池田真紀子のレビュー一覧
-
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ〈リンカーン・ライム〉シリーズ第4弾
敵の魔手が仲間に迫る――
幽鬼のごとき殺し屋はどこに?
デルレイは無事だったが、別の事件に飛ばされてしまう。
一方、ゴーストに命を狙われるサム・チャンは覚悟の上ゴーストを迎え撃とうとする。
自らが囮になり刺し違えてでもゴーストを殺すつもりだった。
しかし彼の考えは父親に見抜かれていた。
サムの父親、チャン・ジエチーはゴーストと対峙。願いが遂げられず自決する。
証拠物件が見つからず焦るライムだったが、出会って半日ほどしかたっていないのに関わらず、
中国人青年刑事、ソニー・リーと心を通わせることができたことを喜ぶ。
埃まみれの蔵書に「親愛なる友、ソニー・リ -
Posted by ブクログ
ネタバレ〈リンカーン・ライム〉シリーズ第4弾
冷血の殺し屋”ゴースト”を追え――
移民たちが奴に殺される前に。
今回冒頭では、なにやら中国からアメリカへ密入国しようとしている船の描写から始まる。
その密航船が沿岸警備隊に見つかる。
指揮を執るのはリンカーン・ライム。
ところが密航船に乗り込んでいた国際手配中の犯罪組織の大物”ゴースト”は自ら船を沈めることで難局を逃れる。
密航者たちも身を隠すように逃走した。
自らの正体を知ったゴーストは執念深く、密航者たちの抹殺を目論む。
自分の落ち度を省みて、犯罪者を法の裁きを受けさせることを誓うライムだった。
上巻は、密航者の内のチャン一家以外に接触する模様を -
-
Posted by ブクログ
ネタバレジェフリー・ディーヴァーは大好きな作家さんなのですが、リンカーン・ライム・シリーズの長編を読むのは初めてです。
短編は「クリスマス・プレゼント」の中に有ったかな??
私は基本的にシリーズ物はあまり好みません、何故なら必ず主人公が勝からです。
まあ、大体の小説はそうなのですが、ハラハラ感が少し減る感じがします。
しかし久しぶりに典型的な勧善懲悪的エンターテイメントも良いかと思い読んで見ました。
面白かった。
やはり、ディーヴァーのスピード感は凄いですね。
今回はインターネット情報社会の怖さがテーマですが、同じようなテーマでは「青い虚空」の方が面白かったかな。
シリーズ物特有のサイドストーリーも -
-
-
-
-
-
-
Posted by ブクログ
上巻で気になった女性三人のうちの一人は外れたけれど、まあまあいい線だった。
本著は100ページ残し事件解決、その後の大掛かりなどんでん返しはないものの、もうびっくりさせられる事はないだろうと思うページ数でコネタがいくつか。
それから最後の方でキャサリンがギターの「マーチン00-18」を弾く場面が出てくるが、これは000(トリプルO(オー))のことかなと思ったけれど、調べてみるとビンテージで「00-18」もあった。
著者の作品はリンカーン・ライムシリーズと本著キャサリン・ダンスシリーズしか読んでおらず、やはり初期の作品から全部読もうと「汚れた待ちのシンデレラ」を用意しておいたのだが、本著の -
-
Posted by ブクログ
リンカーン・ライムシリーズ第6作目。
もー「魔術師」読んでからJ.ディーヴァー熱が下がりません。
ハーレムに住むある女子高生が、先祖の記事が載った古い雑誌を読んでいたところを、犯人に襲われる。現場に残された品から、犯人の動機や居所を突き止めようとするリンカーン率いる捜査チーム。しかし、更なる事件が捜査チームを待っていた。
この作品もディーヴァーならではのスピーディーでスリル溢れる作品なのですが、個人的に一番魅力だったのは、ハーレムの街並みの描写や、ハーレムの高校に通う生徒達の日常が描かれていること。NY・ハーレムの空気を感じ、興味をそそられました。
あと、ライム・チームの他のメンバーのキャ -