池田真紀子のレビュー一覧

  • 魔術師 上

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    ライムとサックスコンビが様々なイリュージョンを使った犯罪者との駆け引きをスピーディに展開。今回はサックスとカーラの同志の様な関係が印象的です。

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    2010年04月10日
  • 石の猿 上

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    密入国する中国人を乗せた密航船を沈没させた殺人犯ゴーストを追いライムとサックスが追い詰める。中国の捜査官も登場し文化交流も織り込みながら二転三転する結末。面白い。
    中国の捜査官へとライムが心を通わすシーンが印象的です。もはや、サックスとライムは言葉以上の繋がりがあるんだろうという回です。なので、サックスのピンチがピンチな感じに無くならない様になると良いです。

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    2010年04月10日
  • 石の猿 上

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    リンカーン・ライムシリーズ4作目。今回は中国からの不法移民にからんで「ゴースト」と呼ばれる密入国仲介業者とライムとの息詰まる攻防が描かれる。いつもどおりどんでん返しが待っていたが、ごく素直に読めた気がする。著者の中国熱にやられたかな(笑)面白かった。

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    2011年09月17日
  • 魔術師 上

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    ああおもしろかったー。本当にどんでん返しにつぐどんでん返しで、ハラハラした。でも、ああそれだけはやめてーとかああまさかそんなーと思って一瞬暗い気分になるんだけれど、結果よいほうに転じてほっとするというのが多くて、読後がさわやかでよかった。脇役についてもきちんと書かれているところが好き。愛情を感じる。サックスについてはもちろん、今回はカーラも、男社会でキャリアを積むことの難しさとか、女性の立場が書かれているところも好き。カーラがコーヒー中毒だとか、余分な細かい話も多いと思うんだけどそういうのも好き。ライムシリーズって、四肢麻痺の科学捜査員とか、殺人鬼とか、どんでん返しとかのキーワードから、どうも重々しい陰気なイメージを持っていたんだけれど、そうじゃなくてむしろすごく温かい感じがする。シリーズが進んでおなじみの登場人物たちに愛着がわいてきたっていうのもあるんだけれど。あと、四肢麻痺のライムが普通の人にはなんでもないことをたくさんあきらめて、ときどきシニカルになりながらも、前向きに生きているところが実はけっこう励みになったり。「悪魔の涙」の筆跡鑑定人がちょこっと出てきてうれしかった。大好きだったんだけど、これもシリーズになればいいのに。

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    2011年09月18日
  • クリスマス・プレゼント

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    デンゼル・ワシントンとアンジェリーナ・ジョリーの主演で
    映画にもなった『ボーン・コレクター』の著者の短編集。
    またまたもとの上司から借りました。
    ライムとアメリアが出てくる話も1編あり、ニンマリ。
    おもしろかったです。

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    2019年12月24日
  • チョーク!

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    セックスより気持ちいいことなんてこの世にあるかい?

    ダヴィンチの本紹介で見た上記の一文に惹かれて手にしてみた一冊。
    セックス中毒の主人公はカウンセリング集会に通ってる。
    カウンセリング集会には同じようなセックス中毒者が集まってるから
    当然、主人公はそこで不特定多数の女とやる。
    主人公の母親はあたまがいっちゃって精神病院。
    月に3000ドルの費用がかかるので
    主人公はレストランでわざと食事を喉に詰まらせては
    誰かに助けてもらい誕生日(嘘の日付)に小切手を受け取る。
    主人公の友達は自慰中毒だけど
    そこから復帰するために
    何かを積み重ねたいと願い
    毎日毎日、ひたすら石を集める。
    そんな病的な人々がおりなす物語。
    みんな病的だけど、特殊じゃない。
    少なくとも僕はこの本の登場人物に
    共感を感じる部分が多々あった。
    自分が誰かのか知りたいし
    人から必要とされたい。
    と同時に普通にしていては生きている実感を味わえない。
    セックスしてる時は生きてる実感がある。
    不器用で悲しいところがすごくよい。
    頭がいっちゃってる母親が話してる内容がすごくて
    核心を突くような鋭いセリフを連発してるんだけど
    普通の人から見るとそういう人たちの言動がいかに浮いてるか
    そういうのもすごく分かって面白い。
    言葉によって僕たちは現実の世界でなくシンボルの世界に生きてるとか
    残されたフロンティアは実体のない思想・物語・音楽芸術の世界だけだとか
    人はいつか死ぬだとか
    そういう一つ一つの言葉が僕にはすごく共感できた。
    物語の進め方もうまい。
    時系列をバラバラに並べてあって
    最初は断片だけなので「?」って感じなんだけど
    読み進めるうちにそれらが組み合わさって全体像が見えてくる。
    しかも、話にフックがあって二転三転するから飽きない。
    読んでいて吐きそうな気分になったり泣きそうな気分になったり
    最近この感じをどこかで味わったなぁと思ってたら
    ちょっと前に読んだ
    「僕のなかの壊れていない部分  白石一文:著」
    と近いような気がしたんだね。
    現代的な自己喪失と自己探索の物語。
    かなりお薦めです。
    表紙がエロいので電車で読むと
    回りからじろじろ見られるので要注意です(笑)。
    作者プロフィールを見て分かったんだけど
    ファイト・クラブの原作者らしいので
    ファイト・クラブも見てみたいなと思いました。

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    2009年10月04日
  • 死が三人を分かつまで

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    長い〜
    自分勝手なローラに終始イライラする
    真相が知りたくて頑張りました
    あとテキサスやメキシコの文化や料理が新鮮で面白かった
    Audibleだったのでナレーションが素晴らしかった

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    2026年10月10日
  • パチンコ 上

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    この小説に描かれた韓国併合〜戦後にかけての世界観がどこまで真実に近いかは分からないが、韓国人がこの時代をどう捉え、どのような対日感を持っているか、戦前の日本と聞いた時に世界がどのような印象を抱いているかを知る上では非常に参考になる。日本支配下の朝鮮人や戦後の在日朝鮮人を取り巻く環境が決して平坦ではなかったことは知っておく必要はあるのだろう。

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    2026年10月10日
  • コフィン・ダンサー 下

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    こうかと思ったらそうだったのか?という展開でずっと話をひっくり返されてる感じ。
    エンタメに極振りしてる感じ。先が読めない展開が好きなんだろうな。びっくりした。

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    2026年09月20日
  • トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー

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    人間関係の距離感が自分とは違うのか、あまり共感はしなかった。章によってはつかみどころがあまり分からず、何を読んでいるのかよくわからない状況に陥った。

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    2026年09月19日
  • 眠れるアンナ・O(新潮文庫)

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    昏睡状態の間に殺人容疑者となってしまったらば。若いアンナを巡る謎解きは、えええーっ、そんなにスケールの大きな話だったのー!という驚愕のてんかいに。

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    2026年09月16日
  • デジタル・ミニマリスト 本当に大切なことに集中する

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    ネタバレ

    スマホに依存する状況をリセットし、本当に自分が重きを置いていることに時間を費やすためにツールを最適化することを提唱している。テクノロジーを使うのをやめるのではなく、利用ルールや基準を決めたうえで再導入しようとするものなので、できる範囲から取り組んでみるは良いと思う。

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    2026年09月02日
  • サプライズ・エンディングス 罠

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    だいぶ以前から見かけるたびに読んでいるジェフリー•ディーヴァーの短編集。確かに書名通りの意外な結末揃いで面白いといえば面白いのだけど、ノンシリーズだと登場人物を覚えきれず、えーっとどういう状態?のまま読み終わっちゃう。自分はお馴染みのキャラクターが登場するシリーズものの方が楽しめるかも。

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    2026年08月29日
  • トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー

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    挫折せずに読み終わることはできたが、他人に薦めるほどではなかった。ビジネスを始めたい人にはモチベになるストーリーだったのではないかと思う。
    登場人物の死でお涙ちょうだいパターンは、よくある恋愛物語感が強く飽きを感じた。

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    2026年08月26日
  • トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー

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    「ゲーム」イコール青春とも呼べるような、ゲームをする側でなく作る側の葛藤記のよう。てんでゲームはしない私でもグラフィックやキャラクター、ストーリーなど漫画や映画とは違い自分でストーリーを進める事で完成する自分の別の人生を送るそんな特殊立ち位置であるゲーム。それをしているのを見るのは好きだった。ではそもそも作る側の人達のストーリーとは?という点で幼少期から始まり再会し、その後大人になって、その出会いと別れや各々の人生において何が大切で何が心の拠り所だったのか。海外のストーリーは翻訳が海外あるあるのそんな言い回しするか?直訳でなく日本のニュアンスで変換できないのかな?という引っ掛かりが少なく読みやすく感じた。またキャラクターも片仮名になると途端にイメージ出来ずに何度も誰だっけ?という前頁に戻るという手間もなく、ハッキリイメージしやすい。特にセイディは勝手にゼンデイヤのような聡明かつ人懐こいのに芯のある、しかし内にある自己肯定感が低いのを隠した危うさがピタッとハマって頭の中ではゼンデイヤで再生されたのも読み進めやすかった。内容としては基本ゲームを作る側の大変さからそれを作成する為の人生の中の引き出し、また価値観や自分の功績を尊厳とする意志の強さ、そして男女の友情は確立できるかと言う所まで詰め込まれ壮大な話だった。場所や世界は特に壮大ではないが、意識や考えが壮大で、それはゲームの中のバーチャルな世界が壮大なのとも結びついているように思う。
    しかし、後半ハプニングがありおいおいやり過ぎだろとツッコミ。そこまでしなくてもこのストーリーは確立できていたのに味付けが濃いなと思って海外らしいあるあるが星3つだった。

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    2026年08月24日
  • フィフティ・シェイズ・フリード〔下〕

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    アナとクリスチャンの結婚生活と、それを揺るがす過去や陰謀を描いた、官能とロマンスを軸にした三部作の締めくくりとなる物語です。
    結婚や妊娠、過去の影、誘拐劇などのドラマ展開が盛り込まれ、起伏ある物語に夢中で読ませられる場面も多くありました。
    アナの強さとクリスチャンの闇を抱えた葛藤、相手を信じようとする過程の微妙な均衡が物語に厚みを与えていると感じます。
    一方で、後半はやや“盛りすぎ”の印象があり、設定の飛躍や都合のよさが気になるところもありました。
    ミステリーやサスペンスよりロマンス重視の構成なので、緊張感を求めると肩透かしに感じるかもしれませんが、それでも三部作を締めくくるにふさわしい、甘く切ない余韻を残す一冊でした。

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    2026年07月22日
  • フィフティ・シェイズ・フリード〔中〕

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    アナとクリスチャンの結婚生活と、それを揺るがす過去や陰謀を描いた、官能とロマンスを軸にした三部作の締めくくりとなる物語です。
    結婚や妊娠、過去の影、誘拐劇などのドラマ展開が盛り込まれ、起伏ある物語に夢中で読ませられる場面も多くありました。
    アナの強さとクリスチャンの闇を抱えた葛藤、相手を信じようとする過程の微妙な均衡が物語に厚みを与えていると感じます。
    一方で、後半はやや“盛りすぎ”の印象があり、設定の飛躍や都合のよさが気になるところもありました。
    ミステリーやサスペンスよりロマンス重視の構成なので、緊張感を求めると肩透かしに感じるかもしれませんが、それでも三部作を締めくくるにふさわしい、甘く切ない余韻を残す一冊でした。

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    2026年07月22日
  • フィフティ・シェイズ・フリード〔上〕

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    アナとクリスチャンの結婚生活と、それを揺るがす過去や陰謀を描いた、官能とロマンスを軸にした三部作の締めくくりとなる物語です。
    結婚や妊娠、過去の影、誘拐劇などのドラマ展開が盛り込まれ、起伏ある物語に夢中で読ませられる場面も多くありました。
    アナの強さとクリスチャンの闇を抱えた葛藤、相手を信じようとする過程の微妙な均衡が物語に厚みを与えていると感じます。
    一方で、後半はやや“盛りすぎ”の印象があり、設定の飛躍や都合のよさが気になるところもありました。
    ミステリーやサスペンスよりロマンス重視の構成なので、緊張感を求めると肩透かしに感じるかもしれませんが、それでも三部作を締めくくるにふさわしい、甘く切ない余韻を残す一冊でした。

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    2026年07月22日
  • ゲームウォーズ(下)

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    近未来のVR世界を舞台に、80年代カルチャー満載の宝探しが繰り広げられるSF冒険譚です。
    レトロゲームや映画、小ネタが盛りだくさんですが、自分はこの時代をあまり知らないので、正直ピンとこない部分もありました。
    とはいえ、物語のテンポはよく、主人公の成長や仲間との絆には胸が熱くなりました。
    また、仮想世界と現実の境目にふと考えさせられる場面もあり、意外と今の時代にも重なる部分があると感じました。
    80年代に青春を過ごした方には特に響くでしょうし、それ以外の世代でもエンタメとして十分に楽しめる一冊です。

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    2026年07月22日
  • ゲームウォーズ(上)

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    近未来のVR世界を舞台に、80年代カルチャー満載の宝探しが繰り広げられるSF冒険譚です。
    レトロゲームや映画、小ネタが盛りだくさんですが、自分はこの時代をあまり知らないので、正直ピンとこない部分もありました。
    とはいえ、物語のテンポはよく、主人公の成長や仲間との絆には胸が熱くなりました。
    また、仮想世界と現実の境目にふと考えさせられる場面もあり、意外と今の時代にも重なる部分があると感じました。
    80年代に青春を過ごした方には特に響くでしょうし、それ以外の世代でもエンタメとして十分に楽しめる一冊です。

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    2026年07月22日