池田真紀子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ物語に疾走感も、スリルも、驚きも盛りだくさん。
けれど、どこかお腹いっぱいな感がある。
ジャンクフード食べすぎたかなというような。
パーシーが意志を通さず飛行機に関することを一旦諦めれば、警備の人たちや貨物の臓器を必要としていた多くの命が助かったのでは?と感じ展開に入り込めない。経営者の判断としても、かなり危うくリアリティがないのではと思ってしまう。
総じて、見せ場を作るためのキャラクターの動きに違和感を感じてしまう。
今作がたまたま読んだ時期や相性が合わなかった、という見方もできるので、諦めずに少し時間を置いてまた、巨匠ジェフリーディーバーの作品を読んでみたいと思う。 -
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Posted by ブクログ
デジタル情報、機器の洪水に溺れてしまう現代をいかに生きるか。携帯をチェックするのはスロットマシンと同じ。次に自分の満足するものに出会えるか、タップ、スクロールを続けてしまう。一種の依存症。
「デジタル・ミニマリスト」はその依存状態を克服し、自分の主体性を取り戻す。
「アテンション・エコノミー」に飲み込まれないため、何に注意すれば良いか。いつでも手元にあるスマホは人の主体性を容易に奪う。それにより時間の使い方、注意を向ける先を決定する権利を一葉手放してしまう。自分が主体的に取り組める為の余暇を以下にして取り戻すか。様々な実践者の経験なども紹介しながら、著者のデジタルミニマリストとしての基本的な考 -
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Posted by ブクログ
ネタバレシリーズ第4作、ここまでなかなかのめり込めていない(´;ω;`)
下巻の展開に期待して。
凄腕の殺し屋ゴーストが米国に潜入。やつが狙うのは10人の移民たち。ライムは移民の潜伏先を割り出し、殺し屋を捕らえられるか?
内容(「BOOK」データベースより)
中国の密航船が沈没、10人の密航者がニューヨークへ上陸した。同船に乗り込んでいた国際手配中の犯罪組織の大物“ゴースト”は、自分の顔を知った密航者たちの抹殺を開始した。科学捜査の天才ライムが後を追うが、ゴーストの正体はまったく不明、逃げた密航者たちの居場所も不明だ―果たして冷血の殺戮は止められるのか。ドンデン返しとサスペンスの天才ディーヴ -
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脚本指南の本にストーリー構成の例として掲載さていたので読んでみた。
環境問題や貧富の差が深刻化した、悪い予想があたったような近未来を舞台にしている。人々は仮想空間に入り浸り、現実から目をそらしている。その仮想空間を設計した人物が、ネット上に隠した「エッグ」を発見した者に莫大な遺産を贈ると言い遺して亡くなった。そのエッグ探しをめぐる物語である。
脚本論に取り上げられるくらいに正統派のエンタメストーリーで、次の展開やラストはなんとなく分かる。主人公は貧しいいじめられっ子だが、ふしぎと賢く、やたらとIT技術に長けている。ライトノベルの一種なのだと思うが、外国語に翻訳されるだけあって、素人が趣味で -
Posted by ブクログ
チャック・パラニューク18年ぶりの邦訳は彼らしい怒りと狂気に満ちていました
すごいです
なにがすごいって私チャック・パラニューク初読ですからね
初読で冒頭から「彼らしい」とか言っちゃってますからね
さすが通
そうね〜
分かる、分かるんだけどね
おそらくこの文体と余白が魅力なんだろうなって
これはがっちりした固定ファンがつくだろうなと思うし
読み取れなくはないんですよ
私だってね
通ですから
ただやっぱりもう少し説明してくれないと読んでて疲れちゃいます
脳の体力がある人向けの世界観だなぁって
倍くらいのボリュームでやってくれた方が読みやすいだろうけど
たぶんそれをやっちゃうとパラニューク -
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Posted by ブクログ
『ファイト・クラブ』の著者チャック・パラニュークの作品
『ファイト・クラブ』映画で観たかな?観てないかな…?
記憶がイマイチです…w
本物としか聞こえないリアルな悲鳴を作る音響効果技師のミッツィ・アイヴズ
行方不明になった娘を探す手がかりを求めてダークウェブをめぐり、児童ポルノへの憎悪をたぎらせているゲイツ・フォスター
本作はこの二人の描写を交互に描いている
私の語彙力では上手く伝えられないけれどスゴイ!
もしかするとあなたが観た映画のあの悲鳴も…!?
リアルに聞こえるのは…!?
何だかチャック・パラニューク気になります
ちょっと他も読んでみようかな
ほん3さん、お勧めありがとうござ -
Posted by ブクログ
ネタバレ注! 思いっきり結末に触れています。これから読む人は見ない方がいいと思います(^^ゞ
上巻は、ミョーに面白くて、思わず★5つ。
主人公の行動半径が極端に狭いこのお話に、どう結末をつけるのか? 下巻が楽しみwなんて書いてしまったくらい(^^ゞ
ところが、読み終わってみれば……。
な、な、なんだよ、これ!?
いくら主人公が映画好きだからって、後半、こんなハリウッド映画の定番みたいな話にすることないだろーーーっ!
みたいな(^^ゞ
いや。終盤までは前巻に引き続き面白いのだ。
もっとも、面白いとっても、前巻同様、話が遅々として進まないのに、ミョーに読んじゃうという面白さなのだがw
この