あらすじ
ヨシタケさんがライフワークとして描きつづけるアイデアスケッチのなかから、近年の作品を選んだスケッチ集。「ヨイヨワネ」とは「良い弱音」という意味です。ネガティブな言葉とみなされがちな「弱音」を反転させ、にやりと笑えてちょっと元気が出る(かもしれない)スケッチ集をつくりました。人生はにがいけれど、救いだってあるんです。「あおむけ編」は、魂が疲れ気味のあなたを励ましてくれる一冊です。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
(2025/8/26返却)
ヨイヨワネ→良い弱音
「あおむけ編」は、魂が疲れ気味のあなたを励ましてくれる一冊です
「うつぶせ編」を続けて流れるように読んだので、ヨシタケさんに溺れ気味で、双方の違いがあまりよくわからなかったけど、確かに「あおむけ編」の方がにやりとしたかもしれない。
響いた文章を抜粋したかったけど、多すぎて無理。
Posted by ブクログ
ヨイヨワネ
自分もこっそり弱音を口にしたり
こっそり書いて見たりして見たくなった
意外と心が軽くなる気がする
人それぞれの弱音があってそれは悪い事ではないよねって思わせてくれる
ヨシタケさんの世界観好きだな〜
うつぶせ編も読むの楽しみです
Posted by ブクログ
神保町でたまたま出会ったヨシタケさんの良い弱音。気になるでしょこの題名。この本にはヨシタケさんの魅力が詰まっていて、ニヤッとしたり、なるほど、と考えたり、ポッケに入れておいていつでも読める本に最適。救われる言葉もたくさん詰まってました。再読しまくりたい。
Posted by ブクログ
本当に疲れてるときは、文字が多いものは読めないし、ポジティブなのも読めない。
その時の私は、できない、と、無理、と、つらい、で出来ている。
ヨシタケシンスケさんは、たぶんそういう気持ちをわかっている人だと思う。
そこに、ほんのり嫌味にならない程度のポジティブを、努力で足せるようになった人なんだと思う。
だから、底に入った状態から、少し上がりたいとき、このシリーズを手に取りたいと思う。
私のお守りの処方箋になりそうな一冊。
Posted by ブクログ
今焦っている。なぜスタメンで出られないのか。なぜ期日が決まっているものをすぎてしまうのか。残してしまうのか。将来自分はどうなりたいのか。余りにも時間が足りない。時間が欲しいというくせにパパッと寝ちゃうし、お菓子食べるし、凝った料理つくろとするし、YouTube見るし。
出所のわからない焦りや不安といった言葉にできない感情を絵に表す。するとなんとなく自分の姿が心の向きがなんとなく見えてくる。そうすると少し安心する。人間所詮悩んで、勝手に解決して、また悩んでの繰り返しなんだと。
焦ってもいいじゃないか。寝てもいいじゃないか。ただ自分の心の向きだけは凝り固めずに柔らかくしておこう。折れないように。絶望しないように。
的な気持ちになりました。
Posted by ブクログ
ヨシタケさんの絵本は大好きで新作が出ると購入して読んでいます。日頃書き溜めている沢山のスケッチから作られる絵本はヨシタケさんの日々の些細な気付きの中から作り上げているんだと感じました。本を届ける仕事は種を蒔くだけ、育て世話をして収穫をするのは読む人。正しくその通りですね。
Posted by ブクログ
心に刺さりました
覚えがありすぎて
「助けてボタン」いつ押せばいいのかわからなかった」身に染みて分かる。だれか「押してもいいのだと」安心して押せる人が側にいてくれないかなと思う。
Posted by ブクログ
気軽にすぐ読み終わる。
きっと読めば気が楽になる。
しかし、気が楽になるための言葉は人それぞれ違う。
他の人が読んだりもっと時間が経ってから読んだりしたら何も感じないかもしれない。
少なくとも今の自分は気が楽になった。
それでいいと思えた。
Posted by ブクログ
エッセイとカテゴリーして良いのかわからないけども、ヨシタケシンスケの弱音がたくさん詰まっている。が、もう一冊の本よりはネガティブ要素が少なくて読みやすい。
Posted by ブクログ
うつぶせを先に読んだからなのか、少しアクティブな感じがしたけど、弱音を弱音として吐き出せること、吐き出す場所が確保されていることは、人に安心を与えてくれる。それがとてもよくわかった。
p.48 人は本当にしんどくなると、すべてのものが好きでも嫌いでもなくなる
p.107 しあわせとは、自分の持っているものを上手に使えること
p.116 好きな人には、大事な人には、いいものを見せてあげたい。親の役割とは、子どもに対して、何があっても楽観的でいてあげること。
p.130-137 努力とは、物語とは、身も蓋もない現実を、せめて肯定的に捉えるために使うものだ。君の体には、君の脳には、どんな使い道があるのか。得意なことと好きな事はどう違うのか。正解があるとすると、どこからどこまでなのか。確かめてみたくない?「音速の壁」みたいなイメージで行こう。一番きついところを超えたらすごく楽になるイメージで。超える直前が1番辛いからって言うイメージで。誰かに届けることが目的ではなく、本人から外に出すことだけが目的の表現がある。作家が文字や絵を組み合わせて物語を作るように、書店員さんは本を組み合わせて書店に物語やメッセージを描くのが仕事なのです。手すりを作るような作業がしたい。安心して景色が見れるように。高いところでも怖くないように。本を届ける仕事とは、種をまくだけの仕事なのだ。育てることも世話することも収穫もできないけれど、種を撒き続ける仕事なのだ。
p.175 人間の脳は、基本的に2つ以上の価値観を同時に実装できないため、「正解は1つではない」が納得できない。どんなにお腹いっぱい食べても、次の日にまたお腹が空くみたいに。どんな言葉を尽くしてわかってもらえた気がしても、次の日にまた言葉を尽くさなくてはいけないのだ。
Posted by ブクログ
うつぶせ編と同様に、ヨシタケシンスケさんらしいユーモアと観察眼が光る一冊。 ページごとの小さな発見や、「あるある」と笑ってしまう瞬間が心地よい。読むうちに、自分もあおむけになって天井を眺めたくなった。日常の中の何気ないヨワネを愛おしく切り取る、あたたかくてくすっと笑える作品。
Posted by ブクログ
ヨイヨワネ良い弱音
ヨワイヨネ弱いよね、と読んでました。
弱音を小出しにスケッチと言葉で吐き出しているヨシタケシンスケさんは、とてもバランスがとれている方なのだなぁと思います。
助けてボタンをいつ押せばいいのか迷っていますボタン、など言い得て妙だなぁと思いました。
そうだよ!いつ押していいかわからないんだよ!
ところどころクスッと笑ってしまうところもあり、とても癒されました。
Posted by ブクログ
とても“おとな向け“な雰囲気のヨシタケシンスケさん。
文字数は少ないながらも、一文ごとに奥行きがあって、“あーなんかわかるわぁ“とこの本と対話をしているような気持ちになりました。
“誰かに届けることが目的ではなく、本人から外に出すことだけが目的の表現がある。“
“おしゃれなのかそうじゃないのか、いい人なのかそうじゃないのか、やる気があるのかそうじゃないのか。どっちにも見えてほしい。どっちかわかんない人でありたい。“
“親の役割とは、子どもに対して、何があっても楽観的でいてあげること。“
吐き出すことによって前を向ける弱音はきっと“ヨイヨワネ“
人の弱音も聴いてあげられる人でありたいな。
Posted by ブクログ
元気があればなんでもできる
元気がないからなんにもできない
あおむけ編の方が好きだった
ほどほどにやろうと、自分は頑張ってるって思える安心できる本
Posted by ブクログ
疲れたけど本読みたい、本読みたいけど疲れた、みたいな時にぴったり。疲れた自分に似てる子が沢山イラストで描かれていて、たまにくすっと笑えて楽しい。
Posted by ブクログ
ゆる〜いイラストとともにゆる〜く読んでいきましたが、予想外にハッとさせられる言葉がポロポロと…!明るく前向きにというより、ネガティブな心にそっと寄り添って「そんなもんだよ」と声をかけてくれるような本。
Posted by ブクログ
日頃のちょっとした出来事や心の動きをとらえたものをスケッチを添えて描かれています。だから共感&納得が最後までやまない。
こちらは上巻扱いかな?1ページに数個のスケッチで構成されていて『あるある!!』が楽しいヨシタケシンスケさんの間違いない一冊です。
絵本ではなくスケッチ集ということでちょっと読もうかなが出来ていつでも止められるので気分転換に良かったです。
いつもながら視点が面白くかつ『確かに!!』もたくさんあってなんだかんだ一気に読み終えてしまいました。
Posted by ブクログ
好きな人には、
大事な人には、
いいものを見せてあげたい。
親の役割りとは、
子どもに対して
何があっても
楽観的でいて
あげること。
この言葉にハッとした。
息子のことを思った。
うつぶせ編も読みたい。
Posted by ブクログ
何か気楽な本を読みたいと思い、読みました。
共感するところもあれば、そうでないところもありました。
「危機感と共に暮らすということ。絶望せずに向き合いつづけるということ」
など、同年代なのか、共感するところです。
Posted by ブクログ
イラストがたくさんあって、ほっこり
とした気持ちになれました。
特にいいなと思った言葉
●助けてボタンが誰にでもあることを知ってほしい
●しあわせとは、自分のもっているものを上手に使えること
●誰かに届けることが目的ではなく、本人から外に出すことだけが目的の表現がある
Posted by ブクログ
肩の力を抜きたくて読みました。眺めました、の方が合ってるかな。ちょっと力が抜けたかも。
「かけていいタイプの迷惑と、してもいいタイプの失敗がある。けっこうたくさんあるんだよ。」
「夕日に向かって『ダメだコリャ』」
「親の役割りとは子どもに対して、何があっても楽観的でいてあげること」
ヨシタケさんのスケッチと共に見るからますますいいのかも。
息抜きになる良い時間が得られました。
Posted by ブクログ
読み始めた時は今思えばなんてことない悩みを抱えていて、その時は沁みるようなそうでもないような感じだった。途中まで読んで、本当にとても辛くて悲しい悩みに出くわした時、この本がスラスラと読めた。別になんていう感想はない。
だけど読み終わった後、心が少し軽くなったような気がした。
Posted by ブクログ
ヨイヨワネ=「良い弱音」のこと。
「あおむけ編」は、魂が疲れ気味のあなたを励ましてくれる。
にやりと笑える絵に元気が出る。
いろんな気づきがあった。
親の役割とは、子どもに対して何があっても楽観的でいてあげること。
そうでありたい
Posted by ブクログ
「ヨイヨワネ」は良い弱音
あおむけ編とうつぶせ編の2冊がありますが、あおむけ編に解説があり、うつぶせ編が続きのようです。
それぞれ、違う編集者さんに選んでいただいたスケッチ集とのことでテイストがだいぶ違います。
あおむけ編は
魂が疲れ気味のあなたを励ましてくれる一冊
うつぶせ編は
しんどさを受け入れ、自分と折り合いをつけるための一冊
とのこと。
あおむけ編は弱音の中にもクスッと笑えるイラスト多し。
グズる子どもの描写も多くて、ヨシタケシンスケさんらしい癒やされるイラストと詩のようなつぶやきが共感を呼ぶ感じ。
最近忙しくて、積読本が溜まっているにも関わらず、どうしても心が本を受付けなかった…
そんな閉ざされた心のままでも、眺めるように軽い気持ちで読むことができて、
ヨシタケシンスケさんに、重〜い心の扉をそっと開けてもらった感じ。
うつぶせ編に続く…
Posted by ブクログ
この本はいわばイラスト集です。
イラストと一言二言の色んな弱音が描いてあるだけです。
文章ではなく、脈絡もない。
LINEのスタンプのようにそれ一つだけで完結するイラスト集。
だからどこから読んでもいいし、1ページだけ読んで閉じてもいいし、反対側から読んでもいい。
ただ、「今の自分ってこれかも」という共感を見つけてください。
あなたの弱音はきっと解決しないし、進展しないかもしれません。
だけど、あなたが言いたい弱音はここにあります。
これはあなたが本当は吐きたい弱音を見つけるイラスト集です。