ヨシタケシンスケのレビュー一覧
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ネタバレ外国人に日本語を教えている人ならではの本。
英語にも精通しているようで、発音に関する話題も豊富。
ヨシタケシンスケさんの挿絵が的を射ているので楽しさ倍増です。
ラ抜きことばの非難が最近なくなったのは、ラ抜きが勝ったからだそう。
「見れる」「食べれる」「来れる」「取れる」「戻れる」に「ラ」が必要?
「取られる」「戻られる」では確実に意味が変わってしまう。
「う」と書いてオと読む。「ようじ(用事)」はヨオジ。「いちろう(一浪)」はイチロオ。
同様に「い」と書いてエと読む。時計、丁寧、学生、恵子さん。など。
英語の発音は難しいなどと言うが、日本語の発音も実は難しい。
「菊池進さん」は、「きくち -
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ネタバレ児童向けですが、自分の子どもに読み聞かせをしている大人や、読み聞かせをしていた大人もニッコリしそうな素敵なお話。
そういえば、親や先生から読んでもらう時に「どうも、読む速度やめくりのタイミングが違うんだよなー……あと、声の感じ……」と(今にして思えばそういうことを)思って、自分で読むようになった気がします。
大人が読んでくれると、大体、理解度を確認しようとしているのか、感想を言わされたりやクイズめいたことをしてくるのがプレッシャーで嫌だったのもあるかも。
誰かと読むことから一度離れて、自分で読むようになって、それからまた誰かと読むことを楽しめるようになるまで、しばらくかかったんだな、と改めて -
Posted by ブクログ
子どもだと思って甘く見てはいけない。
大人のしょうもない、だけど世の中の大人みんなが一度は頭をよぎったことあるような問題を質問として子どもに投げかけたら…どの質問にもすごい回答が返ってきます。
大人なら、こんな質問されたら、オブラートに包んで、遠回しに質問者が傷つかないように…などとあれこれ考えながら回答を出すだろうに、子どもって正直ですよね。どストレートな回答です。
そしてその回答がどれも秀逸としか言いようがない。
思わず笑っちゃう回答も。
子どもって見ていないようで、実は色んなことを観察して気づいているんだな、と感じました。
実際に子どもたちが取材して作っている地域の新聞の人気コー -
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すべてにヨシタケさんのイラストがあれば☆☆☆☆☆なんだけどなぁ~01カリギュラ効果(見ちゃダメ!と言われると余計見たくなる)02アンダーマイニング効果(早起きしたら,お父さんがおこづかいをくれたのに,その1回だけだったから早起きもどうでもよくなった)03TOT現象(テストで,いつもは書けてた漢字をうっかり忘れちゃうことがある)04ラバーペンシルイリュージョン(ペンの端を持って振るとペンがふにゃふにゃに見える)05天使が通る(教室がガヤガヤしてたのに一瞬,誰もしゃべらずにシーンとなった)06燃え尽き症候群(運動会が終わったら何もする気がしなくなっちゃった)07ブーメラン効果(勉強する気になった時
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56個もの不思議現象を解説。
ヨシタケシンスケ氏のほのぼのとした絵がいい。
〇〇効果の説明をしているが、中身は見開き2頁でカラーイラストいっぱい。
楽しみながら心理学用語などが解説される。
確証バイアスのように、普段から聞く言葉もある。(考える癖のこと)
ラムスデン現象は、ホットミルクのあれ、あれ、あれ…?言いかけて忘れちゃったよ(TOT現象)
ナチュラルハイは和製英語だってさ!
かと思えば社会学で出てきたアンダードッグ効果、権威主義的パーソナリティとか…。
これ、公務員試験に出ますから!絶対!
ほら、あっちにもこっちにも人気の問題なんですって!…じゃあ勉強しておこうかな(バンドワゴン効果)