池田真紀子のレビュー一覧

  • ポーカー・レッスン

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    短編ミステリって、物足りなさを感じて、やっぱりある程度のページ数がないと難しいなという感想が抱くことが少なくなかった。
    でも、これは大満足!
    「クリスマス・プレゼント」も読もうかな。

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    2014年01月21日
  • エンプティー・チェア 下

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    ネタバレ

    リンカーン・ライムシリーズは、
    いつも最後にどんでん返しが有るわけですが、
    それを予期していてもなお、今回は驚かされます。
    って言うか、「もう、これでオシマイだよね。」と思った後に、
    更に、もうひとつありますからねぇ。

    ただ今回ちょっと『反則』と思ったのは、
    FBI捜査官のフレッド・デルレイが、
    前触れもなく訪れたこと。
    まぁ、推理の本質に触れるところではないですが、
    いきなり現れるのは、ちょっと反則だと思いました。

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    2014年01月18日
  • ポーカー・レッスン

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     リンカーンシリーズのディーヴァーの短編集。
     帯に「これぞ、だまされる快感! ドンデン返し16連発!!」ってあったんだけど、やられましたww

     ドンデン返しくるかぁって結構構えて読んだんだけど、こっちの想像の上というか斜めをいく展開ですごかった。さすが、ディーヴァーです。
     
     にしてもどの作品に出てくるキャラも、魅力的なのだ。
     うん。悪人でも、ただ無慈悲ではなく(狂っている、どこかネジがとんでる、っていうのはあるけど)へんな話、悪事にプライドを持ってる感じなのだ。そして、犠牲者も無力で可愛そうな不運な人というのではなく、どこか居心地の悪さがある。
     
     人は、そんな風に善も悪も、常にそ

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    2013年12月18日
  • ロードサイド・クロス 下

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    目も離せないってこのこと。

    気になって朝も晩の寝るのももったいなくて読んでしまった。

    いやぁ~意外でした。
    私はとんだ的違いな想像をしてました(笑)

    でも、トラヴィスが犯人じゃないことは早くから感じてましたけど・・

    ダンスのママの疑いも晴れてなにより、そしてなんだかダンスに恋の予感?( ̄▽ ̄)。o 0 ○ ポワアァァァン

    同じ母としてイーディ・ダンスの言葉が胸を熱くしました。

    「親はただ期待するしかない。祈るしかない。子どもたちが必要としてる精神的な支えを与えてやれたと。価値観や勇気を教えられたと。子育てって結局そういうことなのよ。子どもに代わって闘うことじゃない。子どもが自分で闘

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    2013年11月27日
  • ロードサイド・クロス 上

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    登場人物が多くて一寸パニックに(笑)

    前作の「スリーピング・ドール」で残忍な犯人のダニエル・ペレの名前も出てきて、あの事件がまた関係してるとはねぇ・・

    今回はネットという世界での私たちが普通になじんでいるBlogの投稿から事件が拡大して行く。

    コメントから憶測や、うわさ話や中傷が、やがては殺人事件にまで発展して、まったく無実の人が犯人にされ、実に恐ろしい。

    実際今の世の中ではあることだからなおのこと空恐ろしい。

    幾つもの面倒な事件が重なって、ダンス捜査官はどう解決していくのか楽しみ~

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    2013年11月27日
  • ロードサイド・クロス 下

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    今回も見事なドンデン返しとスピーディーな展開が十二分に楽しめた。

    ロードサイド・クロス・キラー事件の真犯人を追うキャサリン・ダンスと殺人容疑で逮捕された彼女の実の母親。一体、物語はどんな結末に終わるのか…

    キャサリン・ダンスがゲームの中のアバターにキネシクスを試す場面に思わずニヤリ。

    後半には次回作への伏線とも思われる描写もあり、まだまだシリーズは続くようだ。

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    2013年11月16日
  • ロードサイド・クロス 上

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    リンカーン・ライム・シリーズのスピンオフ、キャサリン・ダンス・シリーズの第二弾。

    キャサリン・ダンスは人間の動作から心理分析を行う『キネシクス』のエキスパート捜査官。今回、彼女が追うのはロードサイド・クロス・キラー事件。そんな中、彼女の実の母親が殺人容疑で逮捕される…

    一方、ロードサイド・クロス・キラーの犯人と目される少年はSNSの世界で、過去に起こした交通事故で批難の集中砲火を浴びていた。

    SNSの恐ろしさと技術の進歩の速さ、また、それを題材に良質のミステリーに仕立てたディーヴァーの腕に驚く。過去にディーヴァーがコンピュータ社会の怖さを『青い虚空』で描いていたのを思い出す。

    早く下巻

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    2013年11月15日
  • スリーピング・ドール 下

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    幸いというか不幸にも風邪でダウンしていたので、昼夜夜中と夢中で読んでしまいました。

    時に体調ぶり返しながら(夜更かしで・・(笑)

    なんですか、オカルト集団てかつでニュースでもありましたけど、怖いですね。
    人をあんなにも変えてしまう力があるなんて。
    オウムもそうだった・・・

    あれこれない頭で推理しながら・・
    えぇ~!を繰り返し、でも途中でケロッグがなぁって思った私に自画自賛したりして(笑)

    ペルが殺された時点で、本がまだ残りページがかなりあるぞと、さてさてこの後はどう転がっていくのだろう・・・

    気になっていたのはキャサリンの両親の家で母親が聞いた物音・・
    そしてジェニーが生きていて、彼

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    2013年11月14日
  • スリーピング・ドール 上

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    すっかりはまってしまったリンカーン・ライムシリーズ
    その中で「ソウル・コレクター」で初めて登場したキャサリン・ダンスにやっと辿り着きました。

    目に見える証拠しか信じないライムと対照的に歩く嘘発見器と言われる、尋問とキネシクス、ボディランゲージ分析の専門のキャサリン・ダンス。

    いきなり取調室での殺人犯ダニエル・ペルとのお互いに相手を観察していくシーンはなんとも迫力ありましたねぇ・・

    そしてそのあとの脱走へと・・

    一気にボルテージ上がりました。

    面白~い!!

    途中チラッとサックスとライムが登場してくれたのもなんだか嬉しかったですね。

    いやいや、下巻がますます気になるところです。

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    2013年11月14日
  • エンプティー・チェア 下

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    ライムとアメリアの関係が素敵すぎて堪らない。まさかのラストも騙されてたし。矢張り推理小説は頭を空っぽにして騙されるのが良い。(私は)。次回2人はどうなるのだろうとそわそわ。

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    2013年10月12日
  • ポーカー・レッスン

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    どんでん返しがあるとわかっていても、さらなる展開が襲い掛かってくるので、我々に出来るのはただ身を委ねることだけである。
    だまされる快感というものにたっぷり酔いしれました。
    「通勤列車」「ウェストファーレンの指輪」「生まれついての悪人」「一事不再理」「冷めてこそ美味」あたりが特にお気に入り。

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    2017年06月03日
  • 魔術師 上

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    展開がスピーディて面白かったです。
    途中の呼びかけが「魔術師」となっているところは、わざと読者を錯覚させるようにしているからなのだろう。
    ただし、リンカーンの推理が神業的に冴えていて、ちょっとありえない位なのが欠点か。

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    2013年08月12日
  • 12番目のカード 下

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    やっぱり面白い!
    今回はアメリカの古い時代の事件も絡んで、歴史のお勉強まで(笑)

    この命を狙われた少女のまぁ大人びたというか、賢いというか、自分のこのころこんな口きけたかと思ってしまったわ。

    それにしても今回もさっぱり犯人の予想もたたず、どっぷりとリンカーンの世界に引きずり込まれて、( ̄ー ̄?).....??アレ??( ̄ー ̄?).....??アレ??と、一人大通りの真ん中に立たされた気分でウロウロ。

    真っ赤なカマロで乗りこんでいくサックスのカッコいいったら、惚れぼれするね。

    相変わらず浮かぶ映像はアンジーなんだけど(笑)

    とりあえずルーキーも大丈夫だし、ちょっと心配したセリットー刑事

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    2013年06月17日
  • 12番目のカード 上

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    このシリーズ順番ラストから読み始めてしまったので、ルーキーの怪我の原因がやっとわかった。

    やっぱりリンカーンシリーズは面白い。
    「クリスマス・プレゼント」を挟んで読んだけれど、私はやっぱり長編ものが好きだわ。

    今回の事件の犯人もどちらも嫌な奴だわ。

    あの少女が何故狙われるのか。
    下巻が楽しみ~

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    2013年06月13日
  • ソウル・コレクター 下

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    相変わらず素晴らしいジェフリー・ディーバーの小説。読者がどんな気持ちでこの場面を読んでいるということをしっかりわかっているんだろうな。と思うほど毎回騙されます。

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    2013年05月20日
  • 魔術師 下

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    今までの犯罪者と違って、マジシャンとかイルージョニストが相手では、消えちゃうし、化けちゃうし、想像すらつかない難しい相手だ。

    私も小さいころと数年前にサーカス(笑)観に行ったけど、目の前でマジックって見たこともないなぁ。
    せいぜいテレビで観たくらい。

    いつも以上に今回は先が読めなかったわ。

    さすがにリンカーンもやり難かったでしょうねぇ~
    それにしても、自分の復讐のために全く関係のない人が犠牲になるなんて、心底腐りきってるわね。

    やはりマジックは楽しませるためのものでなくてはね。
    私は大掛かり脱出だのなんだのより手先のマジックの方が好きだな(笑)

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    2013年05月07日
  • 12番目のカード 下

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    これだけ引き出しが豊富な作家はすごい。Jディーバーの書いた本を片っ端からよんでいるが、毎回見事に騙される。これだけ違うパターンで読者をあっと言わせる閃きは凄いの一言。

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    2013年05月04日
  • 魔術師 上

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    今度は魔術師ですか・・色々できちゃうんでしょうね。
    手ごわいですよね。
    だってドアだって手錠だって簡単に開けられちゃうんだし。

    リンカーンも今回は胆冷やしたでしょう。

    続きが気になります。

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    2013年05月02日
  • 12番目のカード 上

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    相変わらず面白いジェフリー・ディーバーのリンカーン・ライムシリーズ。
    今回の犯人には今までと比べて特徴が少ない。しかし、下巻でまたディーバーの手法にやられることだろう。と期待。

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    2013年04月28日
  • 石の猿 下

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    今回の中国の密航者の漢方医、ジョン・ソンがアメリアに漢方薬を渡したり、東洋医学での診断の部分は興味深かった。
    以前我々女性の更年期障害は西洋医学では「更年期障害だから」と片づけられてしまうけれど、東洋医学では必ず原因となる部分があるのだと記事で読んだことがあった。
    また漢方薬も長きにわたって飲んでいたので、リンカーンが「臭い」と言うくだりでは笑ってしまった。
    我が家も家族の分何本も煎じて作っていたので、「臭い」と言われていた(笑)

    また、密航者の一人中国の刑事ソニー・リーとリンカーンの二人の関係が楽しくてほのぼのとしてとっても好きだわ。
    風水のこととか、中国の格言とかって深いねぇ。
    ドキドキ

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    2013年04月09日