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人質はニューヨーク! リンカーン・ライム・シリーズ
電力を操作して殺人を繰り返す凶悪犯を追うリンカーン・ライム。だが天才犯罪者ウォッチメイカーの影が…人気シリーズ第9弾。
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Posted by ブクログ
電気を使ったサイコパス。
いかに現代社会が電気によって動いていて、いたるところに電気があるかを思い知らされた。
なんで、リアリティありすぎて怖い。
CIAやFBIは、ディーヴァー氏に「どういうテロが予想されますか?」って聞くべきだよ。
そして、えっと驚く展開で…。
も、たいがいディーヴァーにびっくりするのは慣れてきてる気がするのに、まだまだ驚かされるのだから本当にすごい。
と、事件を通して、ライムが生きようとしていく態度というか、気持ちの変化が、実はこのシリーズの主軸なのかもしれないと思った。
完璧な絶望からも、人は立ち上がることができる。ただ、周りの助けがあろうが、何であろうが、最後は自分自身の力で立つしかない。
うん。
きっと人生に希望はある。
ただ、それに気づかなければ、手を伸ばして握らなければ、意味はない。
Posted by ブクログ
久しぶりのリンカーンシリーズ。今回はまぁ豪華な顔ぶれで、デルレイのこっそりファンの私は思わずニンヤリ。
キャサリン・ダンスもチラチラと出てきて嬉しかったですね。
個性豊かなライムの周りの人たち大好きだわ。
事件はというと、私の単純な脳細胞では今回も推理は外れ・・・
そしてウォッチメーカーのあいつがねぇ・・
でも、あのライムとの対決場面で「なんで?トロイの木馬だろうに」と思いながら、ここでやられたら話は終わるからそれはないし、などと一人ブツブツ(笑)
ライムとの二人の対決はとっても感動的ですらありました。
相変わらずワクワクさせてもらえました。
本屋さんで「スキン・コレクター」見かけましたけど、文庫になるまで待ちましょう。
Posted by ブクログ
今回の事件は、無差別大量殺人の様相を呈していて、犯人に言い分があるとしても許されない事件だった。
その犯人は、上巻で早々に明かされてはいるものの、納得感は薄い。
根拠は…脅迫状の誤字の多さ。
これ、絶対意味あるよね、って思った。
そして、脅迫状で期限を切っているくせに、前倒しで事件を起こすのもフェアじゃないと思った。
自身に正義があると思っている犯人が、そんなアンフェアなことするだろうか。
で、ついにライムが別の人の名前をあげるのだけど。
私としては、それもまた納得しがたい犯人だった。
リスクを排除するために、より大きなリスクを負うというのは、普通ないのでは?
しかし犯人、もう普通じゃないしなあ。
読んでいてあまり楽しくなかった理由は、このように、ライムの理論に納得がいかなかったから。
そもそも立て続けに起こす大量無差別殺人というのが、いかにもアメリカのミステリっぽくて好きではない。
派手な事件と、有名探偵による屁理屈または第六感あるいは幸運な偶然による解決。
リンカーン・ライムシリーズは、それがないから好きだったのに。
結果として、この先走ったがっかり感は、ライム自身によって覆されるのだが。
ライムが作品中でずっと心身ともに不調であったこと、電気への恐怖によりサックスがいつもに比べて全く颯爽としたところがなかったこと、プラスキーの不安感がいつも以上に顕著だったこと、デルレイまでもがずっと不安にさいなまれていたことなどから、この作品は読んでいてもカタルシスがあまりなくて、楽しくはない。
けれども、このシリーズの転換点になるのかもしれない、とは思った。
最後にひとつ。
デルレイよかったね、と思う一方で、彼のやったことはきちんと罰せられるべきだと思った。
目的のためなら手段を選ばないというのは、いつか暴走するかもしれないのだから。
彼のことを信じてはいるけれど、だからこそ有耶無耶にしてはいけない。
ブレントへの10万ドルはきっちり国庫に取り戻し、通常の範囲の情報料を払うか、35年ローンかなんかでもいいからデルレイが自分でブレントに返していくべき。
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