池田真紀子のレビュー一覧

  • ポーカー・レッスン

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    ジェフリー・ディーヴァーの短編集で、犯罪者の騙し合いによるどんでん返し(真の悪人はさらに上を行っていたというパターン)が楽しめる。
    個人的には「通勤列車」「監視」「一事不再理」「冷めてこそ美味」が好み。

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    2026年02月10日
  • ファイト・クラブ〔新版〕

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    映画版の圧倒的な映像美と、原作小説の剥き出しの言葉。その両方に触れることで、物語の真の姿が立体的に浮かび上がる、稀有な体験ができました。
    互いの描写がパズルのピースのように補完し合っており、一方だけでは味わえない「えげつないほど」の充足感に満たされます。過激で不謹慎、それでいてあまりに純粋な破壊の美学。ネタバレ厳禁の衝撃を、ぜひその身で、そして脳内で体感してほしい一冊です。

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    2026年02月08日
  • 魔術師 下

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    “これまでの作品の中で最高のどんでん返し度を誇る”と裏表紙にあったが、間違いない!!今までの作品の美味しいところを詰め込んだようで、しかもそれが綺麗に収まっていると思う。このシリーズには毎回振り落とされないようについて行くのが必死。サックスの昇進も気になりつつ、最後までハラハラドキドキの連続で思う存分楽しめた!

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    2026年01月25日
  • 魔術師 上

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    今回はあっさり上巻で犯人の素性がわかってしまうが、その分どう下巻で楽しませてくれるのかと期待してしまう。協力者でる、カーラも魅力的。サックスと犯人の追跡劇やライムが犯人にXXされるシーンはハラハラドキドキものでした。それにしても飽きの来なくて更に続きも楽しみにさせるJ・ディーヴァーって凄い!

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    2026年01月25日
  • 幼年期の終わり

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    ネタバレ

    面白かった。第1部で謎の存在だったオーヴァーロードたちが姿をあらわした第2部から面白さが増していった。オーヴァーロードたちの目的はハヤカワ版で読んでいて分かっていたけどそれでも楽しんで読める。オーヴァーロードの船に密航したジャンの帰還など第3部の展開も良い。

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    2026年01月24日
  • トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー

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    天才ゲームクリエイター達の子供から大人になって行く間の話。友情や愛や絆。それだけではなくて、色々な感情や社会問題まで。
    とにかくゲームと人生の関わりが上手く描かれてた。
    私は全員に感情移入できたな。
    祖父母の温かさが沁みた。

    明日、また明日、そしてまた明日
    毎日歩みを刻んでいく。
    タイトルシェイクスピアだったのね!

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    2026年01月19日
  • 石の猿 下

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    ネタバレ

    面白かった。
    みなさん書かれているように、ソニー・リーがなんとも味があって、死んでしまったのが悲しかった。
    誰がゴーストかはすぐわかるから、ストーリーとしてはまあまあ。

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    2026年01月08日
  • スキン・コレクター 上

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    翻訳物は苦手なケースが多いのですが、読みやすくてストーリーも面白かったです。
    シリーズの途中だったのを知らずに読んでしまったので最初から読みたい!

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    2026年01月07日
  • 幼年期の終わり

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    ネタバレ

    読むと不安になる、独特な不気味さがあるSF小説。

    物語のラストで人類は“超進化”を遂げる。しかしその結果、新人類の子供たちは親や旧世代の人類と意思疎通できなくなり、最後には地球を破壊して去っていく。

    私は思った。「これのどこが“進化”だというのか?」

    私にとって、種としての進化とは宇宙との調和に向かうものだ。しかし本作で起きているのは、旧世代との断絶と破壊である。これは進化というより、突然変異によって“クリーチャー化”しただけではないか、とすら感じた。

    だが同時に、これこそが著者クラークの示した「問い」なのだとも思う。私の違和感は、あくまで“旧人類の視点”に立ったものに過ぎないのだろう

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    2026年01月06日
  • 眠れるアンナ・O(新潮文庫)

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    生存放棄症候群という病気のため、 4年間眠り続けるアンナは、その状況から、直前に殺人を犯したらしい。中盤で目覚めるのですが、その様はなんとなくホラー小説を彷彿とさせるように感じました。中盤から終盤にかけては、この事件がどういう方向に行くのか全くわからず、気づいたらなぜか急に逮捕されたり、急に釈放されたりと、どこか読み飛ばしたかな?と感じるような展開でした。そして最後まで二転三転する展開。おもしろくはありましたが、少し捻り過ぎのように感じてしまいました。

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    2025年12月31日
  • サバイバー〔新版〕

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    「あのファイト・クラブの作者」と説明するのが一番分かりやすいパラニューク。
    しかもこの本はファイト・クラブ映画公開と同い年に発表されたから、微妙に共通点を感じるし、探してしまいます。

    パラニュークの作品を読んでいていつも思うのが、アメリカのオルタナ世代の閉塞感やダウナーな感情をよくもここまで文章化できるなあという驚きです。
    翻訳家の方のセンスもあると思うのですが、小気味良いリズムで繰り出される下品なフレーズが、高尚な言葉遊びのように感じられるんですよね。

    時間を置いてからまた読みたい1冊でした。

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    2025年12月30日
  • 眠れるアンナ・O(新潮文庫)

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    政治家の母、投資家の父のもと、一流大学をでて、雑誌の出版社を立ち上げ編集業をしていたアンナはある時、友人が死んでいる殺害場所で意識が覚醒し(目覚め)元々夢遊病の症状あった(家族の秘密だった)りしたことと、疑う余地のない状況などから殺人犯と考えられている。しかし、本人は事件後4年も眠ったまま。睡眠関連の犯罪の専門家ベネディクト(ベン)はアンナを目覚めさせる依頼を受け彼女に関わると同時にこの事件を調べ始める。果たして犯人は?真相は?アンナは目覚めるのか?
    とまあ、あらすじだけ読むとなかなか面白そうなのですが、この文庫、さほど厚くないようなのに本文674ページと、普通の2倍あります。そして、2/3位

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    2025年12月16日
  • 魔術師 下

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    翻訳本はちょっぴり苦手。
    ジェフリーディーヴァーシリーズは過去に挫折したことがあったので無理かなーと思いつつ、読み進める内に楽しくて上下巻止まることなく読み進めることができた。
    そんな体験が嬉しくて星4にしました。シリーズ何冊か買ったのでこれから読んでいきます。

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    2025年12月13日
  • ロードサイド・クロス 下

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    ブログ記事への誹謗中傷が広がる中、渦中の若者トラヴィスが行方不明に。そして次々と事件が起こる。
    ライムシリーズと違い、凄腕の刑事達の個人技より、ダンスを中心にしたチーム捜査で解決していきます。

    個人的には、終盤のダンスの母イーディの言葉に感銘を受けました。
    また、オニール達との関係など、今後楽しみな要素も残ってます。

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    2025年12月02日
  • スパイダー・ゲーム

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    前半のスピード感やパズルを解くような爽快感は従来のディーヴァー作品と同じ。どうして共著にしたのかは不明だが、リンカーンライムとは全く違う方向から犯人の先回りをしていくハッカーのやり方は今までにない味でとても新鮮。ヘロン教授の手品並みのスマホのハッキングワザには笑えた。

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    2025年11月17日
  • パチンコ 下

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    ネタバレ

    ノア衝撃。
    現代では少なくなってきたと思うが、ちょっと昔はかなり、出生に関係したいざこざが絶えなかったんだな。悲しい
    ノアの決断が哀しい。
    しょうがないよなとも思える。
    主人公が変わりすぎてちょっと味気なくもあるが、面白かった。だからパチンコかー。

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    2025年11月08日
  • パチンコ 上

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    ネタバレ

    イサク、あっという間に・・・
    もっと知りたかった。
    本当に悲痛なんだが。涙でるとこだった。
    ソンジャも最後お母さんに会えて良かった!ハンスは良い人なん?
    昔と今では考え方が違うのか? いや妻がいるのにおかしいよな。ソンジャ幸せになってほしい。下巻はどうかな。楽しみ。

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    2025年11月06日
  • クリスマス・プレゼント

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    非常に面白かったが、一部大満足とはいかない短編もあったため、惜しくも★5とはならなかった。

    個人的には「三角関係」がどんでん返しという意味で衝撃的だったかもしれない。しかも、リンカーン・ライムシリーズとはまた違った種類のどんでん返しだったので、そういう意味でも印象に残った。

    逆に表題になっている「クリスマス・プレゼント」は、もちろん面白かったのだが、いつものクオリティから考えると期待以上とは言えなかったのが少し残念だったかもしれない。

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    2025年11月04日
  • バーニング・ワイヤー(下)

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    姿が見えぬまま、電気を利用した殺戮を繰り返す犯人。さすがのチーム・リンカーン・ライムも苦戦する。
    犯人が賢過ぎるけど、ライムはもっと凄い。少し短めで、ラストまで一気に読み切れました。

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    2025年10月26日
  • スパイダー・ゲーム

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    どういう感じでの合作かわからないけど、ディーヴァーらしいどんでん返し系でなかなか面白い。
    中盤の事件の構造の反転にやられたし、ミスでレクションに使われたこと自体今を映しつつぞっとしました。
    3046冊
    今年274冊目

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    2025年10月26日