憑き狂い 現代怪談アンソロジー

憑き狂い 現代怪談アンソロジー

803円 (税込)

4pt

4.5

日本版エクソシズム怪談集

暴れる、狂う、病む、死ぬ…
憑かれた者の凄惨な末路を10名の怪談作家が記録!

・拝み屋が手掛けた、とある憑き物祓いの生々しい顛末「実録憑依
譚」(郷内心瞳)
・人に寄生し乗っ取る都会の怪奇譚「ヤドカリとヒトカリ」(岩井志麻子)
・仕事の同僚にいきなり言われた不条理な苦情「おれ憑き」(蛙坂須美)
・幼い頃、女子寮に棲むものに魅入られたか…「高専の寮」(響洋平)
・惚れた女に言われて実行した悲劇「蛇憑き」(神薫)
・スリを生業にする男が巻き込まれた怪異譚「剃刀憑き」(雨宮淳司)
・都会からの移住者家族に起きた災難のわけ「穴二つ」(牛抱せん夏)
――ほか、Cocoやクダマツヒロシや冨士玉目など10名のベテラン&新進気鋭たちが綴る憑き物だらけの一冊!

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憑き狂い 現代怪談アンソロジー のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    憑き物のはなしばかり集めたアンソロジー。
    それぞれ味わい深いのだけれども、いちばんきになったのが冨士玉目『わたしはわたし』。これは祖父のアルバムを見たら自分の写真があって、しかも現在のあり得ない写真で、後ろに知らない女が写っていて徐々に侵食されているようなはなしだった。写真の中に怪異だが何かが潜んで

    0
    2025年04月10日

    Posted by ブクログ

    憑かれたとして。
    恍惚のまま魅入られたり。
    憑かれた状態が本来の自分だと錯覚したり。
    いつ自分に起こっても、おかしくない現象だから怖い。
    何がきっかけで憑かれるかなんて分からないし。
    ここに書いてある憑かれた人たちの姿は、明日の自分自身かも知れないと思うと本当に怖い。

    0
    2025年06月05日

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