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Posted by ブクログ
X、Facebook、Threads、スポーツナビ、Yahooニュースなど、ちょっとした時間になくなんとなく開いてしまっていたアプリをさっそくスマホからアンインストールした。
アンインストールして数日経つが日常生活にはまったく支障がないので、これらのアプリをいかに目的もなく、ちょっとした間を埋めるためだけに使ってたのだと気付いた。
これだけでスクリーンタイムが1時間以上減った。ちょっとした間の合計時間が1時間以上というのが恐ろしい…。
インスタグラムやLINEはまだ残ったまま。とりあえずインスタグラムは1日10分しか使えないように設定して様子見。
Posted by ブクログ
誰もにとって★5なのかは分かりませんが、今の私にとっては★5の本でした。
ちょうど、自分の注意のフォーカスについて考えていた時期に読みました。仕事も忙しく、生活していくだけで多くの注意が必要とされ、私がこのところ疲れ切って感じるのは、自分の外向きになっている注意が休む隙がないからなのではないかと…
アテンションエコノミー:消費者の注意(アテンション)を集めて、それを使いやすい形に包装し直したものを、広告業者に販売して金銭的利益を得ている企業を指す
人がスマホのスクリーンを見て過ごす時間は平均毎日3時間。私たちがこれらを使用している間に目の端でチラつく広告収入により、フェイスブックなどSNS会社に始まるこれらの大企業は右肩上がりの巨万の収入を得ているという事実。もちろんこれらの企業は、収入増大を目指して、私たちが画面を見ている時間を引きのばすため、高額の投資をして、心理戦も含めてあらゆる手管を仕掛けている…
これらのテクノロジーには良いところもあり、要は使いよう…と一言で言ってしまうのは簡単ですが、個人がこれらの周到に考え尽くされたアテンション・エコノミー巨大企業と戦うのは、羊飼いダビデと巨人ゴリアテの戦いのようなもの。
現代のテクノロジーが現状に至るまでの歴史の紹介と、なぜ私たちはこんなにもデジタルデバイスに注意を奪われるのかについての理由の説明(スマホはポケットの中のスロットマシーン-間歇強化-と承認欲求)、細切れにされている自分の有限の注意の人生における弊害、それらを自分の手に取り戻し、人生で本当に大切なものに注ぐための現実的戦略(具体的演習)が記されています。
孤独の効用(困難な問題を明らかにし、情緒を安定させ、信念を貫く勇気につながり、他者との関係を強める力)、趣味を取り戻す(手を使って何かを作ったり、修理したりするのは良いこと)、デフォルトモードネットワーク(人の脳は、認知の休憩時間に入ると自動的に社交生活について考え始める。これは乳児にもみられる本能的な現象)、会話中心主義(人が生きていくのに必要なのは会話であって、接続ではない。テキストは接続-低価値のやりとり-であって、会話と接続は同等でない)についても、とても興味深く読みました。
うっすらと意識していても、はっきりしていなかった事実が自分の中で明らかになったような気持ちです。そして早速、スマホはおやすみモードに。本を楽に読み切ることができ、長くやりかけて放りっぱなしだった小さな手芸を一つ仕上げました(!)
ところどころにソローの「ウォールデン 森の生活」からの引用と考察があり、心に残りました。
ウォールデンもまた読み返してみたいと思います。
Posted by ブクログ
とても面白かったです。デジタル(スマホ)依存が高くなることは、人間にとって様々な意味で悪い影響を与える、ということで、科学的な研究だけでなく実体験も盛り込まれていて説得力がありました。デジタル技術に警鐘を鳴らすこの手の本の代表格と言えば、シェリー・タークルの『つながっているのに孤独』、ニコラス・カーの『オートメーション・バカ』、あるいはジャロン・ラニアーの『今すぐソーシャルメディアのアカウントを削除すべき10の理由』などがありますが、これらの本以上に、きわめて実践的な内容となっていました。つまり、実際に「デジタル・ミニマリスト」になるためのステップや方法論が具体的に書かれているのが大きな特色です。
本書がきわめて現実的なのは、デジタル技術を100%否定しているわけではなく、良いところは活用しつつ、使い過ぎないようにせよ、というメッセージだからでしょう。お酒と一緒です。赤ワインは少量なら体に良いと言われますが、飲み過ぎれば体を壊すからです。
本書で印象に残った記述のひとつが、「孤立」と「孤独」の違いです。困ったときに頼れる人が周りにいないのが孤立で、これは完全に良くないことですが、孤独は必ずしも悪ではなく、むしろ歴史上の偉人は意図的に「孤独」の状態を作り出したことで、質の高い創作活動や意思決定ができたのだという主張です。そしてスマホ(のなかでも特にSNS)にかじりついているような生活をしていると、自分の孤独の時間はほとんど失われ、その結果思考力にマイナスの影響を及ぼすだけでなく、他者との関係性についてのストレス、プレッシャーを増やしていくという悪影響を及ぼすわけです。
もう1つ印象に残ったのが、「接続(コネクション)」と「会話(カンバセーション)」の違いです。本書では、テキストメッセージの送受信や、フェイスブックでの「いいね」ボタンを押している行為は、会話ではなく単なる接続だということになります。それに対して、対面での会話、電話、あるいはZOOMなどのツールを使うことは会話になります。そして接続は、簡易だが中身がないという意味で、コミュニケーション領域におけるファーストフード(あるいはジャンクフード)であるということで、我々は食事面だけでなく、コミュニケーション面でもジャンクフードの依存度が高まっていることになります。
テクノロジーへの過度の依存は人間を退化させます。エレベーター、エスカレーターばかり使っていれば筋力が衰えるのと一緒で、スマホ、AIなどのデジタル技術への過度の依存は、我々の脳機能(思考力、創造力)を衰えさせることになるでしょう。おそらく近い未来の健康診断では脳機能も診断されて、「AIばかりに依存していると思考力が衰えますから、たまには自分で考えて自分で行動してみてください」と医者からアドバイスされるような世界が来るのではないでしょうか。本書は色々な気づきが得られる本でした。
Posted by ブクログ
なかなか面白かった。
原著副題の
"Choosing a Focused Life in aNoisy World"のほうが内容を的確に表している気がする。
単に脱スマホをしろという話ではなくて、自分の人生に役に立つのかどうかを「考えて」「自分の意思で」使い方や時間を決めよう、というのが主なメッセージ。
個人的になるほどと思ったのが、「趣味を持て」のところ。しかもリアルになにか創作するような趣味。理屈としては、スマホを減らそうと思うと苦しいので、リアルな趣味にハマって「スマホ触ってる場合じゃない→結果的に減る」の流れで行こうという話。これはよさそう。
"余暇活動にエネルギーを注げば、エネルギーはかえって高まる"
ダラダラしないでなんかやれ、という話。
Posted by ブクログ
アメリカの自己啓発っぽい本は突然、知らない一般人の体験や起業家の話が出てくるから、本論がなんなのかわからず混乱する。
アメリカの人からすると自分に近い一般人の話が出てくると解像度が上がるが、海外の読み手からすると逆効果で遠い世界の話に思えてしまう。
それは置いておいて、attention economyという言葉を初めて知ったが、GAFAはユーザーのattention (注意)や時間を消費させることに莫大な労力を割いている。
その策略に巻き込まれているのかと思うと途端にバカバカしくなった。
オフラインの交流を強化するためのSNSはそのSNSを使う時間が多すぎて、むしろ、オフラインの交流を減らしているというのももっともだった。
仲良しの友達の写真にいいねしたところで、簡単なメッセージをしたところで、実際に会って交流すること以上の効果はないのだ。
誰かとつながりたいという気持ちをSNSに消費されて、実際に友達と会う機会がどれほど減ったことか。
僕らは物理的に存在してるのに、魂や認知はオフライン、バーチャルな世界に乗っ取られていると感じた。
スマホで意味のないshortsを見ているときに人生はないがしろになっているし、そこに人生はない。
わかってはいるけど、やめられないスマホいじりを頭で理解して、本当にやめるために必要なことと思った。
Posted by ブクログ
スマホはスロットマシーン‥。
スマホに自分を乗っ取られないために、一旦スマホから必須でないアプリを30日間削除しその間に、これは大事だと思えること、楽しいと思えることを再発見しておく。
アプリを再インストールする際には「人生において大事なことを後押ししてくれるかどうか(それが最善な方法か)」で判断する。
例えばギターでビートルズの曲を弾けるようになる、週一回文化的なイベントに参加するなど、具体的にスケジュールに書き込む。何かを修理する、レコードを頭から最後まで聞く、家庭菜園を始めるなど、アナログなことが良い。
大事な余暇に役立つテクノロジーは、存分に使えば良い。youtubeで修理の方法を学ぶなど。
SNSやサブスクなどを使用して良いタイミングも決めておく。(質の低い娯楽をそこに閉じ込めておく)何かしらを金輪際やってはいけないとなると、逆に長続きしない。
自分の生活の監督になったつもりで、ソーシャルメディアと関わる。
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小説・文芸
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