池田真紀子のレビュー一覧
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ネタバレリンカーン・ライムシリーズの4作目。中国からの密航船がニューヨークに近い沖合いで沿岸警備隊に見つかった。国際指名手配の密入国斡旋業者ゴーストを追う合同捜査班が、万策尽きてライムに分析を依頼した結果行方を突き止めたからだ。ゴーストは船を爆薬で沈め、密入国者たちは命からがら脱出。夢の国アメリカでの彼らの運命は?そしてライムたちはゴーストを捕まえられるのか…?「ゴースト合同捜査本部」と化したライムのタウンハウスには、おなじみのFBI捜査官フレッド・デルレイ(漆黒のスーツにカナリア色のシャツ!)、NY市警刑事ロン・セリットー(しわくちゃ〜)、同署中国系米国人刑事エディ・ドン(ロンの今の相棒で二丁拳銃の
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Posted by ブクログ
ネタバレ(つづき)ゴーストによる証人殺害は続き、複数個所の捜査現場から採取された証拠物件は増え続け、ホワイトボードの書き込みは最終的に6ページ分に(多すぎ)!!爆破事故に巻き込まれた○○、ライムと希少な友情を育むリー、捜査メンバーに近づくゴースト、そして取り返しのつかない永遠の別れ…。ディーヴァーお得意のどんでん返しやスリリングは佳境に入ってからも用意されているが、それを心から楽しめない哀しみも満ちている。在米中国人の秘密結社「堂」が地方出身地ごとに存在するとか、民族間の文化の違い、中国的な迷信や考え方など、あまり馴染みのない部分もあり、今までとはちょっと趣きの違う作品だ。
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Posted by ブクログ
政治家の母、投資家の父のもと、一流大学をでて、雑誌の出版社を立ち上げ編集業をしていたアンナはある時、友人が死んでいる殺害場所で意識が覚醒し(目覚め)元々夢遊病の症状あった(家族の秘密だった)りしたことと、疑う余地のない状況などから殺人犯と考えられている。しかし、本人は事件後4年も眠ったまま。睡眠関連の犯罪の専門家ベネディクト(ベン)はアンナを目覚めさせる依頼を受け彼女に関わると同時にこの事件を調べ始める。果たして犯人は?真相は?アンナは目覚めるのか?
とまあ、あらすじだけ読むとなかなか面白そうなのですが、この文庫、さほど厚くないようなのに本文674ページと、普通の2倍あります。そして、2/3位 -
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Posted by ブクログ
国家安全保障省の捜査官カーメン・サンチェスの妹が襲われた。辛くも命に別状はなかったが、犯人は前日に男性を殺害したのと同一人物とおぼしく、事態は連続殺人の様相を呈する。犯人には蜘蛛のタトゥーがあったことから「スパイダー」と呼称されることになった。だが捜査は遅々として進まず、サンチェスは妹を守るために自ら「スパイダー」を追うことを決意、ハッキングや権利侵害事案のエキスパートであるジェイク・ヘロン教授に協力を要請する。
サンチェスが行動し、自らを名探偵ホームズにならって「諮問探偵」と称するヘロンが情報分析と推理にあたるという役割分担で、二人は着実に「スパイダー」に迫るも、第三の事件が発生。現場は南