池田真紀子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
スティーヴン・キング。別に遭難つながりで読もうとしたわけではないけど、タイミング的にかぶってしまった。この表紙ではない旧版の文庫だったので細かい違いはあるかもしれません。
遭難のきっかけが「こんなことで?!」と思うほど他愛ないのが逆にリアル。そして、ひたすら一人で歩くだけなのに飽きさせない筆致はさすがの名人芸。自然の威圧、虫、滑落、ヒル、沼、飢え、体調不良に幻覚。苦難のバリエーションってこんなにあるんだ。そしてちょっぴりの救いがラジオ。
それにしても、全編を貫く「推しが尊い」の一念よ。9歳のトリシアにとっての推し、野球選手のトム・ゴードンは徹頭徹尾かっこいい。かっこいいでは追いつかないほど -
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Posted by ブクログ
ネタバレサムとセイディの関係性は、一体何と位置付けられるんだろう??
もはや友達以上恋人未満でもない。家族でもない。ただの同僚にしては関係が深すぎる。
一番近いかなと思いついたのは、幼なじみからコンビになった漫才師。友達という関係だけじゃないし、コンビだと仕事の同僚以上に距離が近い気がする。サムとセイディはそこにもう一つ愛情がのっかるけどね〜複雑〜
そんなことをモヤモヤ考えつつ、個人的には全体的にあまり刺さらなかったなと思っている。
サムとセイディが特殊な関係ということはわかるけど、マークスとセイディがくっついたのはいただけなかった。
サムが傷つくって容易に想像できるじゃん!!なんでよりによってそこ -
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