他のレビュー一覧

  • 日本のタブー 4.0

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    政治・選挙、映画業界、AV業界、相撲界隈、太陽光発電、M資金、京都市の宗教法人問題が、裏稼業、芸能人と薬物に関する「日本のタブー」を著者の視点から論じている。

    アウトサイダーはどんな場所にもいるのだなと感じる。税金絡みは国民の生活に影響するのでクリーンに努めて欲しいと願う。

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    2024年12月27日
  • あなたの人生の物語

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    20年以上前の作品とは思えないくらい練り込まれている
    一部はオカルト世界を描いていたりはするが、世界観など背景がしっかりしている印象
    短編集だが読み応えのある作品だった、オチが気に入るかはともかくとして

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    2024年11月10日
  • ギリシャ・ミステリ傑作選 無益な殺人未遂への想像上の反響

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    作品紹介・あらすじ

    ギリシャに形成されつつある新たなる迷宮。本書には、本格ミステリ、ノワール、警察小説など、各ジャンルのギリシャ・ミステリの精鋭たちの作品が収録されている。
    回天するギリシャ・ミステリの世界へようこそ。

    あなたは希望に胸膨らませた新人作家が大御所ミステリ作家のもとに持ち込んだ原稿を読む(「ギリシャ・ミステリ文学の将来」)。ナンシー・シナトラの曲が流れる中、ひとりの女と男の生涯を追体験する(「バン・バン!」)。現実とミステリの狭間をさまよう(表題作)。陽気な警官たちと観る、ブルース・スプリングスティーンのアテネ公演は最高だ(「《ボス》の警護」)。そして、最悪の愛が通りを駆け抜

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    2024年09月30日
  • あなたの人生の物語

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    確かに全編示唆に富んだ物語ではあった。

    表題作が映像化されたというバイアスも手伝ってか印象に残る人も多いだろうし、そもそもテッド・チャン氏の輝かしいポートフォリオがあるから面白くないはずが無いと思って期待値を爆上げして、その上「結末でひっくり返されるのに期待」してしまってそのまま収束していくことで肩透かしを食らう。これは完全に私の読み方のせいだな。

    高次元に転がってる不合理性をSFに落とし込んで書いてるから必然的に示唆に富むものになってる。ただ、読み方間違えると「で?」っていう事になりかねない…けどそれ言ったらどれもそうか…

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    2024年08月24日
  • あなたの人生の物語

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    独特な世界観…こんな作風には出会ったことがないように思う。
    自分のような凡人の理解の域を越える。

    まさに、世にも奇妙な物語、8連発。
    表題作は映画『メッセージ』になっているとのことなので、ぜひ観てみようと思う。

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    2024年06月19日
  • 実話怪談 怪奇島

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    沖縄には行ったことないのですが、壮絶な歴史がある場所だからこその話が多くて。
    のうのうと平坦に暮らしている私には、分からないことばかりだった。
    あとちゃんと学生時代に勉強をしていなかったので、初めて知ることばかりだった。民俗学はちゃんと学んでおけば良かったな。
    因みにヤースーさんのYouTubeのおかけで、単語は結構聞いたことある単語が多くて良かった。
    因みに岩手県、島が多い地域の上位だとは知らなんだ。。。

    全然どうでもいい話だけど、美ら海水族館には生きてる内に一度行ってみたい。

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    2024年05月30日
  • 迷いの谷 平井呈一怪談翻訳集成

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     数多の西洋怪奇小説の紹介と翻訳で、本邦における怪奇翻訳の礎を築いた、翻訳業界そして編集業界の巨匠、平井呈一。彼の偉業である怪談翻訳集成第2弾、前半は平井をして「近世怪奇小説四天王」と言わしめた4人のうち、M.R.ジェイムズとA.ブラックウッドの傑作選、後半は平井の翻訳者の原点である初期翻訳作品2点の他、彼が翻訳したラフカディオ・ハーンの文学講義や平井氏の翻訳に対する姿勢が見えるエッセー等を収録。

     以下、なるべくネタバレなしの収録作品各話感想。
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    ★ジェイムズ「消えた心臓」(1

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    2024年05月25日
  • ロンドン幽霊譚傑作集

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    ・またである。何匹目の泥鰌になるのか。夏来健次編 「ロンドン幽霊譚傑作集」(創元推理文庫)、この手の物語の愛好家が多いのであらう。私もそれに当たるのか、何匹目かにもかかはらず私は買つた。この古風な物語にはこのまま捨て おき難いものがある。しかし、最後は忘れてしまふ。そんな物語ばかりである。本書には13編収録、 巻頭のウィルキー・コリンズ「ザント夫人と幽霊」のみ既訳あり、他の12編は初訳である。コリンズ 以外で知つてゐる人はイーディス・ネズビットぐらゐであらうか。「砂の妖精」の作者である。これ以 外の人は知らないのだが、ネズビットを含めて9人が女流作家である。意識して選んだのかどうか。たぶん意識

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    2024年05月17日
  • マン島の黄金

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    『夢の家』
    『名演技』
    『崖っぷち』
    『クリスマスの冒険』
    『孤独な神様』
    『バグダッドの大櫃の謎』
    『光が消えぬかぎり』
    『クィン氏のティー・セット』
    『白木蓮の花』
    『愛犬の死』
    上記10作が収録された短編集。
    『崖っぷち』の中で、丘の上の道について、「小道からはずれないようにすれば危険はまったくないのだが、うっかり小道から足を踏み外すと危険極まりなかった」と表されているのが、人の生き方そのものを表している様で、印象的だった。アガサ・クリスティーの作品には、こんな表現が時々見られる様な気がする。

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    2024年05月07日
  • ロンドン幽霊譚傑作集

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    同じ編者の手になる「クリスマス」にも同じようなことを書いたけれど、怖い話を読みたいという向きには勧めがたい。エリザベス朝英国の雰囲気も込みで、古風な怪談を愉しみたい読者向け。単に幽霊が出たで終っている話が多く、登場人物に危害が加えられる場合でも、今の読者の目から見ると手ぬるい感じだ。この頃の怪談は、節度ある、そこそこの恐怖を与えることがそもそもに目的だったのだろう。そんな中、例外的に、今読んでも怖い「事実を、事実のすべてを、なによりも事実を」や、ミステリ風の「降霊会の部屋にて」あたりがお気に入り。

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    2024年03月19日
  • 実話怪談 犬鳴村

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    犬鳴村や犬鳴峠、トンネルにまつわる怪談だけでなく、犬鳴村の話がどのように生まれ、広まっていったのかを解説してくれている

    有名になる前の犬鳴を知る塚本氏と封鎖された今の犬鳴を知る濱氏による犬鳴対談も面白い

    多くの場所が衛星写真で見られるこの時代になっても未知の村、場所があるのでは...というワクワク感を求めてしまうのはとても分かる

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    2024年03月15日
  • 地球グルメ大図鑑

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    いろんな話題が盛りだくさんで面白かった。
    でも日本の項目で察するように、
    まだまだ面白いものや美味しいものは
    世界に溢れてるんだろうな。
    行きたいな、食べたいな。
    本がとにかく重いのが難点だった…
    まぁ仕方ないけど

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    2024年02月12日
  • 英国クリスマス幽霊譚傑作集

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    ネタバレ

    タイトル通りヴィクトリア朝期英国、それもクリスマス限定でなくちょうどこの時季を舞台にした幽霊譚13編。内12編が本邦初訳だそうだが、全体を通しての味わいは期待通りだった。

    好みの作品いくつかについて。
    ・クリスマスの日の情景を描いたエッセー的なC.ディケンズ「クリスマス・ツリー」。ツリーや種々の飾りに纏わる思い出話は次第に昏い色を帯びていき……。ツリーが造り出すクリスマス、そして冬の夜の光と影。

    ・「海岸屋敷のクリスマス・イブ」E.L.リントン
    イングランドの西端コーンウォールの家を購入し移り住んだ若い夫婦。妻は家の管理人ベンリースという男に言い知れぬ嫌悪感を抱く。その後悪夢を繰り返し見る

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    2023年12月20日
  • 日本の黒い聖域

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    まさにドス黒い聖域。
    面白かったのは悪名高き官房機密費。はみ出す事なく余らす事なく使い切る菅さんの手腕、笑。
    きな臭いカジノ利権と、みみっちい経済安保利権。
    地方議員の闇と、死刑制度の不都合な真実。
    闇はどこにでも転がっている。見えないようにされているか、自分が見ないように(気づかないフリを)しているだけ。

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    2023年09月16日
  • メガソーラーが日本を救うの大嘘

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    「太陽光発電、風力発電が脱炭素、気候変動抑止に貢献し、電力供給が安定し、コストも軽減し、環境に優しく、経済発展にも貢献する」といった世の中に流布された常識を覆す、十を超える論考集。

    問題意識の高い向きには特に目新しい点はないが、政治、行政、企業、メディア、中国による浸透等、多面的なテーマがカバーされている。

    これらの論考が合理的、具体的な根拠や健全な問題意識に基づくものであるのに対し、推進派の主張が情緒的、恣意的、短絡的、排他的てあることは、昨今の風力発電を巡る贈収賄事件からも明らかになりつつある。

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    2023年09月14日
  • 日本の黒い聖域

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    鈴木智彦、望月衣塑子、西崎伸彦、鳥集徹、ほか『日本の黒い聖域』宝島SUGOI文庫。

    2022年1月に刊行した宝島社新書『日本のタブー3.0』を改訂し、再編集、文庫化。忖度報道に終始する大手メディアが報道しない『聖域』をテーマにした15本の記事コラムを収録。


    新型コロナワクチン。新型コロナウイルス感染症が5類になってからは感染状況が詳しく伝えられず、どう対処すべきか全く解らない。未だに会社では何人か感染者が出ているが、マスク着用が個人の自由とされたので始末に負えない。製薬会社や政府の広告収入が目当てでワクチンの副作用や接種後の死亡例を伝えないマスコミ。ワクチンを接種しようが、感染するし、感

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    2023年08月07日
  • 日本人の給料

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    日本の平均年収は400万円台。
    パート、派遣社員だと200万円台の人もいる。

    日本は今や輸入大国である。
    企業も家計も円高によって恩恵を得る時代

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    2023年01月27日
  • 芸能界とヤクザ

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    ちょっと確認したいことがあって読みました。

    数人のライターさんが書いているので、それぞれの色があり、きっと取材力にも大きな差があるように思います。
    私が長年読んで信頼している鈴木智彦氏は信頼と実績の安定感で、読ませてくれました。
    さすが溝口敦の弟子的存在です。



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    2023年01月07日
  • 英国クリスマス幽霊譚傑作集

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    ヴィクトリア朝期に書かれた英国怪談の選集。当然のように古式ゆかしく、雰囲気たっぷりだが、もうひとつのクリスマスの方は関連がもうひとつ希薄。どこがクリスマスだったっけ?と読み終えて首をひねるような作も多いがこれはご愛敬。基本的に幽霊が出ましたで終ってしまうお話ばかりなので、今読んで怖いか問われると正直微妙。それより世知辛い現代人の目からは浮世離れしているようにさえ思える、悠長な雰囲気を愉しむものだろう。その中では読み物としてモダンな「青い部屋」とすっきりしない感じが後を引く「メルローズ・スクエア二番地」あたりを押す。

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    2022年12月11日
  • 紙魚の手帖Vol.07

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    秋永真琴『ファインダー越しの、』:創刊号に載ってた『フォトジェニック」の森島さんが再登場で嬉しい。まだ続きがありそうで楽しみ。ただ、私は、完全に森島さんの興味対象外の「素朴な(婉曲表現)男性たち」たる「みやっちさん」側の人間なんで、ちょっとへこむ。
    「自分は写真写りが悪い」という認識に「いやいや、だいたい実物通りに写ってますが?」、「そういうネガティブなのか自分に自信があるのかよくわからない人より、あたしのほうが前向きで幸せじゃないかな。」とばっさり切り捨てられて、かなり、ぐさっと来たけど、おっしゃるとおり。素敵です。みらいさん。

    真門浩平『ルナティック・レトリバー』:単純に面白く読んで、こ

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    2022年10月16日