池田真紀子のレビュー一覧

  • エンプティー・チェア 上

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    「究極のアームチェア・デテクティブ」、リンカーン・ライムシリーズ#3。

    暴君も女が絡むとわたわたになる、といったところ(親近感(笑))。

    下巻の半分くらいまでは普通のミステリー小説として面白く読んでいたけど、そこから「そういやディーヴァーってドンデン返しの大名手」と思い知らされることになる。

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    2019年06月25日
  • クリスマス・プレゼント

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    ショートストーリーの中に、どんでん返しを盛り込んだ、驚きアイデア満載の短編集。残念なのは翻訳。堅すぎて、白々しいというか、芝居がかっていてイマイチ入り込めない。文化的背景も分からない部分があるので、作品の良さを100%楽しめたとは言えないのが残念。

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    2019年06月17日
  • ゲームウォーズ(上)

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    * 映画からはわからなかった細かな設定が面白かった。
    * ハプティックスーツは体全部に密着するようなデザイン。体感良くするために毛全部剃っちゃう。
    * OASISの利用は無料だが、移動は物理世界のように有料。特にテレポートが一番高く運営会社の大きな収益源。
    * 匂いを再現することも可能だが、基本的には荒らされやすく、変な匂いをしかけてあることが多いため、みんな使わない。
    * ダイトウがあっさりと死んでしまうのショックだった。というかショウトウは映画では中国人だったな。
    * 読めば読むほどパーシヴァルのオタクっぷりがすごいんだけど。最新のMMORPGから、昔のレトロゲーム

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    2019年05月12日
  • エンプティー・チェア 下

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    どんでん返しの連続にページをめくるのが止まりません
    最後の最後まで油断できないところほ流石です
    ただ、今作は引っかかるところもあります
    個人的には司法取引に馴染みがないので、その部分はご都合主義で気に入りませんでした
    コーンの親が中途半端に描写されるのも気になります
    親なら復讐を考えそうなもんやけど、、
    ということで⭐️3つです

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    2019年05月04日
  • コフィン・ダンサー 下

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    ボーンコレクターが縦の軸の展開とすると、コフィンダンサーは横の軸で読ませる展開でした。
    (縦は時間、横は人物として特に意味はありません)
    伏線回収やあっと驚く仕掛けなどはミステリーには必須ですが、今回読んだ「コフィンダンサー」に求めたものは、シリーズとしての主人公を含めた登場人物の変化でした。リンカーンライムに抱いていた幻想は、「ボーンコレクター」の時よりも良い意味でも悪い意味でも近しい存在となり、次の作品でどんな変化を遂げるのか楽しみなシリーズになりました。

    衝動買いした「ウォッチメイカー」から読み始めずに、「ボーンコレクター」から読んだ自分の勘に感謝!

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    2019年05月02日
  • コフィン・ダンサー 上

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    リンカーンライムシリーズ第2作。
    主要な登場人物はほとんど1作目と一緒。
    犯罪学者であるリンカーンライムと犯人との「知恵比べ」というスタイルで進むストーリーもボーンコレクターと同様。
    比較すべきはライム自身の存在感。ボーンコレクターの時に感じた圧倒的な(優れたもしくは冷徹な)犯罪学者としての存在ではなく、血が通ったひとりの人間としての側面が多く描かれるようになった。
    とはいえストーリーは短時間に起こる犯行を緻密に凝縮しており、疾走感は失われてはいない。
    ライムの機微にどのように触れるかを楽しみにしながら下巻へ!

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    2019年04月30日
  • スキン・コレクター 下

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    ネタバレ

    人気シリーズの性なのか、読者のわがままか。
    上がったハードルは簡単には下がらない。

    伏線がバリバリ効いて、その回収もバッチリ。
    もう何が起きても大丈夫。
    ライムが解決するし、サックスの成長も半端ない。

    一種のワンパターンなのだろうか。この安定感たる面白さが皮肉にもミステリーとしての面白さを阻害しているように感じられる。
    次から次へページは進むが、伏線の回収のためにストーリーを追っているに過ぎない感じがしてならない。

    やはり、読者のわがままか。

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    2019年04月07日
  • コフィン・ダンサー 上

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    ジェフリー・ディーヴァー、彼は人を引き込む話を書くのが非常にうまい。 緻密な構成。拘った細部。緊迫した展開。その全てでもって、読者を絡め取り本の世界に落とし込んでいく。 ページをくる手がどんどん早くなり、時間が飛ぶようにすぎて、気づけば寝食を忘れて一気読み。 そういう作家だと思っている。

    今作も、そのジェットコースターぶりは健在だった。 素晴らしい推理戦とタイムリミット。練り込まれた騙しのテクニックに見事してやられ、読書の娯楽としての側面を大いに楽しめた。

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    2019年03月20日
  • コフィン・ダンサー 上

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    リンカーンライムシリーズ第2弾
    忙しい最中に読んだので、途中流して読むところも。
    だんだんと面白くなってきたので、下巻に期待。

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    2019年03月07日
  • チョーク!

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    チャック・パラニュークの著作はいつも、現実がまるで悪夢のようなグロテスクな形で表されている。いつだって僕も貴方もみんな狂ってるんだよ、という

    主人公はセックス中毒、カウンセリング通っているけど周りの誘惑に負けちゃうし、母はもう頭が狂ってるしで医療費もかかるし、どうしたら良いのかわからんし、そのうち主人公はある演技で金を稼ぐことを思い出して、、ということは本のカバーにも書かれてる。

    これを読む前に映画のファイトクラブを見たけど、これは時間の無駄なんだよ、こんなんで時間潰してどうするの?という、ポルノ見てどうするの?虚しくない?みたいな著者のメッセージが響く。そんな無駄な時間を過ごす私って、、

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    2019年03月01日
  • エンプティー・チェア 上

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    ネタバレ

    みんなに嫌われてる容疑者が不憫でかわいそうなのと敵が分かりやすく敵なので、そこがひっくり返るのは前提として、誰がなんの目的で?というところ。
    アウェーでの戦いなのでライムの推理もあまりふるわない。
    虫とギャレットの造形が気持ちよくないのでちょっときつい。

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    2019年02月13日
  • 蜜蜂

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    装丁に惹かれ手に取るも、世代の違う3つの家族の暗い話が続き、なかなか進まず何度か放り出そうとした。なぜだかもうちょっと、と読ませる。地味な家族のうまくいってない感じが、次に起こる出来事を全く予想できない書き方なのだ。女王蜂のいる巣箱を設置するが、中に蜂が沢山集まってくるのが前提であり、それが起こらない故に世界的に食糧難に。いつでも起こりうる自然の脅威。それをダイナミックにでなく、ジミーに静かに描いていて恐怖を煽る、のかなー?北欧の文化圏は高度でこういうのがベストセラーって、やっぱり日本は遅れてるなあ。

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    2019年01月26日
  • ボーン・コレクター(上)

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    海外の作品は苦手なのに、読んだ人の感想をみて読みたいと思った本がシリーズモノと知り、第1作目のこちらから読んでみることに。
    訳のせいか、残虐な犯行にあまり嫌悪感を抱かずに読めています。
    それにしてもカタカナで外国名は男か女かもわからずに感情移入しにくい。
    前の方の名前一覧を何度めくったことか。
    とにかく早く下巻へ行かなければ!

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    2019年01月23日
  • アルマダ 下

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    ネタバレ

    文庫上下巻の長さではありましたが、結構あっさり読めました。王道のストーリー、そしてSFファンはニヤリとするセリフの引用が多く、結構な年齢層が楽しめるのかなと思います。
    主人公の浮き沈みのしやすさと、展開の浮き沈みの激しさがとてつもない印象だったので、着いていけるかが楽しめるかの基準になりそうです。
    何はともあれ、夢落ちじゃなくてよかった…

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    2019年01月11日
  • アルマダ 上

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    ネタバレ

    自分が小中学生のときに思い描いていた妄想のようなことが、現実で起きてしまって戸惑いつつもわりとすぐ順応する高校生が主人公の宇宙戦争の話。
    進行自体はThe 王道です。ドローン同士の戦闘というところは面白いなと思います。
    主人公が下巻でどうなるのか、どこで成長してくれるのか、楽しみです。

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    2019年01月07日
  • ゲームウォーズ(下)

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    the giant robots made in Japan. the japanese spiderman has it. the nobel isn't the movie.

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    2019年01月07日
  • ロードサイド・クロス 上

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    なにげなく、「この人の本も読んでみるか」くらいのつもりで読みました。文庫本で上下巻飽きさせないエンタメ性はレベルが高かったと思います。インターネットの書き込みなどをめぐる偏執狂的な?殺人事件だった気がします。主人公がシングルマザーで、「細かい仕草から人の嘘や心理を読む」みたいなプロフェッショナル。

    ただ、「うーん結局イカレた犯人の仕業ってことで、そこから動機を巡る人間ドラマには入っていかないのか」と思ったことを覚えています。あと、主人公の感じがぶっちゃけメンタリティとしては優等生だったな、っていう読後感でした。
    (読み終わってから相当に経過してから書いているので、記憶が間違っているかも知れま

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    2019年01月02日
  • クリスマス・プレゼント

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    ネタバレ

    全編を通じて、最後にどんでん返しがある短編集。
    よくある、最後の一行で驚く、系ですが、
    これぐらいの短編でも十分に楽しめます。

    素直に終わらないのは固定として、1回だけでなく2回ひっくり返るような話もあり
    今回はどのパターンかと想像して読むと楽しいです。

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    2018年11月15日
  • 蜜蜂

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    養蜂を軸にして親子・家族について描く。
    2098年蜜蜂がいなくなり、人間が植物の受粉をしなければならなくなった近未来の中国。幼い息子・ウェイウェンと夫と3人、受粉作業はつらいけれど愛に満ち希望を持って暮らすタオ。
    1852年蜜蜂のための新しい養蜂用箱を研究するイギリスのウィリアム。
    2007年、養蜂家として苦しいながらも自然な養蜂を目指す米国のジョージ。
    3人の挑戦と挫折と新しい親子関係の目覚めを交互に描いていく。

    3人の状況の把握に慣れるのに苦労した。特にウィリアムとジョージは、ともに英語圏の男性なので「どっちだったかな?」と思い出しながら読んでいた。
    時代も国も違う3人が、蜜蜂をもとに絡

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    2018年10月13日
  • ウォッチメイカー 上

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    天才犯罪者登場!

    先月号に引き継ぎ安楽椅子探偵リンカーン・ライムシリーズです。時計の様に精密に犯行を重ねる殺人犯ウォッチメイカー。犯行現場には同じ時計が置いてあります。そのスタイルも言動も圧倒的な存在感、なかなかかっこいい。今回は新しい仲間としてキャサリン・ダンスも仲間入り。現場に残された微細な証拠を下に計算された捜査を展開するライムとは正反対の精神状態を見ながら証言によって犯人に迫って行くプロフェッショナル。全ったく違う角度から事件の解決にむかいます。またライムのパートナーアメリア・サックスの父親の過去も描かれます。ウォッチメイカーの本当の目的とは!ライムたちは捕まえることができるのか?最

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    2018年10月08日