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英フィナンシャル・タイムズが「最後の逆転にやられる確率100%」と絶賛!
ドンデン返し20回超え。
世界一のサプライズ作家の最新作。
優秀なエンジニア、アリソンが娘とともに姿を消した。DVで投獄されていた元夫ジョンが突如出所、彼は自分を告発したアリソンを憎んでいるという。元刑事であるジョンは、そのスキルを駆使して逃亡したアリソンを追っていた。ジョンより早く彼女を発見してほしい――コルター・ショウのもとに依頼が舞い込んだ。依頼人はアリソンの雇い主。彼も事態を深く憂慮していたのだ。しかしほどなくして、ジョンと関係の深い犯罪組織からも二人組の殺し屋が送り込まれたことが判明した――
逃げる母娘。追う三組のプロ。熾烈な追撃と反撃の末に明らかになる真実とは? 反転する構図、二重底三重底の策謀、伏線と見えぬ伏線、すぐそこにあったのに目に見えていなかった大犯罪――
読者をあざむき、驚かせるミステリを書きつづけてきた巨匠が、キャリア35年にして放つ渾身のサプライズ・ミステリ。
足元をすくわれすぎて著者に接骨院の請求書を送りつけたくなるレベル。
――デイリー・エクスプレス紙
サプライズ満載。読者が最後の大逆転にやられる確率100%。
――フィナンシャル・タイムズ
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
読書備忘録1019号。
★★★★★。
サバイバリストで懸賞金ハンター、コルター・ショーシリーズ第4弾。
今回面白いのは、いつも人を探す立場のコルターが、探される立場でもあるという点。
もちろんディーヴァーですから、帯にあるように一筋縄ではいかないストーリー展開!どんでん返しの連続技!
面白くないはずがない!
物語の出だし。とある廃墟の倉庫で如何わしい取引がされている。
取引物はSITとやら。なんじゃいこれ。
携帯型原子炉SMRとかいうものがある。持ち運び可能?ということは悪意をもってウランを取り出して軍事利用することが可能!それを防ぐために取り出そうとしたらウランを無害な化学物質に変質させてしまう、いわばセキュリティデバイスがSITのようです。
しょーもない社員が、自分のギャンブル借金を返済する為に第三国に売ってやろうとしていた。
これを阻止してくれと請け負ったのがコルター。
発注元はSMR・SITの開発を担うエネルギー会社、ハーモン・エナジーの社長。
まあ、これは普通に取引をぶっ壊した。序盤ですから。
一方別の物語。
元妻への傷害罪で服役していた元警官ジョン・メリットが3年の刑期を1年に短縮して出所。
元夫が出所したら殺される!と思った元妻アリソン・パーカーと娘のハンナ・メリットは姿をくらます!
そして、ここがポイント。
アリソンはハーモン・エナジーの超エリート技術者!
ハーモン・エナジーの特許はほぼアリソン。SITもアリソンが開発!
アリソンにもしものことがあったらやばいハーモンエナジーの社長はコルターにアリソンと娘を探して守ってくれ!と依頼する。
そして冒頭の追いつ追われつの行き詰る冒険活劇が始まる!
アリソンを探すコルター!
アリソンを探す元夫のジョン!この恨み!殺してやる・・・!の他に何か元妻が秘密を握っている?
元夫から雇われたと思われる2人組の殺し屋モールとデズモンド(伊坂さんの殺し屋シリーズみたい)!はアリソンを追いながら更にコルターも追う!
いや~。
コルターはいつも通りです!
親父さんに教え込まれたサバイバル術と、探すため、見つからないため、の選択肢をどこまでもロジカルに絞りこんでサバイバルしていく。そして、ジョンと殺し屋もコルターに負けず劣らずとんでもなく優秀。これやばいヤツ!
加えて、味方だと思っていたアイツが実は!こいつが実は!というどんでん返し!
そしてすべてのスパゲッティは解されて伏線回収したたどり着いた先には、そうだったのか!と涙(は出ないけど)!
今回、ハーモン・エナジーの警備を担当しているソーニャ・ニルソンとか言う軍隊上がりの女子と良い感じになったので次回作での更なる活躍を期待せずにはいられないですわ。
作者もライムシリーズよりこっちに軸足が移っているような気がするぅ!
Posted by ブクログ
ディーヴァーの主力シリーズのリンカーン・ライムが、全身麻痺で動けないヒーロー(現代版アームチェア・ディテクティヴ)であるのに対し、近年になって登場したコルター・ショウはひとところに落ち着くことのない動く探偵である。初期シリーズであるジョン・ペラムに似ているが、そちらはロケ・ハンターという職業で、本シリーズ同様、米国内のあちこちに活躍の舞台を移していた。作者としてはペラムの進化型として、コルター・ショウのようなひとところに定住しない放浪型主人公を新たに生み出したのではないだろうか。
当初三部完結と言われた本シリーズの三作目タイトルも『ファイナル・ツイスト』であり、内容的にもコルター・ショウの父や兄との関わりを軸に置いた作品であったこともあったことから、四作目の本書の登場は嬉しいサプライズであった。ショウの出生から父による特殊教育、兄との関係など、プライベイトな側面までもが明らかにされた『ファイナル・ツイスト』だったが、この『ハンティング・タイム』は、そうしたコルター・ショウが過去の因縁から放たれて、またも自由に仕事を請け負い、新たな土地フェリントン(架空?)を舞台にその個性的な活躍を見せてくれる、まさに超の付くほどのエンタメ作品である。
ページを開いたら、止まらなくなる面白さは、そもそもディーヴァーの得手とするところだが、本作は近年のディーヴァー作品の中でもちょっと群を抜いたページターナーぶりを発揮しているように思う。それというのも、いつも追跡の側に立つコルター・ショウが、本作では命を狙われる母と娘を守るというガードマンの役割に追われる。彼らを追うのは、三年間の刑期を終えて娑婆に出て来たばかりの元夫であり父であり元刑事でもあるけっこう凄腕のジョン・メリットという不気味なキャラクターで、その複雑な人物造形は、本作の肝であるかもしれない。ジョンの他、二人組の残忍な殺し屋の追跡も受けることとなり、八方ふさがりのショーと母娘の逃避行は、母と娘と、父(追跡者)との愛憎の軋轢なども重奏的に加わって、実に読みごたえがある。
今回はのっけからの逃走・追跡劇。しかも劇中、どんどん加わってゆく新たなキャラや、見た目通りではないキャラクター像と、思っていた通りではない数多くの真相により、読み手を嘲笑う如き騙しのテクニックを駆使しつつ、どのページも相当なノンストップ・アクションで終始している。「ドンデン返し20回超え(小社調べ)」との帯の宣伝文句が告げるように、ディーヴァーの最も得意とするところの作品である。アクションシーンも多いが、全体を締める緊張感がたまらない。久々に凄まじいまでのページターナー作品に出くわした思いである。
Posted by ブクログ
★5 ハラハラドキドキ… 迫りくる追っ手から逃げられるか? 驚愕サスペンス #ハンティング・タイム
■あらすじ
かつて鉄工場で栄えていた街、現在は川や土壌は汚染されてしまい、斜陽の一途をただっていた。原子力テクノロジーの会社に勤める優秀なエンジニアのアリソンは、ある日娘と共に姿を消すことになる。なぜなら、DVの罪で刑務所に入っていた元夫ジョンが出所してきたからだ。彼はアリソンを追い続けている。
勤め先の社長であったハーモンは、アリソンの捜索をコルター・ショウに依頼するのだった。
■きっと読みたくなるレビュー
おもろい。エンタメなサスペンスミステリーを書かせたら、まぁ世界一です。
ディーバーはどんな作品もそうなんですが、文字を追っているだけなのに、まるで映画を観ているかのように絵が見える。プロットの切り取り方やセリフや情報の出し方が上手い。
さて本作のメインの読みどころですが、ハラハラドキドキが半端ないのよ。追う者、逃げる者の距離感が絶妙。単なる追いかけっこではなく、実は頭脳戦、情報戦なところが熱いんすよ。ついに見つかっちゃう?捕まっちゃう? あーもう怖いし、そわそわしちゃう。でも読みたい。
そして絵にかいたように申し分のない登場人物。おすすめキャラは殺し屋の二人、卑劣で変態、でもどこか芸術的でクールな彼ら。後半にかけて徐々にイライラしてくるのが小気味よく、読み手にとってはニヤニヤしちゃうんですよね。
イチ推しはアリソンの娘であるハンナ。彼女のおかげで物語が面倒くさくなるけど、反比例して味わいも深くなってくるんです。懐かしいドラマTWENTY FOURのキムを思い出してしまいました。私は息子が二人いますが、やっぱり娘が欲しな~。可愛すぎだろうと… でも女の子を育てるのは難しそう。
お得意のサプライズ演出も光ってます。そもそもタイトルのハンティング・タイムの意味も、思っていたのと全然違いました。なるほどなぁ~。そして次から次へと、えっそうだったの?!という展開が読者を楽しませてくれます。終盤は顎が何度も外れましたよ…治すのが大変でした。
■ぜっさん推しポイント
ハンナとコルター・ショウと語る場面がカッコ良すぎて染みました。私は子どもたちにこんな風に思ってもらえるように生きているだろうか。どんなことでもごまかしたりせず、まっすぐ真剣に向き合うことが大事なんでしょうね。
Posted by ブクログ
「どんでん返し20回超え。」
いやいや文藝春秋さん
数を誇るようになっちゃあおしまいよ┐(´ー`)┌
っていや質も申し分なかった〜!
というわけで懸賞金ハンター、コルター・ショウの新たな三部作が開幕です!
しかしもうのっけから残念で仕方ない
どうやら前作から3年くらい後の話なんだがヴィクトリアいないんよ
好きだったのになー
あ、前作でショウといい感じになった女の人ね
ま、今作でもいい感じの女の人が登場するけどもね
ソーニャね
ソーニャもいいね
緑の瞳が印象的な元軍人ね(諜報系?)
ああ、ショウのパートナーになる女の人の話しかしてないw
それにしてもとんでもない伏線の量だったよ
まぁワタクシなんか初めから拾う気ないんでどんどん読んじゃいますけど
いやもう全部やん!っていうその時々で物語を進めるのに直接関係ない描写全部やん!
あ、ネタバレ?これネタバレ?
って多分そう前もって言われててもΣ(゚Д゚)Σ(゚Д゚)Σ(゚Д゚)Σ(゚Д゚)Σ(゚Д゚)Σ(゚Д゚)Σ(゚Д゚)Σ(゚Д゚)って感じになること請け合いです
物語の本筋もわいが弱い系のやーつだった
泣いた!。゚(゚´Д`゚)゚。
そして次はどうやらライムシリーズが刊行予定
楽しみ!
Posted by ブクログ
面白かった。シリーズ物と知らずに読みましたが、前作読まずとも特に影響は無かったと思います。前半から中盤あたりまではなかなかテンポ感が緩めで1ページ2段構えのため文章量が多く感じたせいなのか、かなり読み進めるのに時間がかかってしまいました。しかし、追いかけっこが本格的にスタートし始めた中盤あたりからテンポもよく展開もわかりやすくて海外ドラマを見ているかの如く次から次へとページを捲っていける状態でした。ハラハラドキドキ感、真犯人とその真相に迫る感じが読み応えあり。あと非常に読みやすくしてくれている翻訳家さんだなと思いました。帯にドンデン返し20回越えとありますが、ちょっと20回もあったのかわからなかったです。またそのうち他のシリーズ作品も読んでみたいと思います。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
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