あらすじ
1600人が参加した実験が、スマホとの最適な距離を導いた! アルゴリズムに操られる現代人のための、真の「新しい生活様式」。
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Posted by ブクログ
備忘録。
○スマートフォンはスロットマシンのようなもの。いいねや返信が来るか、面白い情報が流れてくるかどうか分からないことで私たちは依存状態に陥る。
○短期決戦でミニマリストになるために、30日自分に「必要のない」アプリやサイトを休止する。利便性より必要性。
○孤独の時間を意図的に持つことは生産性向上に繋がる。
○余暇を充実させるため、スケジューリングをして手仕事などの質の高い趣味を行う。質の低い余暇活動(ネットサーフィン、ドラマ視聴)なども予定に予め入れる。
Posted by ブクログ
誰もにとって★5なのかは分かりませんが、今の私にとっては★5の本でした。
ちょうど、自分の注意のフォーカスについて考えていた時期に読みました。仕事も忙しく、生活していくだけで多くの注意が必要とされ、私がこのところ疲れ切って感じるのは、自分の外向きになっている注意が休む隙がないからなのではないかと…
アテンションエコノミー:消費者の注意(アテンション)を集めて、それを使いやすい形に包装し直したものを、広告業者に販売して金銭的利益を得ている企業を指す
人がスマホのスクリーンを見て過ごす時間は平均毎日3時間。私たちがこれらを使用している間に目の端でチラつく広告収入により、フェイスブックなどSNS会社に始まるこれらの大企業は右肩上がりの巨万の収入を得ているという事実。もちろんこれらの企業は、収入増大を目指して、私たちが画面を見ている時間を引きのばすため、高額の投資をして、心理戦も含めてあらゆる手管を仕掛けている…
これらのテクノロジーには良いところもあり、要は使いよう…と一言で言ってしまうのは簡単ですが、個人がこれらの周到に考え尽くされたアテンション・エコノミー巨大企業と戦うのは、羊飼いダビデと巨人ゴリアテの戦いのようなもの。
現代のテクノロジーが現状に至るまでの歴史の紹介と、なぜ私たちはこんなにもデジタルデバイスに注意を奪われるのかについての理由の説明(スマホはポケットの中のスロットマシーン-間歇強化-と承認欲求)、細切れにされている自分の有限の注意の人生における弊害、それらを自分の手に取り戻し、人生で本当に大切なものに注ぐための現実的戦略(具体的演習)が記されています。
孤独の効用(困難な問題を明らかにし、情緒を安定させ、信念を貫く勇気につながり、他者との関係を強める力)、趣味を取り戻す(手を使って何かを作ったり、修理したりするのは良いこと)、デフォルトモードネットワーク(人の脳は、認知の休憩時間に入ると自動的に社交生活について考え始める。これは乳児にもみられる本能的な現象)、会話中心主義(人が生きていくのに必要なのは会話であって、接続ではない。テキストは接続-低価値のやりとり-であって、会話と接続は同等でない)についても、とても興味深く読みました。
うっすらと意識していても、はっきりしていなかった事実が自分の中で明らかになったような気持ちです。そして早速、スマホはおやすみモードに。本を楽に読み切ることができ、長くやりかけて放りっぱなしだった小さな手芸を一つ仕上げました(!)
ところどころにソローの「ウォールデン 森の生活」からの引用と考察があり、心に残りました。
ウォールデンもまた読み返してみたいと思います。
Posted by ブクログ
デジタルテクノロジーは否定しないし大いに活用していきたいが、その前にスマートフォンはスロットマシンだと強く自覚する必要がある。
SNSと検索サイト、ニュースサイト、サイト上のあらゆる広告、記事でさえ利用者の注意、時間を奪う目的で設計されている。これは個人が対抗不可能なほど強力だ。
利用者がより長く画面を眺めれば、それを売上利益に変えるアテンション・エコノミー注意経済、広告産業がのさばっているのだ。このアテンションエコノミーに属するフェイスブックやXやgoogleは、自身では何も生み出していないのに、利用者が画面を見ているだけで稼ぐ。世の中を豊かにしていないのに企業価値が異常に高い。
という点を強く強く認識する必要がある。
彼らは我々ユーザーの大事な人生、時間を如何に奪うか心血を注いでいる。ちょっとやそっとでは対抗できない。
1日3時間もスマホを触ってしまう、なんて勿体無い。習慣を変えよう。
習慣を変えるには環境を変えなくてはならない。
注意を奪う、時間を奪うため特化してきたスマートフォンとの付き合いは、スクリーンタイムを設定するごときでは改善できない。
彼らは強力だ。
まずは、スマートフォンとの付き合いをリセットする必要がある。
1.一ヶ月のリセット期間を設ける。この間、必ずしも生活や仕事に必要でないテクノロジーの利用を休止する。
2.この一ヶ月の間に、楽しくてやりがいのある活動や行動を新しく探したり再発見する。
3.休止期間が終わったらまっさらな状態の生活に、休止していたテクノロジーを再導入する。ただし! 自分の生活や活動にどのようなメリットがあるか、そのメリットを最大化させるにどのように活用するべきか、明確にしてから利用する。
自分のライフスタイル実験。
開始1、2週間は禁断症状が出るが、そのうち消える。
デジタル片付けは、SNSから一時的に離れることにとどまらず、もっと高い価値のある活動を積極的に探さなくてはならない。
真の充実感を生む活動を再発見し、より意義深い目標の達成を後押しするためだけにテクノロジーを活用するような生活に仕向けられる。
■SNSでの繋がりは、対面での広帯域幅の『会話』カンバリゼーションに遠く及ばない低帯域幅の交流を指す『接続』コネクションでしかない。
■人間は他人との繋がりに幸福の土台がある。
■幸福の土台たる他人との本当の人間関係、響き合うコミュニケーション(対面では相手から受け取る情報が多い、共感能力が養われる、自分の話を聞いてもらえる喜び、相手から理解される喜びが得られる)はSNSの文字のみのメッセージでは作られにくい。対面での会話は受け取れる情報も多く相互に幸福感を生み出すが、接続ではそこに至らない。人間は他人との繋がりが絶たれると身体的な苦痛まで感じるほどである。家族を亡くしたりパートナーと別れたり、あるいは単に誰かに冷たくあしらわれただけでも。
古来より他人との繋がりが人類の繁栄を左右する重大な要素だった。
目の前にいる人、親しい相手とのコミュニケーション、信頼できる他人と共にいられる事が、幸福感を生むということであろう。
■人間の脳は、どんな感情を持っているか他者の心の状態を理解するのを助けるネットワークにかなりのリソースを費やしている。
■1人ですごす大切さ。誰とも繋がらず、1人静かな環境で頭を整理する時間が必要。大事な決断も1人の時間があってこそできる。
■従来、人間がコミュニケーションとれる人数はせいぜい150人まで。それを超えて繋がるSNSで、会話、人間関係を維持するのは不可能。
■いいね、は毒。脳は「繋がりたい」もので、古来よりコミュニティから外されれば生きていけなかったから他人の顔を伺う&承認がとても重要に感じてしまうし求めてしまう。しかし現代では必要ない。もちろん、社会性は必要だが。
いいね、することで誰かと繋がっている安心感満足感を疑似体感してしまう。実際には無意味。
いいね、することも、されることも、毒である。偽物の承認欲求を満たしてしまう。
それよりも本物の会話が大事。
いいね、してしまうと、なんかした気になってしまうが実はなんも生み出せてないぜ!
■脳はデフォルトモードネットワークを「何もしていない、考えていないとき」に起動する。脳は暇になると社交活動について自動的に考え出してしまう。
■スマホからSNSアプリは全部消すこと。
スマホのアプリはパソコン版よりも中毒性が異様に高く、気づくとスマホを触る、画面を見る、時間を奪われるのに気づかない、非生産的な生活に陥っている感覚が麻痺する技術の粋で作れている。
ソーシャルメディアのプロは、特定の情報取得にのみ使用する。
■そのアプリやサイトを立ち上げたら次々と記事や商品、他人の投稿が見えてしまうなら、消した方がいい。
日々を主体的に生きるため、デジタルツールの「行為依存を促す仕組み」を理解して、目標の為になる、使うに値するものだけとする必要がある。
SNSは最たる毒で、最低限スマホからアプリは削除しよう。
Posted by ブクログ
エッセンシャル思考と被る部分が多く、やっぱり本質を見出して人生を生きるためには「大事なことは少なくて、やるべきことはわずかである」っていうことは一緒なんだと再認識した。この本はちょっと途中からだれる部分があるけど、前半部分はめっちゃよかった。
ちょうどSNS断食をしている最中に読んでて、圧倒的にその余暇をどう使うかについて考えることが増えた。またそれについて考えた時、遊ぼうではなく人生のスキルを身につけようかなとかもっと豊かになる趣味をしようかな、とか自然に自分の人生にとって価値あるものを選ぼうとする感覚があってすごく気持ちがいい。
Posted by ブクログ
ネットの友達の数の多さより、自分のリアルフレンズの方がいい。それが人間だもの。
本書にあるデジタル片付け。かなり荒療治である。
習慣本によくあるすこしずつ変えていこうでなく、30日間きっぱり断つ。
そして、毒が抜けたさっぱりしたあと、自分に本当に必要なもののみを選別していく。
参考になった。
Posted by ブクログ
スマホにコントロールされることなく、1つ1つの選択や考えごとを自ら行えるように、デジタルデトックスしていきたい。幸せや感じること、思い出を作ることは。スマホの中以外にある!
Posted by ブクログ
とても面白かったです。デジタル(スマホ)依存が高くなることは、人間にとって様々な意味で悪い影響を与える、ということで、科学的な研究だけでなく実体験も盛り込まれていて説得力がありました。デジタル技術に警鐘を鳴らすこの手の本の代表格と言えば、シェリー・タークルの『つながっているのに孤独』、ニコラス・カーの『オートメーション・バカ』、あるいはジャロン・ラニアーの『今すぐソーシャルメディアのアカウントを削除すべき10の理由』などがありますが、これらの本以上に、きわめて実践的な内容となっていました。つまり、実際に「デジタル・ミニマリスト」になるためのステップや方法論が具体的に書かれているのが大きな特色です。
本書がきわめて現実的なのは、デジタル技術を100%否定しているわけではなく、良いところは活用しつつ、使い過ぎないようにせよ、というメッセージだからでしょう。お酒と一緒です。赤ワインは少量なら体に良いと言われますが、飲み過ぎれば体を壊すからです。
本書で印象に残った記述のひとつが、「孤立」と「孤独」の違いです。困ったときに頼れる人が周りにいないのが孤立で、これは完全に良くないことですが、孤独は必ずしも悪ではなく、むしろ歴史上の偉人は意図的に「孤独」の状態を作り出したことで、質の高い創作活動や意思決定ができたのだという主張です。そしてスマホ(のなかでも特にSNS)にかじりついているような生活をしていると、自分の孤独の時間はほとんど失われ、その結果思考力にマイナスの影響を及ぼすだけでなく、他者との関係性についてのストレス、プレッシャーを増やしていくという悪影響を及ぼすわけです。
もう1つ印象に残ったのが、「接続(コネクション)」と「会話(カンバセーション)」の違いです。本書では、テキストメッセージの送受信や、フェイスブックでの「いいね」ボタンを押している行為は、会話ではなく単なる接続だということになります。それに対して、対面での会話、電話、あるいはZOOMなどのツールを使うことは会話になります。そして接続は、簡易だが中身がないという意味で、コミュニケーション領域におけるファーストフード(あるいはジャンクフード)であるということで、我々は食事面だけでなく、コミュニケーション面でもジャンクフードの依存度が高まっていることになります。
テクノロジーへの過度の依存は人間を退化させます。エレベーター、エスカレーターばかり使っていれば筋力が衰えるのと一緒で、スマホ、AIなどのデジタル技術への過度の依存は、我々の脳機能(思考力、創造力)を衰えさせることになるでしょう。おそらく近い未来の健康診断では脳機能も診断されて、「AIばかりに依存していると思考力が衰えますから、たまには自分で考えて自分で行動してみてください」と医者からアドバイスされるような世界が来るのではないでしょうか。本書は色々な気づきが得られる本でした。
Posted by ブクログ
読んでよかったと思いました。
長いお休みの期間、なかなか外に出歩くこともできず、何かしてやろうという去年とは打って変わって今年はだらだら過ごしてしまいました。
ついついスマホ、パソコン、テレビと3つを行き来する生活の中でふと「あれ、今日何したっけ?」となっていた矢先予約したこの本が届きすぐ読み始めました。
現在30日間の休止中です。毎日むしろとても忙しく感じています。余暇活動も目標を決めたところです。
スマホをしていたときは、スマホを触っていたいと言うよりはやりたくないことを後回しにするための時間稼ぎといった一番よくない使用の仕方だったと思います。
スマホ、パソコンをこちらが扱う側ということを忘れずに、必要なときにのみ活用できるよう考えながら使用する意識を忘れないようにしたいです。
もう本当に必要でないSNSアプリは入れないとここに宣言しておきます。いいねしない!
以後したいこと
・ノートを買ってタイトルをつけ自分の考えをまとめる(自分への手紙)
・年に3回目標戦略習慣をたてて決行する。
・素敵な場所を探し、お散歩を定期的にする。
・自分の行きつけの店など人と会える場所を探す
・手を動かす自分の好きな余暇を見つける
・新しくできることを増やす
p112・禁止するテクノロジーと関連する運用規定のリストが完成したら紙に書き出し、毎日必ず目にする場所に貼っておく。リセット期間中にやっていいこと、いけないことを明確に線引きしておくことが成功のカギとなる。
p177私にとって散歩は、自分と対話する最良の時間になっているのだから。〜できれば景色の良い綺麗な場所が良い。そして、そういった散歩には一人きりで行こう。〜可能なら携帯電話も置いていくことだ。
p184困難や不安に直面したら、自分に宛てて手紙を書く時間を作ってみよう。
p233「以下要約」
会話の営業時間を設ける
新聞や面白い本を抱えてお気に入りのカフェに出向く。
お気に入りのバーのハッピーアワーを自分の営業時間とする。
毎日の散歩時間を決めて行う。
毎日電話の時間を決める。
Posted by ブクログ
スマホ、特にSNSの害悪について学びそれらから離れていくための演習を紹介している。
なんでも出来るからこそ依存してしまうのでスマホを持たず外出したり機能を制限したり、SNS自体を除去したりすることで少しずつ社交的な生活を取り戻していく。
自分もスマホをずっと見てばかりで家族との会話がどこか宙ぶらりんなこともあり反省すると共に対人のコミュニケーションも大事にしていきたいと思いました。
Posted by ブクログ
翻訳ものだから読むのにすごい時間かかった
けど、私が今までなんとなく考えてたことを言語化してくれた
スクリーンタイムを減らそうと決めて実行してる時に読み始めて、これから取り入れたいと思うことがたくさん出てきた。
すぐには無理でも少しずつ実行していきたい。
スマホはスロットマシンの喩えが何度も出てきたけど、本当にそうだと思う
Posted by ブクログ
タイトルに惹かれて、購入しました!
なんとなくSNSやテレビを見て過ごす時間が多かったのですが、以下3点を中心に、デジタル・ミニマリストになるためのアクションを学ぶことができました。
①質の高い余暇活動に時間を使う
②質の低い余暇活動は予めスケジュールしておく
③SNSにいいねやコメントをせず、会話中心のコミュニケーションを大事にする
スマホのアプリも最小限まで減らし、余計に頭を使うことがなくなった気がしています。
Posted by ブクログ
読む前からSNSは削除してたり、スマホと適度な距離をとって生きているつもりだったので、その考えを後押ししてくれるような一冊だった。人によって最適な関わり方が異なるからこそ、何より大事なことは、自分で利用するツール類を意識的に選択することが幸福感につながるという事実だ。
Posted by ブクログ
世の中のほとんど全ての人がスマートフォン・SNS中毒となっていて、必要以上にネットワークに繋がっている時間が多くなったことにより、自分自身と向き合う時間がなくなった弊害が大きいから、
意識的にネットワークから距離を置き、自分にとって本当に大事な物事にフォーカスしよう、という内容だ。
自分はその内容に共感し、読み始めてすぐにX、Instagram、Tiktokを削除(アカウントは消していない)し、iPhoneのホーム画面を整理して一頁目に最低限のアプリしか配置しないようにした。
今後考えるべき問題は、ほとんどすべてのヒトがSNSに毒されている状態の中、産まれたばかりの息子を今後どのように育てていくかだ。
息子にはSNSに毒されすぎず、しっかりと自分と向き合い自分を律することができる人間に育ってほしいが、
全くSNSやスマートフォンを使わずに周囲の人間と関係を構築していくこともあまり現実的ではないと考えられる。
育てていく過程で、良いバランスを見つけていく必要がありそうだ。
Posted by ブクログ
facebookを見ないと決めてからしばらく経って読んだので説得力高い。間違いなく見なくなってからのほうが穏やかな日々が過ごせている。著者が提示するレベルに到達するかはわからないけど、その価値は認識できていると思う
Posted by ブクログ
いかに自分がデジタル依存をしてしまっているか知ることができた。デジタルを辞めるのではなく適切に付き合うためにどうしたらいいのか、ネクストアクションが明確になった。一方で現代で生活するのにフューチャーフォンに戻す、SNSを全削除するなど偏った意見もあるので自分のライフスタイルに合わせて取捨選択するべき(鵜呑みにすべきではない)
Posted by ブクログ
デジタル・ミニマリストというとデジタル技術を全く使わないで暮らしていくことなのか。
そうではなく、自ら目的を持ってデジタル技術とほどよい距離感で暮らしていくための手段や実践例などが書いてあります。
私もデジタル技術を全く使わないで暮らしていくことは難しいですが、使い過ぎてしまってもう少しデジタルから距離をとりたいなと思うことがあります。
デジタルを使わない時間、離れる時間をどのように活用していくのか、その方法も記述されています。デジタル技術で多くのことが知ることができる今だからこそ読む価値のある本だと感じました。
時間を空けて何周か読んでみたいです。
Posted by ブクログ
タイトルにミニマリストって書いてあるとつい読んじゃう。「スマホを手放してネットから離れよう」みたいな説教くさい本だったら嫌だなと思ったんだけど、「スマホやアプリなどの便利なツールを戦略的に使おう」って内容なのが良かった。
本当に自分がやりたいこと・質の高い生活や趣味を楽しむために、SNSの使用を止めるか、時間を制限しようというのが筆者の主張。確かに、当初は映画や本の情報・ニュースを追うためにチェックしていたSNSを見る時間が増えて、最近は逆に映画や読書の時間が削られていることには薄々気付いていた。
自分も隙があれば何か面白い情報が無いかとスマホを触っていることがあって、本で紹介される「スマホはスロットマシンと同じ」という言葉に共感しかない。良いスピーカーも買ったことだし、スマホをだらだら見る時間を減らして、良質なエンタメを摂取しよう。
Posted by ブクログ
読んで見て驚いた。自分はスマホ依存であると分かっていながらも使用をやめられない今の自分に当てはまる例のなんと多いことか。依存の原因は間歇強化と承認欲求だと本書には記されている。要はギャンブル性と本能的な承認欲求のことである。とても腑に落ちた。原因が分かれば対処も出来るというものだろう。自分の経験談だが、確かにアプリの通知バッジを切るだけでも、使用時間は格段に減少した。
Posted by ブクログ
デジタルといったん距離を置いて、本当に必要なのかを見直すことを勧めている本。デジタルは便利だが、コントロールされるのではなくコントロールして活用していきたいと感じた。
Posted by ブクログ
テクノロジーに生活を奪われないための方法を学ぶことができる。
ズバリその答えが本書のタイトルにもあるように「デジタルミニマリストになり、本当に大切なことに集中する」である。
具体的に
・30日間SNSなどのマストではない時間を奪うテクノロジーをリセットする
・楽しくてやりがいのあることを探す
・30日後、テクノロジーを元通りにし、メリットを再考する
試しにInstagram、Facebookをスマホ画面から消し、Youtubeをホーム画面から離れた場所に移動させ、生活してみた。
最初はいつもの癖で、スマホ画面を開くがいつも触っているアプリがないことに気づく。
それを続けると別にSNSがなくても良いことに気づくと同時に眠る時に目の疲れが半減していることに驚いた。
浮いた時間は家族や読書、映画の時間に充てることができている。
随時知人の状況を把握できなくても大きく困ることはない。それ以上に価値のある時間を過ごすことができている。
現代人にとって必要な考え方を手に入れた。
Posted by ブクログ
スマホ脳を読みながら、自分のスタイルを変えた。ただ、それって意味があることなのか、家族や友人も巻き込むような大きな問題になるのだろうか。自分がデジタルから遠ざかる時間を作るようになると、逆にそこに依存している人が目立つ、正直気になるように変化してしまう。決して否定してはいけないし、それはそれでスタイルだ。しかも、レストランやホテルで、ずっとスマホを見ている子供たち。すごく集中力をそこに取られていて、逆にスマホがないとストレスを感じるようになってしまっている。スマホがあれば、大人しくしてくれるし、それがなければレストランになんていけない、という親の悲痛な叫びも聞こえてくるような気もする。
本書のテイクアウェイは何か。
それは、リンカーンのところで出てくる、1人の時間を作るために、ホワイトハウスからロッジに移動するところだろう。強制的に1人の時間、1人とは言わないが、思索に耽る時間、落ち着いて何かと向き合う時間がとても大切で、それがかえって判断や決断に良い影響がある。Getting Things Doneを読んだときにも同じことを感じた。澄んだ水のような気持ちになっていること。これが最も大事で、能力があっても50%しか発揮できないケースは、心が乱れているからだ。スマホをレストランのテーブルの上に置くだけで、相手の話を聞きたいということよりもスマホを見たいという衝動に駆られるというスマホ脳の指摘もそうだろう。本書では、i世代と呼ばれる1995年以降に生まれた人たちは、平均値として自殺が増えたり、不安感を持っているという調査も明らかにされている。スマホやネットに接続している時間が長いことで、軽度の不安を常に抱えていることが原因だと推察されている。感覚としては正しいと思った。携帯がないと、確かに不安になるし、それが行きすぎれば、FBやラインなどのメッセージを確認していないと不安と言うふうにもなりかねない。土日は携帯を見ない。ほぼ見ないというのが正しいが、これが最も効果がありそうなデトックスだなと感じる。散歩したり、とにかくデバイスから離れること、いいね!もしたことはほぼ人生ないからいいけれど、散歩しながらインスタに投稿したらダメだよね。。。ということなんだろう。
一方で、Facebookを削除しよう、というのはやや極端な方法論だとも思う。毎日、未読だよ!という案内に押されて、思わず開く。かなり使っていない方だったとしても、他の人と繋がっていること、他の人が何をしているのかがたまにわかったりすること、という本来持っているメリットはあるので。
Posted by ブクログ
ひとまずFacebookのスマホアプリは削除してみた。
ここ最近ちょっとしたスキマ時間だけでなく、
なけなしのスキマ時間もついついスマホを触って
でも「時間が無い」と思うことが多かった。
私の場合、Facebookのいいね回りは少ない方だと思ったのだけど、誘惑は少ない方がいいので削除。
インスタは情報収集だったり発信にも使っているのでひとまず保留。
自分の中できちんとルールをつくって
時間を喰われてるというものを排除して
スマホとのいい距離感というのを見つけていきたい。
次のスマホは容量も小さいのを選べたらいいな。
Posted by ブクログ
基本的なテーマとしては、スマホに費やしすぎている時間を減らそうと言う話。
Facebookに対する話題を中心に、具体的な数字や実践方法を交えてどの程度使いすぎなのか、どのように減らすのか、また、失敗例や成功例を見ながら人の欲求の構造を掘り下げる。
とてもタイムリーで、使いすぎを感じている現代人も多いかと思うので話の内容はとても面白い。
ただ、少し冗長で、同じような内容の繰り返しに感じてしまう部分が散見された。
じっくり色んな角度から見たい方には、良いかと思います。
Posted by ブクログ
スマホやソーシャルメディアがもたらす影響については、”やっぱりな”といった内容。
自分はそれほどスマホに依存しているわけではないけど使い方を見直してみようと思った。
Posted by ブクログ
内容メモ
・ソーシャルメディアはスロットマシンのようなもの。ネガティブな作用も多い。
・スマホのメリットのみを受容できるよう工夫。
・趣味を充実させることが大事。
・対面でのコミュニケーションを大切にする。
Posted by ブクログ
デジタル情報、機器の洪水に溺れてしまう現代をいかに生きるか。携帯をチェックするのはスロットマシンと同じ。次に自分の満足するものに出会えるか、タップ、スクロールを続けてしまう。一種の依存症。
「デジタル・ミニマリスト」はその依存状態を克服し、自分の主体性を取り戻す。
「アテンション・エコノミー」に飲み込まれないため、何に注意すれば良いか。いつでも手元にあるスマホは人の主体性を容易に奪う。それにより時間の使い方、注意を向ける先を決定する権利を一葉手放してしまう。自分が主体的に取り組める為の余暇を以下にして取り戻すか。様々な実践者の経験なども紹介しながら、著者のデジタルミニマリストとしての基本的な考え方が述べられている。
Posted by ブクログ
目の前にスマホがあれば、暇潰しに触る。電車に乗ればとりあえず触る。しかし、ふと気づいたことが…。車内にいる利用者が全員スマホを触っていることに。その光景が違和感で味気ないと感じ、デジタルデトックスをしようと思い、この本も読むことに。人間らしさを取り戻したい。
Posted by ブクログ
すぐにスマホを触る、無駄にネットサーフィンをする時間を無くしたいという思いからこの本を手にとった。やっぱり、常時ネットにつながっている状態は脳に負担をかけるばかりでなく、集中力も低下するというのはその通りだと感じる。
なんとなくスマホをいじるのではなく、目的を持って、手段として使うということを意識したい。意識的にデジタルから離れる時間を持つようにしたい。
◆試してみたい事◆
◎スマホを置いて散歩にでる
◎週に何か一つ、修理するか作るかしてみる
◎ネットを見る、動画を見る、などはあらかじめ時間を決めておく
◎自由時間に何をするのか、計画を立てる。自由時間の過ごし方に意識的になるほど、生活の中に時間は生まれ、充実したものになっていく。