池田真紀子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレシリーズ完結編。
絶体絶命をするりと躱し、ことによったら主人公が仕掛けた罠だったりする。それに騙されるのは仇役ばかりではなく読者も翻弄される。
最後は大団円を迎えハッピーなエンド。
悪い奴だけが痛い目に遭う。
こういうのは安心して読める。
作品紹介・あらすじ
その秘密文書のために父は死んだ。
世界を揺るがすほどの何が
100年前の文書に書かれているのか?
非業の死を遂げた父――流浪の名探偵コルター・ショウは父の遺志を継ぎ、民間諜報会社「ブラックブリッジ」の闇を追っていた。父の命を奪ったのは彼らが狙う文書「エンドゲーム・サンクション」。謎めいたコードネームのつけられた百年前の文書である。しかし、いかに重要なものであろうとも、書類ひとつに多数の人間を殺害するほどの何が書かれているというのか?
秘密に迫るコルターを待つ幾重もの罠。強大な敵に単身たちむかうコルターに手をさしのべた意外な人物。ついにコルターが手にした「エンドゲーム・サンクション」の驚愕の内容とは?『007 白紙委任状』でみせた陰謀スリラーの手腕を発揮して、名手ディーヴァーが緊迫とアクションの果てに用意した「最後の大逆転」!
コルター・ショウ・シリーズ、白熱の第一期完結編。 -
Posted by ブクログ
ネタバレシリーズ第2作「コフィン・ダンサー」からの続け読みでしたが、ワクチン接種の副反応もあり、土日の2日間をかけて上巻を読み終えました。
熱と頭痛があった為、今までの2作と比べて序盤からジェットコースター感を味わえず、読み終える直前までは☆3つかなぁって思いながら読み進めていました。
が、ラストで来ましたねぇ〜。
まさかサックスが...
ここからの展開が一気に楽しみになりました。
ってことで☆4つに昇格です(笑)
下巻、どんな展開が待ち受けているのやら。
楽しみです。
説明
内容紹介
連続女子学生誘拐犯は精神を病んだ16歳の“昆虫少年”なのか? 少年の無実を証明するため彼と逃走したサックスを追跡するライム
内容(「BOOK」データベースより)
脊椎手術のためにノースカロライナ州を訪れていたライムとサックスは、地元の警察から捜査協力を要請される。男一人を殺害し二人の女性を誘拐して逃走した少年の行方を探すために、発見された証拠物件から手掛かりを見つけるのだ。土地勘もなく分析機材も人材も不十分な環境に苦労しながらも、なんとか少年を発見するが…。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ディーヴァー,ジェフリー
1950年シカゴ生まれ。ミズーリ大学でジャーナリズムを専攻。雑誌記者、弁護士を経て40歳でフルタイムの小説家となる
池田/真紀子
1966年東京生まれ。上智大学法学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) -
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ネタバレスタンディングオベーションでパチパチパチパチパチパチ...(拍手)
いやぁ、面白かった。
前作「ボーン・コレクター」は3日間、本作はそれをも上回る45時間の疾走劇です。
濃いぃ〜
ダンサーとリンカーンの息詰まる知能戦。
怒涛のラスト。
詰め込んで来ましたねぇ〜
どんな感じで詰め込んだかというと...
!!(゜ロ゜ノ)ノ
そんな...
!!(゜ロ゜ノ)ノ !!(゜ロ゜ノ)ノ
マジで⁉︎
!!(゜ロ゜ノ)ノ !!(゜ロ゜ノ)ノ !!(゜ロ゜ノ)ノ
そうだったんだー‼︎
こんな感じです^^;
いやはや、参りましたm(_ _)m
説明
内容(「BOOK」データベースより)
殺し屋「コフィン・ダンサー」は執拗に証人の命を狙う。科学捜査専門家リンカーン・ライムは罠を張って待ち構えるが、ダンサーは思いもよらぬところから現れる。その素顔とは。そして四肢麻痺のライムと、その手足となって働くアメリア・サックス巡査の間には愛情が育っていくが…。サックスにダンサーの魔手が迫る。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ディーヴァー,ジェフリー
1950年シカゴ生まれ。ミズーリ大学でジャーナリズムを専攻、雑誌記者となる。大手の法律事務所で弁護士として働いた後、40歳にしてフルタイムの小説家となる
池田/真紀子
1966年東京生まれ。上智大学法学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) -
Posted by ブクログ
ネタバレ久々(約7ヶ月ぶり)にリンカーン・ライム&アメリア・サックスと再会。
そうです、リンカーン・ライムシリーズ第2作です。
シリーズ第1作となる「ボーン・コレクター」をNORAxxさんにオススメ頂き、猟奇と狂気を併せ持つ知能犯とのスピード感満載の対決に興奮しながら読み終え、シリーズ続編を続々と購入し得意の積読と化していましたが、上巻を読み終え、積読にしていたのを後悔させられる程にやはり面白い。
今作でライムとサックスが(上巻ではまだそこまでの直接の絡みはありませんが)対峙するのはコフィン・ダンサー(棺の前で踊る男)と呼ばれる殺し屋。
なにやら警察官時代のライムと因縁めいたものも...
そして始まった知能戦。
45時間の戦いに勝つのはライムとサックスなんでしょうが、上巻では残り24時間までが描かれています。
前作程のグロさはありませんが、変わらずの疾走感と痺れるような知能戦は私を寝不足へと誘う悪魔の囁き。
下巻も楽しみに読み進めます。
説明
内容紹介
四肢麻痺の元NY市警科学捜査部長と女性警官が「棺と踊る者」と呼ばれる凄腕の殺し屋を追う。智力をつくして見出した意外な正体
内容(「BOOK」データベースより)
FBIの重要証人が殺された。四肢麻痺の科学捜査専門家リンカーン・ライムは、「棺の前で踊る男(コフィン・ダンサー)」と呼ばれる殺し屋の逮捕に協力を要請される。巧みな陽動作戦で警察を翻弄するこの男に、ライムは部下を殺された苦い経験がある。今度こそ…ダンサーとライムの知力をつくした闘いが始まる。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ディーヴァー,ジェフリー
1950年シカゴ生まれ。ミズーリ大学でジャーナリズムを専攻、雑誌記者となる。大手の法律事務所で弁護士として働いた後、40歳にしてフルタイムの小説家となる
池田/真紀子
1966年東京生まれ。上智大学法学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) -
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アメリカの作家「ジェフリー・ディーヴァー」の冒険スパイ小説『007 白紙委任状(原題:Carte Blanche)』を読みました。
『007/カジノ・ロワイヤル』、『007/赤い刺青の男―ジェイムズ・ボンド・シリーズ』、『007/ハイタイム・トゥ・キル』に続き「007」シリーズ作品です。
-----story-------------
あの「ディーヴァー」が放つ、まったく新たな「007」の冒険!
世界最高のヒーローに世界最高のサスペンス作家が挑む。9・11後の世界で「ジェームズ・ボンド」が殺戮を阻止すべく世界を駆ける。
〈上〉
“金曜夜の計画を確認。当日の死傷者は数千に上る見込み”。
イギリスへの大規模テロ計画の存在が察知された。
金曜までの6日で計画を阻止せよ―指令を受けた男の名は「ジェームズ・ボンド」、暗号名「007」。
攻撃計画の鍵を握る謎の男を追って彼はセルビアへ飛ぶ。
世界最高のヒーローを世界最高のサスペンス作家が描く話題の大作。
〈下〉
イギリスへのテロ攻撃の鍵を握るのは、“アイリッシュマン”と呼ばれる謎の男。
精緻な計画と臨機応変の才で知られるその男は、「ボンド」の手を逃れ続ける。
ロンドン、ドバイ、南アフリカ―ボンドが決死の追撃を続ける一方、テロ実行の金曜日は着々と迫る。
巧妙に擬装されたテロ計画の全貌を「ボンド」は暴けるのか?
-----------------------
2011年(平成23年)発表の冒険スパイ小説「007」シリーズ作品… 「ジェフリー・ディーヴァー」による「007」シリーズ唯一の作品です。
■まえがき
■日曜日 美しく紅きドナウ
■月曜日 世界で一番リッチなくず屋
■火曜日 砂漠の死
■水曜日 キリング・フィールド
■木曜日 失踪通り
■金曜日 ゲヘナに下るとき
■用語解説
■謝辞
■解説 吉野仁
本書の「ジェームズ・ボンド」は、年齢は三十代で、身長は183cm、体重は78kgの恵まれた体格… と、年齢や姿は1960年代に活躍した設定のままで、舞台を半世紀後の2010年代に置き換えた物語となっています、、、
東西冷戦や宇宙開発競争ではなく、テロが国家の脅威となっていたり、国外での活躍の場がセルビアやアラブ首長国連邦、南アフリカという国々になっていたり、廃棄物処理やリサイクルを専門とする怪しげな会社が出てきたり、パソコンやスマホを使いこなしたりするところ等に、時代が変わったことを感じさせますが… 美食やクルマや銃に拘るところや、最新型の秘密兵器、ラヴロマンス、美女の裏切り等、「007」シリーズのアイデンティティをしっかりと引き継いでいる部分が物語の軸になっているので、意外と違和感なく読めましたね。
物語は、まずセルビア共和国から始まります… ある日曜日、首都ベオグラードからセルビア第二の都市ノヴィサドへ向かう鉄道列車がドナウ川を渡ろうとしており、丘の頂から身を伏せつつ、その光景を見つめていたのが「ジェームズ・ボンド」だった、、、
「ボンド」がセルビアにやってきたのは、ある大規模なテロ計画を阻止するためだった… 英国政府通信本部が手に入れた情報によると、二十日の金曜夜、数千人の死傷者が見込まれるテロ計画が進んでいるという。
それを英国諜報部はインシデント20と名付けた… 詳細は不明ながら、敵は〈ノア〉という名で、その打ち合わせがノヴィサド郊外のレストランで行われるらしい、、、
こうした情報をもとに「ボンド」がセルビアまで派遣されたのだが、レストランに現れた謎の男「アイリッシュマン」を捕まえることはできなかった… イギリスに戻った「ボンド」は、国内での調査を進めたのち、ドバイ、ケープタウンと移動、謎の敵の正体をつきとめようと奮闘する。
果たしてテロ計画は阻止できるのか… 序盤から「ボンド」と「アイリッシュマン」の闘いを中心に派手な活劇が展開されます、、、
ロンドンに戻ってからの、長官「M」や秘書の「マニーペニー」、上司の「ビル・タナー」、CIAの「フェリックス・ライター」といったお馴染みの「ボンド」ファミリー登場は、なんだか嬉しくて、安心できる展開… ケープタウンでの南アフリカ警察犯罪対策捜査課の女性警部「ベッカ・ジョルダーン」や国際飢餓対策機構代表「フェリシティ・ウィリング」との出会いとロマンス等も「007」シリーズらしい展開でしたね。
そして、グリーンウェイ・インターナショナル社長「セヴェラン・ハイト」と、殺し屋「アイリッシュマン(本名:ナイアル・ダン)」のコンビとの騙し合いと派手なアクション、そして、事件は解決か… と思われたあと、忘れかけていた〈ノア〉と呼ばれるテロ首謀者の正体が判明、、、
アクションだけでなく、意外性のある展開が隠されていて、終盤は興奮しつつ一気に物語世界へと引きこまれました… そして、事件の解決とは別に、「ボンド」自身にまつわる意外な真実に迫るエピソードも愉しめる展開になっていました。
彼が十一歳のときにシャモニーの上のルージュ峰の登山事故で死亡したとされていたスコットランド人の父「アンドリュー・ボンド」とスイス人の母「モニク・ドラクロワ」の知られざる秘密が明かされるんですよね… 色んなアイデアが織り込んであり愉しめましたね、、、
でも、ちょっと難を言えば、上下巻で700ページ近いボリュームがあり、中だるみ感があったことかな… もう少しテンポ良く、スピード感のある展開だったら、もっと面白かったんじゃないかな。
以下、主な登場人物です。
「ジェームズ・ボンド」
英国秘密機関《海外開発グループ(ODG)》のエージェント
O課00セクション所属 暗号名007
「M」
ODG長官 提督
「ビル・タナー」
ODG幕僚主任 対インシデント20作戦を指揮
「マネーペニー」
Mの副官 退役海軍大尉
「フェリー・メイデンストーン」
MI6の情報アナリスト ODGとの連絡調整係官
「サヌ・ヒラーニ」
ODGのQ課課長
「パーシー・オズボーン=スミス」
秘密期間《D3》作戦実行部上級副部長
「セヴェラン・ハイト」
グリーンウェイ・インターナショナル社長
「ジェシカ・バーンズ」
グリーンウェイ・インターナショナルの宣伝顧問
「ナイアル・ダン」
殺し屋 暗号名「アイリッシュマン」
「フェリックス・ライター」
CIA上級エージェント
「ベッカ・ジョルダーン」
南アフリカ警察犯罪対策捜査課警部
「クワレニ・ンコシ」
南アフリカ警察犯罪対策捜査課巡査長
「グレゴリー・ラム」
MI6南アフリカ潜入工作員
「フェリシティ・ウィリング」
国際飢餓対策機構代表 -
Posted by ブクログ
アメリカの作家「ジェフリー・ディーヴァー」の冒険スパイ小説『007 白紙委任状(原題:Carte Blanche)』を読みました。
『007/カジノ・ロワイヤル』、『007/赤い刺青の男―ジェイムズ・ボンド・シリーズ』、『007/ハイタイム・トゥ・キル』に続き「007」シリーズ作品です。
-----story-------------
あの「ディーヴァー」が放つ、まったく新たな「007」の冒険!
世界最高のヒーローに世界最高のサスペンス作家が挑む。9・11後の世界で「ジェームズ・ボンド」が殺戮を阻止すべく世界を駆ける。
〈上〉
“金曜夜の計画を確認。当日の死傷者は数千に上る見込み”。
イギリスへの大規模テロ計画の存在が察知された。
金曜までの6日で計画を阻止せよ―指令を受けた男の名は「ジェームズ・ボンド」、暗号名「007」。
攻撃計画の鍵を握る謎の男を追って彼はセルビアへ飛ぶ。
世界最高のヒーローを世界最高のサスペンス作家が描く話題の大作。
〈下〉
イギリスへのテロ攻撃の鍵を握るのは、“アイリッシュマン”と呼ばれる謎の男。
精緻な計画と臨機応変の才で知られるその男は、「ボンド」の手を逃れ続ける。
ロンドン、ドバイ、南アフリカ―ボンドが決死の追撃を続ける一方、テロ実行の金曜日は着々と迫る。
巧妙に擬装されたテロ計画の全貌を「ボンド」は暴けるのか?
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2011年(平成23年)発表の冒険スパイ小説「007」シリーズ作品… 「ジェフリー・ディーヴァー」による「007」シリーズ唯一の作品です。
■まえがき
■日曜日 美しく紅きドナウ
■月曜日 世界で一番リッチなくず屋
■火曜日 砂漠の死
■水曜日 キリング・フィールド
■木曜日 失踪通り
■金曜日 ゲヘナに下るとき
■用語解説
■謝辞
■解説 吉野仁
本書の「ジェームズ・ボンド」は、年齢は三十代で、身長は183cm、体重は78kgの恵まれた体格… と、年齢や姿は1960年代に活躍した設定のままで、舞台を半世紀後の2010年代に置き換えた物語となっています、、、
東西冷戦や宇宙開発競争ではなく、テロが国家の脅威となっていたり、国外での活躍の場がセルビアやアラブ首長国連邦、南アフリカという国々になっていたり、廃棄物処理やリサイクルを専門とする怪しげな会社が出てきたり、パソコンやスマホを使いこなしたりするところ等に、時代が変わったことを感じさせますが… 美食やクルマや銃に拘るところや、最新型の秘密兵器、ラヴロマンス、美女の裏切り等、「007」シリーズのアイデンティティをしっかりと引き継いでいる部分が物語の軸になっているので、意外と違和感なく読めましたね。
物語は、まずセルビア共和国から始まります… ある日曜日、首都ベオグラードからセルビア第二の都市ノヴィサドへ向かう鉄道列車がドナウ川を渡ろうとしており、丘の頂から身を伏せつつ、その光景を見つめていたのが「ジェームズ・ボンド」だった、、、
「ボンド」がセルビアにやってきたのは、ある大規模なテロ計画を阻止するためだった… 英国政府通信本部が手に入れた情報によると、二十日の金曜夜、数千人の死傷者が見込まれるテロ計画が進んでいるという。
それを英国諜報部はインシデント20と名付けた… 詳細は不明ながら、敵は〈ノア〉という名で、その打ち合わせがノヴィサド郊外のレストランで行われるらしい、、、
こうした情報をもとに「ボンド」がセルビアまで派遣されたのだが、レストランに現れた謎の男「アイリッシュマン」を捕まえることはできなかった… イギリスに戻った「ボンド」は、国内での調査を進めたのち、ドバイ、ケープタウンと移動、謎の敵の正体をつきとめようと奮闘する。
果たしてテロ計画は阻止できるのか… 序盤から「ボンド」と「アイリッシュマン」の闘いを中心に派手な活劇が展開されます、、、
ロンドンに戻ってからの、長官「M」や秘書の「マニーペニー」、上司の「ビル・タナー」、CIAの「フェリックス・ライター」といったお馴染みの「ボンド」ファミリー登場は、なんだか嬉しくて、安心できる展開… ケープタウンでの南アフリカ警察犯罪対策捜査課の女性警部「ベッカ・ジョルダーン」や国際飢餓対策機構代表「フェリシティ・ウィリング」との出会いとロマンス等も「007」シリーズらしい展開でしたね。
そして、グリーンウェイ・インターナショナル社長「セヴェラン・ハイト」と、殺し屋「アイリッシュマン(本名:ナイアル・ダン)」のコンビとの騙し合いと派手なアクション、そして、事件は解決か… と思われたあと、忘れかけていた〈ノア〉と呼ばれるテロ首謀者の正体が判明、、、
アクションだけでなく、意外性のある展開が隠されていて、終盤は興奮しつつ一気に物語世界へと引きこまれました… そして、事件の解決とは別に、「ボンド」自身にまつわる意外な真実に迫るエピソードも愉しめる展開になっていました。
彼が十一歳のときにシャモニーの上のルージュ峰の登山事故で死亡したとされていたスコットランド人の父「アンドリュー・ボンド」とスイス人の母「モニク・ドラクロワ」の知られざる秘密が明かされるんですよね… 色んなアイデアが織り込んであり愉しめましたね、、、
でも、ちょっと難を言えば、上下巻で700ページ近いボリュームがあり、中だるみ感があったことかな… もう少しテンポ良く、スピード感のある展開だったら、もっと面白かったんじゃないかな。
以下、主な登場人物です。
「ジェームズ・ボンド」
英国秘密機関《海外開発グループ(ODG)》のエージェント
O課00セクション所属 暗号名007
「M」
ODG長官 提督
「ビル・タナー」
ODG幕僚主任 対インシデント20作戦を指揮
「マネーペニー」
Mの副官 退役海軍大尉
「フェリー・メイデンストーン」
MI6の情報アナリスト ODGとの連絡調整係官
「サヌ・ヒラーニ」
ODGのQ課課長
「パーシー・オズボーン=スミス」
秘密期間《D3》作戦実行部上級副部長
「セヴェラン・ハイト」
グリーンウェイ・インターナショナル社長
「ジェシカ・バーンズ」
グリーンウェイ・インターナショナルの宣伝顧問
「ナイアル・ダン」
殺し屋 暗号名「アイリッシュマン」
「フェリックス・ライター」
CIA上級エージェント
「ベッカ・ジョルダーン」
南アフリカ警察犯罪対策捜査課警部
「クワレニ・ンコシ」
南アフリカ警察犯罪対策捜査課巡査長
「グレゴリー・ラム」
MI6南アフリカ潜入工作員
「フェリシティ・ウィリング」
国際飢餓対策機構代表 -
Posted by ブクログ
現代の生活に必要不可欠なものになったデジタルツール。便利になった一方で、私たちの生活、貴重な時間を脅かしていることをあなたは考えたことがありますか。
この本では、あなたが何気なしに使っているデジタルツール(特にスマホ)の悪影響について書かれており、それを今後どのように、使いこなしていくかの哲学が書かれてあります。
昨今、さまざな本でスマホの悪影響が書かれていますが、スマホ依存から抜け出すためのヒントがたくさん紹介されています。
私も、この本や、「スマホ脳」を読んで、自分なりのデジタル・ミニマリストを実践し、効果を実感しています。
スマホが片時も手放せないと感じている人にぜひとも読んでいただきたい本です。
先に紹介した「スマホ脳」も子供とスマホの付き合い方等で大変参考になりますので、こちらもおすすめの本です。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ円環結んで皆があるべき場所に落ち着く正に『大団円』だった。
基本サスペンスなんだけど、ちょっと感動した!
ライムシリーズが愛読書である人達からすると、
やや大味で先の展開がある程度読めてしまう物足りなさはあるかも知れないけれど、それでも充分楽しめたのではないだろうか?
ただ、
ラストも含めて作品中の良いトコ全部お兄ちゃんが持ってっちゃった感は否めない。
まぁ父親殺しの冤罪をいっときとは言えお兄ちゃんでは?と疑った主人公へのペナルティだな(笑)。
しかし、
よもや古文書の様な前時代の書類を用いたそんな天下の取り方があろうとは、悪い奴には違いないけど戦争起こしてまで覇権にこだわる輩より余程スマートだわ。しかも合法だし。
まぁクズっちゃクズなんだけど。
さぁ、ライムシリーズも刊行されて読書の秋本番! -
Posted by ブクログ
コルター・ショウ三部作を終えたと思いきや、そちらのシリーズはさらに続編があるというニュースもあるし、リンカーン・ライムの新作も間もなく出るという中で、春先には短編集を二分冊で出していたので、ディーヴァーのワーカホリックぶりはどれだけ凄いのか、とびっくりさせられるのだが、これは2014年の短編集なので、凄いのはディーヴァーだけではなく、むしろ続々日本の読者に彼の作品を届けてくれる翻訳の池田真紀子さんなのだ。
感謝の気持ちを抱きながら作品集に取りかかる。個人的にはこの5月、ちょっとした入院をきっかけにディーヴァーの積読本を沢山読んだのだが、そこでも一応シリーズ全読の終わったキャサリン・ダンスの短編作品『フルスロットル』で本書は幕を開ける。人間嘘発見機のキャサリンだが、今回は箸にも棒にもかからぬ無表情の犯人取り調べの模様が冴える。タイムリミット型スリラーなのだが、苦慮するキャサリンに読者も先が読めないのだが、ツイストの回収力はさすがである。早速ディーヴァーだなあとの苦笑を胸に作品を進める。
アメリカ人としては珍しくサッカーに目がないエディー・カルーソと、ライム・シリーズお馴染みの刑事ロン・セリットーのコンビネーションが、練りに練られた二転三転の事件を暴く『ゲーム』。
出演者たちが自費でポーカーをやるライブTVの試みとその経緯を描く『バンプ』は、アメリカでは賭博の法律がどうなっているんだろうと気になりながらも思いがけぬ展開を見せてゆくツイストと、ラストの大転換にやられた一作。
リンカーン・ライム短編は、『教科書通りの犯罪』。警察アカデミーの生徒マルコとこのタイトルの関係が気になりつつ、サックスとマルコによる奇妙な現場の鑑識活動が始まる。証拠だらけの現場。教科書に出てくるような証拠がまるまる一セット。もちろん読み終わる頃にはすっかり騙されてしまった読者がいるというエンディングが楽しい。
この作品集中の白眉が、何と言ってもあまりに久々なジョン・ペラム・シリーズの短編作『パラダイス』だろう。コルター・ショウの前身と呼ばれるペラムは映画のロケ・ハンターで、いわゆる旅をしながら事件に巻き込まれてしまう探偵である。いきなりのアクション・シーンから、怪しい男女たちの集まる片田舎の村。短い時間の間に様々な人物の疑いと闘いと殺人。楽しい一冊だった。長編でも復帰してほしいところだが、ディーヴァーの未来作は、コルター・ショウに引き継がれてしまったかな。
ラストは北京オリンピックを舞台に国際間のスポーツとそうでないところの競争?も描いた小品『三十秒』。
ほとんどの作品が70~100ページ弱で短編集というよりは中短編集と言える作品集だが、二分冊なので一冊にまとめたつもりで連続的に読んでゆくと良いかと思う。
ちなみに作者のまえがきは一冊目にしか載っていないが、これがなかなか味のある意味深げである。まるでマジシャンの記述前のトークのようだ。ディーヴァーの前置きにうずきながら、騙されるものかとページを繰る歓びにひたれる時間は、ぼくにはけっこう幸せなひとときなのである。