ヨシタケシンスケのレビュー一覧
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イギリスの田舎の自然描写が美しい。生き物の生々しさ、荒々しさ、土の匂い、泥の匂い、血の匂い、その他色々危ない匂いとか、引っくるめた、猛々しく、柔らかい自然の中に威勢よく、繊細に、弱々しく、残酷に生きる普通の登場人物の等身大の姿が心地良い。
モグラを簡単に殺してしまう農家の娘、池に入水自殺を図っていた所を助けてくれた医者のことを勘違いして愛が芽生えてしまった娘、プレイボーイの男に遊ばれた電車の車掌(女の子ばかり)たちがその男を袋叩きにするという残酷だか小気味良いシーン、ドSの姑に嫌味を言われ続ける労働者、彼にそっとお茶を出す嫁、母親の反対を押し切って飼った野生のウサギが暴れまくり、最後は母親 -
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著者のあとがきによれば、中高生向けに書いたが医療関係者にも評判が良かったとのこと。
内容は専門用語も多く、また東城大学が数多く書かれている諸シリーズに登場する人物や話題も多く、海堂氏好きの読者も楽しく読めるのでは。
ズルのような形で一躍脚光を浴びた主人公が、強烈な名誉欲と出世欲を持った教授に振り回される姿は、中高生向けというよりはどこにでもある(?)大人の世界かも知れない。最後は勇気を出して敵に立ち向かう、という若者向けのメッセージではあるが、現実的には会社や医療の世界で主人公と同じことができるかどうかは、相当周囲への根回しや覚悟が・・! -
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インプラントなど不要箇所以外はじっくり読んだ。
とにかくTCHのケがあるならまずそれを治すこと。
砂糖をできるだけとらない。
正しい歯磨きをする。
プロに3か月に一回見てもらう。
という既に知っている内容だったが、体系的に説明していてわかりやすかった。
歯磨き粉フッ素で虫歯予防する必要がないや、フロス不要論はちょっと微妙だったが、概ね正しいと思う。
歯科医院の見つけ方が重要。
今の保険の仕組みは抜歯したり大掛かりな治療をすればするほど儲かるので、ヤブほど抜きたがるそう。
適切な治療を受けたいのであれば自由診療しかしてない医院を選ぶのも手ということだ。
虫歯が全部治ったら歯周病管理がちゃんとでき -
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ネタバレヨシタケシンスケのイラストが素敵
目に見えない構造を明らかにして、やわらかく生きるための思考のヒントを与えてくれる良著
物理法則は人にも当てはまるという発想面白かった。
メモ
・あえて知っていることを全て語らずに究極にシンプルに表現してみる
・自分は特殊だと考えてしまう一般性の存在。それを意識して一般化と特殊化をつかいわけていくべき。
・作用反作用の法則
・心のドップラー効果 近づいてくるものと過ぎ去ったものは見え方が違う
・資産はいずれ重荷となる
・数字はアイデア貧者の最後の拠り所であることを肝に銘じる。最後の最後まで数字を頼りにすることはやめること。または新たな物差しを考える
・決定論と -
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著者は、「自分の歯を生涯使用してもらう」をテーマに開業されている齊藤博さん。
この本では、虫歯・歯周病のメカニズムや予防方法、口腔の治療方法、歯医者の保険診療の現状、歯の磨き方に関して取り上げおり、歯にまつわる情報が包括的に書かれている。
本書のメインテーマの自分の歯を残すための習慣として
・歯の接触時間を減らす(TCHのケア)
・砂糖を強力取らない
・1日1回正しい歯磨きをする
・3カ月に一回は歯周病管理のため歯科医院に通う
を提案している。
年を取っても自分の歯を残したい人は、本書で取り上げている知識は身に着けておいたほうが良いと思う。
この本に書かれているインプラント治療のリスクを -
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ネタバレデーヴィッド・ハーバート・リチャーズ・ローレンス
1885年生
イギリス、ノッティンガムシャー出身の小説家・詩人。
一作目を読んで、庭の野草の細やかな描写や娘たちの描写が女性的に思え作者のことを検索したら、男性だったので驚いた
一作目、二作目は、恋のかけひきや恋に落ちる瞬間、不安などの気持ちが細かく描かれていて、
代表作『チャタレイ夫人の恋人』を読みたくなった。
三作目は、浮気男をやっつける、背景がダーク色を感じる作品
四作目は、よくわからなかった…
五作目は、お金に囚われた両親を持つ子どもの気が狂ってしまう、悲しいお話し…
二番がいちばん
馬商の娘
乗車券を拝見します
ほほ笑み
木馬