ヨシタケシンスケのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ヨシタケさんの作品の中でもとりわけヨシタケさんの人柄がうかがい知れる一冊◎
宝くじ売り場やキオスクの中身。
宇宙服が手に入らないから、ゴムスーツやガスマスクで休日を楽しむひとたちの専門誌。
エレベーターで乗り合わせた人たちと、もし閉じ込められたら誰がどんな役割をするかの妄想。
回転ドアの微妙な駆け引き。
昔の改札、一定のリズムを刻む切符切りの駅員さんは、お家でも一定のリズムでビンボーゆすりしてるんじゃなかろうか。
バスの駐車場に大きなフォークを刺したら、ポコッと下からもバスが取れるんじゃないかとか。
ヨシタケさんの目で世界を眺めたら面白いだろうなあって思うけど
それをヨシタケさんは絵で提示してくれるから、本を読めばヨシタケさんの目で世界を見たと同等。
こんなお父さんに育てられる息子が羨ましい。
後半の「思い出し御膳」も絶品。 -
Posted by ブクログ
その、くずれかけた
小さな家に残っていたのは、
たくさんの本でした。
この家はかつて、
小さな本屋でした。
少し変わった本屋でした──。
シリーズ累計40万部を超える第ベストセラーとなった『又吉直樹・ヨシタケシンスケ』タッグの第二作目。
今回も大喜利のような掛け合いから始まり、心をグッと掴まれる部分もある。
やっぱり、このシリーズ好きだなー。
本作の核になる『整理番号27』は言わずもがな素晴らしいのですが、個人的には『整理番号19』のホッコリする雰囲気も好き。
次回作あるなら是非また読みたいな。
期待してまーす。
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むかしむかし、村はずれにたっている空き家に、
いつからか、2人の男が住みつきました。
2人の男はある日、小さな看板を出しました。
バラバラになってしまった本や、
やぶれてしまった本でも、
特殊な技術で元に戻すというのです。
それどころか、ほんの1ページでも、1行だけでも
タイトルだけでも、
ちょっとした手がかりさえあれば
元の本の形に復元できる、というのです。
村人たちが「本の復元依頼シート」を
ポストに投函すると
本はどんどん復元されて──
お笑い芸人で芥川賞作家の又吉直樹と、
大人気の絵本作家ヨシタケシンスケからの
あらゆる感情を詰め込んだ「創作」のバトン。 -
Posted by ブクログ
初めて読んだときに泣きそうになった絵本。
子育てはあんなにあんなにの連続。
親世代に響く絵本かなと思ったけど、ヨシタケシンスケさんが大好きな長女も特にお気に入りのよう。
今日は読み聞かせの時間が少しゆっくり取れたから子どもたちそれぞれ一冊選んでもらったところ長女が持ってきたのがこちらの本。
1人を膝に乗せ2人が両側からぎゅーぎゅーくっついてきて若干暑苦しくなりながらも、こうやってくっついて絵本を一緒に読めるのも今だけのことだと、きっとそのうちあんなにあんなにと思い返すのだと、幸せを噛み締めながら読みました。
あんなにあんなにという言葉の絶妙さ。
子育て中のあらゆる気持ちをカバーできてしまう。さすがヨシタケシンスケさんだなぁ。