池田真紀子のレビュー一覧

  • スキン・コレクター 上

    Posted by ブクログ

    翻訳物は苦手なケースが多いのですが、読みやすくてストーリーも面白かったです。
    シリーズの途中だったのを知らずに読んでしまったので最初から読みたい!

    0
    2026年01月07日
  • 幼年期の終わり

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読むと不安になる、独特な不気味さがあるSF小説。

    物語のラストで人類は“超進化”を遂げる。しかしその結果、新人類の子供たちは親や旧世代の人類と意思疎通できなくなり、最後には地球を破壊して去っていく。

    私は思った。「これのどこが“進化”だというのか?」

    私にとって、種としての進化とは宇宙との調和に向かうものだ。しかし本作で起きているのは、旧世代との断絶と破壊である。これは進化というより、突然変異によって“クリーチャー化”しただけではないか、とすら感じた。

    だが同時に、これこそが著者クラークの示した「問い」なのだとも思う。私の違和感は、あくまで“旧人類の視点”に立ったものに過ぎないのだろう

    0
    2026年01月06日
  • 眠れるアンナ・O(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    生存放棄症候群という病気のため、 4年間眠り続けるアンナは、その状況から、直前に殺人を犯したらしい。中盤で目覚めるのですが、その様はなんとなくホラー小説を彷彿とさせるように感じました。中盤から終盤にかけては、この事件がどういう方向に行くのか全くわからず、気づいたらなぜか急に逮捕されたり、急に釈放されたりと、どこか読み飛ばしたかな?と感じるような展開でした。そして最後まで二転三転する展開。おもしろくはありましたが、少し捻り過ぎのように感じてしまいました。

    0
    2025年12月31日
  • サバイバー〔新版〕

    Posted by ブクログ

    「あのファイト・クラブの作者」と説明するのが一番分かりやすいパラニューク。
    しかもこの本はファイト・クラブ映画公開と同い年に発表されたから、微妙に共通点を感じるし、探してしまいます。

    パラニュークの作品を読んでいていつも思うのが、アメリカのオルタナ世代の閉塞感やダウナーな感情をよくもここまで文章化できるなあという驚きです。
    翻訳家の方のセンスもあると思うのですが、小気味良いリズムで繰り出される下品なフレーズが、高尚な言葉遊びのように感じられるんですよね。

    時間を置いてからまた読みたい1冊でした。

    0
    2025年12月30日
  • 眠れるアンナ・O(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    政治家の母、投資家の父のもと、一流大学をでて、雑誌の出版社を立ち上げ編集業をしていたアンナはある時、友人が死んでいる殺害場所で意識が覚醒し(目覚め)元々夢遊病の症状あった(家族の秘密だった)りしたことと、疑う余地のない状況などから殺人犯と考えられている。しかし、本人は事件後4年も眠ったまま。睡眠関連の犯罪の専門家ベネディクト(ベン)はアンナを目覚めさせる依頼を受け彼女に関わると同時にこの事件を調べ始める。果たして犯人は?真相は?アンナは目覚めるのか?
    とまあ、あらすじだけ読むとなかなか面白そうなのですが、この文庫、さほど厚くないようなのに本文674ページと、普通の2倍あります。そして、2/3位

    0
    2025年12月16日
  • 魔術師 下

    Posted by ブクログ

    翻訳本はちょっぴり苦手。
    ジェフリーディーヴァーシリーズは過去に挫折したことがあったので無理かなーと思いつつ、読み進める内に楽しくて上下巻止まることなく読み進めることができた。
    そんな体験が嬉しくて星4にしました。シリーズ何冊か買ったのでこれから読んでいきます。

    0
    2025年12月13日
  • ロードサイド・クロス 下

    Posted by ブクログ

    ブログ記事への誹謗中傷が広がる中、渦中の若者トラヴィスが行方不明に。そして次々と事件が起こる。
    ライムシリーズと違い、凄腕の刑事達の個人技より、ダンスを中心にしたチーム捜査で解決していきます。

    個人的には、終盤のダンスの母イーディの言葉に感銘を受けました。
    また、オニール達との関係など、今後楽しみな要素も残ってます。

    0
    2025年12月02日
  • スパイダー・ゲーム

    Posted by ブクログ

    前半のスピード感やパズルを解くような爽快感は従来のディーヴァー作品と同じ。どうして共著にしたのかは不明だが、リンカーンライムとは全く違う方向から犯人の先回りをしていくハッカーのやり方は今までにない味でとても新鮮。ヘロン教授の手品並みのスマホのハッキングワザには笑えた。

    0
    2025年11月17日
  • パチンコ 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ノア衝撃。
    現代では少なくなってきたと思うが、ちょっと昔はかなり、出生に関係したいざこざが絶えなかったんだな。悲しい
    ノアの決断が哀しい。
    しょうがないよなとも思える。
    主人公が変わりすぎてちょっと味気なくもあるが、面白かった。だからパチンコかー。

    0
    2025年11月08日
  • パチンコ 上

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    イサク、あっという間に・・・
    もっと知りたかった。
    本当に悲痛なんだが。涙でるとこだった。
    ソンジャも最後お母さんに会えて良かった!ハンスは良い人なん?
    昔と今では考え方が違うのか? いや妻がいるのにおかしいよな。ソンジャ幸せになってほしい。下巻はどうかな。楽しみ。

    0
    2025年11月06日
  • クリスマス・プレゼント

    Posted by ブクログ

    非常に面白かったが、一部大満足とはいかない短編もあったため、惜しくも★5とはならなかった。

    個人的には「三角関係」がどんでん返しという意味で衝撃的だったかもしれない。しかも、リンカーン・ライムシリーズとはまた違った種類のどんでん返しだったので、そういう意味でも印象に残った。

    逆に表題になっている「クリスマス・プレゼント」は、もちろん面白かったのだが、いつものクオリティから考えると期待以上とは言えなかったのが少し残念だったかもしれない。

    0
    2025年11月04日
  • バーニング・ワイヤー(下)

    Posted by ブクログ

    姿が見えぬまま、電気を利用した殺戮を繰り返す犯人。さすがのチーム・リンカーン・ライムも苦戦する。
    犯人が賢過ぎるけど、ライムはもっと凄い。少し短めで、ラストまで一気に読み切れました。

    0
    2025年10月26日
  • スパイダー・ゲーム

    Posted by ブクログ

    どういう感じでの合作かわからないけど、ディーヴァーらしいどんでん返し系でなかなか面白い。
    中盤の事件の構造の反転にやられたし、ミスでレクションに使われたこと自体今を映しつつぞっとしました。
    3046冊
    今年274冊目

    0
    2025年10月26日
  • パチンコ 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    祖国にとどまるのも、出ていくのも。
    祖国に戻るのも、戻れないのも。
    生まれる国は選べないのに、どちらも、貧しく困難な道のりとなる。
    それでも彼らは、誠実に生き抜いていく。

    ソンジャの母ヤンジンも辛抱の人だ。でも、最後に抱えていた内面を吐露してしまう。そんな親娘の感情のぶつけ合いが印象に残った。

    0
    2025年10月26日
  • バーニング・ワイヤー(上)

    Posted by ブクログ

    第9作。今回の敵は"電気"。日常生活の中で、現代社会において当たり前のようにあり、必要不可欠なもの。それが脅威となる。
    メキシコに飛んだウォッチメイカーも追跡しながら、2つの事件に挑む!

    0
    2025年10月23日
  • スパイダー・ゲーム

    Posted by ブクログ

    ジェフリーディーヴァー。殺人鬼に妹を襲われた捜査官がかつて自分が逮捕した侵害行為専門家と捜査に乗り出す。次々と事件をおこす犯人とそれを追う2人の頭脳戦が始まる。
    ディーヴァー味のある追いかけっこを楽しめる一冊だがリンカーンライムシリーズとかかなりかぶってみえる。また相棒の専門家である大学教授はただの元ブラックハッカーでよかったのではと思う。聞き慣れない専門分野をだした意味があるのか今後分かるかもしれないので期待しています

    0
    2025年10月23日
  • スパイダー・ゲーム

    Posted by ブクログ

    国家安全保障省の捜査官カーメン・サンチェスの妹が襲われた。辛くも命に別状はなかったが、犯人は前日に男性を殺害したのと同一人物とおぼしく、事態は連続殺人の様相を呈する。犯人には蜘蛛のタトゥーがあったことから「スパイダー」と呼称されることになった。だが捜査は遅々として進まず、サンチェスは妹を守るために自ら「スパイダー」を追うことを決意、ハッキングや権利侵害事案のエキスパートであるジェイク・ヘロン教授に協力を要請する。

    サンチェスが行動し、自らを名探偵ホームズにならって「諮問探偵」と称するヘロンが情報分析と推理にあたるという役割分担で、二人は着実に「スパイダー」に迫るも、第三の事件が発生。現場は南

    0
    2025年10月19日
  • パチンコ 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    夫ではない男の子どもを宿し、ソンジャは日本に渡ってきた…4世代に渡る在日コリアン一家の過酷な物語。 

    大好きな韓国と日本との関係を考えさせられるという意味ではモヤモヤ感がありますが…

    とても読みやすく…壮大で救いの物語面白いかったです。

    0
    2025年10月17日
  • パチンコ 上

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    夫ではない男の子どもを宿し、ソンジャは日本に渡ってきた…4世代に渡る在日コリアン一家の過酷な物語。 

    大好きな韓国と日本との関係を考えさせられるという意味ではモヤモヤ感がありますが…

    とても読みやすく…壮大で救いの物語面白いかったです。

    0
    2025年10月17日
  • 眠れるアンナ・O(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    夢遊病、生存放棄症候群という現実にも存在する難病をテーマに繰り広げられるミステリー。

    眠り姫ことアンナが本当に殺人を犯したのかを、犯罪心理学者のベンが解明していく展開。

    聖書や哲学色強めの作品で人によってはそこがむしろ読みにくさを助長してしまう。
    私はそういう作品が好きなので、個人のアイデンティティや存在価値とは何かを考えるテーマは受け入れやすく、ベンやアンナの心理描写を興味深く読めた。
    ベンが感じる"他人の人生を生きている気がすることがある"
    というワードが最後に繋がる。
    人生の三分の一は眠っているというが、言うなれば生の中の三分の一は死であると。
    生きることは拷問の

    0
    2025年10月06日