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Posted by ブクログ
これは、想像の上を行く展開でした。
ライムが追うウォッチメイカーの事件と、サックスが追う腐敗警官の事件。
この二つが交差することは予想できましたが、思った以上に正面から交じり合っていました。
ウォッチメイカーとその相棒。
最初から、完璧主義の犯罪者が相棒には選ばないような人だったので、そのうち分裂するだろうとは思ったものの、その破局は早めに訪れ、早々にウォッチメイカーの正体は割れ…と思ったら、あんな展開になり…。
確かにいつもの展開から考えると、ああなってこうなるよね、と思ったら、ああなってこうなった後さらにそうなるわけですか!
でも、それはまだ本命というわけではなく。
北欧のミステリなら一生抱えていきそうなサックスの心の痛手も、アメリカの人気ミステリだからきっとこの作中に解決するんだろうなあとか、思った以上にメタ読みしてしまいました。
肝心のウォッチメイカーは、シリーズ屈指の悪党ではありますが、悪を行うのが好きというよりも、人の意表をついて整然とことを行うのが好きで、たまたま悪に対する嫌悪感の持ち合わせがないだけ、という気がしました。
要するに、退屈を嫌うライムの対極にいるもう一人のライム、というような。
結局逮捕に至らなかったわけで、この先またライムとかかわることがあるということなんでしょうか。
Posted by ブクログ
桟橋の端に残された月が描かれた置時計と血溜まり。
同日、路地で倒れた男の喉は40キロ近い金属のバーで潰されそばには同じ時計が置かれていた……。
時計に異常な執着を見せる男の目的とは。シリーズ7作目
海外ミステリといえばディーヴァー。間違いなく読みやすい上に面白いから、読む時の安心感が半端ない。
今作は過去作との繋がりもあり、最高。
まさかここであの事件のあの人たちが出るとは思わなかった!サイコウかよー!!!
今作登場した人間嘘発見器のキャサリン・ダンスは私的イチオシのキャラ→どうやらスピンオフ作品がシリーズ化されているらしい。楽しみが増えた〜!!
リンカーン・ライムは今作もツン強めのツンデレやし、アメリア・サックスは今作も悩み迷って道を見つけている。カッコいい!
あと、ルーキーことロナルド・プラスキーの成長が良い。とても良い!
楽しかったー!!
Posted by ブクログ
ジェットコースターに例えれば、上巻はカタカタカタと車両を高い位置に持ち上げる言わば準備段階で、下巻がまさにアトラクションのメインの部分。急降下もあればループもあったりいろいろな仕掛けが施されているスリル満点のアトラクション。
犯罪の全貌が見えたかと思えば、実はそれは一部に過ぎず、外側に別の目的がある、ということが数回繰り返される。ライムたちは犯人に翻弄されるが、ギリギリのところで先手を打って最悪の事態は逃れる。
まさかあの人物が黒幕だったとは。そして「ボーン・コレクター」からつながっていたとは。
そしてウォッチメイカーは続編にも登場するライバルになっていくのかな。
本作で特に活躍が印象的だったのは尋問のプロであるキャサリン・ダンス。彼女なくしては本作は成立しなかった。と思っていたら彼女主役のスピンオフ作品があるんですね。
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