池田真紀子のレビュー一覧

  • ボーン・コレクター(上)

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    事故で四肢麻痺となった元警察官のリンカーンと、200km/h以上で車をブッ飛ばすルーキーのアメリアの、静と動のコンビが活躍するミステリ開幕!
    久々の再読ですが、ワクワクが止まらない(笑)

    初読は2003年なので、20年以上振りの再読。細かな設定はほとんど忘れていて、初読の気持ちで読めました。
    正体不明で狡猾・残忍な犯人、スピーディな展開、動機をほぼ考慮しない徹底した科学捜査等、シリーズのエッセンスがぎゅっと詰まった力作です。

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    2025年01月17日
  • ウォッチメイカーの罠

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    リンカーンライムが主人公のシリーズもの。今作は宿敵のウォッチメイカーとの対決。
    ロンやメルなど懐かしい人達と共に、若かったプラスキーの成長が嬉しい。ミステリーそのものについては、以前のような説得力に欠けていた様な気がした。あくまで個人の感想だが。

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    2025年01月15日
  • ファイナル・ツイスト

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    コルター・ショウ 第3弾
    何がどこにつながるのか
    伏線が覚えていられず何度も前にさかのぼって振り返った
    なんかあったなーの繰り返し
    楽しかった

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    2025年01月15日
  • 幼年期の終わり

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    最近読んだ海外SFと比べると、かなり読みやすい。人々が飢餓や労働から解放されたらどうなるのか、というところがかなり興味深かった。娯楽に興じて「何も生み出さないスポンジに成り下がろうとしている」は、自分に言われているようでヒヤリとした。

    途中、三体を彷彿とさせるところもあった。70年前の作品なので、色々な作品に影響を与えてそう

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    2025年01月13日
  • トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー

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    ゲームによって支えられ、繋がれ、紡がれた、四半期にも渡る仕事と仲間と、そして愛の物語。
    とてもいい作品に出会えた。

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    2025年01月10日
  • スリーピング・ドール 下

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    早い展開。いくつものどんでん返し。リンカーン・ライムシリーズで慣れてはいるものの、これでもか、が何度も。そしてもちろん、最後の最後にまたどんでん返し。
    面白かったです。
    それにしても、アメリカの方々は、恋愛が何歳、どんな状況でも、あって当たり前なんですね。そこもびっくり。

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    2025年01月09日
  • トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー

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    ゲーム制作と文学が見事に絡み合って至極の愛の物語。

    男女の友情。葛藤。愛。
    少し出来た溝。が思ったより深く。
    微妙な距離の2人が愛おしく切なく
    後半に起きるある事件から目が離せなく一気読みでした。
    出てくるゲームの話題はゲーム好きには堪らなく。
    言葉1つ1つ痛いほど胸に突き刺さり
    大事な1冊になりました。



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    2025年01月04日
  • スティール・キス 下

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    ネタバレ

    アリシア訪問の際にライムが頭をフル回転させるまで全く彼女を怪しいと思わなかったし、むしろアーチャーが黒幕なのかとすら思っていた。しかし、それ以降それ以上のどんでん返しが無かったので★4に留めました。

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    2025年01月02日
  • ウォッチメイカーの罠

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    気持ちよく翻弄されました! 最初にフラグ立ったキャラが、実は…、そしてまさかウォッチメーカーがあんな…、言えないことだらけだけど、達人の策に溺れてよし! しかし今後はあの人が宿敵に…? 

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    2025年01月01日
  • スティール・キス 上

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    今はまだ未詳40号とエスカレーターの問題だけが扱われているが、背景にどんな謎があるのか気になって仕方がない。

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    2024年12月31日
  • カッティング・エッジ 下

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    今回も最後の最後まで目が離せない展開でした。ダイヤモンドから始まり、地震にガス管爆発、さらには麻薬王まで、これらすべてを巻き込みながらのストーリー展開はお見事!これだから、このシリーズは面白いです。

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    2024年12月30日
  • ハンティング・タイム

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    ネタバレ

    懸賞金ハンターのコルター・ショウ第2シーズン第1弾。

    第1シーズン3部作でいったんの区切りがついたので、ほぼリセットされた感じで、単作としても面白かった。
    特に、後半に差し掛かった時のオセロの色がすべて逆転するようなどんでん返しにはまいってしまった。
    リンカーン・ライムシリーズも面白いのだけれど、登場人物が増えすぎて、それぞれの過去の活躍を思い出すのも困難になりつつあったので、ディーヴァーファンとしてもうれしいです。

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    2024年12月26日
  • カッティング・エッジ 上

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    久々に読む大好きなリンカーンシリーズですが、面白さは健在!終盤どういう展開が待っているのか、序盤からそれが楽しみです。今回はダイヤモンドを守ろうとする頭のおかしな奴が犯人。途中、ニューヨークで発生する地震の場面がありますが、ニューヨークでの地震は極めて稀とのこと。日本に住んでいると、その事実が羨ましいですね。徐々に犯人との距離が縮まってきて緊迫感が高まる中、下巻へ!

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    2024年12月21日
  • シャドウ・ストーカー 下

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    (⁠⌐⁠■⁠-⁠■⁠)上巻は地味な展開じゃったけんど、下巻でどんでん返し大爆発!

    ⊂|⊃
    [ಠ⁠_⁠ಠ]やるなディーヴァ

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    2024年12月15日
  • ハンティング・タイム

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    コルターショウの第4弾。しかし、長かった。 やはり大どんでん返しはあるが、そこま、到達するのに時間がかかる。最後の方になると、読む方も加速するが、途中は中だるみ。なかなか進まず、読むのに時間がかかった。ただ追っている夫が悪者かと思いきや、実は、ということと、妻の上司が実はということとか、殺し屋が微妙に交わり、コルターも一緒に逃げる立場に。まあ、最後はうん、面白かったと言うことで読んだ感想はそれなりに良い。

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    2024年11月29日
  • パチンコ 下

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    ネタバレ

    子の世代ではなんとかこの窮状から抜け出してほしいという親世代の強い願いが何度も書かれていて、子にとっては重責だろうなと思った。そして願いを叶えるのは簡単なことではないのだと、物語の中で示されることになる。どれだけ真面目で優秀であっても、在日コリアンというだけで日本では差別され職がなく、さまざまな場面で理不尽な目に遭ってきたということを、リアルな視点で読むことができた。知らなければ想像もできないことだ。
    人種や生まれに関係なく良い人もいれば悪い人もいて、どの国にも色んな面があることが丁寧に描かれていた。一方的に善悪を決めつける書き方はされておらず、登場人物たちがそれぞれの立場でものを考えている。

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    2024年11月28日
  • スキン・コレクター 上

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    微細証拠物件を基にして犯人を追い詰めるライムに対して、なかなか決定的な証拠を残していかない犯人というのは続きが気になって仕方がない。ライムは何をきっかけに犯人を追い詰めるのか、皮膚に残されたタトゥーは何を意味しているのかといった物語の中心の謎は無論下巻に持ち越された。上巻で既に十分面白かった。

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    2024年11月28日
  • 魔の山 上

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    ジェフリー・ディーヴァー『魔の山 上』文春文庫。

    プロの賞金ハンター、コルター・ショウが活躍するシリーズ第2弾。

    やはり、リンカーン・ライム・シリーズの方が安定感があるし、初期作品のノンシリーズ『悪魔の涙』とか『青い虚空』などの方が面白い。


    ヘイトクライムを犯し、逃亡するエリック・ヤングとアダム・ハーパーの2人の若者を追うコルター・ショウは難なく彼らの居場所を突き止める。

    しかし、ショウの目の前でのアダムが自殺を図り、エリックのみを保護することに成功する。エリックの証言から、2人の行動に何か裏があると感じたショウは独自に調査を進めると、ワシントン州の山中に本拠地を置く『オシリス財団』

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    2024年11月25日
  • パチンコ 上

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    ネタバレ

    健康に育つことが難しい時代に、影島に生を受け真面目に働きながらたくましく生きているソンジャという女性。最初は彼女の言動のひとつひとつにハラハラしたり心を持っていかれたけれど、次第に感情移入というよりも、これは一族の歴史を見ているのだという意識に変化していった。同時に国同士の歴史でもあり、これまでさまざまな立場の人々の生活を、具体的に想像したことがなかったことに気づいた。貧しさのなかで家族みんなで助け合って、家族を何よりも大切にしている姿が描かれていて心を打たれる。ソンジャの正しくあろうとする姿勢にホッとする自分がいる。

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    2024年11月24日
  • パチンコ 下

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    下巻は1955年から1989年までの話。
    二人の男の子を抱え、お菓子を作って屋台で売る生活。相変わらず忙しくて生活に追われているソンジャ。
    夫の兄ヨセプは長崎で被爆して寝たきり。
    でも子供たちも大きくなり、長男は学問、次男は商売の道に進み始め、明るい兆しが見え始めてきたが、その間もずっと長男の父親ハンスの援助が見えないところで行われていた。
    やがて長男はその父親の存在を知ることとなり、ソンジャはまた奈落に突き落とされるごとく絶望の淵に立たされる。
    次男はパチンコ業界で、誠実にコツコツと努力を重ね順調に業績を伸ばしていくが、在日=パチンコという図式は日本人には色眼鏡で見られてしまう。
    どんなに謙

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    2024年11月16日