池田真紀子のレビュー一覧

  • 石の猿 上

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    リンカーン・ライムシリーズ4作目。今回は中国からの不法移民にからんで「ゴースト」と呼ばれる密入国仲介業者とライムとの息詰まる攻防が描かれる。いつもどおりどんでん返しが待っていたが、ごく素直に読めた気がする。著者の中国熱にやられたかな(笑)面白かった。

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    2011年09月17日
  • 石の猿 下

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    ライムシリーズ、私はこれが2作目。シリーズのなかではそれほどの評価はないようなのだが、面白かった。中国からの密入国者を乗せた船に乗る蛇頭の殺人鬼ゴーストを追うライムたち。船は沿岸警備隊が発見する直前ゴーストにより爆破される。助かった2組の密入国者一家を狙うゴースト。彼らはどこにいるのか。今回ライムのホワイトボードのなかで最初から何かがひっかかる。読んでいて何かがおかしいと思う。繰り返し出てくるボードに書かれた捜査状況が増えていくにつれ、疑問が解決されるのだがそれでも何かおかしい。恒例だという大どんでん返しは控えめで、どうにも彼は最初から何か怪しいと思ってたんだとまた自分の推理に満足する。探偵気

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    2011年07月16日
  • 魔術師 上

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    ああおもしろかったー。本当にどんでん返しにつぐどんでん返しで、ハラハラした。でも、ああそれだけはやめてーとかああまさかそんなーと思って一瞬暗い気分になるんだけれど、結果よいほうに転じてほっとするというのが多くて、読後がさわやかでよかった。脇役についてもきちんと書かれているところが好き。愛情を感じる。サックスについてはもちろん、今回はカーラも、男社会でキャリアを積むことの難しさとか、女性の立場が書かれているところも好き。カーラがコーヒー中毒だとか、余分な細かい話も多いと思うんだけどそういうのも好き。ライムシリーズって、四肢麻痺の科学捜査員とか、殺人鬼とか、どんでん返しとかのキーワードから、どうも

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    2011年09月18日
  • クリスマス・プレゼント

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    デンゼル・ワシントンとアンジェリーナ・ジョリーの主演で
    映画にもなった『ボーン・コレクター』の著者の短編集。
    またまたもとの上司から借りました。
    ライムとアメリアが出てくる話も1編あり、ニンマリ。
    おもしろかったです。

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    2019年12月24日
  • チョーク!

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    セックスより気持ちいいことなんてこの世にあるかい?

    ダヴィンチの本紹介で見た上記の一文に惹かれて手にしてみた一冊。
    セックス中毒の主人公はカウンセリング集会に通ってる。
    カウンセリング集会には同じようなセックス中毒者が集まってるから
    当然、主人公はそこで不特定多数の女とやる。
    主人公の母親はあたまがいっちゃって精神病院。
    月に3000ドルの費用がかかるので
    主人公はレストランでわざと食事を喉に詰まらせては
    誰かに助けてもらい誕生日(嘘の日付)に小切手を受け取る。
    主人公の友達は自慰中毒だけど
    そこから復帰するために
    何かを積み重ねたいと願い
    毎日毎日、ひたすら石を集める。
    そんな病的な人々が

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    2009年10月04日
  • デジタル・ミニマリスト スマホに依存しない生き方

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    スマホやソーシャルメディアがもたらす影響については、”やっぱりな”といった内容。
    自分はそれほどスマホに依存しているわけではないけど使い方を見直してみようと思った。

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    2025年12月02日
  • ロードサイド・クロス 上

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    キャサリン・ダンスシリーズ第2作。
    不気味な十字架が現れ、少女が襲われる。ダンスは、専門家の助言を得ながら、インターネットの奥に潜む犯人を追跡する。
    ダンスの周りにも、不穏な動きが。

    ネットの情報はやや古めですが、無責任な悪意を生む世界に、完全にネット初心者?のダンスが奮闘。やっぱり"炎上"は怖い!

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    2025年12月02日
  • スティール・キス 下

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    変則的な導入のせいで勢いがイマイチ。ロンが出てきた瞬間に頭か「わーい!(喜)」になり、いつもの面子に愛着をもってた事を自覚した。パムも出てほしかったなあ。あと戻るのは嬉しいがその理由がハッキリ掴めなかった。

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    2025年11月19日
  • 眠れるアンナ・O(新潮文庫)

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    何とも冗長な小説。
    作者はこの小説がデビュー作らしいが、自分の文章に酔っているかのように余分な描写が多い。読んでいるうちにフラストレーションが高まるのと反比例して評価がどんどん下がった。一応ミステリーにはなっているので3点つけたが、実感としてはそれ未満。

    結末にしても、読んでいてトリックの全ては分からないにしても、真犯人については「こっちかこっちあたりだろうな」程度の見当はつく。

    いろいろと腑に落ちない点も多く(例えば、何で「日記」が現在進行形で書かれているのかなど)、この作者の次回作には今のところあまり期待する気になれない。

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    2025年11月13日
  • バーニング・ワイヤー(下)

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    「ソウルコレクター」並にコワッ!シリーズ内では今のところ「ウォッチメーカー」の次に好きかも(バラ読みだけど)

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    2025年11月11日
  • スパイダー・ゲーム

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    初ディーヴァー。読んでる最中は面白かったんだけど、なんだろ、アクション映画観た後みたいな何も残らない感というか、虚無感というか。

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    2025年11月09日
  • コフィン・ダンサー 下

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    テンポは良いが、ちょい無理が。いや、無理でもご都合でも話の勢い次第でスルーできるシリーズなんだけど、今回はやや気になる時が多かったかな。

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    2025年11月06日
  • ソウル・コレクター 下

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    コワッ!これはゾッとするし頭おかしくもなる。
    メイン登場人物のラッキーぶりは笑える域に入ってきた。締まりが無くなりちょい残念。

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    2025年11月11日
  • 魔術師 下

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    どんでんどんでんが面白いのは良いが、今回はソレが後半くどい。二回ほど蛇足気味。メインの中に含ませられなかったのかな。

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    2025年11月06日
  • ゴースト・スナイパー 下

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    登場人物がどれも、いい人なんだか悪い人なんだか、最後の方は混乱( ´~`)
    無人機が出てきたなら、AI犯罪も近いだろうね。自分の頭がついて行けるかしら。
    次回作では、アメリアの足が良くなってるんだろう。若いのに膝痛持ちって設定が、あまりリアルに感じなかったから、治療して良かった。

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    2025年11月05日
  • デジタル・ミニマリスト 本当に大切なことに集中する

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    スマホ依存を解消するために読みました。

    デジタルを手放すための具体的な方法と、デジタルから離れて「孤独」を得ることによるメリットが記載されています。

    個人的には、メリットの部分で過去の事例や人の体験談が書かれている部分でやや読みにくいと感じることがありました。

    ただ、この本を読んだことがきっかけで、外部からの刺激を浴び続けるのではなく、ひとりで考える時間を持ちたいと思えました。

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    2025年11月05日
  • 真夜中の密室

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    ネタバレ

    敵と思われた相手が実は味方だったり、でもやはり敵だったり、身内と思っていたら敵だったり、張り巡らされていた伏線が回収されていくエンディングはディーヴァーならでは。ライムの宿敵ウォッチメイカーの名前が度々言及されるのが少し鬱陶しく感じる。

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    2025年11月05日
  • 眠れるアンナ・O(新潮文庫)

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     タイトルを見た時、クセのある作品だろうと思ったら、やっぱりそうだった。
     ダラダラと長いと他の人が言っていたけど、そのとおりで、飛ばし飛ばしで読んだ。繰り返しも多い。最後の数ページは無理な設定の言い訳に費やしている感じを持ってしまう。
     登場人物も少ないので、犯人は途中でそうかも?と思った。

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    2025年11月01日
  • ブラック・スクリーム 下

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    (⁠⌐⁠■⁠-⁠■⁠)ゴチャゴチャしすぎ。前作もアレだし、、、

    ⊂|⊃
    [ಠ⁠_⁠ಠ]もっとスカッとしたい。

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    2025年10月26日
  • ウォッチメイカーの罠

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    ネタバレ

    シリーズ16作目。どんでん返しの連続に毎回舌を巻いてきたが、さすがにマンネリなのではと思いつつ読み進めた。アメリアもルーキーも絶体絶命の危機に瀕するが決して失われないとファンは暗黙に了解している。しかし、今作も読者の想像のはるか上をゆくストーリー展開。ライムがウォッチメイカーの罠に屈してフェンタニルを自ら注射せざるを得なくなるなんて... 新たな敵、エンジニアも登場し、またまた目が離せない。

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    2025年10月25日