池田真紀子のレビュー一覧
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リンカーン・ライムシリーズのディーヴァーによる、007
いやあ、想像以上に面白かった。
でもって、流石ディーヴァー。どんでん返しをこうもってきたかと、感嘆しました。
ある意味、007はテンプレートであり、ステレオであり、一つのベクトルなのだと思う。
それらから、逸脱することなくディーヴァーらしさを出しながら面白くする、ってどれだけの難題なんだと思うけれど、端々から楽しく書いてる感じがうかがわれて、それも面白くしている要因のように感じた。
うん。ある種の束縛というかくくりは、面白くする要因なのか?
そういや、パスティーシュって面白いものが多いし、音楽でも変奏曲は多い -
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リンカーン・ライムシリーズのディーヴァーによる、007
いやあ、想像以上に面白かった。
でもって、流石ディーヴァー。どんでん返しをこうもってきたかと、感嘆しました。
ある意味、007はテンプレートであり、ステレオであり、一つのベクトルなのだと思う。
それらから、逸脱することなくディーヴァーらしさを出しながら面白くする、ってどれだけの難題なんだと思うけれど、端々から楽しく書いてる感じがうかがわれて、それも面白くしている要因のように感じた。
うん。ある種の束縛というかくくりは、面白くする要因なのか?
そういや、パスティーシュって面白いものが多いし、音楽でも変奏曲は多い -
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“522号”を追う展開の他方、ライムが従兄弟と疎遠になってしまった経過等、本人の過去の物語が綴られるのも少し興味深い…
本作では、ライムが“ルーキー”と呼ぶ若い巡査、プラスキーが活躍する。プラスキー…気に入っている劇中人物なので、少し力が入った…
各種の個人情報を操って、様々な犯罪を繰り返す“522号”の暗躍と、それを追うライム達捜査陣という物語の他方…「“情報”が盲目的に信用されるようなことになっていないか?」とか、「“情報”に囚われて、真摯に人間と向き合っていない傾向は無いか?」とか、「安全や平和のため、何処まで“情報”は利用して差し支えないのか?」というような、何か「現代社会の少し大 -
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久しぶりのリンカーンシリーズ。今回はまぁ豪華な顔ぶれで、デルレイのこっそりファンの私は思わずニンヤリ。
キャサリン・ダンスもチラチラと出てきて嬉しかったですね。
個性豊かなライムの周りの人たち大好きだわ。
事件はというと、私の単純な脳細胞では今回も推理は外れ・・・
そしてウォッチメーカーのあいつがねぇ・・
でも、あのライムとの対決場面で「なんで?トロイの木馬だろうに」と思いながら、ここでやられたら話は終わるからそれはないし、などと一人ブツブツ(笑)
ライムとの二人の対決はとっても感動的ですらありました。
相変わらずワクワクさせてもらえました。
本屋さんで「スキン・コレクター」見かけま -
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購入済み
面白すぎ
同じ小説を男性視点から丁寧に書かれていて
内面の感情がとてもよく伝わってきた
ミセス ロビンソンとの会話やDr.フリンとのカウンセリングの内容等詳しく載っていて好奇心を満たしてくれた
上手く行きそうで行かない男女の関係がよく表現されていて、アナバージョンですでに内容を知っていても全く違う感覚で読めてとても面白かった -
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正しく“怪人”のような犯人―巧みな変装や“早変り”で姿を眩ませ、捜査陣を騙すことさえ試みて成功してしまう…読んでいて「途轍もない奴…」と思った…こんなのが実在したら…恐ろしい…―を必死に追う物語である。マジックショーのような鮮やかさで、次々と事件が発生し、「追いつき、逃れられ」という犯人との対決が続く…どうも本作は、作者がサーカス公演を観覧する機会に「こんな犯人とライム達が対決?!」と着想したらしいのだが…
物語は最終盤の方まで「どんでん返し」の連発だ…上下巻の2冊なのだが、あっという間に頁を繰ってしまう…流石に、「人気シリーズの中で、人気が高い」という作品である!!お奨めだ!! -
Posted by ブクログ
“リンカーン・ライム”のシリーズに出逢い、他作品に触れるとすれば、発表順に読むのが好いようにも思ったが、敢えてこの『ウォッチメイカー』を入手した。それは、偶々出逢った『バーニング・ワイヤー』の中で、「過去に対決した経過が在る怜悧な殺し屋の“ウォッチメイカー”の動向の情報が寄せられていて、カリフォルニア州のダンス捜査官を介してメキシコシティーの警察関係者と情報交換をしようというような中、地元のニューヨークで妙な事件も起こっている…」という状況が描かれていたので、“ウォッチメイカー”という敵役がどういう人物なのか、凄く気になったのだ。
非常に興味深く読んだ!! -
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Posted by ブクログ
ネタバレ私としてはこの二部本当にまとまりが良くって、好きなシーンは何度も読み返しました。
クリスチャンの心の変化がとても微笑ましくて、1部では見られなかった甘えた態度とか、とてもくすぐられます。
個人的にはアナから誕生日プレゼントをもらうところが好きです。
キーホルダーのところとか。
あと、チョコレートケーキ?って聞くところとか。
とにかく甘い二部だったな、と思います。
そして何より、アナつえええw
戦闘能力ありすぎ。
ジャックを見事に返り討ちにして、こんなたくましい子に育てたレイを尊敬するw
実はクリスチャンのボディガードできちゃうのでは。
あと最期エレナとアナのバトルシーンは、ちょっとスカッ -
Posted by ブクログ
ネタバレ面白い!
1部ほどインパクトがないってレビューされてる方も居ましたけど、私はむしろ2部の方が好きです。
そんな私はやはりSっ気があるのかしら。
ていうかクリスチャンが可愛すぎる。
1部の時とは比較にならないほどの可愛げが堪らないです。アナに新しい車として、アウディでははくサーブを買いに行ったときのクリスチャンのモジモジにはやられました。
そしてクリスチャンが完全にアナに服従してしまった時は本当に衝撃でした。同時にぞくっとしてしまった。
フィフティシェイズと言うだけあって色々な一面を持っているクリスチャン。
魅力的。
そこがアナには不安な部分もあるかもしれないけど。
ちょっと今回はアナの嫌 -
Posted by ブクログ
ネタバレひゅう。
なんだか今回は攻め手がアナスタシアのターンといった雰囲気。
当然のごとく光の速さもびっくりなスピードで復縁。ほっとしました。
そしてなんだかクリスチャンが彼女に負け続けではないですか。
実は主従逆転しちゃってる。
そこがいい。
今作すごく好きです。
ついにクリスチャンも彼女への愛を自覚していくことになるのですが、溺愛ぶりがハンパない。
そして上巻はラブラブで本当素敵でした。アブノーマルなプレイもほとんどなくて、甘いバニラなひと時に読者はひたすら羨望。
今回の新キャラである幽霊女レイラがなかなかスパイス効かせてます。
あとはセクハラ部長も良いキャラしてる。
展開が楽しみ。ま -
Posted by ブクログ
ネタバレMore twistedの名の通り、捻りの効いたディーヴァー節の短編集。いずれも絶品。
最近読んだ翻訳推理小説で、ストーリーはいいのに過剰な描写で後味の悪さが残ることが続いたのですが、ディーヴァーの小説にはそれがない。
あとがき「恐怖について」を読んで納得した。以下引用(663〜664頁)
「…サスペンス作家としての私の仕事は、読者を恐怖に震え上がらせながらも、嫌悪や不快感を抱かせないようにすることという事実を消して忘れないことだ。度を越した血みどろの描写や、子供や動物に対する暴力があると、読者をいやな気持ちにさせてしまう。サスペンス小説の恐怖がかきたてる感情は、カタルシスや爽快感でなければ