他のレビュー一覧

  • 逆行の夏──ジョン・ヴァーリイ傑作選

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    SF。短編集。
    「逆行の夏」「さようなら、ロビンソン・クルーソー」は既読。
    全体的に高品質。美しい。あとエロい。
    特に、目と耳に障害を持つ人々だけの世界を描いた「残像」が素晴らしい。とても感動した。
    奇妙なSFミステリ、「バービーはなぜ殺される」もミステリファンとして高評価。
    あと、帯の円城塔さんの紹介が最高すぎます。

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    2019年04月28日
  • 知識人の責任

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    ベトナム戦争への反戦運動のときの記録、筆者の議論。
    正直当時のことは全くと言っていいほど知らなかったので、現在の思想や思想家、市民社会や運動が、その記憶の後にあるということを少し認識した。
    でも知識人って何なんやろ、知識人の責任って何なんやろ。
    考えるきっかけになる。

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    2019年03月25日
  • やがて君になる 公式コミックアンソロジー

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    2018年10月から12月までアニメが放送されていた仲谷鳰の「やがて君になる」のアンソロジーコミックです。参加されている作家陣が豪華で、きちんと原作準拠の内容になっており、突拍子もない内容になったものがなく、どの作品も安心して読めます。燈子と侑以外のカップリングを扱った作品もあり、かなり楽しめます。たとえアニメしか観ていなくても、そこまでの内容でもついていけるので、ぜひ。

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    2019年01月02日
  • 逆行の夏──ジョン・ヴァーリイ傑作選

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    ポップな表紙絵とは裏腹にハードな世界観のSFが多く収録された短編集。
    ビターな余韻の作品が多いが間違いなく良質である。

    『PRESS ENTER ■』に描かれたコンピューターの姿、『残像』に描かれた人間の姿、どちらも感慨深い。

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    2018年01月22日
  • BUNGO 文豪短篇傑作選

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    以前、映画化されたオムニバス作品の原作。玉石混交の短編集。

    『BUNGO 文豪短編傑作選』角川文庫

     鈴木梅太郎が脚気の原因がビタミンB1の不足だと特定し、年間死者数万人と言われた国民病を劇的に改善したのに、陸軍軍医総監の森鴎外はエリート根性から百姓学者が何を言うかと馬鹿にしてそれを取り入れなかったため、陸軍兵士はバタバタ死んだ。というエピソードをかつて知ったばかりに鴎外は読まず嫌いだったので、この中に所収の『高瀬舟』が初鴎外だった。生き方は共感できないが、作品は実に面白かった。

    弟殺しの罪で島流しになる罪人を護送中の同心は、どうしてもその男が肉親を手にかけるような罪人に見えなかった。男

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    2017年08月17日
  • Fate/Grand Order 電撃コミックアンソロジー4

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    ジャンヌ・オルタちゃん可愛い。
    基本、この子は残念な子扱い・・
    何気にジークフリートの気の抜けた顔が面白い。

    心臓と禁書待ち鯖に胸が痛む。
    カルデアヒートオッデセイ(裏)が最高
    残念すぎる円卓騎士

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    2021年12月30日
  • 逆行の夏──ジョン・ヴァーリイ傑作選

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    ネタバレ

    円城塔に煽られて。ヴァーリイ初読。

    1作目『逆行の夏』を読んだところではあまりピンと来ていなかったのだが、3作目『バービーはなぜ殺される』あたりからじわじわとハマっていった。SFではあるが文学であり、今こことは異なる地平の世界において、人々は何を感じ、どうやって生き、何を愛するのかという愚直な筆致に心を惹かれる。それは『残像』や『PRESS ENTER ■』での地続きな地平もあれば、こことは全く別の地平もあり、短編間で飛躍する視野が楽しくもあった。

    後半3作が特に白眉だった。『残像』で、再び訪れたときのコミュニティの変化、彼らはどこに行ってしまったのだろうという寂寥感。『PRESS~』のな

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    2016年10月04日
  • 逆行の夏──ジョン・ヴァーリイ傑作選

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    「まさかヴァーリイをご存知ない。なにも失くしたことがないならそれでいいけど。」

    すみません、読んだことありませんでした。ということで、円城塔氏の帯文に煽られ購入した本書は、ジョン・ヴァーリイの短篇集「逆行の夏」。ヴァーリイといえば、1970~1980年代に活躍し、サイバーパンクの先駆け的存在として名高い作家…ということは知っていたのですが、読むのはこれが初めて。どんな作風なのかとワクワクしながら読み進めましたが、これがもうおもしろい。特に「残像」と「PRESS ENTER■」にやられました。前者のラストには、思わず「うぉぉい、まじか…」と言葉が漏れてしまう一方、後者は、極めて良質なSFスリラ

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    2016年09月25日
  • シャーロック=ホームズ全集14 シャーロック=ホームズの事件簿(下)

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    (内容)
    若い戦友同志の物語「白面の兵士」ほか、最後に残した言葉が事件の鍵となる「ライオンのたてがみ」など6編。最後の短編集下巻。

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    2017年03月03日
  • シャーロック=ホームズ全集13 シャーロック=ホームズの事件簿(上)

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    (内容)
    盗まれた黄色いダイヤを取り返す「マザリンの宝石」、奇妙な遺産相続事件「三人ガリデブ」など6編。ホームズ最後の短編集上巻。

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    2017年03月03日
  • 敗戦後遺症を乗り越えて

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    昭和20年8月15日、日本は敗戦にて大戦の幕を閉じました。以降7年に及ぶ米軍による長期占領が始まりました。戦争終結から約7年間も敗戦国が占領されるということは、近代史上珍しい特異な時代を迎えることになるのです。
    GHQは、日本が再びアメリカの脅威にならないようにすることを一番の眼目として様々な占領政策を実行していき、その最たるものは憲法改正です。敗戦して他国の憲法を改正するなどというものは、当時の国際法違反行為を公然とやってのけ、そしていまだに憲法内容・誤字さえ訂正されていないのです。
    SF講和条約に調印し日本が主権国家として独立したにもかかわらず、GHQの占領政策の呪縛から解けていないことを

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    2016年02月28日
  • 逆行の夏──ジョン・ヴァーリイ傑作選

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    表題作はボーイ・ミーツ・ガールものというか家族ものというかで、まあ普通かな?という感想だったのだけど、収録作「残像」と「ブルー・シャンペン」がすごく良かった。特に女性にお勧めしたいSF小説。
    「残像」。視聴覚障害者だけが暮らすのコミューンに辿り着いた作家志望の中年男の異文化コミュニケーション体験談という感じなんだけど、触覚に特化したそれはとても官能的で感動的。そしてラストで感じる恐怖、安堵、喪失感。なんで泣いてるのか自分でもよくわからなかった。
    「ブルー・シャンペン」は脊髄損傷で肢体不自由となり、黄金で出来た外骨格のおかげで自由を取り戻しメディアスターとなった女性と愛を交わすお話。これも

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    2015年12月30日
  • 逆行の夏──ジョン・ヴァーリイ傑作選

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    テープとか出てくるブツは、いまから思えば
    前の時代と感じることもあるけど、書かれたのは30~40年前。
    未だ実現されていない(実現途上)というだけでなく、
    感覚として、技術だけではなく扱っている世界やテーマが、
    現在の世界の、まだ未来か、現在進行という感覚を覚える。

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    2015年12月08日
  • 艦隊これくしょん -艦これ- 電撃コミックアンソロジー 佐世保鎮守府編9

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    着信なし殿さんとなごみさんが載ると聞いて即ポチ。期待通りの面白さだったし、中島零さんとチャーリーにしなかさんの解説マンガが好き。ビリー提督は安定の面白さなのでいつもどれも大好き。

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    2015年10月25日
  • 逆行の夏──ジョン・ヴァーリイ傑作選

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    円城さんが帯を書いていて、上田早夕里さんがいつぞやのSFマガジンで好きな作品として挙げられてたブルー・シャンペン収録ときたら読まない選択肢は無かった。
    傑作選らしくどのお話も面白かったけど、一番好きだったのは「残像」かな。

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    2015年09月19日
  • はじめて読む聖書

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    田川建三さんはじめ、内田樹さん、吉本隆明さんなど9名の著名人による、それぞれの聖書との接し方などについて書かれています。出会いの話や、聖書の概略など、それぞれのやり方で、聖書を知ってもらうための入り口を示されています。
    聖書の中身を詳しく書いているわけではありません。入り口として入り易くするための本だと思えます。

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    2015年04月03日
  • はじめて読む聖書

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    聖書は新約も旧約読んだことがありませんが。

    読む機会があればとおもっていたところに
    この本を見つけたので。。
    また、書いている人が
    池澤夏樹氏・内田樹氏・吉本隆明氏と豪勢な方々
    だったので。。。
    読んでみた後の感想としては、聖書の内容ではなく
    読み方やとらえ方が書かれてある内容でした。
    ただ、前述で書いた人よりも、
    田川建三氏(新約聖書学者)のインタビューが
    とても面白くよかったです。
    新たな逸材(本当に失礼ですけど)見つけた感じ
    です。
    1.聖書ってどんな本? 山形孝夫
    2.読み終えることのない本 池澤夏樹
    3.旧約聖書は以外に新しかった 秋吉輝雄
    4.レヴィナスを通して読む「旧約聖書」 

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    2015年02月22日
  • はじめて読む聖書

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    本書を手に取った動機は、教養としての宗教を知りたいという欲求からでした。本書は、季刊誌『考える人』の特集を再編集、改稿したもので構成されています。作家や宗教学者と聖書との出会いやつきあいに焦点をあてている点がユニークだと言えます。その聖書を語る人たちは、山形孝夫(宗教人類学者)、池澤夏樹(作家、翻訳家)、秋吉輝雄(旧約聖書、イスラエル宗教史研究者)、内田樹(作家)、田川健三(新約聖書学者)、山我哲雄(聖書学者)、橋本治(作家)、吉本隆明(作家)、山本貴光(文筆家、ゲーム作家)の9人。この本は決して体系的に聖書やキリスト教について学べる本ではないと思います。あくまで、個人の人生の中での聖書がどの

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    2014年09月03日
  • はじめて読む聖書

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    クリスチャンではありませんが、ずっと聖書に興味があって、いつか腰を据えて読みたいと思いながら馬齢を重ねてきました。
    本書は入門書として手に取った次第です。
    へー、聖書ってそうだったんだと、膝を打つやら自分の無知を痛感するやら。
    本書は新約聖書学の泰斗、田川建三さんはじめ池澤夏樹さん、内田樹さん、橋本治さんらがその魅力を語ったガイドブック。
    学者さんばかりだとどうしても硬くて素人にはとっつきづらい内容になりがちですが、執筆陣が実にいいですね。
    あの吉本隆明さんの論考(マタイ伝を読んだ頃)も収録されてます。
    第1章は宗教人類学者の山形孝夫さんによる「聖書ってどんな本?」。
    聖書の基礎について講釈し

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    2014年08月28日
  • 艦隊これくしょん -艦これ- 電撃コミックアンソロジー 佐世保鎮守府編4

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    相変わらず損しないラインナップ。

    多分一番は那珂ちゃん解体話だろうが、推したいのは引ん剥かれた金剛姉妹。

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    2014年07月25日