あらすじ
町の問題児だった容疑者の少年を無事逮捕したが、尋問するうちに少年の無罪を信じたアメリアは、少年とともに逃走する。少年が真犯人だと確信するライムはアメリアを説得するが、彼女は聞こうとしない。それどころか逃走途中で地元の警察官を射殺してしまう。少年が嘘をついていたことも判り、状況は絶体絶命のデッドエンドに! 2001年「週刊文春ミステリーベスト10」第3位。
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Posted by ブクログ
久々のリンカーンライムシリーズ。
面白かった〜!!
相変わらず息もつかせぬ展開で、どんでん返しに次ぐどんでん返し。
アメリアどうなることかと思ってドキドキしちゃった…
手術のために訪れた街で、誘拐殺人容疑をかけられた犯人と、誘拐された女性を探すように頼まれるライム。
犯人のはずの昆虫少年をどんどん嫌いになれなくなっていって、わざとそういう書き方をしてたんだろうけど、本当に天晴れ。
Posted by ブクログ
脊椎手術のためにノースカロライナ州を訪れたライムとサックスは、行方不明になっている二人の女性と彼女たちを連れ去った16歳の少年の行方を探して欲しいと現地の警察に頼まれる。渋々手を貸すライムだが……→
現地捜査官(+サックス)、16歳の少年、町のごろつき3人組、ライムという四つの視点で進むストーリー。少年が犯人だと疑わない現地の捜査官たちの中で無実を信じるサックスVS物的証拠から犯人は少年だと断定するライム、という構図が面白い。
上巻は様々な視点が入り乱れてわかりづらいかもだけど→
下巻に入るととにかく面白い。読ませるんだよなぁ……。引き込まれる。
サックスがまさかのピンチだし、その後の展開の凄さよ。からの「え?まだあるん?」っていう豪華さよ。最後まで気が抜けない。これがディーヴァー。今作ならではのキャラもたくさんで楽しい。ずーっと読んでいたい。
うーはー!!!
やっばいわ!ディーヴァーすごい。ラストの展開凄すぎん?もう、ラストシーンゾワッとした。
映像化したらめちゃくちゃ映えるやろうし(てか、映画あるんだっけな?)文章が上手いから脳内でめちゃくちゃ綺麗な映像化がされていて大満足でした。
はぁぁ。ええもん読んだ。
Posted by ブクログ
寝不足です(( _ _ ))..zzzZZ
キリの良いところで寝るはずがキリがなかった笑
賛否両論ありますが私はこの作品好きだわ
悪い奴は死んでよし
司法取引きあってよし
アメリカならあってよし
お気に入りトムが素敵‼︎
デルレイ登場が素敵すぎる‼︎
残り10ページで寝落ちしそうなとこで油断してたら
スズメバチに刺されました( ̄▽ ̄)
Posted by ブクログ
いやーーー、後半は「これでもか、これでもか---!!」ってくらいにいろいろ出てきた。一気読み。
ほんとに、スズメバチの多い小さな町だわ。
リンカーン シリーズ、何年ぶりか思い出せないほどご無沙汰だったけど、こんなに面白かったっけ。
第4弾は、間を開けずに来月くらいに読んでみよー。
Posted by ブクログ
リンカーン・ライムシリーズは、
いつも最後にどんでん返しが有るわけですが、
それを予期していてもなお、今回は驚かされます。
って言うか、「もう、これでオシマイだよね。」と思った後に、
更に、もうひとつありますからねぇ。
ただ今回ちょっと『反則』と思ったのは、
FBI捜査官のフレッド・デルレイが、
前触れもなく訪れたこと。
まぁ、推理の本質に触れるところではないですが、
いきなり現れるのは、ちょっと反則だと思いました。
Posted by ブクログ
ライムとアメリアの関係が素敵すぎて堪らない。まさかのラストも騙されてたし。矢張り推理小説は頭を空っぽにして騙されるのが良い。(私は)。次回2人はどうなるのだろうとそわそわ。
Posted by ブクログ
上下巻通しての感想。
慣れない土地で事件を依頼され、苦慮しながらも容疑者を追いかけるライムとサックス。シリーズこれまでの作品とは少しばかり雰囲気の違う作品となった。
とはいえ、いつものスピード感は衰えていない。途中中だるみする部分もあったが、下巻後半の展開は圧巻。「えっ」「えっ」の連続で、最後は「まじかよ!?」ってなりながら読んだ。
Posted by ブクログ
最高にハラハラしながら読みました。
意外な展開に「( ̄△ ̄;)エッ・・・」「( ̄△ ̄;)エッ・・・」の連発。
犯人捕まってやれやれと思えば、また違う展開へ。
で、今度はもう安心、リンカーンは無事にオペできると思えば、またまた、「お前もか!」ってな調子で、まったく予想すらできない結末でした。
本当に面白かったですねぇ。
Posted by ブクログ
ライムとアメリアのもどかしい関係も気になるけど、今回はそのふたりが追うものと追われるものに…。
しかも舞台はいつものタウンハウスじゃないし、周りは敵?だらけ。何回もだまされたー
Posted by ブクログ
エンプティチェアはキーワードとして本筋に絡んでくる
そして、スズメバチ
この町には何匹もスズメバチが隠れてる
ほんとに突いたら出でくる出でくると言う感じで、止まらないと思ってしまう
Posted by ブクログ
昆虫少年を脱獄させたサックス。不得手な土地を舞台に、逃げるサックスと追うライムというまさかという構図に。
そして、どんでん返しの魔術師ディーヴァーの名に相応しく、終盤は気を抜く暇も与えない怒涛の展開。面白かった!
Posted by ブクログ
リンカーン・ライムのシリーズ第3作。
前半はこのシリーズにしては落ち着いて進む(悪い意味ではない)。終盤はスピードが加速して相変わらずのツイストの連打。読み応えと満足度は期待を裏切らない。ただしツイストの連打に既視感を感じてしまったのは、こちらの贅沢すぎなのだろう。
Posted by ブクログ
うっはー、何これ、スゴすぎる!小さな小さな鑑識結果から、女子大生の監禁場所をピタリと当てる…は、ライムのお家芸だから良いとして。その副産物で、地元有力者と警察の組織ぐるみの結託、容疑者の少年はその被害者であること、更に黒幕まで炙り出す。でもって法廷に乗り込み、サックスが誤射した相手が悪徳警官だったことを証明し、重罪謀殺から救う。カッコ良すぎ!最後に殺されかけるのも分かるわ…堪能しました。
Posted by ブクログ
文庫本下巻に入り、事件の様相は一変する。リンカーンライムとアメリアサックスの対決の図式は、お互いの手札を知り尽くしたカード対決のようで、これでシリーズ第三作目かと思うほど、濃密に描かれている。
肝心の事件真相に関しては、アメリカ南部独特の大らかであり、且つ悠長な時間や人々の気質が、盛大な蚊帳(夏の間、寝るときに覆う虫除け)に包まれるように真実を隠していく。
物語、最後のスピード感はアメリアサックスが運転するクルマのように加速していき、その安否を確認できるのは読者の特権でもある。
Posted by ブクログ
まさかまさかの展開に、自分まで人間不信になりそうでした!
あの人も?この人も??
最後の最後まで???
まぁ、シリーズが続いているからそれは無いでしょう…と思ったけど、色々ドキドキして面白かったぁ〜
Posted by ブクログ
シリーズが続いているということがネタバレになることもあるけど、ページを繰る手が止まらない面白さは損なわれない。
全部伏線じゃん!っていう気持ちいい敗北感。
ルーシーとアメリアも名コンビだと思うんだけどなあ。
ギャレットには真っ直ぐ育ってほしい。
Posted by ブクログ
(上巻より)
昆虫オタクの少年の家族の自動車事故までが故殺だったとか、
NY刑事の従兄弟の保安官が悪者とか、
殺人現場に花を手向けに来たために少年に攫われた女性も悪者とか、
サックスに熱をあげていた保安官補も悪者とか、
全く予想がついていなかった自分は、本当に騙され過ぎ。
なにより、都会のNYより、田舎のノースカロライナの方が怖いと思わせられたのが、巧みだったと思う。
しかし、
さすがにサックスが刑務所に送られるとは思っていなかったが、
検察官との取引で殺人等の訴えが取り消されるとは、
ちょっとその解決方法にもやもやした。
あとは、思いもよらぬことろで、囮捜査官が再度登場したのは嬉しい驚きだった。
介護士のトムが巻き込まれて撃たれてしまったのは、可哀想だった。
ライムの手術が延期になってしまったは、どうなるのだろう。
Posted by ブクログ
登場人物に愛着がわく!
こういう本を読んでいると。アメリカには本当にイかれた犯罪者が多いと感じてしまう。(実際はどの国でも変わらないんだろうけれど。)
シリーズも読みたい!
Posted by ブクログ
小さな街の小さな事件だったはずが、どんどん大きな黒い陰謀が暴かれて行く様は、ライムシリーズの面白いところ。
殺人犯になってしまったサックスをライムがどんな策を使って刑を軽くするのかが見所になってくるものの、なかなか話が進まずちょっともどかしいページが続く。
ラストにはもちろんライムシリーズ最大の楽しみのどんでん返しも待ち受ける。
Posted by ブクログ
下巻になって、ペースが上がる。息もつかせぬ展開。
ギャレットは悪者なのか。メアリー・べスはどうなるのか。
捕まったあとのアメリアはどうなるのか。
ライムの手術は?
リディアの本当の狙いは?
最後の5ページまで進み続ける物語。すごい。
子どもがいない街、っていうのが心が痛んだ。
法律が禁止していないとか、そういうことで、命が犠牲にされているのは、何かしらを暗示しているようにも感じる。
Posted by ブクログ
リンカーン・ライムシリーズ第3作目下巻。
リンカーン・ライムのシリーズ前2作に比べて面白くないものの、最後の最後までハラハラさせられて読んだ。
今回、無理のある展開も多く乱暴な印象を持ったが、作者の技量か、まあまあ楽しめた。
Posted by ブクログ
どんでん返しの連続にページをめくるのが止まりません
最後の最後まで油断できないところほ流石です
ただ、今作は引っかかるところもあります
個人的には司法取引に馴染みがないので、その部分はご都合主義で気に入りませんでした
コーンの親が中途半端に描写されるのも気になります
親なら復讐を考えそうなもんやけど、、
ということで⭐️3つです
Posted by ブクログ
リンカーン・ライムシリーズ史上一番面白くなかった。いくらなんでも、誤って射殺した相手が犯罪者だったから公判維持しません無罪、はねーだろ。メチャクチャだわ。今後は大人しくニューヨークを舞台にして下さい。