ヨシタケシンスケのレビュー一覧
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とても有名で,人気のある絵本作家さんとのことで,取材に応じているニュース番組の動画を見たりしたこともあったけど,実際にご著書を拝読するのは今回が初めて。
そのインタビュー時の飾らないお人柄や,「ほんタメ」というYouTubeチャンネルで,女優の齋藤明里さんが本書をおすすめされていたのを見て,気になっていたので,ようやく読めて良かった。
内容としては,「ちいさいおさら」,「きたないゆきだるま」,「つまんないえいが」という,3つのお話が収録されていて,それぞれに主人公のメメン(おそらくは姉)とモリ(おそらくは弟)の2人に関係するお話となっているのだが,「きたないゆきだるま」だけは,その雪だるま -
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「その本は」のシリーズ本で、
読める日を楽しみにしていました。
これは、通勤電車で読んではいけない。
とにかく本が重い。。。手が攣る、ですよ。
あとは、クスッと笑えるので、人前で読めません。
だから、週末に一気読みしました。
又吉さんの復元した話も、ヨシタケさんの復元した話も、どちらもお二人の特徴が出まくっていて、とても楽しめました。
想像力も相当に豊かな二人のコラボレーションが、また読めますように。
余談ですが、ヨシタケシンスケさんのイラストが大好きで、お二人の様子が描かれているページは、ココロ和む、、、。本当にそうやって小説、イラストを書いているのではないか、と、想像してしまう。 -
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どんなものでも本にもどします…の看板がある村はずれの家で、2人の男が元の本の形に復元できるというのは、破れたり、見えなくなったり、破損したりの修復かと思っていたが…。
村人たちが「本の復元依頼シート」をポストに投函すると本は復元されたわけだが、それはざっくりとしたこんなタイトルだったとか、書き出しがこうだったとか、最後の一文がこうだったとかを復元担当の二人がその少ない一文の情報だけで物語を創作するという話。
やはりこの2人の創作力は凄いなぁと思った。
たったの1行でそんな話になるんだぁと驚かされる。
18〜曲げちゃってもいいですか?思いっきり曲げちゃっても?がびっくりする結末に!まさか、 -
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(2025/11/18返却)
又吉さんとヨシタケさんの共作第二弾?前作の「その本は」は目の不自由な多様のために2人が面白い話を紹介する。今作は、傷んでしまった本を2人が小さな手がかりから復元する。
面白い、面白いけど…中弛みしてしまったな。
最後の長作、復元担当又吉さん、「その本は、主人公が本が好きでした。これって、どんな本でした?」は、短編を読んだ感じになった。そして、本が好きって思うってなんだろう?なぜだろう?私はなぜ好きなんだろう?と思いを巡らせてみたりした。
そんなことを考えながら先に進むと、後書きのようなお話の末、最後の最後に
(以下抜粋)
…私たちとみなさんをつなげてくれたのも、 -
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ネタバレ少し前に「本でした」を読んで面白かったので、先に出版されたこちらも読んでみました。
やっぱり面白かったです。
装丁も素敵です。
全部よかったですが、特に印象に残ったのは以下の箇所。
第五夜
ボロボロの本のおはなし。
最後の一文の締め方が、気持ちがキュッとなって好き。
第七夜
交換日記のおはなし。
質のいい短編小説に会えました。
序盤とてもほっこりしていたのに途中から雲行きが怪しくなり・・。
結末は明記されていないけれど、一行目の「その本は、」の説明通りであって欲しい。
岬くんが安易に絵本作家にならなかったところも好きなポイント。
お互いの描いた絵の吹き出しに台詞を入れ合うのは、
「本でし -
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ネタバレまずはコンセプトがいいですよね?ちょっとした手がかりさえあれば元の本の形に復元出来る!本好きにはたまらないと思うのですが( ˊᵕˋ )
とゆうか、タイトルとか書き出しの一文、最後の一文からこんなにたくさんの物語を考えられるお2人の才能にビックリしました。そうゆうことか!ってなったり、うまいなぁとただ感心したり、1冊の本なのに様々なタイプの話しが読めて楽しかったです。そこは前回と同じですね。
ただ、前回より私好みの、最後にソワッとする感じの話しがあったのが印象的でした。最後の一文が「手をつないでいてよかった」と「この集合写真の全員が笑顔だったのは、そんな物語があったからだ」が好きでしたね。
あと -
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空き家に住みついた二人の男は、
「どんな本でも本にもどします」という看板を掲げる。
村人たちが「本の復元依頼シート」に記入して投函すれば、
きちんと製本された本になって戻るのだが・・・。
・プロローグ
整理番号1~27、未復元タイトル、書き出し、
最後の一文、その他
・エピローグ
バラバラになった本でも元に戻るだけでなく、
タイトルなど、ちょっとした手がかりがあれば、
元の形に復元できるという。
例えば『かわいそうなゴリラ』『大好きだ。迷惑だ』
頭の中がぐるぐる回る『人間失格』
「手をつないでいてよかった」「以下の理由から僕は恐竜です」
などなど。それは二人の想像力と創作力の物語。
ファンタ