池田真紀子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ジェフリー・ディーヴァー『ゴースト・スナイパー 上』文春文庫。
シリーズ第10作。上巻。リンカーン・ライムへの捜査依頼はいつも突然で、普通では有り得ない事件ばかりだ。今回、ライムがアメリア・サックスと捜査するのは影なき凄腕暗殺者だ。
2000メートルの長距離狙撃を成し遂げた凄腕のスナイパー。スナイパーを雇ったのは米国政府な諜報機関という、リンカーン・ライム・シリーズらしからぬ驚くべき事件が描かれる。特筆すべきはライムがバハマまで捜査に出向いたことだ。ライムの身体機能が快方に向かっている証なのだろう。そして、ライムを襲う命の危機…
物語はまだまだ序盤に過ぎず、この先どんな展開が待ち受けてい -
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Posted by ブクログ
くだらねえ、なんだこの痴女。って思いながら読んで、途中でもう読むの辞めよって思ってほったらかそうとしたのに5分で手に取って最後には泣いてしまった。なんだこれ。
好きなのにどうしても受け入れられないことがある、、、、一番辛いことだよね、、、、、
"Love me like you do"の歌が合いすぎてて泣ける本当に良き。「すきにして」そう腹にくくれたら解決するのにね。
セックスって恥ずかしいことではないのね。
"Fifty shades of Grey"ってタイトルも深すぎでしょ。
つらい。
「SMのはなし」とみんなに言われたからそう思って読んでみたけど -
Posted by ブクログ
ネタバレ言わずと知れたリンカーン・ライムシリーズ。発電所を利用した陰惨な事件が発生。いつものメンバーのいつものやりとりを見ると、これこれってなりますな。電力会社の事件と、ウォッチメイカー追跡を同時に進めているので、前半は特にまだるっこしく感じるけど、さすが後半はグイグイ読ませます。そしてお約束のどんでん返しに次ぐどんでん返し。やっぱりこれがないと。特にウォッチメイカーとのやり取りは読み応えがありました。
今回は捜査官それぞれの苦悩も描かれているので。遠回りした感はあるけど、最後まで来るとやはり必要なエピソードだったと思わせられるのはすごいな。ライム自身も大きく変わりそうな今後がまた楽しみになりました。 -
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Posted by ブクログ
2017.03.21 ★4.3
このお話は官能小説ではない。
確かにエロチックな場面が多く描かれているが、アナスタシアとクリスチャンの、お互いを想いながらも相手に伝えきれない心のもどかしさを丁寧に描写した恋愛小説だと思う。
過去のクリスチャンに何があったのか、アナは今後どのように生きて行くのか、続編を読みたくてうずうずしている。
↓↓↓あらすじ↓↓↓
グローバル企業の経営者として成功して巨万の富を築き、愛する家族にかこまれたグレイ。だが、その灰色の瞳の奥には、過去に苛まれ、周りを支配せずにはいられない傷ついた男がいた。グレイとの大胆で情熱的な関係に乗りだしたアナは、その隠された彼の苦痛と対 -
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Posted by ブクログ
キャサリン・ダンスシリーズ。
人気歌手に付きまとうストーカー。そして殺人事件がおこる。
歌手ケイリーの友人としてそこにいて、捜査に加わることになったダンス。
なんか、警察社会って閉塞しているよね、って思うのはまぁ、お決まりのパターンなんでしょうね。
話は、二転三転していき…。
ただでさえ、転がっていっているのに登場人物の過去とか思惑とかが、交錯するので完全に五里霧中。
ま、これがディーヴァーの醍醐味なんだけど。
ケイリーの歌というか歌詞が重要なアイテムになるのだけど、ディーヴァーが書いてるそうな。
すごいな。
ついでに、ライムも出てきて…。 -
Posted by ブクログ
上巻を読み終えた時点では、現在進行形の犯罪vsベッド上のリンカーン・ライムかー、あんまり前回と代わり映えしないなーと思ったけれど、下巻の中盤から面白くなってきたなー。
デルレイの活躍やセリットーの友情が良かったし、ベルの使命感はもっとよかった。デルレイはすっかりこっちの人になったね。
パーシーたちの昼ドラ人間模様もちゃんと伏線に組み込まれてる……
スティーブンやジョーディーもいいキャラだった。キャラクターの魅力!
ライムとアメリアはおめでとうだけどすれ違ってたほうが読者としては面白いから、またギクシャクしてほしいなー。
ジェリー・バンクス? -