他のレビュー一覧

  • 紙魚の手帖Vol.24

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    小説以外の掲載作もどれも面白くためになる。
    そしてなにより、小説がね。宮澤伊織のときときチャンネルの連載に小川一水の短編。そういうもはやSF作家として地位を確立している作家だけでなく、注目の新人作家天沢時生の短編なんかも載ってて、まあ面白い。購入して間違いなし。

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    2026年01月21日
  • 村の怖い話

    購入済み

    薄気味悪い怖さ満載

    私もなかなかの田舎に住んでいますが、それ以上の田舎というか、隔絶された世界の怖い話がたくさんで読みごたえがありました。

    村の風習とか言い伝えって、実際には遭遇したくはないけど、読む分には最高にゾクゾクします。

    #怖い #ダーク

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    2026年01月10日
  • 松本人志は日本の笑いをどう変えたのか

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    ・切ない中で、その切なさから脱出しようとしている人間の醜さが面白いし、でもその切なさから逃げられんという終わり方が、もう間抜け、切なさは間抜けであり間抜けはやっぱり笑いである。

    ・いつの時代も人間の本能は変わらない。

    ・サムイ、スベる、の言葉を開発し、面白くないことでさえおもしろくした。

    ・松本人志は、視覚的笑い、聴覚的笑いを超えて彫刻的笑い。

    ・コントのキャラにも過去までの広がりがあり、セットも描き割り的でなく奥行きがある。

    ・理性と野生がうまいことごっちゃになってるトーク・漫才がいい。

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    2025年12月05日
  • 現代用語の基礎知識 2025

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    この本の電子書籍が手に入って、なんとなく斜め読みしてみた。
    辞書のようなもの、、と思っていたら、違った。
    まず、文章を書いている人がすごい。

    著 / 小泉悠/上脇博之/武田砂鉄/塚田穂高/五野井郁夫/水無田気流/小嶋華津子/塩田祐子/小林美穂子/山本章子/鶴岡路人/立山良司/鈴木エイト/森山至貴/やくみつる/生島淳/常見陽平/ほか

    そうそうたるメンバーが、テーマごとに世相を切っていた。読み応えある文章。
    続いて、2024に流行った言葉の解説が続く。

    今は亡き森永卓郎さんも「貯蓄から投資」は危険な政策 と厳しく語っている。
    全体的に反政府的。
    最近言われるところの「右翼」が好まない言葉

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    2025年10月31日
  • Qpa×uno! エンタメアンソロジー よいこのイキものずかん

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    アンソロなので色んな作家さんの色んな動物達の組み合わせが読めるのだけど、なかでもスナネコ攻めヒョウ受けのネコCP最高。小さくて可愛い方が攻め、でっかくて強そうな肉食獣の方が受け。弱肉強食は自然界の摂理。この2人で一冊読みたい。お気に入りの作家さんを探すもよし、自分でもまだ知らない己の性癖を探すもよし。新たな世界に出会える一冊。

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    2025年10月17日
  • 戦前日本モダンホラー傑作選 バビロンの吸血鬼

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     大正期から昭和10年代前半までに発表されたホラー短編を集めたアンソロジー。ただし、当時ホラー小説で中心的な存在だった<新青年>以外のものを収録している。要はマイナーな作品を集めたと言えるだろう。各編には、編者による作者の紹介と解説がついている。それぞれ、調べられる限りの詳細なものだと思われる。

     こうしたマニアックな本は、残念ながら増刷される可能性は低いと思われる。今買っておかないと後悔するかもしれない。積読でも良いから購入を薦める。
     
     なお、ホラー小説は「怪談」と違って、ジトーッと肌にまつわりつくような湿気がないように感じる。気候風土や生活様式の違いがあるのだろうか。

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    2025年07月30日
  • 戦前日本モダンホラー傑作選 バビロンの吸血鬼

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    大正から昭和初期にかけてに博文館の「新青年」意外の雑誌などに発表された怪奇・恐怖小説を集めたアンソロジー。
    「新青年」以外からとるという縛りゆえか、角田喜久雄と「豹の眼」の高垣眸を除けば(エロ関係の読み物で高田義一郎は知っていたが)知らない作家ばかりだが、逆にそれがこのアンソロジーをバラエティに富んだものにしている。

    収録作の中では、高田義一郎の「疾病の脅威」が後の赤塚不二夫を思わせるグロテスクなコメディで印象的。米村正一の「恐怖鬼侫魔倶楽部奇譚」は日本におけるスナッフ映画を題材にした先駆的な作品。岩佐東一郎「死亡放送」は明日死亡する予定の人物のリストがラジオ放送で読み上げられるという今時の

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    2025年07月19日
  • 憑き狂い 現代怪談アンソロジー

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    憑き物のはなしばかり集めたアンソロジー。
    それぞれ味わい深いのだけれども、いちばんきになったのが冨士玉目『わたしはわたし』。これは祖父のアルバムを見たら自分の写真があって、しかも現在のあり得ない写真で、後ろに知らない女が写っていて徐々に侵食されているようなはなしだった。写真の中に怪異だが何かが潜んでいて精神に入りこまれたのか、自分の思っていた自分の顔が自分じゃなくなってきているはなしでめちゃくちゃ面白いと思った。
    とにかくこの短さで全体を把握できる文章力とかどの作家さんも素晴らしいと思う。現実にあることを創作じゃなく語るって面白すぎて震えるくらい好きだ。怪談好きになって良かったなぁと改めて思っ

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    2025年04月10日
  • 証言 初代タイガーマスク 40年目の真実

    匿名

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    面白かった

    初代タイガーマスクをリアルタイムで知っている人は、読んで面白いと思います。
    佐山サトル氏が、当時タイガーマスクになる事をどう思っていたのかが分かります。
    証言者別に項目が分かれているので、読みやすいです。

    #深い #アツい

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    2025年03月05日
  • ギリシャ・ミステリ傑作選 無益な殺人未遂への想像上の反響

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    表題作を含む全15編のミステリ短編小説アンソロジー。もともとは『ギリシャの犯罪』という人気アンソロジーシリーズの第5巻に当たるものだそう。
    SF傑作選はギリシャ語→英語→日本語の重訳でしたが、こちらは直でギリシャ語→日本語っぽい。

    ミステリと聞いてパッと連想された「名探偵の華麗な解決劇」といった作品は少なく、犯人の視点に立った犯罪小説が多く収録されている印象。どれも1967〜74年の軍事独裁政権時代や2010年代の財政危機。移民、環境問題などに端を発しており、自国に対する息苦しさや無力感を漂わせる作品も多い。しかし、それでも中にはギリシャに対する希望や祈りを込めた作品も見られ、深い一冊である

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    2024年09月29日
  • シャーロック=ホームズ全集7 シャーロック=ホームズの思い出(上)

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    ネタバレ

    6つの短編集が集まった本。特に良かったのがグロリア・スコット号の話。探偵を志していなかったシャーロック=ホームズが大学生の頃の友達のお父さんに探偵向いてるよって言われたって話で、まずシャーロック=ホームズに大学生だった頃があるんだって驚き、探偵を目指してなかった時があるんだってことにも驚いた。

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    2024年09月01日
  • エクレア orange あなたに響く百合アンソロジー

    匿名

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    あらた伊里先生の作品最高

    あらた先生の作品が載っているため購入。「幼き者」たちの友達以上百合未満な、もどかしい感じがくすぐったい。何より絵がかわいい!ロリは興味ないのだが新たな扉が開きそうな予感がしたw

    他、切なかったり微笑ましかったりのショート百合の詰め合わせで見応え十分!

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    2024年05月11日
  • 投稿 瞬殺怪談 怨速

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    短い実話怪談がてんこ盛り。
    実話怪談ばかり読んでいたら怪異がよってくるらしい。
    怖い。
    怖い気がする。
    短いとさらに身近に感じるというか。
    好きな作品。
    『ソロキャンプ』『丸ごと食べる』『ヒロさんの話』『雪解け』『半信半疑たったから』『招待状』『迎えに来た母』『かかってくる』『コンビニ』『見知らぬ妹』『ニセおじさん』『花冠』『境目』『軽自動車』『祖母の家』『熱唱おじさん』『不安は残る』『木彫りの大仏』『流暢』『隣家の木』『六五◯◯万年前より』『十六人の集合写真』『白い闇』『グヒンさん』『予測』などでした。
    とくに沫さんの『迎えに来た母』『見知らぬ妹』『白い闇』はどれも異界からの訪問者みたいでド

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    2024年04月20日
  • 英国クリスマス幽霊譚傑作集

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    これこれ!
    怪談はこうでなくっちゃという見本のような一冊。と言ってもまだ読み始めたばかりだけれどね。
    ヴィクトリア朝怪談というだけで手にして幸せな一冊。

    再読
    やっぱり読んでいてしあわせな感じがする本。と言ってもすべてがハッピーエンディングではないけれど。謎が謎のまま残る作品も少なくないけれど、怪談は古き良き時代のものが読んでいて満ち足りた気持になる。新しい話はよくできているのはわかるけれど、情緒がない。
    2025年12月27日。珍しく極寒の日。

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    2024年03月13日
  • 地球グルメ大図鑑

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    見たことのない料理やそれにまつわる話が盛りだくさんで読んでて楽しい
    「体験するには」の欄がちょっと旅の紹介みたいでそこもいい

    牛の血のお菓子、昔うる星やつらで食べたがる子をだます口実で出てきてたけどホントにあるとは…

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    2024年02月23日
  • 英国クリスマス幽霊譚傑作集

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    年末にかなり面白いゴーストストーリーに出会えた…!
    (クリスマスには間に合わなかったが)
    心霊スポット・事故物件が持て囃される幽霊の国・イギリスらしい味わいのある怪談ばかり。
    名物の古い屋敷に染み付いた幽霊譚はもちろん、異色の廃船での心霊談、美しい風景描写が際立つヨーロッパアルプス版山の怪談、年の瀬の薄暗さのある幻想文学…と、違った風味の、ほどよい長さの作品でまとめられて、違った雰囲気を味わいながらサクサク読める。
    あいだにある「胡桃邸の幽霊」は箸休めにとても良い一編。
    「青い部屋」の面々はキャラが立っており、このメンバーでの別な話も読んでみたい気持ちになる。

    クリスマス・年末には、キリス

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    2023年12月29日
  • あなたの人生の物語

    匿名

    購入済み

     

    面白かった。
    難解な話がいっぱいあったけど、全体的に楽しめた。
    映画のメッセージからしったけど、どの話も深みがあってとてもよかった。

    #タメになる

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    2023年12月10日
  • 迷いの谷 平井呈一怪談翻訳集成

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    『迷いの谷 平井呈一怪談翻訳集成』(創元推理文庫2023年5月初版)の感想。
    平井呈一訳の怪奇小説を集めた一冊。『幽霊島』に続く第二集ということだが、間に『恐怖 アーサー・マッケン傑作選』を挟んで居り、今回マッケンの収録は無い。
    収録作は、M.R.ジェイムズ2作、ブラックウッド6作、初期翻訳としてコッパード『シルヴァ・サアカス』、ホフマン『古城物語』、それと解説やエッセー等。
    此の度読んで面白かったのは、ホフマン『古城物語』です。全体にゴシック小説的で、筋の運びはジェイムズ辺りと比べると巧みさに欠けるが、古風な舞台で展開する古風な物語にぴったりの古風な文体が実に好い。あんまり江戸っぽい言葉が出

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    2023年12月05日
  • 紙魚の手帖Vol.12

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    ネタバレ

    書籍のSFアンソロジー「Genesis」が雑誌になったようです。今後は書籍のアンソロジーは出ないのは少し寂しくもあるが、代わりに雑誌を購入するいいきっかけになるのかもしれない。収録作品はどれも面白かった。話が止まっていそうで進んでいる「ローラのオリジナル」(円城塔)、なんとも切ないSFラブストーリー「扉人」(小田雅久仁)と「英語をください」(アイ・ジアン)、リアルさに慄く「冬にあらがう」(宮西建礼)といったところが、印象に残った作品。創元SF短編賞を受賞した「竜と沈黙する銀河」を読めるのもよい。

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    2023年09月29日
  • 人形の怖い話

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    ここに出てくる人形は、どれも怖い。
    印象的だったのは、『腐り人形/つくね乱蔵先生』かな。本当に怖いって。ゾクッとしました。厭な感じです。

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    2023年07月29日