池田真紀子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「在日韓国人」というテーマや「人生をパチンコになぞらえた解釈」などはおもしろく読めたが、それよりも韓国ドラマのお約束感が非常に目立つ。例えば、正反対の性格を持つ異父兄弟(もちろん成績はトップクラス)、飛ぶように過ぎてゆく年数、重要人物たちの突然の死、不動産業界での土地をめぐる問題、そして裏切り…。上巻はともかく、下巻では韓国ドラマでよく見かける内容がぎっしり詰まっていた。
ハンスがソンジャを庇護し、生涯その存在を求め続けていたのは、おそらくソンジャが唯一手に入らない存在だったからだと推測する。常にビシッと決まった身なりで紳士的なハンスが、若く綺麗でわがままな日本人女性をボコボコに殴ったことが -
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Posted by ブクログ
ネタバレこの本を読んだあとスマホの使用時間を調べてみた。
休みの日は多い日は最低1日8時間、平日でも3時間ほど使っていたと思う。(アプリを消したと同時に使用時間も消去されたので覚えているのは、おおよそだ)
著者は、必須でないアプリ、特にSNSアプリは全て消すのをお勧めしているが私は必須ではない長時間使用しているアプリを消した。なのであまり1週間に30分以下しか見ない漫画アプリなどは残してある。
実際にSNSとYouTubeとニュースアプリを消したあと、スマホの使用時間を見てみると過去3週間のうち1時間を超えていたのは1日(1時間40分)だけだった。それも筋トレ記録のアプリに52分を使っていた。
筋トレ -
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Posted by ブクログ
如何にして読者を欺くか。ミステリ作家の腕の見せ所であり、読者はエンターテインメント小説として〝気持ち良く〟騙されることを望む。単に複雑なプロットを盛り込んだだけでは成功しない。シンプルなストーリーでも逆転の手法が冴えていれば幾らでも面白くできる。常に高いクオリティーを維持し、現在も第一線で活躍する希有な作家の一人、ジェフリー・ディヴァー円熟の腕が冴える。
科学捜査官リンカーン・ライムシリーズ第2弾で1998年発表作。四肢麻痺であるライムが捜査活動の手足とする女性警察官アメリア・サックスと組み、知能犯と対決する骨子は、いわば現代版ネロ・ウルフといった感じか。ズバ抜けた知識と頭脳で謎を解くウルフ -
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