池田真紀子のレビュー一覧
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リンカーン・ライム・シリーズもこれで11作。『ボーン・コレクター』に続く<コレクター>というタイトルなので、気になっていたのだが、やはり初代リンカーン・ライム登場篇となった『ボーン・コレクター』に誘拐され救出された少女パム・ウィロビーが成長して再登場するという点で、やはり関連付けはあった。そればかりか『ウォッチメイカー』の悪役を務めたリチャード・ローガンもまたこの作品のメインストーリーを縫うようにして存在感を見せてくれるので、シリーズ作品のサービスも充実した十字路的作品に仕上がっているように思う。
本書でも犯罪者側からの視点で描かれる人狩りのシーンは濃厚なインパクトに溢れている。タイトル -
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リンカーン・ライム・シリーズもこれで11作。『ボーン・コレクター』に続く<コレクター>というタイトルなので、気になっていたのだが、やはり初代リンカーン・ライム登場篇となった『ボーン・コレクター』に誘拐され救出された少女パム・ウィロビーが成長して再登場するという点で、やはり関連付けはあった。そればかりか『ウォッチメイカー』の悪役を務めたリチャード・ローガンもまたこの作品のメインストーリーを縫うようにして存在感を見せてくれるので、シリーズ作品のサービスも充実した十字路的作品に仕上がっているように思う。
本書でも犯罪者側からの視点で描かれる人狩りのシーンは濃厚なインパクトに溢れている。タイトル -
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ネタバレあ〜とか、う〜とか、思わず唸ってしまうほどの、陰鬱な描写や展開があり、精神的負荷がかかりすぎて、読み終わるのに時間がかかった。
その癖に、最後に謎の爽快感がある。
最悪なのに、最高。そんな変な小説。大好きです。
文は短く、テンポが良くて読みやすい。声に出して読みたい日本語。
フォスターとミッツィの運命が、段々と引き寄せられ、遂に交差する感じがたまらなかった。
途中で挟まる、謎の雑誌の内容に気づいた時や、見覚えのある描写が出てきた時、先の展開が予測された時、前のページに何度も戻り、確かめた。
待てよ、ロートンって…嘘だろ、そういうこと?
ん?真珠のネックレス…うわー。
え?シェローってもし -
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この本が言いたいこと
•むやみやたらと,ともすれば無自覚に新しいテクノロジー(主にSNS)を利用してはいけない.
•なぜならそれらは人間が進化の過程で習得してきた能力のごく一部しか使用しないような「質の低い余暇活動」であり,真に価値のある過ごし方とは,「実体との関わり」を伴ったときにしか得られないからである.
•「実体との関わり」とはすなわち,
- 人間同士のコミュニケーションにおいては,同じ時間・空間を共有したFace-to-faceでの会話であり,
- 趣味おいては,上記に加えて,リアルなモノと向き合う活動である.
•「質の低い余暇活動」が必要なのであれば,それを予め1日 -
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久しぶりのリンカーン・ライムシリーズ。
ウォッチメイカーを彷彿とさせる、解錠師ロックスミスとは何者なのか。
さらに、ライムにしては珍しい事態や、政治絡みの駆け引きに巻き込まれたり、陰謀論者が動画サイトに現れ、世間を騒がせたり。
今回もてんこ盛りの事件、事件、事件。
そして、何重にも張り巡らされた伏線や仕掛けやどんでん返し。
何度もどんでん返しで驚かされてきたのに、まだ返されるのか、という(笑)。
あと、読者をひやひやさせる描写が上手いのよ。今更だけど。
訳者あとがきによれば、すでに本国では新作の予定もあるようで、本当に長く楽しませてもらっているなと。
膨大な数だけれど、1作目の『ボーン -
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この本。最初から最後まで面白かったかと言えば、そうではなくて、どちらかといえば、後半から急速に面白くなってきたという具合でした。
そのため、おそらく読む人を選ぶ作品であるだろうし、駄作と見られても仕方がない表現も一部あり、それらのデメリットを乗り越えた名作、という表現がこの作品について書ける、ネタバレなしの書評かな、と思います。
実はこの作品、出会ったきっかけはMr.Childrenの『ファイトクラブ』という曲から始まり、実際にその映画があったことから映画を見て、原作を読んだ、という経緯を踏んでいます。
大まかなあらすじと結末は、映画で既に知っているので、だからこそ、改めて読み切ること -
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ネタバレリンカーン・ライムシリーズの第十五作。
いかにも犯人らしい登場人物が犯人で無いのが、
ライムシリーズのお約束なのはよくわかっているので、
驚きはするが動揺はしない。
だが、
アメリアやライムが危険な目に遭いそうになるのもお約束だというのに、
毎回ハラハラしてしまう。
自分が学習能力が無いのか、著者が凄腕なのか。
ロックスミスと名乗る天才的な解錠師が、
夜中に女性の部屋に侵入し、出て行く。
物質的肉体的被害はないが、
精神的な恐怖は底知れない。
おりしも、ライムが政争に巻き込まれた結果、
NY市警との契約を破棄されただけでなく、
ライムに情報を流したり捜査を依頼した者には厳罰に処されること -
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