池田真紀子のレビュー一覧

  • 死亡告示 トラブル・イン・マインドII

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    CL 2022.8.26-2022.8.28
    短編はよくわからないことがあるんだけど、これはオチがハッキリしていてよかった。
    いつものジェフリー•ディーヴァーと違う面もあって楽しめた。
    中編の「永遠」は主人公二人のキャラがよかった。

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    2022年08月28日
  • ファイナル・ツイスト

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    ネタバレ

    兄弟の再会。共同で事件を追いながら何も言わなくても息があってるところが父の教えの賜物なのでしょうか。父親の死の真相が判明し、誤解やわだかまりがとけてよかった。
    それにしても次から次へと忙しなく物事が展開したりひっくり返ったりの連続で、面白かったけどドキドキしっぱなしで少し疲労が…。でも続編は読みたい。

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    2022年08月25日
  • フルスロットル トラブル・イン・マインドI

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    ジェフリー・ディーヴァーの短編集。

    ジェフリー・ディーヴァーは、短編が好きみたいですね。まえがきにそんなことが書いてありました。

    中には、キャサリン・ダンスもの、リンカーン・ライムものが含まれています。ライムも良いですが、ダンスも良いですね。

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    2022年08月23日
  • デジタル・ミニマリスト スマホに依存しない生き方

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    デジタルといったん距離を置いて、本当に必要なのかを見直すことを勧めている本。デジタルは便利だが、コントロールされるのではなくコントロールして活用していきたいと感じた。

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    2022年08月21日
  • サバイバー〔新版〕

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    「ファイトクラブ」などの代表作の著者が書いたカルト宗教にまつわる小説。
    ファイトクラブでわかるようにその作風はタブー無しの胸糞悪くなるような内容を含むが、不思議と人を引き付ける。
    この本も同様。

    小説はハイジャック犯の独白から始まる。
    その犯人は自分たちで閉じたコミュニティを形成するカルト宗教で生まれ育ち、生き残った最後の一人だった。

    その宗教ではひたすらの労働のみが美徳とされ、性をふくむあらゆる欲望や快楽は忌み嫌うべきとされていた。
    そしてもう一つ、現世からの「脱出」が実行された場合、宗教に属する者はそれに続かなくてはならない。

    その脱出を実行せず、生き残った主人公は稀有な宗教的存在と

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    2022年08月20日
  • 死亡告示 トラブル・イン・マインドII

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    いやいやいや面白かったぞ!

    本人曰く「書き手がいつものジャンルから離れてみたいと考えたとき、長編よりは短編のほうが挑戦のハードルが低い…………(中略)…………短編小説は、長編ほど読者に多くを要求しない。次回の長編はあなたが期待しているとおりの…………作品に戻りますよと長年のファンに約束したうえで、一編やニ編、よそのカテゴリーにお邪魔しても苦情は来ない」

    言ってるとおりのことを思う存分やってます
    そして長年のファンを自認する自分もまぁ短編ならねというスタンスだ
    そして各短編に込められた革新的な取組みは革新的な取組みが常にそうであるように初めは凡人たちの否定的な意見に晒されることになる
    凡人代

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    2022年08月11日
  • ファイナル・ツイスト

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    ネタバレ

    SL 2022.7.31-2022.8.3
    コルター•ショウ•シリーズ、3部作のラスト。
    今回の主要な事件は父親の残した謎。
    ショウの家族もたっぷり出てきてすごく楽しい。
    ラッセルカッコいい。このシリーズが続くことはもちろん嬉しいけど、ラッセルもまた出演してくれるといいなぁ。

    そして秋にはライム。

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    2022年08月03日
  • ファイナル・ツイスト

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    ネタバレ

    コルターショウの3部作の終了編。 2冊目の最後で、父が隠した秘密の理由が判明したが、そのさがしていた重大なことはまだわからない。 探索を始め、あわややられそうになった時にいい登場だが、兄のラッセルが登場。2人で謎の解明を開始。その過程で、出てきた謎を次々と解明。1906年にカリフォルニア州で決まった法人が議員などに立つことができるものであり、それを悪用しようとしたCEOが雇ったブラックブリッジが妨害するのことと最終対決。
    最後の最後で色々ショウが工作し、その法案を破棄したというところで、終わっている。 これで終わりかと思ったけど、どうも次があるらしい。久々にディーバーの作品の中でも次から次へと

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    2022年07月27日
  • 死亡告示 トラブル・イン・マインドII

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    短編集の後編。お楽しみだったリンカーン・シリーズの一編より、最後に収録された「永遠」が一番のインパクト。長編シリーズ化も、映像化もできそう。つい先週から始まった坂元裕二のドラマ、これが元ネタなのでは…

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    2022年07月20日
  • ファイナル・ツイスト

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    非業の死を遂げた父――流浪の名探偵コルター・ショウは父の遺志を継ぎ、民間諜報会社「ブラックブリッジ」の闇を追っていた。父の命を奪ったのは彼らが狙う文書「エンドゲーム・サンクション」。謎めいたコードネームのつけられた百年前の文書である。しかし、いかに重要なものであろうとも、書類ひとつに多数の人間を殺害するほどの何が書かれているというのか?

    秘密に迫るコルターを待つ幾重もの罠。強大な敵に単身たちむかうコルターに手をさしのべた意外な人物。ついにコルターが手にした「エンドゲーム・サンクション」の驚愕の内容とは?『007 白紙委任状』でみせた陰謀スリラーの手腕を発揮して、名手ディーヴァーが緊迫とアク

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    2022年07月18日
  • 死亡告示 トラブル・イン・マインドII

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    短いながらもきちんとオチがある。
    ライムの死亡告知という大袈裟なわなで犯人を追い詰めて逮捕するとはちょっと大胆。 中編の永遠も2つのオチがあってそれはそれで面白かったです。

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    2022年07月06日
  • クリスマス・プレゼント

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    ネタバレ

    ジェフリー・ディーヴァーのショートミステリ集。表題となっているクリスマス・プレゼントや、ウィークエンダーなど、どんでん返しを楽しめる。ニューヨークの街が出てくるので、ふとした風景は想像できるのだけど、ショートショート的にそのあたりは端折られているので、やや一気に結論(逆転)まで走っていく。
    スーパーモデルが、ストーカーに追いかけられ続け、最後にとった整形で普通の女になるという方法、など通常は取らない方策を用いて読者を欺く手法をとってくる。一つ一つの短編を、味わいながらゆっくり進んで、一冊を終えられる幸せ。

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    2022年07月05日
  • スティール・キス 下

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    安定の面白さ。ネタが多い。LOT絡みの殺人事件、先進的で恐怖感十分。殺人者の心理描写で登場のアリシアが悪人、予想できた。アメリアの元彼ニックのオチも予想内だった。アーチャーもネタがかなり新鮮でいい。

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    2022年07月03日
  • フルスロットル トラブル・イン・マインドI

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    ディーヴァーの短編集は本人も言う通り常に長編とは違ったアプローチで書かれていてついつい長編と比べてしまって物足りなさを感じてしまうってことが少なくて良い!

    今回はディーヴァーの二枚看板、キャサリン・ダンスとリンカーン・ライムの短編が素晴らしかったです
    2人の代名詞となっている捜査方法が使えない犯人が相手でいつもと違うやり方を駆使して犯人を追い詰めるんですが
    もし、これを長編でやったら従来のファンから非難轟々だったと思われ短編だからこそその「いつもと違う」というどんでん返しを決められたのかなと

    さすがディーヴァー!やっぱりディーヴァー!

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    2022年07月03日
  • 死亡告示 トラブル・イン・マインドII

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    ネタバレ

    「カウンセラー」…ちょっと超自然的でした。若干後味が悪いです。
    「死亡告示」…リンカーン・ライムシリーズ。一瞬ドキッとはしましたが、彼らなら犯人を炙り出すのにこの程度のことはやりかねないと思ったら案の定。ある意味これまでの彼をダイジェストに振り返ることが出来ました。懐かしい。そして『石の猿』を思い出して切なくなりました。
    「永遠」…読み応えありました。数学オタクっぽい刑事とベテラン刑事のコンビ。シリーズ化しても良いのではと思いました。

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    2022年07月02日
  • スキン・コレクター 下

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    めちゃくちゃ面白い。連続殺人犯からの国内テロ事件にパムの恋人にやはりウォッチメイカー。ウォッチメイカーが序盤から登場する伏線パムの恋人の伏線がラストまで最大限活用されているのが感心した。

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    2022年06月28日
  • スキン・コレクター 上

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    タトゥーに毒物を仕込む連続殺人犯、アメリアとパムの関係性、ボーンコレクターの著書を参照しライムとアメリアを知る容疑者の不気味さがすごい。終盤の病院での攻防が上巻随一の読みどころと感じた。

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    2022年06月27日
  • 死亡告示 トラブル・イン・マインドII

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    短編集、実態のないエネルギーが人間に影響を与えると信じる男の話、死んだ父親の真の姿を知る話、夫婦の連続心中事件の謎を解く話など。

    悪くはないのだが、前作「フル・スロットル」の方が面白かった。

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    2022年06月26日
  • フルスロットル トラブル・イン・マインドI

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    短編集。
    「ゲーム」は予想が当たり、嬉しい。
    キャサリン・ダンスやリンカーン・ライムなどのシリーズ物はやはり面白い。

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    2022年06月23日
  • 死亡告示 トラブル・イン・マインドII

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    ネタバレ

    ジェフリー・ディーヴァーの短編集だったので。

    リンカーン・ライムは前にも死んだふりをしたことがなかったけ?
    という訳で、タイトル「死亡告示」にはだまされなかった。

    面白かったのは、数学の天才刑事のお話。
    統計上、病気を苦にして心中する夫婦にはあてはまらない「外れ値」だという
    新たな切り口で心中事件を調べ始める。
    捜査の手順がまったくわかっていないのに、
    突き進んでいくのには笑えた。

    「本物」の刑事からは馬鹿にされていたが、
    最後には相棒になるし、射撃の腕は披露するし、
    無事事件で知り合った女性とデートもできそうだったが、
    それもこれもアシスタントの応援があってだと思う。

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    2022年06月20日