池田真紀子のレビュー一覧

  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語

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    エドワードエドワード・ホッパーの絵を題材にした短編集。
    絵と物語を楽しめる。
    「オートマットの秋」「牧師のコレクション」「音楽室」が面白かった。

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    2020年01月26日
  • ボーン・コレクター(下)

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    ネタバレ

    注意深く犯行を進めてきた犯人が、その周到さゆえに手掛かりを残してしまい、それをライムが見つける場面が手に汗握る。ライムとサックスのいちゃいちゃが下巻は多くて笑ってしまった。クライマックスの畳み掛けが良かった

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    2020年01月21日
  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語

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    エドワード・ホッパーの絵をもとに
    17人の作家の17つの短編。
    序文でローレンス・ブロックも言っているけど、本当にバラエティ豊かだ。
    色白で、表情が虚ろにも見える人びと。
    (そのせいなのかちょっと死体と犯罪が多い)
    スウェーデンの映画監督、ロイ・アンダーソンの作品にでてくる人みたい。

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    2020年01月18日
  • クリスマス・プレゼント

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    ジェフリー・ディーヴァー 短編も面白かった。ありがとう。短編を書くのも好きなのだそうだ、期待してます。
    ジェフリー・ディーヴァーの「クリスマス・プレゼント」を読んだ。

    クリスマスにふさわしい気の利いた短編集で、ページを開くのが楽しみだった。ただ、ディーヴァーの短編というのは知らなかったので、海外フェアに入っていなかったら読まなかったかもしれない。
    ビギナー向きだったし、すぐに読めそうだったが、文庫で600ページ近く、読み終わるのに時間がかかった。

    短編というと最後のどんでん返しとが、気が利いたコント風とか、パズルを解く楽しみとか、短い中にも遊びがあるものが多い。

    これはディーヴァーらしく

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    2019年12月26日
  • 12番目のカード 下

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    南北戦争後の解放奴隷の逃走場面から始まるストーリーは、そのDNAを持つ被害者の危機的状況から始まる。リンカーンライムシリーズ特有の疾走感と、幾重にも張り巡らされた伏線(と回収)は相変わらず秀逸で、読む者を夜通し惹き付けて止まない。Colors(有色人種)やジェンダー差別はアメリカだけの闇ではないが、差別・被差別との対比を嫌味なく、誤解を恐れずに書くと、両者ある程度公平に描いている秀作。公民権運動前、有色人種が5分の3人と扱われていたのは僅か150年前のことである。自分を完全な人間として見て生きるか、否かは自分自身で決めることだ、と四肢麻痺の犯罪学者は教えてくれる。

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    2019年12月05日
  • 煽動者 下

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    上巻では、キャサリンのキネシクスにさほどの冴えが感じられない、というか、尋問に失敗したと思われる事例さえあったが、下巻に入ってもしばらくはそんな感じが続く。主に3件の事件を軸に話は展開するが、ある時から急にその動きが活発化して、それぞれがドンデン返しで解決することになる。結末付近の話の転回はやや急ぎ過ぎとも思えるが、読後感は、いつもの通り、スカッとする。さすが、ジェフリー・ディーヴァーだ。

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    2019年11月21日
  • ウォッチメイカー 下

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    やっぱりおもしろかった。
    どんでん、どんどんでん、でんどんでん返し。
    さすがに多いわ。ってなったけどまあよし。

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    2019年10月26日
  • 魔術師 下

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    シリーズものだと知らずに読んだ。大きな支障はない。何度も予想を裏切り、最後までページが残るので「まだあるのか!?」という気にさせる。トリックよりストーリー重視だと犯行動機が今ひとつだが、警察側の人々が素敵だったので良し。

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    2019年10月09日
  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語

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    エドワード・ホッパーという画家の絵から、17人の作家たちがそれぞれの物語を紡いでいく、いっぷう変わった趣向の短編集。

    文章に合わせた絵ではなく、一場面を切り取った絵から背景にある物語を想像するというのは、なかなか興味深い。皆それぞれ個性的で、そこまで想像の世界を広げていくのかと驚く。
    知っているのはキングとキャロルオーツくらいだったが、大御所キングの作品は絵そのままという感じでいちばん凡庸だった。
    自分ならこの絵からどんな物語を作るだろうと、読む前に考えるのも楽しかった。

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    2019年10月02日
  • 魔術師 下

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    リンカーン・ライムのシリーズは何作か読んでいるが、それらの中でも理解しやすい部類に入る。
    展開もスピーディーで楽しめた。

    ただ、背表紙の惹句には疑問符がつく。

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    2019年09月15日
  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語

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    ネタバレ

    エドワード・ホッパーの絵画を基に、17人の作家が想像を膨らませたアンソロジー。編者はローレンス・ブロック。海外小説通の方ならご存知なのかもしれないが、ぼくはスティーヴン・キングとローレンス・ブロックしか知らなかった。好きな作品も、どうだろうと思う作品もあったが、嫌いな作品はなかった。アンソロジーでは稀有なことだと思う。そして一緒に収録された絵画も素晴らしかったが、これを観て1本の小説を書き上げてしまう作家たちの才能に、ただただ敬服した。

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    2019年08月11日
  • ウォッチメイカー 上

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    凄い期待の元、読んだが、いつも通りの感じで、普通に面白い感じだった。
    しかし、下巻にあれほどの展開が待っているとは…

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    2019年08月07日
  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語

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    エドワード・ホッパーという画家がいる。現代アメリカの具象絵画を代表する作家で、いかにもアメリカらしい大都会の一室や田舎の建物を明度差のある色彩で描きあげた作品群には、昼間の明るい陽光の中にあってさえ、深い孤独が感じられる。アメリカに行ったことがないので、本物を目にしたことはないが、アンドリュー・ワイエスと同じくらい好きなので、ミュージアム・ショップでカレンダーを買って部屋の壁にかけている。

    深夜のダイナーでカウンターに座るまばらな客を描いた「ナイトホークス」に限らず、ホッパーの画には、その背後に何らかの物語を感じさせられるものが多い。作家のローレンス・ブロックもそう考えた一人だ。彼は、これは

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    2019年08月07日
  • 12番目のカード 下

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    今回もどんでん返しの連続だった。
    まぁ、よくここまで出来るなと感心。
    面白かったな〜。
    いよいよつぎはウォッチメイカーだ。

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    2019年07月26日
  • 12番目のカード 上

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    前作のカーラが出て、びっくり。
    これからも出てくるのだろうか。
    アベレージ・ジョー怖すぎる。
    早く下巻が読みたい。

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    2019年07月26日
  • バーニング・ワイヤー(下)

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    「テロ」と聞いて、勝手に
    テロリスト集団とライムチームが闘うことに
    なるのかと思い込んでたが、単独犯
    だったので、勝手に肩すかし…
    電力がテーマなのは、前作で少し触れてたから
    かな?
    ハイハイ、ワンテーマでまた悪役がいて…
    どうせ一捻り来るんでしょ?といってても
    まさかの展開が待っているなんて…

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    2019年07月14日
  • ソウル・コレクター 下

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    システム開発や、データベースを
    触ったことのある人なら
    今回の犯人が、被害者に接触、犯行におよぶ
    ことを「トランザクション」と呼んでることに
    ニヤニヤしてしまう。
    クレジットカード等の記録から
    個人情報、趣向を読み取り殺人の罠にかけていく
    凶悪犯が出てくる話
    レベルは高いけど、上の下といった感じ。

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    2019年07月14日
  • 石の猿 下

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    リンカーン・ライムシリーズを人に
    勧める時、どうにも一作目や
    「イリュージョニスト」での
    「探偵vs犯人」のど直球さを堪能して欲しくて
    三作目、四作目についてはあまり触れない。
    しかし、ゲストキャラクターがなかなか
    いい味出して来るんですよ。
    ライムとは違う方法で、犯人を追う姿が良い。
    ちょっといつもとは違う作品

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    2019年07月13日
  • 石の猿 下

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    そもそもはウォッチメーカーを読む為にボーンコレクターから読んでリンカーンライム沼にどっぷり浸かりました。
    痛快無比な読後感。

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    2019年07月04日
  • 石の猿 上

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    リンカーン・ライムシリーズ第四作目。
    舞台はニューヨークへ戻るも、被疑者は『蛇頭』。冷酷に描かれていく殺戮は『紂王』の拷問になぞられるほど無比。
    今回は頭脳戦、騙し合い、探り合いとは一線を画し、ライムの人間臭い(らしいと言った方が良いか)が垣間見える。
    『死者を諦めない』ライムと、次々と関わった者を屠りにかかる蛇頭。

    闘いは下巻へ。

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    2019年07月01日