池田真紀子のレビュー一覧

  • バーニング・ワイヤー(下)

    Posted by ブクログ

    やはり、下巻では大どんでん返しが待っていた。さらには驚愕の結末も…

    シリーズを重ねても高いレベルの作品であることは確かだ。しかし、どうだろう。本作ではやけにアッサリと二つの事件が解決し、これまでのリンカーン・ライム・シリーズに比べると少し物足りなさを感じる。まるで驚愕の結末が次作への布石であり、悪く言えば、次作へのつなぎという位置付けの作品のようにも思う。

    0
    2015年11月13日
  • バーニング・ワイヤー(上)

    Posted by ブクログ

    電力潮流に関する記述は、工学的に不正確。特に最初のエピソードの事態推移は専門家から見れば意味不明だ。人体感電に関わる部分は正確だと思う。

    0
    2018年10月14日
  • バーニング・ワイヤー(上)

    Posted by ブクログ

    リンカーン・ライム・シリーズの第9作。電力網を使ったテロ事件にリンカーン・ライムとアメリア・サックスが挑む。

    上巻では、電力網を使ったテロの恐怖が描かれるが、やけにアッサリと犯人の正体と犯人の動機が判明する。これは下巻で大どんでん返しか、大きな展開があるのではと期待が膨らむ。何しろ、ジェフリー・ディーヴァーの作品である。このままで終わる訳が無い。

    0
    2015年11月13日
  • バーニング・ワイヤー(下)

    Posted by ブクログ

    シリーズ物としての強み、弱みははっきりしてる。
    ディーヴァーワールドも円熟期はいってきたかな。
    デルレイやっぱいい。

    0
    2015年11月13日
  • ゲームウォーズ(上)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ★★★★☆

    ニコニコ生放送で岡田斗司夫が「面白い」と言っていたので買ってみたら当たりだった。

    OASISという、セカンドライフのようなバーチャル空間が当たり前になった未来世界が舞台。

    そこでOASISを作った天才プログラマーの莫大な遺産を巡る壮大なゲームが展開される。

    主人公は両親を亡くして叔母のトレーラーハウスに身を寄せている少年。

    彼は、リアルの学校では、貧しさや他人とのコミュニケーションが苦手なことからいじめられ、OASIS内の学校に通っている。

    叔母さんも決して良い人ではなく、政府から支給される彼の養育費が目当てで、ろくに世話もせず邪魔者扱いしている。

    そんな環境にも恵ま

    0
    2015年10月26日
  • ソウル・コレクター 下

    Posted by ブクログ

    リンカーン・ライムシリーズ8作目。

    今回の事件をざっくり言うと、「(デジタルデータ、ビックデータと呼び名はさまざまだが)個人のすべての情報がどこかに蓄積されて、それを犯罪に使われると本当にお手上げ」というお話。
    絵空事ではなく、現実がそこまで来てる感じがしてうすら寒い。個人の情報は個人で守れと言われても、もうどうしょうもないところまで来てるのかも……。と、ちょっと考えさせられる。

    今回は犯人が見えない感じで書かれてるので、個人的にはいつもより楽しめた。
    シーン毎のつなぎが映像的な感じがして場面展開がアメリカちっくだけど、この作品の映像化したのがみたいなぁ。

    0
    2015年10月22日
  • エンプティー・チェア 下

    Posted by ブクログ

    登場人物に愛着がわく!
    こういう本を読んでいると。アメリカには本当にイかれた犯罪者が多いと感じてしまう。(実際はどの国でも変わらないんだろうけれど。)
    シリーズも読みたい!

    0
    2015年09月06日
  • 007 白紙委任状(下)

    Posted by ブクログ

    リンカーン・ライムシリーズが好きで、作者&訳者コンビにハマった延長で読みました。
    当たり前のことですが、シリーズ作品と比べるとかなり物語の構成が違うな、と感じました。
    ボンド視点で物語が展開していくため、映画のように読める作りになっています。その中で作者の持ち味であるどんでん返しを持ちこんだのは、流石と言わざるを得ないです。
    それが007という世界的に有名なキャラクターや設定などの世界観にマッチしているかどうかは別として、この作者が書くならこうなるだろうな、という点ではとても納得できました。
    007は本家や映画を含め、これまでにたくさんの作家が受け継いできたブランドなので、読む人の最初の窓口に

    0
    2015年10月15日
  • ゲームウォーズ(下)

    Posted by ブクログ

    ヴァーチャルの世界での競争がリアルの世界に影響を与えながら話が進む。オタクネタ満載でしたが意外にも完全にのめりこんでしまった。ちょっとした感動もありこれもまた意外。

    0
    2015年07月12日
  • ゲームウォーズ(下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『ソードアート・オンライン』かと思ったら『スーパーロボット大戦(あるいはスーパーヒーロー作戦)』だったでござる。

    本当、日本人なら「アホかーーーー!!」となる物凄い展開。映像化不可能だろこれ。

    こういう仮想現実を描いた作品として、やはり最後に関わってくるのは「現実」と「虚構」の関連性。その部分については本作は少々浅いというか、実はもう「現実」も「虚構」もどうしようもないくらいどんずまりで、少なくとも本作時点ではOASISの自由のみが焦点で、その是非とか現実の世界がどうこうとかそういうレベルまで達してはいないんですよな。そこまでやると本作は収集がつかなくなる。
    主人公ウェイドが最後の最後に得

    0
    2015年06月27日
  • 007 白紙委任状(下)

    Posted by ブクログ

    007がディーヴァーのストーリーに登場。
    普通におもしろくて一気に読破ですが、007の読みがあたりすぎな感はありますね。

    0
    2015年06月05日
  • クリスマス・プレゼント

    Posted by ブクログ

    ディーバーといえば、ひねったストーリー展開が売りだが、短編もまたいい。
    長編みたいに複雑な展開にはなっていないが、最後にどんでん返しがある作品が多いのは、やはりディーバーならでは。
    ただ、作品の通りにあれだけ間違った犯人を挙げてしまうと、アメリカの警察は怒られるだろう(笑)

    0
    2015年05月19日
  • フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ〔中〕

    Posted by ブクログ

    まだ映画の途中。
    映画の内容を濃く?詳細に?した感じ。
    何故かスラスラ読めた。
    ストーリーに感染しまったのか?
    あ、でも、そういった願望はありません。
    専門用語が出てくる度にYahoo検索。
    なるほど。
    若いからと言えども…
    クリスチャンの体力に、ただ、ただ、驚いています。
    それと、翻訳の上手さに脱帽。
    次が気になり、ページを捲らずにはいられない。
    '15.04.18読書完了

    0
    2015年04月18日
  • フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ〔下〕

    Posted by ブクログ

    まさに官能小説(^_^;)電車の中で読んでいていいのか⁈とか思ってしまった。とは言え、女性向け(?)なだけあって、設定が素晴らしい。超ハンサムでかっこよく、ビルゲイツ並みに金持ちな若い男性が、突然自分を気に入ってくれるのだから。それだけ完璧な人間なら、少々変態でも仕方なくない?ただ、この小説は酷い終わり方をしている。続編を読まないと、到底納得出来ないぐらいに。

    0
    2015年04月01日
  • 魔術師 上

    Posted by ブクログ

     音楽学校で発生した殺人事件、犯人は人質をとって立て籠もるが警官が中に踏み込むと犯人も人質も消えていた。マジックとイリュージョンを駆使する犯人に、ライムとサックスが挑む。

     相変わらずの安定した面白さ。特に今回はイリュージョニストという華麗で魅力的な犯人像で、犯人とリンカーン。ライムたちの頭脳戦は惹きこまれること必至!

     上巻ながらツイストあり、先の読めない展開に、もうこんな場面持ってくるの、というクライマックスさながらの対決シーンまであって、本当に読者を飽きさせない作品です。作者のジェフリー・ディーヴァ―のサービス精神がうかがえます。

     そうした派手さがありながらもディテールがしっかり

    0
    2015年06月14日
  • ロードサイド・クロス 上

    Posted by ブクログ

    キャスリン・ダンスシリーズ第2作。最後の解決編が、「誰も容疑の該当者がいないから」という方法はどうかと思うが、途中二転三転するストーリー展開はスリリング。

    0
    2015年01月26日
  • 石の猿 上

    Posted by ブクログ

    ソニー・リーを怪しませておいて、実は…っていうパターンはさすが。
    このソニーという人物がとても中国的で魅力的。ライムとのやりとりが面白い。
    身内にスパイがいる、という伏線を張っておいて常にハラハラさせるところも良い。

    0
    2018年10月15日
  • クリスマス・プレゼント

    Posted by ブクログ

    ジョナサンがいない
    ★★★☆☆

    ウィークエンダー
    ★★★★★

    サービス料として
    ★★★☆☆

    ビューティフル
    ★★★☆☆

    身代わり
    ★★★★☆

    見解
    ★★★★☆

    三角関係
    ★★★☆☆

    この世はすべてひとつの世界
    ★★★☆☆

    釣り日和
    ★★★☆☆

    ノクターン
    ★★★★☆

    被包含犯罪
    ★★★★☆

    宛名のないカード
    ★★★☆☆

    クリスマス・プレゼント
    ★★★★★

    超越した愛
    ★★★☆☆

    パインクリークの未亡人
    ★★★★☆

    ひざまずく兵士
    ★★★★☆

    0
    2015年01月12日
  • ポーカー・レッスン

    Posted by ブクログ

    中の2編は別のアンソロジーで読んだ。それだけ質が高い短編集なんだろう。巧みな語り=騙り。「コピーキャット」は最初からオチが読めたけど。

    0
    2015年01月05日
  • 007 白紙委任状(下)

    Posted by ブクログ

    ジェフリー・ディーヴァーらしく、どんでん返しの連続で、読者を楽しませてくれる。
    007にふさわしく、美女も多数出てくる。スマホのアプリで情報を得たりするところは、まさしく現代版007である。映画化の予定はないということだが、読者としては期待したいところ。

    0
    2014年12月16日