池田真紀子のレビュー一覧

  • 蜜蜂

    Posted by ブクログ

    ちょうど星4つな面白さ。
    異なる時代の異なる場所での3つの物語が交互に進展していくというスタイル。3つの物語は徐々にその共通点を明らかにしていき、それなりの収斂を見せる。

    まず第一に、3つの時代の話が交互に描かれるそのサイクルが速すぎると感じた。
    それぞれの時代での場面の描写がいちいち短く、物語として軽薄な印象を残した。

    そしてSFファン的にはどうしてもスパイスが足りない。
    ディストピア成分というか、ミステリー成分というか、読者を惹き付ける軸が弱い。
    面白かったのは未来の中国編で、それ以外の2つはやや退屈。2つの時代の登場人物の区別がつきづらかったほどだ。
    中国編でのあの緊迫した雰囲気の描

    0
    2019年04月22日
  • 魔術師 下

    Posted by ブクログ

    魔術師マジシャンの犯人を追い詰めるストーリー展開。初っ端から、イリュージョンで人を欺いて逃げおおせる犯人に、犯人像が見えなかったが、最後まで展開が読めなくてハラハラ。アメリアの昇進試験の結果にもアメリアと一緒に一喜一憂している感じになってしまい、最後まで飽きませんでした。

    0
    2019年04月16日
  • 石の猿 下

    Posted by ブクログ

    下巻に入るとやはりどんでん返しが起こり安定した味わい。しかしソニー・リーという良いキャラクターが亡くなってしまい惜しい

    0
    2019年04月16日
  • 石の猿 上

    Posted by ブクログ

    上巻だけでは、ジェットコースター・ミステリーぶりが余り無し、西洋文化と東洋文化(と言っても中国ですが)の対比を描きたかったのでしょうか?

    0
    2019年04月07日
  • バーニング・ワイヤー(上)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    リンカーン・ライムシリーズの第九作。

    言うまでもなく、この作者の魅力は、
    波乱万丈、二転三転、月面着陸するストーリー展開の上手さだ。
    罠にはまって感電したかと思われた永遠のルーキーは、
    感電を避けるためにアメリアにテーザー銃で撃たれただけだったりとか、
    犯人に近づく足音をかき消すように幸運にも動き出す発電機が、
    罠だったりとか、さらにひねり技が入るとか。

    でも今回、細かい人物描写も魅力の一つだと気が付いた。
    妻を亡くした後にニューヨークに来ることになり後ろめたさを感じる零細ゼネコンの社長、
    刑務所に入っている父親にバーを任されているが女に目のないぼんくら息子、
    ジャンクフード好きの少年の心

    0
    2019年04月04日
  • ボーン・コレクター(上)

    Posted by ブクログ

    非常に面白く一気読み、特に後半は緊迫したシーンが多々有ることも合間ってか、先が気になってしょうがなくページを繰る手がとまらなかった。

    話も緩急ついてよくまとまっており、出て来る登場人物も非常に魅力的であったと思う。 ただ最後の犯人はなんか動機としてイマイチだし、「こいつが犯人とは全く予想していなかった!!」とはならなかったのが不満点か。 どんでん返しって感じはそこまで受けなかったけど、シリーズ物として続きに期待が持てそうである。

    0
    2019年03月20日
  • スキン・コレクター 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    (上巻より)

    アメリアの手術がうまくいったのは良かったが、
    今度は、砒素を飲まされたロン刑事の復帰が心配。
    ああ、それともちろん、ウォッチメーカーの行方も。

    そしてライムとウォッチ・メイカーが、
    「時計師なる神」という概念について話していた。
    機械時計のような複雑なものは、設計者が、時計師が必要であり、
    時計以上に複雑な人間を創り出すためには「神」が必要だと。
    なぜ、彼らの発想では、創造者が必要なのかがわからない。

    自然や生物の複雑さ、精巧さは脅威的だが
    それらの発生がなぜ意図的や意識的でないとならないのか。
    風が木々の葉を揺らし、雨が集まって川となることに、
    理由や意志は必要ない。

    0
    2019年03月14日
  • スキン・コレクター 上

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    リンカーン・ライムシリーズの第十一作。

    もはやアメリアの娘、といってもよいパムの恋愛話は、
    ほんの飾りのような話かと思っていたら、
    結構メインの話になっていて驚いた。
    このシリーズも読み込んできているので、
    そうそう裏をかかれないようになってきているのに。

    (事実、赤いムカデのタトゥーが腕にあった死体は、
    偽物だろうなと思って読んでいたし)

    (下巻へ)

    0
    2019年03月14日
  • ゲームウォーズ(上)

    Posted by ブクログ

    ready 映画より。

    ゲーム世界での宝探し

    近未来(というかVR)の描写が楽しい。日本カルチャーがちょいちょい出てくるのも嬉しくなる。
    ストーリーは悪くないが、盛り上がりが足りないようにも感じるので、後半に期待。

    0
    2025年12月28日
  • コフィン・ダンサー 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    上巻はダラダラと読んでしまったけど、下巻は一気読み。
    まさかの展開にえっ?ってなって、まだページ残ってるから何かあるかも…と思ったら案の定!
    このシリーズ、全部読むな、きっと。

    0
    2019年03月07日
  • ゴースト・スナイパー 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    (上巻より)

    でも、私が気になったのは、
    ライムの手術より、殺人ドローンより
    お気に入りのブラスキー巡査の活躍。
    だいぶ、捜査の役に立つようになってきて嬉しい。
    ライムにほめられてたし。

    それと、女性地方検事補とアメリアが、
    最終的に仲良くなったのが良かった。

    0
    2019年03月02日
  • ゴースト・スナイパー 上

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    リンカーン・ライムシリーズの第十作。

    証拠を求めてライムがバハマに行くとは。
    強制的に海水浴をさせられるという危険な目に遭い、
    電動車椅子も失うが、
    もっと外出したい気持ちになったようだ。

    そのバハマで女性の死亡事故を殺人と見破り、
    協力的ではない現地警察と駆け引きし、
    その後証拠を読み解いていく場面はさすが。

    (下巻へ)

    0
    2019年03月01日
  • ソウル・コレクター 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    (上巻より)

    しかし、何よりも気になったのは、ブラスキー刑事。
    マロイ警部が殺されてしまったのもあり、
    前作以上に殺されてしまったのではないかと、はらはらした。
    怪我で済んで良かった。

    あとは、情報を持ち出した方法が、手書きというのはちょっと。
    さすがにそれでは、持ち出せる情報量が限られてしまうので、
    「神」と呼ばれるほど全知全能にはなれないだろう。

    0
    2019年02月21日
  • ソウル・コレクター 上

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    リンカーン・ライムシリーズの第八作。

    前作の殺し屋を追いかけているライムに、
    従兄弟が殺人の容疑者として逮捕されたという知らせが入る。
    二つの捜査のうち、従兄弟の事件を選択するライム。
    証拠を、犯人を捏造しているのは、
    個人情報を知り尽くしている真犯人。

    今まで触れられてこなかったライムの学生時代の話や、
    前作で再会した少女、パムの恋愛も面白かったが、
    マロイ警部が犯人に殺されてしまったのが衝撃だった。

    (下巻へ続く)

    0
    2019年02月21日
  • ゲームウォーズ(下)

    Posted by ブクログ

    ゲームにハマるってことはなかったので、ゲームのことは判らんかったけれど、10代の時にドップリとハマって夢中になった映画がゴロゴロ出てきたのは楽しかった。

    0
    2019年02月19日
  • ウォッチメイカー 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    (上巻より)

    こんな早くに犯人が捕まってどうするの?
    という展開だった事件も面白かったけど、
    アメリアの尊敬する父親が汚職警官だったことが暴かれ、
    警察を辞めようとするサイドストーリーからも目が離せなかった。
    最終的にライムがその真実を明らかにしてくれて、
    辞めるのをとどまってくれた良かった。

    0
    2019年01月26日
  • ウォッチメイカー 上

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    リンカーン・ライムシリーズの第七作。

    アメリアの代わりに現場の証拠集めを始めたブラスキー巡査、
    大怪我から復帰したばかりなのに、
    二度も危険な目に遭って、
    殺されてしまうのではないかと心配だった。
    「ルーキー」が殺されてしまう展開はありがちだから。

    (下巻へ続く)

    0
    2019年01月26日
  • 12番目のカード 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    (上巻より)

    それに、高校に刑事が高校生として、潜入捜査しているのも面白かった。
    しかも札付きの少女として。
    生徒たちが大人びているアメリカの高校ならでは、という気もするが。
    あと、ちらっと前回の主人公、イリュージョニストが出てきたのも良かった。

    ハッピーエンド好きの自分としては、
    当然、ジェニーヴァの人生が好転することを望んでいたが、
    例え、彼女の向上心に心を動かされない読者でも、
    彼女の祖先の土地をだましとった銀行に、
    その権利を請求しに行く最後の場面は溜飲が下がるに違いない。

    0
    2018年12月13日
  • 12番目のカード 上

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    リンカーン・ライムシリーズ第六作。

    犯人の動機や容疑者が二転三転して、面白かった。
    被害者の女子高校生ジェニーヴァの両親が、
    いつまでも旅行先から帰ってこないのはおかしいと思っていたが、
    まさか彼女が一人暮らしをしているとは考えつかなかった。
    どうりで「高校」が彼女にとっての「心のよりどころであり、癒しの島」な訳だ。

    ひとりで稼ぎ、ひとりで学び、ひとりで大人になろうとしている彼女を、
    ライムやサックスたちが応援したくなるのも無理はない。
    両親と話したいというスクールカウンセラーを撃退するのに、
    ライムが被害者保護のテクニックを捏造する場面は面白かった。
    なぜか彼女にメイク道具を渡したり、料

    0
    2018年12月13日
  • 蜜蜂

    Posted by ブクログ

    21世紀に入り、世界に大きな謎を投げかけた「蜂群崩壊症候群・CCD」。世界中で同時多発的に、蜂の群れが死骸も残さず、空の巣箱だけを残して忽然と姿を消した現象。いまもって解明されていないこの怪異は、ニュースに触れた者に、終わりの始まりを予感させたところがあったように記憶している。

    本作は2098年の中国を舞台にして始まる。蜜蜂が絶滅した世界では、農業に致命的な危機が訪れ、もはや数十億の人口を養う食物が確保できない。欧米をはじめとする先進国は衰退し、受粉を人海戦術で行う恐怖体制を組織できた中国だけが唯一、国家の体を成していたという設定。面白い。

    物語は3つの軸から成り、1852年の英国では、養

    0
    2018年12月04日