ヨシタケシンスケのレビュー一覧
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ヨシタケシンスケさんのアイデアスケッチ集から、「ヨイヨワネ」=「良い弱音」を集めた「あおむけ編」に続く「うつぶせ編」です。両方読んでみて、私の心の琴線にふれた内容が多かったのはこちらでした。でも、これから手にされる方には両方を手にしてほしいです。
ヨシタケシンスケさんの心の弱音は、みんなの心の弱音なんです。きっと共感できると思います。そして、優しいんですよね、どこまでも優しいし、そんなに頑張らなくってもいいよ、弱くってもいいじゃないって…代弁してくれているかのような気持ちになります。たくさんの、とどめておきたい言の葉があったんですが、その中の一つだけあげておきます。
『世界を壊すのも直すのも、感情なのだ。
本当に大事な場面で、理屈は役に立たないのだ。
人間は、理屈ではなく、感情で未来を決める。
そのせいで世界は、時としてメチャクチャになってしまう。
そのメチャクチャな世界を
もとどおりにできるはずだ、もっとよくできるはずだ、と
信じる力は、理屈ではない。
「世界はいいものであってほしい」という感情だ。』
今でもって世界では、争いが絶えないことを憂いているんですよね!誰もが安心して暮らせる平和な世界、世界はいいものであってほしいという感情は持ち合わせているはずなんですよね…。1日も早く世界中の人たちが、世界はいいものって実感できるようになりますように…!! -
Posted by ブクログ
とても“おとな向け“な雰囲気のヨシタケシンスケさん。
文字数は少ないながらも、一文ごとに奥行きがあって、“あーなんかわかるわぁ“とこの本と対話をしているような気持ちになりました。
“誰かに届けることが目的ではなく、本人から外に出すことだけが目的の表現がある。“
“おしゃれなのかそうじゃないのか、いい人なのかそうじゃないのか、やる気があるのかそうじゃないのか。どっちにも見えてほしい。どっちかわかんない人でありたい。“
“親の役割とは、子どもに対して、何があっても楽観的でいてあげること。“
吐き出すことによって前を向ける弱音はきっと“ヨイヨワネ“
人の弱音も聴いてあげられる人でありたいな。
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Posted by ブクログ
身の回りの「目に見えない構造」を言語化して、少しだけ生きやすくするのを手伝ってくれる本。
色々書きたいことはありますが、特に、「「自分は特殊だ」と思ってしまうという一般性」についてはドキリとさせられました。
みんな自分の経験や感情は唯一無二のもので、他人のことは「よくあること」と一般化してみてしまう傾向がある、というお話です。これは自分にも身に覚えがありまくりで、気を付けなきゃな、と痛感しました。
また、議論の前に「前提条件を確認する・すり合わせる」ことも不必要なもめごとを回避する手段としてとても有効だと気付かされました。仕事や学校など公的な場から夫婦喧嘩まで、この前提条件のズレが原因でもめ事が長引くことはすごくよくあることなんじゃないかな、と。(そして、この前提条件をきちんと理解して、すり合わせるのがまた難しいのが困ったところでもあります笑)
また、文庫版はヨシタケシンスケさんのイラスト付きで、このイラストが本当にいい味を出しているのです。是非、イラストも合わせて楽しんでもらいたい本です。 -
Posted by ブクログ
ヨシタケシンスケさんのモノの見方、
考え方、目のつけどころが面白すぎる!
身の回りのことや世の中のことをそんな風に
みんながみんな同じように考えられたら、
平和な毎日が訪れるのではないかと。
斬新な考えの中に、妙に納得するものや、
そう捉えればちょっと楽になるかなという
気付きもありました。
一呼吸置いて、ガチガチな頭を柔らかく
したいなと思った時にもおすすめ。
読み終えた後は、
頭と心がすーっと軽くなる♬.*゚
良いタイミングで読めました☻
【お気に入り】
◉「感謝を促す係」
◉「心にはめる軍手」
◉「必要なところだけ、じゃまなものをどける」
◉ 「この環境を維持する覚悟はないけれど、
手放す勇気もないのです」
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Posted by ブクログ
少年の枕元に有る物体は、おもちゃのロボットらしい、突然に(夢の中で)別れを告げ「もしもの世界」に行って戻ってこない、と言った。そこは人が「もしもあの時…」と思うときにあったものが蔵われている場所で、そこでは普通の人間生活のリアルは「いつもの世界」と呼ばせている。
「ボクは、もしもの世界にずっといる」「どんなものでも どんなことでも どんなひとでも どんな気持ちも きえて なくなったりしない。」
「きみにとって だいじなものが もしものせかいに いってしまったとき。
もしものせかいがおおきくなる
かわりに、いつものせかいは すごくちいさくなってしまう。
…
もしもこのせかいが おおきいひとであればあるほど
いつものせかいも おおきく ふくらませることが できるはずなんだ」
俺の中学の同級生が去年死んだ。まだ悲しみ足りない。いつもの世界はいつまでもあるものではない。