他のレビュー一覧

  • マン島の黄金

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    新聞や雑誌等、様々な媒体に掲載されたきり埋もれていたクリスティーの作品を拾い集めてきた、短編集12話が収録されています。
    内容もバラエティに富んでいて、マン島(グレートブリテン島とアイルランド島の間に浮かぶ小さな島)の観光PRの為に書かれた表題作の「マン島の黄金」のような宝探し系の話もあれば、ポアロもの2編「クリスマスの冒険」「バグダッドの大櫃の謎」や、“謎のクィン氏”のクィン&サタースウェイトが登場する「クイン氏のティー・セット」などなど、まさに“拾遺集”というか、“お徳用詰め合わせ”といった感じです。
    個人的なお気に入りは、痛快ドッキリもの「名演技」、ほっこりロマンス「孤独な神さま」が好き

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    2021年03月13日
  • 幸福をもたらす三毛猫 御子神さん

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    ネコタクシーという作品のスピンオフ。
    10からなる短編集。
    「きらきら」が一番好き。
    人間やっぱり精神を強く持てばなんとかなるんだな。
    そのきっかけが猫、友情、愛情、宗教なんでもいいわけで。
    動物を飼うって素敵ですね。

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    2021年03月01日
  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語

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    アメリカのホッパーの17枚の絵画にインスパイアされた物語を17人の作家が其々紡ぐと言うアンソロジー。一編が短いので、どこからでもすぐ読めるし、絵を見ながらどのように物語を膨らませるか、どんなストーリーになるか想像するのもワクワクする。一石三鳥くらいに楽しめた。

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    2020年11月12日
  • 土木の広報 「対話」でよみがえる誇りとやりがい

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    ネタバレ

    土木はやはり公共工事、お役所、税金とマイナスイメージを抱えがちで、いかにイメージアップしていけるかという話だった。
    アイデアの出し方の話の部分はなるほど〜と感じた。

    ===
    アイデアの出し方
    ・ダジャレ的に考えてみる
    ex)
    公共事業→交響事業
    工事現場→高次現場
    IDEA→DEAI(I=私の位置)
    ・現在←→未来(理想・目標)
    現在→未来:フォアキャスティング
    現在の延長線上になり、想定内に収まりやすい。
    現在←未来:バックキャスティング
    なりたい姿、あるべき姿から始める

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    2020年10月06日
  • 逆行の夏──ジョン・ヴァーリイ傑作選

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    特異な世界観と、どことなくセンチな余情が残るSF短編集。物語の雰囲気をつかむまでに苦戦した短編もあるにはあったのですが、その世界観や人間関係であったり、あるいは「ここでない世界」に対しての、切ない思いが印象的です。

    収録作品は6編。

    表題作『逆行の夏』はストーリーはもちろん、SFならではの描写が印象的。水銀の湖と洞窟が、太陽の光を照らし返す情景なんかは、美しさを感じるとともに、SFの想像力の豊かさも感じます。
    ストーリーとしては、クローンの姉との再会であったり、身体の改造や性別の転換ですら、簡単に行える、という技術背景が描かれ、なかなかのハードSFらしい雰囲気。

    そのため、ややとっつきに

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    2020年10月05日
  • 京都怪談 神隠し

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    実録っぽい怪談の特徴として
    オチのない理不尽な感じが
    ぞわっとさせて面白いですね
    ただし その分 印象が薄くなって
    後々まで残らないことが多くて勿体ない
    しかし いつまでも頭に残ると
    それはそれで怖いので ぞわっとを一瞬楽しむのがよい

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    2020年09月11日
  • マンガ酒

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    たくさんの漫画家の、お酒にまつわる話。

    飲める人、飲めない人、ちょっと飲める人、など
    色々な人が描いているので、面白いです。
    話うんぬんではなく、一番驚いたのが甘酒。
    アルコールが入っているのがある、というのを
    初めてしりました。
    見た目、か、表示を、きっちりして欲しいものです。
    きっと今は大丈夫、と信じたいですが。

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    2020年04月10日
  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語

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    作家17人による「画家エドワード・ホッパーの作品を主題にした短編」アンソロジーなので、さまざまな文体・内容の作品がおさめられているのだが、全体として強烈に【アメリカ】を感じた。
    行ったことのない国だが、長く暮らして骨を埋めるのはつらいかもしれないな・・

    それぞれに印象的でしたが、なかでも『海辺の部屋』『夜のオフィスで』が好きです。どちらも本質として慈愛をかんじる美しい話でした。
    好き、とは違うのですが『音楽室』はぎゅっとつまって短く、きりりと怖く、よかった。

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    2020年02月28日
  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語

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    エドワード・ホッパーの絵画から生まれた十七の短編。
    それぞれ全て異なる作家の手によって物語が編み出されており、短編好きも、絵画好きも、うまく取り込まれてしまう。
    正直なところ、絵画を眺めているだけでも楽しい。
    絵画は、18枚修められている。一枚は、読者が自分で話を作ってみてね、という序文の心憎さよ。
    翻訳物なので、独特のクセがある。
    決して変な日本語ではないし、つまらないわけでもない。
    翻訳者も12人(贅沢!)いるので、この翻訳者だと合わない、といったことがあるわけでもないのだが、やはり「ニュアンス」「空気」という見えないものを取り入れることは、難しいのだろうか。

    「キャロラインの話」はある

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    2020年02月23日
  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語

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    ネタバレ

    一枚の絵画から、著名な作家たちが物語(短編)を作っていく手法。
    時間がなくて、スティーブンキングのしか読めなかった。
    でも、キングはやっぱり長編が好きかも。
    時間がある時にじっくり読みたい本。

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    2020年02月20日
  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語

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    米国の画家エドワード・ホッパーの絵にインスパイアされた掌編集。様々な作家が感じたホッパーの絵。どれも古き良き(?)米国という感じ。

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    2019年10月11日
  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語

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    コンセプトがいい、物語より本の装丁とかが好き。
    ランズデールは良かった、読んだことある気もしたけど。

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    2019年08月05日
  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語

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    「短編画廊 絵から生まれた17の物語 (ハーパーコリンズ・フィクション)」
    新ジャンルに遭遇。


    エドワード・ホッパー(1882-1967)。 作家ローレンス・ブロックは、ホッパーの作品は「絵の中に物語があること、その物語は語られるのを待っていること」を強く示唆していると語り、ホッパーの絵から物語を紡ぐこの短編集を考えついた。


    しかし、良く思いついたなぁ。それが率直な感想。ブロックの呼びかけに集まった面々の中にスティーヴン・キングが居るからと言う理由だけで読んだ私は、美術に全く詳しくない為、ホッパーが如何に偉大な画家だったなのか全く分からない。


    各短編を読んでみて、よくここまで膨ら

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    2019年07月08日
  • シャーロック=ホームズ全集14 シャーロック=ホームズの事件簿(下)

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    シャーロック・ホームズ完全読破!もう一度グラナダ版も見直したいし、BBCシャーロックも見たくなる。2巡目は原文をインターネットで読むことにしよう。シャーロック沼は世界規模だから、深い。でも、楽しい。ドイル先生、ありがとう!!

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    2019年02月13日
  • シャーロック=ホームズ全集9 シャーロック=ホームズの帰還(上)

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    子供のころに読んだ「踊る人形」が入ってました。改めて読み直して「こんな話だったんだー」と思いました。グラナダ・ホームズでも印象的な「さびしい自転車乗り」(グラナダでは「美しい自転車乗り」)、少年貴族の謎の失踪事件「
    プライオリ学院」など、ワトスン先生(ドイル先生だけど)の筆も冴えまくりです!

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    2019年01月10日
  • シャーロック=ホームズ全集8 シャーロック=ホームズの思い出(下)

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    ホームズ、死す!!
    スイス・ライヘンバッハの滝で宿敵モリアーティー教授と刺し違える形で命を落とす「最後の事件」が収録されている。が、8年後に結局ドイルは再びホームズものを書くことになるーーーー。

     ホームズより観察力・洞察力に優れているという兄・マイクロフトが初登場する「ギリシア語通訳」などが収録されている。ますますホームズの虜になってしまう。そりゃ、殺したら恨まれるわww

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    2018年12月18日
  • はじめて読む聖書

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    ・最初に読むおすすめは、旧約聖書のいちばん初めの創世記。その次に新約聖書の福音書(池澤夏樹)
    ・必死になってはいい仕事にならない。むきにならずのんびり仕事をしろ。しかし、期限までに仕上げなければならない(田川健三)
    ・聖書を読むならまずはマルコ伝。いちばん衝撃的だったのはマタイ伝(吉本隆明)
    ・まず聖書を一冊ということであれば、日本聖書協会『新共同訳聖書/旧約聖書続編つき』(山本貴光)

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    2018年11月04日
  • 少女少年のポリティクス

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    明治から現代にいたる様々な「少女少年像」を、それぞれの時代の読物を通して明らかにしようとする日本近現代文学の論文集。
    第四部「戦時期におけるメディアと子ども」を読もうと購入。日本文学の研究は不慣れなのであまり理解できていないけど、こういう研究もあるのかと勉強になる。

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    2018年08月16日
  • 瞬殺怪談 刺

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    実話「系」怪談を読み慣れた人間と
    素人さんでは読後の印象が異なるようだ。実に興味深い。

    …メモ…
    知人に短いから読んでみてと推薦。その後の感想戦(?)にて。

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    2018年07月22日
  • KAIJU黙示録 (アポカリプス)

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    わらわら沢山出てくるなら「スウォーム」とか小っちゃい奴らでもいいわけで、怪獣なんて言葉使う必要ないじゃん・・・

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    2017年10月06日