池田真紀子のレビュー一覧
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これぞディーヴァーの超ドエンタメミステリー、気軽に楽しめる短編集 #サプライズ・エンディングス
■きっと読みたくなるレビュー
超ドエンタメミステリーと言えばこの人、ジェフリー・ディーヴァーの短編集『サプライズ・エンディングス 嘘』
ディーヴァーの短編集を読むのは初めてだったんですが、想像以上に楽しめました。思った以上に物語の密度が濃いのにびっくり、読み応えがあるんよ。もちろん驚きを仕込むのも忘れていない。
おすすめは『帰任報告』『ターニングポイント』で、これぞディーヴァーの謎解きですよ。素晴らしかったです。また巻末に収録されている川出先生の解説も、作品の背景が知ることができてありがたいで -
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どんでん返しの名手ジェフリー・ディーヴァーの短編集、結末や如何に… #サプライズ・エンディングス
■きっと読みたくなるレビュー
どんでん返しの名手、ジェフリー・ディーヴァーの短編集『サプライズ・エンディングス 罠』
どの作品もタイトルとおりで、驚きのエンディングが待ち受けてるんだけど、ひとつひとつ技が違うのは流石ですよね。また物語の背景や舞台、アプローチもそれぞれ違うから飽きずに楽しめますね。
好きなのは『魔の交差点』『麗しきヴェローナ』、どちらも映像が目に浮かんでくる。人間像に血肉が感じられるんすよねー。素晴らしかったです。ちなみに続き『サプライズ・エンディングス 嘘』も、この後レビュ -
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あっという間に読み終わってしまった。300ページ。
FBIの重要参考人3人を殺すべく、コフィン・ダンサーと呼ばれる殺し屋が雇われた。
参考人は3人のパイロットで、うち2人は夫婦。
そのうちの夫の方が、早々に殺されてしまう。
リンカーン・ライムたちは残された2人の参考人を守りながら、コフィン・ダンサーを追い詰める。
とはいえ、ライムたちはあくまでも鑑識であり、現場に残された証拠がなければ何もできない。
どうしたって初動は、犯人の後を追いかけるだけになってしまう。
どこで犯人に追いつき、先回りできるか。
犯人は心を病んでいる。
いつも心の中に、厳しく鍛錬する上官となんとか認めてほしい自分がいる -
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ネタバレもっとすっきりと短く出来たんじゃないかなーと思う。
四年前、2人の友人の刺殺体を残し眠りについて以降目覚めないアンナ・O。
眠りにつく直前に犯行を認めるかのようなメッセージを残していたことから、容疑者として保安院(犯罪人ではるが精神/身体疾患がある者を収容しておく病院施設的な?)に収容されている。
いたずらに拘束し続けることに対する人権団体からの圧力もある中、眠ったままでは真相を追及出来ないとなり、主人公ベンの働く睡眠障害クリニックへアンナの覚醒依頼が舞い込む。
アンナを目覚めさせることは出来るのか。そして、あの日アンナは本当に2人を殺めたのか。。。
序盤こそ引き込まれたが、承の段階に入っ -
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なかなか犯人と思しき人物が出てこなくて、これはパトリシア・コーンウェルの『検視官』シリーズのように、なんの伏線もなくいきなり犯人が断定されるやつか、と思ったけれど、実際に犯人が姿を現したら、ちゃんと伏線もあったことに気がついた。
うん、これはちゃんとしたミステリ。
3人目の被害者からは、生きているうちに救出することができたので、ライムたちの勝ちだなと思いながら読んでいたのに、犯人は被害者の生死など最初からどうでもよいと思っていたんだな。
犯人が姿を現した時、たまたまそばにいた人が巻き添えを食ってしまったのはショックだったし、その後の展開も想像を絶するけれど、何事もなかったかのように次の事件 -
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ネタバレ眠り続けていたアンナが目覚めた時に事件は思わぬ方向に……というあらすじに、あまり心惹かれなかったけれど、面白いと聞いたので、読んでみた。
まあまあ。
長い。ベンの独白がダルい。
伏線や前フリの置き方は、さり気なく、けれど重要で、良かった。面白かった。
読みながら、シンデレラの罠とアクロイド殺しがちらついた。
あと、最後は洋画のサイドエフェクト。てか構造同じじゃないか?
この作品の良かったところは、人間ドラマがまあまあ良かったところかな。でも最後のアンナとベンのパートはよくわからない。ベンの独白がだるすぎる。
よく考えたら登場キャラが女性ばかりで、独白ではどうあれ、ベンがイケメンとして描かれて -
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ネタバレ1989年に第1章を書き直したバージョン。地球に突然現れた宇宙船。オーヴァーロード(最高君主)と呼ばれる異星人が地球を保護・監視する中で世界から争いが消えた。彼らは50年後に人間の前に姿を現すという。平和な50年間で変わる人間の価値観と文化。何でも手に入る時代は思ったほど芸術や文化が華開かない。少数だが自給自足生活に戻りコロニーを形成し生活する人も現れる。そして迎える人間の新しい世代と破滅。まさか自分の産んだ子が異星人だったなんて、想像しただけで絶望と無力感に包まれてしまった。平和の世で何をするか、考えさせられる作品だった。
20260320 『地球幼年期の終わり』 創元SF文庫 1章を読む -
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ネタバレニューヨーク市警で科学捜査のエキスパートだったリンカーン・ライムが主人公のシリーズの第一弾。
現在のライムは、事故のため四肢が麻痺し、首から上と左手の薬指しか動かすことが出来ない。
自殺しようにもそれすらできない状況で、彼は楽に死なせてくれる人を探している。
そんな時、猟奇的な殺人事件が起きる。
元同僚たちはライムの寝室を捜査本部とし、殺人犯を追うのだが、実際に現場に行って鑑識業務を行うのは、関節炎に苦しむ美貌のパトロール巡査のアメリア・サックス。
彼女は傍若無人なライムに最初は反発するけれど…。
事件がニューヨーク市警からFBIに横取りされたところまで。
サックスの現場検証とライムの頭脳 -
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ネタバレ一気読みしたが、奇妙な小説である。
引き込まれて、読む手が止まらないのだが、何が語られているのかは、よくわからないのだ。
文体には、常に皮肉なユーモアが満ちている。
さらに、話題を急旋回させたり、何度もリフレインさせたりする、独特のリズムがあり、グイグイ先を読ませる。
しかし、物語の軸は何なのか?主題は何なのか?は、見えてこない。
「主人公=タイラー」の構造は、予想できるし、序盤・中盤で、何度もほのめかされているため、ミステリー的な求心力が、仕込まれているわけでもない。
第1章で、「主人公/タイラー/マーラ」の「三角関係」が示唆されるが、明確に提示されず、成立していないといったほうが良 -
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面白かった。シリーズ物と知らずに読みましたが、前作読まずとも特に影響は無かったと思います。前半から中盤あたりまではなかなかテンポ感が緩めで1ページ2段構えのため文章量が多く感じたせいなのか、かなり読み進めるのに時間がかかってしまいました。しかし、追いかけっこが本格的にスタートし始めた中盤あたりからテンポもよく展開もわかりやすくて海外ドラマを見ているかの如く次から次へとページを捲っていける状態でした。ハラハラドキドキ感、真犯人とその真相に迫る感じが読み応えあり。あと非常に読みやすくしてくれている翻訳家さんだなと思いました。帯にドンデン返し20回越えとありますが、ちょっと20回もあったのかわからな