池田真紀子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
* 映画からはわからなかった細かな設定が面白かった。
* ハプティックスーツは体全部に密着するようなデザイン。体感良くするために毛全部剃っちゃう。
* OASISの利用は無料だが、移動は物理世界のように有料。特にテレポートが一番高く運営会社の大きな収益源。
* 匂いを再現することも可能だが、基本的には荒らされやすく、変な匂いをしかけてあることが多いため、みんな使わない。
* ダイトウがあっさりと死んでしまうのショックだった。というかショウトウは映画では中国人だったな。
* 読めば読むほどパーシヴァルのオタクっぷりがすごいんだけど。最新のMMORPGから、昔のレトロゲーム、映画のセリフまで覚えちゃうようなギークっているのか…とは思ってしまった。一体何オタクなんだろうw -
Posted by ブクログ
ボーンコレクターが縦の軸の展開とすると、コフィンダンサーは横の軸で読ませる展開でした。
(縦は時間、横は人物として特に意味はありません)
伏線回収やあっと驚く仕掛けなどはミステリーには必須ですが、今回読んだ「コフィンダンサー」に求めたものは、シリーズとしての主人公を含めた登場人物の変化でした。リンカーンライムに抱いていた幻想は、「ボーンコレクター」の時よりも良い意味でも悪い意味でも近しい存在となり、次の作品でどんな変化を遂げるのか楽しみなシリーズになりました。
衝動買いした「ウォッチメイカー」から読み始めずに、「ボーンコレクター」から読んだ自分の勘に感謝! -
Posted by ブクログ
チャック・パラニュークの著作はいつも、現実がまるで悪夢のようなグロテスクな形で表されている。いつだって僕も貴方もみんな狂ってるんだよ、という
主人公はセックス中毒、カウンセリング通っているけど周りの誘惑に負けちゃうし、母はもう頭が狂ってるしで医療費もかかるし、どうしたら良いのかわからんし、そのうち主人公はある演技で金を稼ぐことを思い出して、、ということは本のカバーにも書かれてる。
これを読む前に映画のファイトクラブを見たけど、これは時間の無駄なんだよ、こんなんで時間潰してどうするの?という、ポルノ見てどうするの?虚しくない?みたいな著者のメッセージが響く。そんな無駄な時間を過ごす私って、、でも面白い。
本の時間軸も巧妙に崩されていて、いつのまにか最後には騙されてる。薬にはならない、毒ばかりの物語だけど、グロテスクの中にある美しさってあるかも、いや無いか。 -
Posted by ブクログ
なにげなく、「この人の本も読んでみるか」くらいのつもりで読みました。文庫本で上下巻飽きさせないエンタメ性はレベルが高かったと思います。インターネットの書き込みなどをめぐる偏執狂的な?殺人事件だった気がします。主人公がシングルマザーで、「細かい仕草から人の嘘や心理を読む」みたいなプロフェッショナル。
ただ、「うーん結局イカレた犯人の仕業ってことで、そこから動機を巡る人間ドラマには入っていかないのか」と思ったことを覚えています。あと、主人公の感じがぶっちゃけメンタリティとしては優等生だったな、っていう読後感でした。
(読み終わってから相当に経過してから書いているので、記憶が間違っているかも知れません)