池田真紀子のレビュー一覧
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リンカーンシリーズのディーヴァーの短編集。
帯に「これぞ、だまされる快感! ドンデン返し16連発!!」ってあったんだけど、やられましたww
ドンデン返しくるかぁって結構構えて読んだんだけど、こっちの想像の上というか斜めをいく展開ですごかった。さすが、ディーヴァーです。
にしてもどの作品に出てくるキャラも、魅力的なのだ。
うん。悪人でも、ただ無慈悲ではなく(狂っている、どこかネジがとんでる、っていうのはあるけど)へんな話、悪事にプライドを持ってる感じなのだ。そして、犠牲者も無力で可愛そうな不運な人というのではなく、どこか居心地の悪さがある。
人は、そんな風に善も悪も、常にそ -
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目も離せないってこのこと。
気になって朝も晩の寝るのももったいなくて読んでしまった。
いやぁ~意外でした。
私はとんだ的違いな想像をしてました(笑)
でも、トラヴィスが犯人じゃないことは早くから感じてましたけど・・
ダンスのママの疑いも晴れてなにより、そしてなんだかダンスに恋の予感?( ̄▽ ̄)。o 0 ○ ポワアァァァン
同じ母としてイーディ・ダンスの言葉が胸を熱くしました。
「親はただ期待するしかない。祈るしかない。子どもたちが必要としてる精神的な支えを与えてやれたと。価値観や勇気を教えられたと。子育てって結局そういうことなのよ。子どもに代わって闘うことじゃない。子どもが自分で闘 -
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リンカーン・ライム・シリーズのスピンオフ、キャサリン・ダンス・シリーズの第二弾。
キャサリン・ダンスは人間の動作から心理分析を行う『キネシクス』のエキスパート捜査官。今回、彼女が追うのはロードサイド・クロス・キラー事件。そんな中、彼女の実の母親が殺人容疑で逮捕される…
一方、ロードサイド・クロス・キラーの犯人と目される少年はSNSの世界で、過去に起こした交通事故で批難の集中砲火を浴びていた。
SNSの恐ろしさと技術の進歩の速さ、また、それを題材に良質のミステリーに仕立てたディーヴァーの腕に驚く。過去にディーヴァーがコンピュータ社会の怖さを『青い虚空』で描いていたのを思い出す。
早く下巻 -
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幸いというか不幸にも風邪でダウンしていたので、昼夜夜中と夢中で読んでしまいました。
時に体調ぶり返しながら(夜更かしで・・(笑)
なんですか、オカルト集団てかつでニュースでもありましたけど、怖いですね。
人をあんなにも変えてしまう力があるなんて。
オウムもそうだった・・・
あれこれない頭で推理しながら・・
えぇ~!を繰り返し、でも途中でケロッグがなぁって思った私に自画自賛したりして(笑)
ペルが殺された時点で、本がまだ残りページがかなりあるぞと、さてさてこの後はどう転がっていくのだろう・・・
気になっていたのはキャサリンの両親の家で母親が聞いた物音・・
そしてジェニーが生きていて、彼 -
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すっかりはまってしまったリンカーン・ライムシリーズ
その中で「ソウル・コレクター」で初めて登場したキャサリン・ダンスにやっと辿り着きました。
目に見える証拠しか信じないライムと対照的に歩く嘘発見器と言われる、尋問とキネシクス、ボディランゲージ分析の専門のキャサリン・ダンス。
いきなり取調室での殺人犯ダニエル・ペルとのお互いに相手を観察していくシーンはなんとも迫力ありましたねぇ・・
そしてそのあとの脱走へと・・
一気にボルテージ上がりました。
面白~い!!
途中チラッとサックスとライムが登場してくれたのもなんだか嬉しかったですね。
いやいや、下巻がますます気になるところです。 -
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やっぱり面白い!
今回はアメリカの古い時代の事件も絡んで、歴史のお勉強まで(笑)
この命を狙われた少女のまぁ大人びたというか、賢いというか、自分のこのころこんな口きけたかと思ってしまったわ。
それにしても今回もさっぱり犯人の予想もたたず、どっぷりとリンカーンの世界に引きずり込まれて、( ̄ー ̄?).....??アレ??( ̄ー ̄?).....??アレ??と、一人大通りの真ん中に立たされた気分でウロウロ。
真っ赤なカマロで乗りこんでいくサックスのカッコいいったら、惚れぼれするね。
相変わらず浮かぶ映像はアンジーなんだけど(笑)
とりあえずルーキーも大丈夫だし、ちょっと心配したセリットー刑事 -
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Posted by ブクログ
今までの犯罪者と違って、マジシャンとかイルージョニストが相手では、消えちゃうし、化けちゃうし、想像すらつかない難しい相手だ。
私も小さいころと数年前にサーカス(笑)観に行ったけど、目の前でマジックって見たこともないなぁ。
せいぜいテレビで観たくらい。
いつも以上に今回は先が読めなかったわ。
さすがにリンカーンもやり難かったでしょうねぇ~
それにしても、自分の復讐のために全く関係のない人が犠牲になるなんて、心底腐りきってるわね。
やはりマジックは楽しませるためのものでなくてはね。
私は大掛かり脱出だのなんだのより手先のマジックの方が好きだな(笑) -
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Posted by ブクログ
今回の中国の密航者の漢方医、ジョン・ソンがアメリアに漢方薬を渡したり、東洋医学での診断の部分は興味深かった。
以前我々女性の更年期障害は西洋医学では「更年期障害だから」と片づけられてしまうけれど、東洋医学では必ず原因となる部分があるのだと記事で読んだことがあった。
また漢方薬も長きにわたって飲んでいたので、リンカーンが「臭い」と言うくだりでは笑ってしまった。
我が家も家族の分何本も煎じて作っていたので、「臭い」と言われていた(笑)
また、密航者の一人中国の刑事ソニー・リーとリンカーンの二人の関係が楽しくてほのぼのとしてとっても好きだわ。
風水のこととか、中国の格言とかって深いねぇ。
ドキドキ