池田真紀子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ライムシリーズ、私はこれが2作目。シリーズのなかではそれほどの評価はないようなのだが、面白かった。中国からの密入国者を乗せた船に乗る蛇頭の殺人鬼ゴーストを追うライムたち。船は沿岸警備隊が発見する直前ゴーストにより爆破される。助かった2組の密入国者一家を狙うゴースト。彼らはどこにいるのか。今回ライムのホワイトボードのなかで最初から何かがひっかかる。読んでいて何かがおかしいと思う。繰り返し出てくるボードに書かれた捜査状況が増えていくにつれ、疑問が解決されるのだがそれでも何かおかしい。恒例だという大どんでん返しは控えめで、どうにも彼は最初から何か怪しいと思ってたんだとまた自分の推理に満足する。探偵気
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Posted by ブクログ
ああおもしろかったー。本当にどんでん返しにつぐどんでん返しで、ハラハラした。でも、ああそれだけはやめてーとかああまさかそんなーと思って一瞬暗い気分になるんだけれど、結果よいほうに転じてほっとするというのが多くて、読後がさわやかでよかった。脇役についてもきちんと書かれているところが好き。愛情を感じる。サックスについてはもちろん、今回はカーラも、男社会でキャリアを積むことの難しさとか、女性の立場が書かれているところも好き。カーラがコーヒー中毒だとか、余分な細かい話も多いと思うんだけどそういうのも好き。ライムシリーズって、四肢麻痺の科学捜査員とか、殺人鬼とか、どんでん返しとかのキーワードから、どうも
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Posted by ブクログ
セックスより気持ちいいことなんてこの世にあるかい?
ダヴィンチの本紹介で見た上記の一文に惹かれて手にしてみた一冊。
セックス中毒の主人公はカウンセリング集会に通ってる。
カウンセリング集会には同じようなセックス中毒者が集まってるから
当然、主人公はそこで不特定多数の女とやる。
主人公の母親はあたまがいっちゃって精神病院。
月に3000ドルの費用がかかるので
主人公はレストランでわざと食事を喉に詰まらせては
誰かに助けてもらい誕生日(嘘の日付)に小切手を受け取る。
主人公の友達は自慰中毒だけど
そこから復帰するために
何かを積み重ねたいと願い
毎日毎日、ひたすら石を集める。
そんな病的な人々が -
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