池田真紀子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
一見華やかな宇宙旅行に隠された、凄まじいまでの労力の記録。死体や霊魂、セックスなど、ちょっと変わったテーマでの突撃取材を得意とするメアリー・ローチの新作は意外なことに宇宙開発だった。
宇宙開発関連というと、どうしても技術開発などのテクノロジー関連の話が中心になりがち。でも、ローチの関心はロケットや人工衛星にはなかったみたいで、宇宙に飛び出す人間に向けられてる。宇宙飛行士に向いている特性とは?宇宙空間での入浴って?トイレはどうなってるの?宇宙空間で船酔いしたらどうなる?無重力に長時間晒されると人の体はどうなるんだろう?そんな疑問をNASAやJAXA(!)にぶつけて、お得意の突撃取材を敢行。
-
Posted by ブクログ
カルト集団のリーダーで、一家惨殺事件を起こした男が脱獄した。
追うのは、尋問とキネシクス(ボディランゲージ分析)の専門家、キャサリン・ダンス。
リンカーンライムシリーズからのスピンオフの1作目。
ディーヴァーはすごい。
最初の留置場での尋問から始まって、追い詰めたり逃げたり、そしてどんでん返しと、息をつく間もない展開だった。
最高に、エキサイティングな作品といえるだろう。
と、同時に思った。
テレビドラマ化を考えてるのだろうかと。
非常に資格的なのだ。
ま、それが妨げになっているわけじゃないけど、リンカーンライムシリーズが、彼の安楽椅子探偵的な部分のせいか非視覚的だと -
Posted by ブクログ
ネタバレリンカーン・ライムシリーズの4作目。中国からの密航船がニューヨークに近い沖合いで沿岸警備隊に見つかった。国際指名手配の密入国斡旋業者ゴーストを追う合同捜査班が、万策尽きてライムに分析を依頼した結果行方を突き止めたからだ。ゴーストは船を爆薬で沈め、密入国者たちは命からがら脱出。夢の国アメリカでの彼らの運命は?そしてライムたちはゴーストを捕まえられるのか…?「ゴースト合同捜査本部」と化したライムのタウンハウスには、おなじみのFBI捜査官フレッド・デルレイ(漆黒のスーツにカナリア色のシャツ!)、NY市警刑事ロン・セリットー(しわくちゃ〜)、同署中国系米国人刑事エディ・ドン(ロンの今の相棒で二丁拳銃の
-
Posted by ブクログ
ネタバレ(つづき)ゴーストによる証人殺害は続き、複数個所の捜査現場から採取された証拠物件は増え続け、ホワイトボードの書き込みは最終的に6ページ分に(多すぎ)!!爆破事故に巻き込まれた○○、ライムと希少な友情を育むリー、捜査メンバーに近づくゴースト、そして取り返しのつかない永遠の別れ…。ディーヴァーお得意のどんでん返しやスリリングは佳境に入ってからも用意されているが、それを心から楽しめない哀しみも満ちている。在米中国人の秘密結社「堂」が地方出身地ごとに存在するとか、民族間の文化の違い、中国的な迷信や考え方など、あまり馴染みのない部分もあり、今までとはちょっと趣きの違う作品だ。
-
Posted by ブクログ
読んでいて違和感を覚える「シックスティーン」という表記。
最初は犯人が16歳の少女たちを狙っているのかと思った。
けれど老若男女を問わず、その辺にいる人々を見な一律に「シックスティーン」と脳内で呼んでいる。
また、犯人が被害者の名前の後に付けている4桁または4個の数字。
その名前の人物に、何らかの意味を付加しているのだとは思うが、数字の意味が読み解けなかった。
けれど、4桁×4つの数字、つまりそれが「シックスティーン」だと気がついて、ああ、あの番号ねと思ったところから、作者の書きたかった全貌は見えた気がする。
もちろん細部は全然わかっていないので、犯人は誰と一人には絞れていないが。
気に