他のレビュー一覧

  • 実話怪談 牛首村

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    吉田悠軌氏による坪野鉱泉怪談紀行と、前作樹海村に続いて栗原亨氏の坪野鉱泉ホテル探訪ルポに廃村の歩き方など更に読み応えあり。

    狭い日本であっても廃村がたくさん存在している。
    茨城県の生活の痕跡が異常に残る村とかいったい何があったのだろうか。

    0
    2025年11月01日
  • あなたの人生の物語

    Posted by ブクログ

    私には難しかったです。とても。
    表題作については映画を見ようと思ったのと、構成が面白かった。
    天使の話は、理不尽だな、、主人公かわいそう。
    最後の話でルッキズムに言及してて驚いた。現代を生きる若者たち、ぜひ読んでくれ。

    0
    2025年10月28日
  • 実話怪談 樹海村

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    樹海ルポルタージュが読み応えあってよかった。
    村はないが、小規模のコミュニティがあった痕跡残骸があったとかゾッとする

    農薬で命を絶った女性の苦しんだ跡、閉ざされたテント内の木乃伊など壮絶な光景を目の当たりにしても尚、樹海探索を続ける
    それほどまでに魅力を持つ樹海

    入ったら最後、出られないのか?コンパスは狂うのか?といった樹海にまつわる疑問にも答えてくれている

    樹海怪談もとてもよかった

    0
    2025年10月25日
  • ロンドン幽霊譚傑作集

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    19世紀ヴィクトリア朝期のロンドンを舞台とした幽霊譚13編、内12編が初訳。9編が女流作家の作品のためか幽霊譚の体を採りつつ当時の女性の境遇や社会的地位を物語るような作品が多い印象。その一方で、男性作家による4編はどれも男性ならではのロマンチシズム(というか理想?)が表されているようで、その辺りの対比もなかなか面白い。全般的に三角関係が描かれている作品が多いのも特色だが、続けて読むと(またこのパターン?)と感じてしまうのも致し方ないところ。

    いわゆる“ジェントル・ゴースト・ストーリー”的なものも多く全体的に怖さ度は抑えめだが、資産家の女性との結婚のために元恋人を無惨に打ち棄てた野心溢れる青年

    0
    2025年10月14日
  • 証言 橋本真也 小川直也、佐山聡、蝶野正洋らが語る破壊王と「1・4事変」の真相

    Posted by ブクログ

    既存のプロレスにおけるお約束をぶっこわすことで
    ドロドロした生の感情を引き出した先に
    本当の闘いを見いだそうとする
    アントニオ猪木の、いわばリアルアングル路線
    それが業界全体のメンタルを鬱状態へと追いやったのだが
    棚橋弘至のアンチ闘魂路線によって
    結果的には、本当の闘いが生まれたと言えるだろう
    アンチテーゼによって闘魂は継承される
    そこが橋本真也にはどうしても割り切れなかったというか
    全日本プロレスの思想をリング上に取り入れつつも
    リアルアングル路線を捨て去ることができなかったんだよな
    逆に言うと猪木の要求に答えられたのは
    橋本の破天荒な性格が唯一だったんである
    ガチンコへの全振りで一時猪木を

    0
    2025年09月20日
  • 英国幽霊屋敷譚傑作集

    Posted by ブクログ

    英国の幽霊屋敷がテーマのアンソロジー。
    こういうゴシックホラーな雰囲気には憧れるのだが、作品として読むとイマイチ良さがわからないものが多くて悔しい。正統派ホラーより、自分の買った屋敷に幽霊がいないから招きたいと奮闘する男を描いた「ゴアズソープ屋敷の幽霊選び」(コナン・ドイル)が好みだった。

    0
    2025年09月10日
  • あなたの人生の物語

    Posted by ブクログ

    7年前に読んだが、その時は深く理解する事ができず。映画も見なかった。『息吹』を読んで再読する事にした。
     映画も観たい。人生は終わりに近づいているが。
     会いたいなあの人に。宇宙人のあの人。

     再読中。未来が見えたら、どうする?当然何もしない淡々と炒飯狙撃手の石先生のようの生きるしかないんだよ。結局さ。

    0
    2025年06月02日
  • あなたの人生の物語

    Posted by ブクログ

    オードリー・タンが推薦してたので読んでみた。SFは久しぶり。基本的に哲学的なテーマを扱っているように思えた。特に,「理解」と「あなたの人生の物語」の2編は認識論として読むと興味深い。ただ,小説としてどうかというと,どうなんだろうという気がしなくもない。「あなたの人生の物語」は構成として面白いとは思うけど,読みやすいとは言えない。「顔の美醜についてードキュメンタリー」はある種の哲学的思考実験をドキュメンタリーとしてまとめたもので,野心的ではあるが,問題提起に留まっている印象。「ゼロで割る」は数学が分からないと何のことやら理解できない。
    個人的には,普段から抽象的に考えているテーマを物語として(中

    0
    2025年05月07日
  • 村の怖い話

    Posted by ブクログ

    「村」に纏わる怖い話を集めた1冊。
    怖い話、忌まわしい話はもちろんのこと不思議な民話のような話もあり読み心地の良い1冊だった。
    個人的に「亜炭」は方言や地域の特徴からなんとなく知っている土地だと思うので親近感が湧き、よりリアルな実話怪談としての魅力を感じた。
    また「いくつ子」や「満月」などとても魅力的な民話風の話があるのでまた読み返したい。

    0
    2025年04月15日
  • 村の怖い話

    Posted by ブクログ

    ただの怪談集ではなく、
    じんわりと胸が重くなるような
    「人」の怖さが残る一冊だった。

    閉鎖的な集落特有の同調圧力、
    そして人々の中に渦巻く悪意や恐怖心。

    そういったものが怪異を生み出し、
    あるいは「神」を必要とさせたのではないかと
    感じさせられた。

    物理的な恐怖よりも内側から
    じわじわ染み出してくるような、
    胸糞の悪さの方がずっと印象に残る。

    自分もある地域の伝承について
    調べていたことがあるのだが、
    そこでも記録は残されておらず口伝のみ。

    「無いことにされた歴史」というものが、
    こうした話の根底にあるのかもしれない。

    人が隠したいもの、忘れたがっているものにこそ
    本当の怖さが潜ん

    0
    2025年04月10日
  • 日本のタブー 4.0

    Posted by ブクログ

    政治・選挙、映画業界、AV業界、相撲界隈、太陽光発電、M資金、京都市の宗教法人問題が、裏稼業、芸能人と薬物に関する「日本のタブー」を著者の視点から論じている。

    アウトサイダーはどんな場所にもいるのだなと感じる。税金絡みは国民の生活に影響するのでクリーンに努めて欲しいと願う。

    0
    2024年12月27日
  • ギリシャ・ミステリ傑作選 無益な殺人未遂への想像上の反響

    Posted by ブクログ

    作品紹介・あらすじ

    ギリシャに形成されつつある新たなる迷宮。本書には、本格ミステリ、ノワール、警察小説など、各ジャンルのギリシャ・ミステリの精鋭たちの作品が収録されている。
    回天するギリシャ・ミステリの世界へようこそ。

    あなたは希望に胸膨らませた新人作家が大御所ミステリ作家のもとに持ち込んだ原稿を読む(「ギリシャ・ミステリ文学の将来」)。ナンシー・シナトラの曲が流れる中、ひとりの女と男の生涯を追体験する(「バン・バン!」)。現実とミステリの狭間をさまよう(表題作)。陽気な警官たちと観る、ブルース・スプリングスティーンのアテネ公演は最高だ(「《ボス》の警護」)。そして、最悪の愛が通りを駆け抜

    0
    2024年09月30日
  • 実話怪談 怪奇島

    Posted by ブクログ

    沖縄には行ったことないのですが、壮絶な歴史がある場所だからこその話が多くて。
    のうのうと平坦に暮らしている私には、分からないことばかりだった。
    あとちゃんと学生時代に勉強をしていなかったので、初めて知ることばかりだった。民俗学はちゃんと学んでおけば良かったな。
    因みにヤースーさんのYouTubeのおかけで、単語は結構聞いたことある単語が多くて良かった。
    因みに岩手県、島が多い地域の上位だとは知らなんだ。。。

    全然どうでもいい話だけど、美ら海水族館には生きてる内に一度行ってみたい。

    0
    2024年05月30日
  • 迷いの谷 平井呈一怪談翻訳集成

    Posted by ブクログ

     数多の西洋怪奇小説の紹介と翻訳で、本邦における怪奇翻訳の礎を築いた、翻訳業界そして編集業界の巨匠、平井呈一。彼の偉業である怪談翻訳集成第2弾、前半は平井をして「近世怪奇小説四天王」と言わしめた4人のうち、M.R.ジェイムズとA.ブラックウッドの傑作選、後半は平井の翻訳者の原点である初期翻訳作品2点の他、彼が翻訳したラフカディオ・ハーンの文学講義や平井氏の翻訳に対する姿勢が見えるエッセー等を収録。

     以下、なるべくネタバレなしの収録作品各話感想。
    ---------------------------------------------------------
    ★ジェイムズ「消えた心臓」(1

    0
    2024年05月25日
  • ロンドン幽霊譚傑作集

    Posted by ブクログ

    ・またである。何匹目の泥鰌になるのか。夏来健次編 「ロンドン幽霊譚傑作集」(創元推理文庫)、この手の物語の愛好家が多いのであらう。私もそれに当たるのか、何匹目かにもかかはらず私は買つた。この古風な物語にはこのまま捨て おき難いものがある。しかし、最後は忘れてしまふ。そんな物語ばかりである。本書には13編収録、 巻頭のウィルキー・コリンズ「ザント夫人と幽霊」のみ既訳あり、他の12編は初訳である。コリンズ 以外で知つてゐる人はイーディス・ネズビットぐらゐであらうか。「砂の妖精」の作者である。これ以 外の人は知らないのだが、ネズビットを含めて9人が女流作家である。意識して選んだのかどうか。たぶん意識

    0
    2024年05月17日
  • マン島の黄金

    Posted by ブクログ

    『夢の家』
    『名演技』
    『崖っぷち』
    『クリスマスの冒険』
    『孤独な神様』
    『バグダッドの大櫃の謎』
    『光が消えぬかぎり』
    『クィン氏のティー・セット』
    『白木蓮の花』
    『愛犬の死』
    上記10作が収録された短編集。
    『崖っぷち』の中で、丘の上の道について、「小道からはずれないようにすれば危険はまったくないのだが、うっかり小道から足を踏み外すと危険極まりなかった」と表されているのが、人の生き方そのものを表している様で、印象的だった。アガサ・クリスティーの作品には、こんな表現が時々見られる様な気がする。

    0
    2024年05月07日
  • ロンドン幽霊譚傑作集

    Posted by ブクログ

    同じ編者の手になる「クリスマス」にも同じようなことを書いたけれど、怖い話を読みたいという向きには勧めがたい。エリザベス朝英国の雰囲気も込みで、古風な怪談を愉しみたい読者向け。単に幽霊が出たで終っている話が多く、登場人物に危害が加えられる場合でも、今の読者の目から見ると手ぬるい感じだ。この頃の怪談は、節度ある、そこそこの恐怖を与えることがそもそもに目的だったのだろう。そんな中、例外的に、今読んでも怖い「事実を、事実のすべてを、なによりも事実を」や、ミステリ風の「降霊会の部屋にて」あたりがお気に入り。

    0
    2024年03月19日
  • 実話怪談 犬鳴村

    Posted by ブクログ

    犬鳴村や犬鳴峠、トンネルにまつわる怪談だけでなく、犬鳴村の話がどのように生まれ、広まっていったのかを解説してくれている

    有名になる前の犬鳴を知る塚本氏と封鎖された今の犬鳴を知る濱氏による犬鳴対談も面白い

    多くの場所が衛星写真で見られるこの時代になっても未知の村、場所があるのでは...というワクワク感を求めてしまうのはとても分かる

    1
    2024年03月15日
  • 地球グルメ大図鑑

    Posted by ブクログ

    いろんな話題が盛りだくさんで面白かった。
    でも日本の項目で察するように、
    まだまだ面白いものや美味しいものは
    世界に溢れてるんだろうな。
    行きたいな、食べたいな。
    本がとにかく重いのが難点だった…
    まぁ仕方ないけど

    0
    2024年02月12日
  • 英国クリスマス幽霊譚傑作集

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    タイトル通りヴィクトリア朝期英国、それもクリスマス限定でなくちょうどこの時季を舞台にした幽霊譚13編。内12編が本邦初訳だそうだが、全体を通しての味わいは期待通りだった。

    好みの作品いくつかについて。
    ・クリスマスの日の情景を描いたエッセー的なC.ディケンズ「クリスマス・ツリー」。ツリーや種々の飾りに纏わる思い出話は次第に昏い色を帯びていき……。ツリーが造り出すクリスマス、そして冬の夜の光と影。

    ・「海岸屋敷のクリスマス・イブ」E.L.リントン
    イングランドの西端コーンウォールの家を購入し移り住んだ若い夫婦。妻は家の管理人ベンリースという男に言い知れぬ嫌悪感を抱く。その後悪夢を繰り返し見る

    0
    2023年12月20日