池田真紀子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ安楽椅子探偵雰囲気のあるライムが現場証拠から犯人であるコフィン・ダンサーを追い詰めていく。一つ一つの細かい説明がリアリティーを積み上げている。力強い文章力が感じられる。
構成としては映画っぽいストーリーを意識しているのだろう。三幕構成を基本とした起承転結が組み立てられていて厭きずに最後まで読まされる。
ライムの実質の手足であるアメリアは完璧超人かと思いきや人間臭さ、小市民っぽさ俗っぽさが描かれていて悪くは無い。
また、パーシーの会社へのこだわりは違和感があるものの一途さは悪くは無い。会社への想いをもう少し費やしていればもっと納得が出来るとは思うけれど。
エンタメとして間違いなく最高レベルにある -
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Posted by ブクログ
ネタバレやっと文庫になったしと思って読み始めてみたものの…なんかこれまでのリンカーン・ライムシリーズと違う気がしてならなかった。何が違うのか色々考えてみたら、まずはグリッド捜査や科学捜査のシーンが少ない気がする。そこが醍醐味なのになんだか残念。その分なんだが潜入捜査やアリバイとかを推してきて、なんだかキャサリン・ダンスの影響か?とか思ったりもした。ただプラスキーの活躍は個人的には嬉しい。あと物足りないのはなんといってもいつものどんでん返しがない。なんとなく最後まで予定調和というか…いつもは数カ所で思う、やられた!とのが一度もなく、なるほどなるほどと思っているうちに読み終わってしまった。最初に出てくるロ
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