ヨシタケシンスケのレビュー一覧

  • ヨチヨチ父 -とまどう日々-

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    男性(ヨシタケさん)目線の育児を通したエッセイ
    女性も男性も読むべきだなって思った。

    男性は、これから起こることを少しでも予見できて、渦中にいる人は少しでも気持ちが楽になるかもしれない。
    一方で女性は、ヨチヨチお父さんはこう考えているんだな、とかこういう苦労があるんだなってことを知れる。

    まだやったことないけど、育児ってきっとすごく大変で、余裕もなくなってしまう。猛烈な日々の中で、ユーモアが見つけられるような、少しでも楽しくなれるような、そんな手助けができる本だと思った。

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    2025年11月29日
  • メメンとモリ

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    とても有名で,人気のある絵本作家さんとのことで,取材に応じているニュース番組の動画を見たりしたこともあったけど,実際にご著書を拝読するのは今回が初めて。
    そのインタビュー時の飾らないお人柄や,「ほんタメ」というYouTubeチャンネルで,女優の齋藤明里さんが本書をおすすめされていたのを見て,気になっていたので,ようやく読めて良かった。


    内容としては,「ちいさいおさら」,「きたないゆきだるま」,「つまんないえいが」という,3つのお話が収録されていて,それぞれに主人公のメメン(おそらくは姉)とモリ(おそらくは弟)の2人に関係するお話となっているのだが,「きたないゆきだるま」だけは,その雪だるま

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    2025年11月26日
  • 本でした

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    「その本は」のシリーズ本で、
    読める日を楽しみにしていました。
    これは、通勤電車で読んではいけない。
    とにかく本が重い。。。手が攣る、ですよ。
    あとは、クスッと笑えるので、人前で読めません。
    だから、週末に一気読みしました。
    又吉さんの復元した話も、ヨシタケさんの復元した話も、どちらもお二人の特徴が出まくっていて、とても楽しめました。
    想像力も相当に豊かな二人のコラボレーションが、また読めますように。
    余談ですが、ヨシタケシンスケさんのイラストが大好きで、お二人の様子が描かれているページは、ココロ和む、、、。本当にそうやって小説、イラストを書いているのではないか、と、想像してしまう。

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    2025年11月24日
  • 本でした

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    ネタバレ

    いろいろな絵話がセットになっていて最後は、2人が考えた話だったことがわかったけど本当にそんな本があるのかなと思ってみていたからびっくりした。

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    2025年11月24日
  • その本は

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    ちょっとクスッとする話だったり、毒のあるユーモア満載のお話だったり、ジーンとするお話だったり。ヨシタケさんと又吉さんの本に対する思い入れも伝わってきて、読んでいて楽しい。今まで出会った本1冊1冊に発見があって、それは確かに自分の中に残っているんだよ、と語りかけてくれているような本。最後がまたブラックユーモア的な…(笑)

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    2025年11月24日
  • 本でした

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    どんなものでも本にもどします…の看板がある村はずれの家で、2人の男が元の本の形に復元できるというのは、破れたり、見えなくなったり、破損したりの修復かと思っていたが…。

    村人たちが「本の復元依頼シート」をポストに投函すると本は復元されたわけだが、それはざっくりとしたこんなタイトルだったとか、書き出しがこうだったとか、最後の一文がこうだったとかを復元担当の二人がその少ない一文の情報だけで物語を創作するという話。

    やはりこの2人の創作力は凄いなぁと思った。
    たったの1行でそんな話になるんだぁと驚かされる。

    18〜曲げちゃってもいいですか?思いっきり曲げちゃっても?がびっくりする結末に!まさか、

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    2025年11月21日
  • 本でした

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    (2025/11/18返却)
    又吉さんとヨシタケさんの共作第二弾?前作の「その本は」は目の不自由な多様のために2人が面白い話を紹介する。今作は、傷んでしまった本を2人が小さな手がかりから復元する。
    面白い、面白いけど…中弛みしてしまったな。
    最後の長作、復元担当又吉さん、「その本は、主人公が本が好きでした。これって、どんな本でした?」は、短編を読んだ感じになった。そして、本が好きって思うってなんだろう?なぜだろう?私はなぜ好きなんだろう?と思いを巡らせてみたりした。
    そんなことを考えながら先に進むと、後書きのようなお話の末、最後の最後に
    (以下抜粋)
    …私たちとみなさんをつなげてくれたのも、

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    2025年11月17日
  • 思わず考えちゃう

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    ヨシタケシンスケさんは、絵本は読んだことあったけどこういったエッセイっぽいのは初めて。
    決めるのが苦手で決めて欲しいタイプという。
    決められたところでこれだけのパフォーマンスができるのは素晴らしいし、確かに全てできるのがいいってもんでもないなと思う。それは気持ちが楽になる面もありつつ、私の場合は、限られた範囲でもこれだけのこともできないなと思ってしまいつつ、いろいろ共感しながら読んだ。

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    2025年11月17日
  • その本は

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    ネタバレ

    少し前に「本でした」を読んで面白かったので、先に出版されたこちらも読んでみました。
    やっぱり面白かったです。
    装丁も素敵です。

    全部よかったですが、特に印象に残ったのは以下の箇所。

    第五夜
    ボロボロの本のおはなし。
    最後の一文の締め方が、気持ちがキュッとなって好き。

    第七夜
    交換日記のおはなし。
    質のいい短編小説に会えました。
    序盤とてもほっこりしていたのに途中から雲行きが怪しくなり・・。
    結末は明記されていないけれど、一行目の「その本は、」の説明通りであって欲しい。
    岬くんが安易に絵本作家にならなかったところも好きなポイント。
    お互いの描いた絵の吹き出しに台詞を入れ合うのは、
    「本でし

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    2025年11月16日
  • その本は

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    又吉さんとヨシタケさんの紡ぐ変わった本の話は、それぞれの個性が出ていて、面白い。第7夜の竹内くんと岬くんの話は読んでいて苦しくなった。ゾンビに襲われたとき、自分がゾンビになってしまえば怖くないというのは、私も以前同じことを考えたことがある。

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    2025年11月16日
  • しばらくあかちゃんになりますので

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    育児に疲れた時、もう何もしたくないって日に、ふふふと笑わせてくれて、また明日がんばろー!って思わせてくれる本。

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    2025年11月11日
  • その本は

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    又吉直樹さんとヨシタケシンスケさんのお二人による自由な発想が、王様の大喜利に答えるといった形で交互に描かれている。

    本とは何かをいろいろと考えさせられた。もう少し楽しむ気持ちで読書と向き合ってもいいんだなと心がフッと軽くなった。

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    2025年11月11日
  • 本でした

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    2人の男(又吉とヨシタケシンスケ)が本の一部を手がかりに本を作り上げるという設定のお話。

    2人の発想が面白い。
    特にヨシタケシンスケさん。
    「手をつないでいてよかった」
    は、想像の斜めを行く展開に笑った。

    日常に退屈している人に
    ちょっとエスプリの効いたお話を読んでほしい

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    2025年11月10日
  • 本でした

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    私は本が好きだ。って感じている自分を抱きしめたくなるような本だった。

    エピローグと販売地域が鬼ヶ島のため僕たちの知ってる桃太郎とは異なる話が好き。

    私に心の余裕をくれたのも、笑わせたり感動させてくれたのも、本でした。

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    2025年11月10日
  • その本は

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    トントン読めるところと、じっくり考えながら読むところがあって喜怒哀楽いろんな感情を起こしながら読めた

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    2025年11月08日
  • 本でした

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    ネタバレ

    まずはコンセプトがいいですよね?ちょっとした手がかりさえあれば元の本の形に復元出来る!本好きにはたまらないと思うのですが( ˊᵕˋ )
    とゆうか、タイトルとか書き出しの一文、最後の一文からこんなにたくさんの物語を考えられるお2人の才能にビックリしました。そうゆうことか!ってなったり、うまいなぁとただ感心したり、1冊の本なのに様々なタイプの話しが読めて楽しかったです。そこは前回と同じですね。
    ただ、前回より私好みの、最後にソワッとする感じの話しがあったのが印象的でした。最後の一文が「手をつないでいてよかった」と「この集合写真の全員が笑顔だったのは、そんな物語があったからだ」が好きでしたね。
    あと

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    2025年11月07日
  • 本でした

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    空き家に住みついた二人の男は、
    「どんな本でも本にもどします」という看板を掲げる。
    村人たちが「本の復元依頼シート」に記入して投函すれば、
    きちんと製本された本になって戻るのだが・・・。
    ・プロローグ
    整理番号1~27、未復元タイトル、書き出し、
    最後の一文、その他
    ・エピローグ

    バラバラになった本でも元に戻るだけでなく、
    タイトルなど、ちょっとした手がかりがあれば、
    元の形に復元できるという。
    例えば『かわいそうなゴリラ』『大好きだ。迷惑だ』
    頭の中がぐるぐる回る『人間失格』
    「手をつないでいてよかった」「以下の理由から僕は恐竜です」
    などなど。それは二人の想像力と創作力の物語。
    ファンタ

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    2025年11月04日
  • 本でした

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    ヨシタケシンスケさん好きです。こちらはお題をもらって物語を創造する形式の本。
    「タイトル」「書き出し」「最後の一文」など設定もいろいろで、それに対して短編(短いものだと1P!)が書かれています。読みやすくて一気読みでした。
    又吉さんのパートはお題によってはただの大喜利だったので個人的にあんまり笑。ヨシタケさんの「ハチマキしかない」「恐竜」「集合写真」とか好きです。
    それにしても、この作品の書き方って、想像力と文章の構成力を磨く勉強になる!特に「書き出し」を決められて物語作るのやってみたくなる!

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    2025年11月04日
  • あるかしら書店

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    やっぱりヨシタケシンスケさんのイラストは素敵!
    本や書店にまつわる1〜2ページ程度の短いお話がたくさん。サクッと読めます。
    小学校高学年の娘も読んで、お互いに「この話が良かった」と感想を言い合えたのが良かった。こんなふうに親子で共有できるって素晴らしい。

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    2025年11月03日
  • 本でした

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    タイトルや書き出しの一文を元に、失われてしまった本を復元することができる二人の男。
    このタイトルにどんなストーリーが…?と期待して読むと予想外の展開が待っていて、大喜利のような面白さがある。
    ヨシタケシンスケさんの挿絵は相変わらず良い味出してるし。

    一つひとつの本の復元が面白いのはもちろん、二人の男にもちゃんとストーリーがあって最後はめでたしめでたし、と言いたくなるような結末。
    この二人の合作またあるのかな?楽しみです。

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    2025年11月03日