池田真紀子のレビュー一覧

  • トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー

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    1章読んだ時点で既に5点つけたが、読み終わってつけ足りないくらいだ。
    普段ミステリーしか読まないが、本作に出会えてよかったと心から思える感動の一作。今まで感動して泣くことなんて2-3回くらいだったと思うが、ボロボロ泣いてしまった。2人のステキな人生に嫉妬してしまう一方、尊敬してやまないもの、決して欲しがってはいけないものだと深く感じたことが大きな感動につながってると思う。小説は面白くても読んだら買取に出しているが、これは小説以外も含めても残したいと悩んでいる。

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    2025年02月07日
  • トム・ゴードンに恋した少女

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    面白かった!グイグイ引き込まれて夢中で読みました。森へ入っていく主人公トリシアは9才にしては大人びて、頭もよく、観察眼があって、運も強い。それが面白い。
    森の細かな描写は美しく、恐ろしい。広大な世界の光や闇が実際思い浮かぶよう。歩くうち思いも掛けない情景が突然広がり、唖然とさせられ、ゾッとして、虫のうっとおしさにウンザリして、自然の怖さを見せつけられる。その中でも野生動物を見て喜ぶ子供らしさもあるトリシアの視線全てに生き生きとした生命力を感じる。
    あらすじを数行でまとめると単純な話なのに、命のかかった大冒険のワクワクとスリルと、現実を超えた驚異的な展開、魅力的な登場人物や悪魔じみたもの、トリシ

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    2025年01月31日
  • グレイ 下

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    泣けた

    子供の頃のクリスチャンの気持ちの描写が余りにも切なくて泣いてしまった。幼少期に受けた打撃が大人になって人が羨むような成功や富を得ても癒されない状況に胸が痛みました。アナへの愛がストレートに表せないもどかしさ彼の葛藤がすごく伝わってきます。読んでいるうちに、まるで本当に存在しているかのように心からクリスチャンを応援していました。

    #感動する #切ない #泣ける

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    2025年01月30日
  • グレイ 上

    匿名

    購入済み

    面白い!

    全てのシリーズを読み終えた後でこの本を読むとストーリーの情景がさらにわかって面白い。この場面でクリスチャンはこんなことを思ってたんだ~と、様々な場面での本音が見られるのですごく良かった。クールなクリスチャンの頭の中の独り言が余りにもイメージとかけ離れてるところがあって笑えた。

    #深い #切ない #胸キュン

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    2025年01月30日
  • フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ〔下〕

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    切ない

    お互いがどうしようもなく惹かれ合っているのが伝わってきます。とても幸せな展開になってきたと思ったら、ラストでこんなどんでん返しがあるなんて。胸がキュンキュンするのと同じくらい本当に切なくなった。

    #胸キュン #ドキドキハラハラ #切ない

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    2025年01月30日
  • フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ〔中〕

    匿名

    購入済み

    読む度に共感度が高まる

    一番最初に読んだ時は、それこそ早く続きが読みたくて先へ先へと急いで読みましたが、二度目三度目になると、クリスチャンやアナの行動や気持ちに深く共感できるようになり、より深く物語を楽しめるようになる。中を読み終えた今はさらに下を読み返したくてたまりません。この物語に飽きることはないかも。

    #感動する #切ない #胸キュン

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    2025年01月30日
  • フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ〔上〕

    匿名

    購入済み

    何度読んでも引き込まれる

    随分前に購入して夢中で読みましたが、最近また読みたくなって読み返してみると再び引き込まれてしまいました。もう3度目になりますが、何度読んでも面白い!そして、もうわかっているのに続きが読みたくなります。

    #感動する #胸キュン #切ない

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    2025年01月30日
  • トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー

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    登場人物が魅力的!描かれている30年間のボリューム感、主人公2人を取り巻く環境や人間関係の変化、皆の思考回路等々、色々と相まって皆に人間味を感じた。30年分も描かれている為、まるで知り合いの様子を近くで見守ってるようなような気分になり、好きだった。距離感が近いと勘違いして登場人物に愛着が沸く。2人の間にしかわかり得ない愛情は、紆余曲折を経ても尚本物。本物って分かるような物語を書いてる作家さんも、訳してる翻訳者もすごい。。

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    2025年01月25日
  • 世界中の女子が読んだ! からだと性の教科書

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    女性の性について全く知らなかったことを痛感させられました。

    学校では習わない事が科学的根拠に基づいて書かれているので、自分の身を守るためにも女性は読んでおいた方が良いと思います。また、男性にも是非読んでもらいたいと思いました。

    教科書と書かれていますが、堅苦しくなくユーモアがあってとても楽しく読めました。女性の性について深く知れたのも良かったです。

    女性の性について学ぶならこの本がとてもオススメです!!!

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    2025年01月25日
  • トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー

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    いろいろな人がお勧めしているのを見て読んだ。書店主フィクリーのものがたりの著者だと気付かなかった。長い物語だし、辛い場面もあるので読み終わるのは時間がかかってしまった。
    あとがきには「働くこと」「愛」の小説とあるけど、私は喪失と再生の物語だと感じた。読み終えて、改めて本のタイトルが沁みる。「続けてさえいればいつか勝てるという希望」。辛いことはあるけれど、毎日の生活・仕事・やるべきなにかを続けることが希望となる。

    自分はゲームをしない人間だけど楽しめた。逆にゲームに興味も湧いた(でもやらないと思うけど)。ゲーム好きな人はもっと楽しめるのかもしれない。ゲームのジェンダーについて言及があるのも良か

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    2025年02月24日
  • ウォッチメイカー 下

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    ネタバレ

    上巻では、ライムとサックスのペアがウォッチメーカーと呼ばれる犯罪者を追っている場面とウォッチメーカー側の視点とが交互に繰り返される構成。
    ウォッチメーカー側の構成員も名前などがはっきりと描かれており、少し展開が間延びしている感じもして、正直微妙な作品かな、と思っていた。
    同時に進行していたサックスの父親が関連していた汚職警官たちの話もなかなか進展もしなかった。

    が、下巻に入ってからは、怒濤の早さで展開されていき、とっても面白い作品であった。
    下巻早々にウォッチメーカーの相棒が捕まり、その後ウォッチメーカーも逮捕される。そこで、作品として終わりかなーっと思ったところ、次の計略が明らかになる。ど

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    2025年01月21日
  • ウォッチメイカー 上

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    ネタバレ

    上巻では、ライムとサックスのペアがウォッチメーカーと呼ばれる犯罪者を追っている場面とウォッチメーカー側の視点とが交互に繰り返される構成。
    ウォッチメーカー側の構成員も名前などがはっきりと描かれており、少し展開が間延びしている感じもして、正直微妙な作品かな、と思っていた。
    同時に進行していたサックスの父親が関連していた汚職警官たちの話もなかなか進展もしなかった。

    が、下巻に入ってからは、怒濤の早さで展開されていき、とっても面白い作品であった。
    下巻早々にウォッチメーカーの相棒が捕まり、その後ウォッチメーカーも逮捕される。そこで、作品として終わりかなーっと思ったところ、次の計略が明らかになる。ど

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    2025年01月21日
  • ボーン・コレクター(下)

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    現場に必ず次の誘拐予告を残すという不可解な犯人。組織のしがらみ等を乗り越え、リンカーンを中心にしたチーム捜査で僅かな証拠から徐々に犯人を追い詰めていく。そして驚愕のラスト!
    サスペンスとしてもミステリとしても大傑作です。

    グリッド捜索、微細証拠物件、ガスクロマトグラフ(GC)/質量分析計(MS)、ロカールの相互交換原則等に魅了されつつ(詳しいことはわかんないけど、それっぽいテクニック・ギミックが出てくるだけで喜ぶ体質)、一気読みでした。

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    2025年01月20日
  • トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー

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    〜明日、また明日、そしてまた明日と、
    記録される人生最後の瞬間を目指して、
    時はとぼとぼと毎日歩みを刻んで行く。
    そして昨日という日々は、阿呆どもが死に至る塵の道を
    照らし出したにすぎぬ。消えろ、消えろ、束の間の灯火!
    人生は歩く影法師。哀れな役者だ、
    出番のあいだは大見得を切って騒ぎ立てるが、そのあとは、ばったり沙汰止み、音もない。
    白痴の語る物語。何やら喚きたててはいるが、
    何の意味もありはしない。〜


    ちくしょう、シェイクスピアめ!

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    2025年01月16日
  • トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー

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    いやー、おもしろかったぁ…。偶然出会った本で読み終わったあとこんなふうに思えるのは年に2-3回あるかどうかだと思っているけど、それに1月早々出会ってホクホクした気持ち。

    物語の前半の舞台は、アメリカ東海岸のボストンはケンブリッジエリア。1990年代、子供の頃の親友であるハーバード大の男子学生サムとMITの女子学生セイディは再会を果たし、ある夏一緒にゲーム開発をする。男女だけど2人は友達。恋人にはならない。恋よりも愛よりも濃い信頼で結びついた2人は、バディとしてゲームを開発し、成功を目指す。

    一方は足が不自由なアジア系、もう一方は裕福なユダヤ系。そして彼らを支援しのちにプロデューサーになるの

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    2025年01月11日
  • トム・ゴードンに恋した少女

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    ハイキング中にコースを外れた9歳のトリシア。アメリカの森は深いのだろうな…
    食料は少なく子供の知識で何ができるのか…
    だけど彼女はくじけない。人がいると信じた方向を目指して歩く。彼女に力を与えているのは何だろう…

    本の中で数日がたったころ、ベートーベンの交響曲第九番の演奏会にコーラスで参加した。
    世界中のトリシアを応援する気持ちで歌った。
    全ての人々は兄弟なんだよ みんなが君を守りたいと思っているよ!!

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    2024年12月31日
  • 魔術師 下

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    魔術師はあの手この手でライムを欺こうとし、ライムはそれに翻弄されながらも魔術師を出し抜こうとする。最後に勝つのはどちらなのか…。特に後半の騙し騙されの連続は読んでる途中に★5を確定させるに十分だった。

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    2024年12月26日
  • カッティング・エッジ 下

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    今回もディーヴァーの作品には驚かされた。真相がどこにあるのか毎回わからず騙される。事件に関わってしまったヴィマルの家族との関係も気になってしまう。そして、最後はやっぱりそうなるかというお約束の展開で幕を閉じる。

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    2024年12月16日
  • スキン・コレクター 下

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    ネタバレ

    セス・マッギンがビリー・ヘイヴンだったという展開だけでも十分★5を付けられる作品だったが、ここに来てやはり出てきたウォッチメイカーことチャールズ・ヘイルが組み立てた計画の歯車の1つに過ぎなかったという真相の驚きと言ったら他の名だたる名作と比べても引けを取らないと言える。

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    2024年11月28日
  • ウォッチメイカーの罠

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    ジェフリー・ディーヴァー。リンカーン・ライムシリーズ。クレーンが倒れ、死傷者がでた、はじめは事故かと思われたが、事件の10分前に市に脅迫メールが届いていた。犯人の要求は到底受け入れられない。しかもその影には因縁の相手ウォッチメイカーがいる
    久しぶりのリンカーン。今回はどんでん返し度は控えめで、普通の警察小説だったが十分面白い。最後にまた新たな敵役が現れ、期待が膨らむ

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    2024年11月22日