ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
1600人が参加した実験が、スマホとの最適な距離を導いた! アルゴリズムに操られる現代人のための、真の「新しい生活様式」。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
誰もにとって★5なのかは分かりませんが、今の私にとっては★5の本でした。 ちょうど、自分の注意のフォーカスについて考えていた時期に読みました。仕事も忙しく、生活していくだけで多くの注意が必要とされ、私がこのところ疲れ切って感じるのは、自分の外向きになっている注意が休む隙がないからなのではないかと…...続きを読む アテンションエコノミー:消費者の注意(アテンション)を集めて、それを使いやすい形に包装し直したものを、広告業者に販売して金銭的利益を得ている企業を指す 人がスマホのスクリーンを見て過ごす時間は平均毎日3時間。私たちがこれらを使用している間に目の端でチラつく広告収入により、フェイスブックなどSNS会社に始まるこれらの大企業は右肩上がりの巨万の収入を得ているという事実。もちろんこれらの企業は、収入増大を目指して、私たちが画面を見ている時間を引きのばすため、高額の投資をして、心理戦も含めてあらゆる手管を仕掛けている… これらのテクノロジーには良いところもあり、要は使いよう…と一言で言ってしまうのは簡単ですが、個人がこれらの周到に考え尽くされたアテンション・エコノミー巨大企業と戦うのは、羊飼いダビデと巨人ゴリアテの戦いのようなもの。 現代のテクノロジーが現状に至るまでの歴史の紹介と、なぜ私たちはこんなにもデジタルデバイスに注意を奪われるのかについての理由の説明(スマホはポケットの中のスロットマシーン-間歇強化-と承認欲求)、細切れにされている自分の有限の注意の人生における弊害、それらを自分の手に取り戻し、人生で本当に大切なものに注ぐための現実的戦略(具体的演習)が記されています。 孤独の効用(困難な問題を明らかにし、情緒を安定させ、信念を貫く勇気につながり、他者との関係を強める力)、趣味を取り戻す(手を使って何かを作ったり、修理したりするのは良いこと)、デフォルトモードネットワーク(人の脳は、認知の休憩時間に入ると自動的に社交生活について考え始める。これは乳児にもみられる本能的な現象)、会話中心主義(人が生きていくのに必要なのは会話であって、接続ではない。テキストは接続-低価値のやりとり-であって、会話と接続は同等でない)についても、とても興味深く読みました。 うっすらと意識していても、はっきりしていなかった事実が自分の中で明らかになったような気持ちです。そして早速、スマホはおやすみモードに。本を楽に読み切ることができ、長くやりかけて放りっぱなしだった小さな手芸を一つ仕上げました(!) ところどころにソローの「ウォールデン 森の生活」からの引用と考察があり、心に残りました。 ウォールデンもまた読み返してみたいと思います。
エッセンシャル思考と被る部分が多く、やっぱり本質を見出して人生を生きるためには「大事なことは少なくて、やるべきことはわずかである」っていうことは一緒なんだと再認識した。この本はちょっと途中からだれる部分があるけど、前半部分はめっちゃよかった。 ちょうどSNS断食をしている最中に読んでて、圧倒的にその...続きを読む余暇をどう使うかについて考えることが増えた。またそれについて考えた時、遊ぼうではなく人生のスキルを身につけようかなとかもっと豊かになる趣味をしようかな、とか自然に自分の人生にとって価値あるものを選ぼうとする感覚があってすごく気持ちがいい。
ネットの友達の数の多さより、自分のリアルフレンズの方がいい。それが人間だもの。 本書にあるデジタル片付け。かなり荒療治である。 習慣本によくあるすこしずつ変えていこうでなく、30日間きっぱり断つ。 そして、毒が抜けたさっぱりしたあと、自分に本当に必要なもののみを選別していく。 参考になった。 ...続きを読む
スマホにコントロールされることなく、1つ1つの選択や考えごとを自ら行えるように、デジタルデトックスしていきたい。幸せや感じること、思い出を作ることは。スマホの中以外にある!
とても面白かったです。デジタル(スマホ)依存が高くなることは、人間にとって様々な意味で悪い影響を与える、ということで、科学的な研究だけでなく実体験も盛り込まれていて説得力がありました。デジタル技術に警鐘を鳴らすこの手の本の代表格と言えば、シェリー・タークルの『つながっているのに孤独』、ニコラス・カー...続きを読むの『オートメーション・バカ』、あるいはジャロン・ラニアーの『今すぐソーシャルメディアのアカウントを削除すべき10の理由』などがありますが、これらの本以上に、きわめて実践的な内容となっていました。つまり、実際に「デジタル・ミニマリスト」になるためのステップや方法論が具体的に書かれているのが大きな特色です。 本書がきわめて現実的なのは、デジタル技術を100%否定しているわけではなく、良いところは活用しつつ、使い過ぎないようにせよ、というメッセージだからでしょう。お酒と一緒です。赤ワインは少量なら体に良いと言われますが、飲み過ぎれば体を壊すからです。 本書で印象に残った記述のひとつが、「孤立」と「孤独」の違いです。困ったときに頼れる人が周りにいないのが孤立で、これは完全に良くないことですが、孤独は必ずしも悪ではなく、むしろ歴史上の偉人は意図的に「孤独」の状態を作り出したことで、質の高い創作活動や意思決定ができたのだという主張です。そしてスマホ(のなかでも特にSNS)にかじりついているような生活をしていると、自分の孤独の時間はほとんど失われ、その結果思考力にマイナスの影響を及ぼすだけでなく、他者との関係性についてのストレス、プレッシャーを増やしていくという悪影響を及ぼすわけです。 もう1つ印象に残ったのが、「接続(コネクション)」と「会話(カンバセーション)」の違いです。本書では、テキストメッセージの送受信や、フェイスブックでの「いいね」ボタンを押している行為は、会話ではなく単なる接続だということになります。それに対して、対面での会話、電話、あるいはZOOMなどのツールを使うことは会話になります。そして接続は、簡易だが中身がないという意味で、コミュニケーション領域におけるファーストフード(あるいはジャンクフード)であるということで、我々は食事面だけでなく、コミュニケーション面でもジャンクフードの依存度が高まっていることになります。 テクノロジーへの過度の依存は人間を退化させます。エレベーター、エスカレーターばかり使っていれば筋力が衰えるのと一緒で、スマホ、AIなどのデジタル技術への過度の依存は、我々の脳機能(思考力、創造力)を衰えさせることになるでしょう。おそらく近い未来の健康診断では脳機能も診断されて、「AIばかりに依存していると思考力が衰えますから、たまには自分で考えて自分で行動してみてください」と医者からアドバイスされるような世界が来るのではないでしょうか。本書は色々な気づきが得られる本でした。
読んでよかったと思いました。 長いお休みの期間、なかなか外に出歩くこともできず、何かしてやろうという去年とは打って変わって今年はだらだら過ごしてしまいました。 ついついスマホ、パソコン、テレビと3つを行き来する生活の中でふと「あれ、今日何したっけ?」となっていた矢先予約したこの本が届きすぐ読み...続きを読む始めました。 現在30日間の休止中です。毎日むしろとても忙しく感じています。余暇活動も目標を決めたところです。 スマホをしていたときは、スマホを触っていたいと言うよりはやりたくないことを後回しにするための時間稼ぎといった一番よくない使用の仕方だったと思います。 スマホ、パソコンをこちらが扱う側ということを忘れずに、必要なときにのみ活用できるよう考えながら使用する意識を忘れないようにしたいです。 もう本当に必要でないSNSアプリは入れないとここに宣言しておきます。いいねしない! 以後したいこと ・ノートを買ってタイトルをつけ自分の考えをまとめる(自分への手紙) ・年に3回目標戦略習慣をたてて決行する。 ・素敵な場所を探し、お散歩を定期的にする。 ・自分の行きつけの店など人と会える場所を探す ・手を動かす自分の好きな余暇を見つける ・新しくできることを増やす p112・禁止するテクノロジーと関連する運用規定のリストが完成したら紙に書き出し、毎日必ず目にする場所に貼っておく。リセット期間中にやっていいこと、いけないことを明確に線引きしておくことが成功のカギとなる。 p177私にとって散歩は、自分と対話する最良の時間になっているのだから。〜できれば景色の良い綺麗な場所が良い。そして、そういった散歩には一人きりで行こう。〜可能なら携帯電話も置いていくことだ。 p184困難や不安に直面したら、自分に宛てて手紙を書く時間を作ってみよう。 p233「以下要約」 会話の営業時間を設ける 新聞や面白い本を抱えてお気に入りのカフェに出向く。 お気に入りのバーのハッピーアワーを自分の営業時間とする。 毎日の散歩時間を決めて行う。 毎日電話の時間を決める。
本書の要旨は、はじめにある 現代のハイテクな世界で生き延びるために必要なのはテクノロジーを使う時間を大幅に減らすことだ
スマホ、特にSNSの害悪について学びそれらから離れていくための演習を紹介している。 なんでも出来るからこそ依存してしまうのでスマホを持たず外出したり機能を制限したり、SNS自体を除去したりすることで少しずつ社交的な生活を取り戻していく。 自分もスマホをずっと見てばかりで家族との会話がどこか宙ぶらり...続きを読むんなこともあり反省すると共に対人のコミュニケーションも大事にしていきたいと思いました。
ゆっくり時間をかけて読んた。 気づくとSNSに手を伸ばして時間を無駄にしてしまうとかんじるので、今後も見直して戒めにしたい本。
翻訳ものだから読むのにすごい時間かかった けど、私が今までなんとなく考えてたことを言語化してくれた スクリーンタイムを減らそうと決めて実行してる時に読み始めて、これから取り入れたいと思うことがたくさん出てきた。 すぐには無理でも少しずつ実行していきたい。 スマホはスロットマシンの喩えが何度も出て...続きを読むきたけど、本当にそうだと思う
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
デジタル・ミニマリスト スマホに依存しない生き方
新刊情報をお知らせします。
カル ニューポート
池田真紀子
フォロー機能について
「ハヤカワ文庫NF」の最新刊一覧へ
「ノンフィクション」無料一覧へ
「ノンフィクション」ランキングの一覧へ
ウォッチメイカーの罠
ゴースト・スナイパー 上
バーニング・ワイヤー(上)
12番目のカード 上
クリスマス・プレゼント
アルマダ 上
石の猿 上
今いる場所で突き抜けろ!―――強みに気づいて自由に働く4つのルール
作者のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲デジタル・ミニマリスト スマホに依存しない生き方 ページトップヘ