池田真紀子のレビュー一覧
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相変わらずの面白さ
今回も抜群に面白かったのですが、注意点が2つあります。一つは、前作の『ウォッチ・メイカー』を読んでいないと判らないところがある。もう一つは、パソコンを扱ったことが無い人にはちょっと難しいかもしれない(そこを読み飛ばしても充分に面白いですけど)
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購入済み
シリーズ最高傑作だと思う
このシリーズで一番面白かったですね。読み終わって、こんなにおもしろいのを書いてしまったら著者はこれから大変だろうな、と余計な心配をしてしまいました。あと、これを書きあげて亡くなってたら伝説になっていただろうな、と思いました(不謹慎ですみません)。そう思わせる面白さでした。文句ナシ!
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ダンス捜査官のシリーズ。
ネットいじめに端を発する殺人未遂がおこる。
事件の前には、道路わきに十字架が建てられるという陰湿さ。
ネットの無責任な発言がどんどん広がっていくことを、言葉で説明するのって難しいよね。特に、2009年あたりだと知ってる人は知ってるけど、知らない人はまったくわからない。でも、その世界をあえて題材にするディーヴァーの挑戦的な感じがよい。
リンカーンシリーズとは、やっぱり違うなと。
仕草や表情で真理を読み取って捜査するダンスで、やってることはオーソドックスというか、昔からある古典的な手法ともいえることだからこそ、全体の空気を猪突猛進にしてるのかもしれ -
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ダンス捜査官のシリーズ。
ネットいじめに端を発する殺人未遂がおこる。
事件の前には、道路わきに十字架が建てられるという陰湿さ。
ネットの無責任な発言がどんどん広がっていくことを、言葉で説明するのって難しいよね。特に、2009年あたりだと知ってる人は知ってるけど、知らない人はまったくわからない。でも、その世界をあえて題材にするディーヴァーの挑戦的な感じがよい。
リンカーンシリーズとは、やっぱり違うなと。
仕草や表情で真理を読み取って捜査するダンスで、やってることはオーソドックスというか、昔からある古典的な手法ともいえることだからこそ、全体の空気を猪突猛進にしてるのかもしれ -
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ネタバレジェフリー・ディーヴァーの「キャサリン・ダンス」シリーズ第1弾。同じ作者のリンカーン・ライムのシリーズ『ウォッチメイカー』にゲスト出演のように登場したキャサリンが、地元カリフォルニアで主役を張る。いきなり主人公に据えるのではなく、すでに確立している別シリーズに登場させてから……というやり方が、まるでTVシリーズのスピンオフ作品のようだ。
それはともかく。リンカーン・ライムが証拠を検討する鑑識シリーズであるのに対して、キャサリンはあくまで「人間」を観察する。わずかな感情の動きであっても表情に影響を及ぼすところ、また、表情の動き自体は捉えられても、その理由を読み誤ることもある。そういう点がリンカ -
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てんこ盛りミステリー
今回は魔術師の犯人との対決です。2転3転4転と翻弄されっぱなしの内容でした。サービスし過ぎだろと、突っ込みたくなるくらい最初から最後まで楽しめました。このシリーズは本当にハズレ無しです。娯楽大作をお探しの方は是非読んでみて下さい。
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ガラリと変えてきた
今回は何と、密航船を見つけるところから始まります。今までの事件とはガラリと変わって、先が読めず楽しめました。このシリーズにすっかりはまってしまい抜け出せなくて困っています。ああ、他の本が読みたい。
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エンターテインメントだわ〜
このシリーズがどういうものかやっと判りました。主人公のライム(名探偵役)がシリーズごとに全く毛色の違う事件をどう解決していくのかを読ませるものだったんですね。今回は結末が2転3転してエンターテインメントとして最高におもしろかったです。
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これぞエンターテインメント!
おもしろくなる要素をこれでもかと詰め込んだ傑作です。上下巻を2日で読んでしまいました。作者の知識量、疑問を抱かせない緻密な設定など本当にすばらしかったです。ヒロインの警官が美人という設定で、『まあ、美人であることが求められてるんだろうからしょうがないか』と、苦笑いしながら読んでいると、警官が美人である理由がちゃんとあって感動しました。読みたいものが無いという方にお勧めです!
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Posted by ブクログ
リンカーン・ライムシリーズが有名なジェフリー・ディーヴァーの作品。
前作のスリーピング・ドールの後のストーリー。
ネットいじめから始まり、実態を知らないが噂が噂を呼び、よく知らないながらもあの子はこんな子とレッテルを貼る。
まわりにもこんな事あるよ。
自分自身も直接知らないのに悪い風に思い込んだりしてることがたくさんある。
タヌキがたくさん出てきて、みんな悪者じゃないのか?と出てくる人をみんな疑いの目で見てしまってるところが、完全に作者に振り回されてしまった感じで悔しい。
ライムシリーズも気になるが、こちらも続編があるようなので、ますます楽しみ。