく、二人の信頼関係が窺える素敵な場面だ。
火に執着を持つ犯人の正体はつかめたのか。
下巻、追い詰める。
ミステリ:☆☆☆☆
ストーリー:☆☆☆☆☆
人物:☆☆☆☆☆
読みやすさ:☆☆☆☆☆ -
Posted by ブクログ
ライムの従弟が、逮捕された。
周到に用意された証拠に、かえって違和感を覚えるライム。
「クリミナルマインド」で「インターネットは人類が作り出した人智を超えたもの」っていってたけど、まさにそれなんだよね。
でもって、ネットに熟知しているってことは各種の記録を改竄できるってことで。
これが怖い。こわすぎる。
も、手も足もでないじゃないかって状況から、まぁ、ライムなので無理矢理解決をこじあけていく。
安定の面白さです。
にしても、やっぱ「ボーンコレクター」は、白人の俳優で作り直すべきだよね。いや、デンゼンワシントンは最高によかったんだけどね、どーしてもあれがちらつくとぶれる。今回のようにライムのバックボーンがかかわってくると余計にぶれる。
それがしんどいです。
うん、せめてテレビシリーズにしてっていう案はないんですかねぇ。
にしても、<感覚>っていう感性は、すごいなと思うのである。
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Posted by ブクログ
ライムの従弟が、逮捕された。
周到に用意された証拠に、かえって違和感を覚えるライム。
「クリミナルマインド」で「インターネットは人類が作り出した人智を超えたもの」っていってたけど、まさにそれなんだよね。
でもって、ネットに熟知しているってことは各種の記録を改竄できるってことで。
これが怖い。こわすぎる。
も、手も足もでないじゃないかって状況から、まぁ、ライムなので無理矢理解決をこじあけていく。
安定の面白さです。
にしても、やっぱ「ボーンコレクター」は、白人の俳優で作り直すべきだよね。いや、デンゼンワシントンは最高によかったんだけどね、どーしてもあれがちらつくとぶれる。今回のようにライムのバックボーンがかかわってくると余計にぶれる。
それがしんどいです。
うん、せめてテレビシリーズにしてっていう案はないんですかねぇ。
にしても、<感覚>っていう感性は、すごいなと思うのである。